5367 ニッカトー 2019-02-04 15:00:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
平成31年2月4日
上場会社名 株式会社 ニッカトー 上場取引所 東
コード番号 5367 URL https://www.nikkato.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大西 宏司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理部長 (氏名) 濱田 悦男 TEL 072-238-3641
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満四捨五入)
1. 平成31年3月期第3四半期の業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 8,030 14.8 960 20.1 990 20.1 672 20.4
30年3月期第3四半期 6,992 8.6 800 60.8 824 58.2 558 55.3
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 56.27 ―
30年3月期第3四半期 46.73 ―
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
31年3月期第3四半期 14,743 10,640 72.2 891.40
30年3月期 14,640 10,570 72.2 885.49
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 10,640百万円 30年3月期 10,570百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 8.00 ― 12.00 20.00
31年3月期 ― 11.00 ―
31年3月期(予想) 11.00 22.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年 3月期の業績予想(平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 10,500 8.1 1,150 11.5 1,170 8.8 760 1.1 63.67
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 12,135,695 株 30年3月期 12,135,695 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 199,719 株 30年3月期 199,292 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 11,936,076 株 30年3月期3Q 11,936,558 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業務見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………2
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………3
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………3
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(貸借対照表関係) ……………………………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………6
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株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、引き続き企業収益の好調と雇用・所得環境の改善等により、堅
調に推移しました。引き続きトランプ政権の保護貿易主義を巡る各国との対立による経済への影響や米国・中国等
の景気減速など予断は許しませんが、企業収益は総じて好調であり、引き続き生産設備の更新や、人手不足に対応
した省力化投資を中心に設備投資も見込まれていくものと思われます。
このような状況の中、主力のセラミック事業は好調な電子部品業界の需要に支えられ受注・販売ともに堅調に推
移いたしました結果、売上高は前年同期比10.1%増収の6,005,208千円となりました。一方のエンジニアリング事業
につきましても昨年度以降受注の獲得に注力いたしました結果、前年同期比31.8%増収の2,025,225千円となりまし
た。
この結果、当第3四半期の売上高合計は、前年同期比14.8%増収の8,030,433千円となりました。
損益面につきましても、セラミックス事業で好調な受注に加え生産性の向上に努めました結果、セグメント利益
は16.8%増益の951,938千円となりました。エンジニアリング事業も利益率の改善に注力いたしました結果、セグメ
ント利益は8,078千円(前年同期は15,630千円の損失)となりました。この結果、営業利益は前年同期比20.1%増益
の960,017千円となり、経常利益は前年同期比20.1%増益の989,651千円、四半期純利益も20.4%増益の671,606千円
となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産は、流動資産で現金及び預金は減少しましたが、売掛債権及び棚卸資産の増加により前期末比3.5%増加とな
り、固定資産が投資有価証券の減少により前期末比3.4%減少したため、資産合計では前期末比0.7%増加の
14,742,862千円となりました。
負債につきましては、流動負債で買掛債務、未払金及び営業外電子記録債務の増加により前期末比4.1%増加とな
り、固定負債が繰延税金負債の減少により前期末比26.5%減少したため、負債合計では前期末比0.8%増加の
4,103,116千円となりました。
純資産は、内部留保の蓄積による利益剰余金の増加により、前期末比0.7%増の10,639,746千円となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、保護貿易主義を巡る各国との対立による経済への影響や米国・中国等の景気減速
など予断は許しませんが、企業収益は総じて好調であり、引き続き生産設備の更新や、人手不足に対応した省力化
投資を中心に設備投資も見込まれていくものと思われます。
そのような中で当社は、今後更なる技術力の向上を図り、売上・利益の増大を目指す所存でございます。
平成31年3月期の業績予想につきましては、期初の予想を修正し、売上高は当初予想比5.0%増の10,500,000千
円、営業利益は当初予想比7.5%増の1,150,000千円、経常利益は当初予想比6.4%増の1,170,000千円とさせて頂き
ます。なお、現在偶発債務に記載しております2014年以前の開発当初段階に納入いたしましたSNT-07ボール
の一部に発生している不具合について製品回収損失の見積を検討しておりますので、当期純利益の業績予想は据え
置いております。
(注)本資料に記載している業績予想値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実
な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
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株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,802,684 2,576,040
受取手形及び売掛金 3,621,910 3,769,805
有価証券 100,014 100,014
商品及び製品 612,599 679,559
仕掛品 1,176,418 1,421,044
原材料及び貯蔵品 354,629 402,475
その他 35,643 54,118
貸倒引当金 △4,700 △700
流動資産合計 8,699,199 9,002,358
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 1,431,973 1,447,374
機械及び装置(純額) 1,083,481 1,322,841
その他(純額) 1,041,547 1,077,466
有形固定資産合計 3,557,002 3,847,682
無形固定資産 53,241 42,357
投資その他の資産
投資有価証券 2,215,770 1,736,783
その他 114,756 113,680
投資その他の資産合計 2,330,526 1,850,464
固定資産合計 5,940,770 5,740,504
資産合計 14,639,969 14,742,862
負債の部
流動負債
電子記録債務 405,954 418,273
買掛金 1,594,648 1,758,847
短期借入金 400,000 400,000
1年内返済予定の長期借入金 117,352 67,360
営業外電子記録債務 49,610 138,389
未払金 461,693 612,869
賞与引当金 275,000 150,500
役員賞与引当金 27,233 20,424
その他 297,444 212,119
流動負債合計 3,628,936 3,778,783
固定負債
長期借入金 57,196 15,000
役員退職慰労引当金 136,399 153,373
資産除去債務 40,701 41,223
繰延税金負債 137,578 37,175
その他 69,556 77,560
固定負債合計 441,432 324,332
負債合計 4,070,369 4,103,116
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株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,320,740 1,320,740
資本剰余金 1,225,438 1,225,438
利益剰余金 7,480,654 7,877,728
自己株式 △86,771 △87,282
株主資本合計 9,940,061 10,336,624
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 629,539 303,122
評価・換算差額等合計 629,539 303,122
純資産合計 10,569,600 10,639,746
負債純資産合計 14,639,969 14,742,862
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株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 6,992,210 8,030,433
売上原価 5,206,868 6,018,426
売上総利益 1,785,341 2,012,006
販売費及び一般管理費 985,822 1,051,989
営業利益 799,519 960,017
営業外収益
受取利息 3,869 3,681
受取配当金 32,671 36,054
その他 17,040 12,582
営業外収益合計 53,581 52,317
営業外費用
支払利息 4,421 3,632
コミットメントフィー 3,387 3,387
お別れの会関連費用 19,348 -
製品回収関連費用 - 14,652
その他 1,994 1,010
営業外費用合計 29,152 22,683
経常利益 823,948 989,651
特別損失
固定資産廃棄損 1,351 11,387
特別損失合計 1,351 11,387
税引前四半期純利益 822,596 978,263
法人税、住民税及び事業税 224,000 263,000
法人税等調整額 40,814 43,656
法人税等合計 264,814 306,656
四半期純利益 557,782 671,606
5
株式会社ニッカトー(5367) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(貸借対照表関係)
偶発債務
当社は、2014年以前の開発初期段階に納入いたしましたSNT-07ボールの一部に発生している品質上の不
具合について客先と補償又は費用負担に関する協議をいたしております。現時点で金額を合理的に見積もること
が困難であるため製品回収損失引当金については計上いたしておりません。なお、SNT-07ボールについて
は現在も継続的に納入しております。
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期会
計期間の期首から適用しており、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
前第3四半期累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
エンジニアリング 合計
セラミックス事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 5,455,885 1,536,324 6,992,210 6,992,210
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 5,455,885 1,536,324 6,992,210 6,992,210
セグメント利益又は損失(△) 815,150 △15,630 799,519 799,519
当第3四半期累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
エンジニアリング 合計
セラミックス事業 計
事業
売上高
外部顧客への売上高 6,005,208 2,025,225 8,030,433 8,030,433
セグメント間の内部売上高
― ― ― ―
又は振替高
計 6,005,208 2,025,225 8,030,433 8,030,433
セグメント利益 951,938 8,078 960,017 960,017
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