株式会社ニッカトー
2020年３月期（第１Ｑ）決算説明資料
目次
１．中長期的な戦略について
２．2020年３月期（第１Ｑ）業績概要
３．2020年３月期業績予想
４．事業トピックス
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目次
１．中長期的な戦略について
２．2020年３月期（第１Ｑ）業績概要
３．2020年３月期業績予想
４．事業トピックス
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中長期的な経営戦略について
当社は得意とする特定分野のセラミックス
製品並びに計測機器と加熱装置のリーディ
ングカンパニーを目指しております。
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中期経営計画における重点施策について
ジルコニアボール並びに構造部材及び圧電体・次世代電池向け熱
処理道具材の生産能力の増強
温室効果ガス排出量の削減等エネルギーの効率的利用と各種部材
の生産技術の向上による品質、生産効率の改善による合理化の推
進
マーケットニーズに対応したセラミックス新製品及びエンジニア
リング新商品の開発と拡販
働き方改革の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の
推進
内部統制システムの構築に基づくガバナンス強化及びリスク管理
の強化や内部監査の充実による管理体制の整備
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目次
１．中長期的な戦略について
２．2020年３月期（第１Ｑ）業績概要
３．2020年３月期業績予想
４．事業トピックス
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経営成績の概要
（単位：千円）
2019年3月期1Q 2020年3月期1Q 対前年 対通期予算
実額 売上比 実額 売上比 増減額 増減率 予算 達成率
売上高 2,554,448 2,486,502 -67,946 -2.7% 10,100,000 24.6%
売上原価 1,902,244 74.5% 1,853,869 74.6% -48,375 -2.5% 7,700,000 24.1%
販売費及び一般管理費 354,492 13.9% 352,201 14.2% -2,290 -0.6% 1,450,000 24.3%
営業利益 297,711 11.7% 280,431 11.3% -17,279 -5.8% 950,000 29.5%
経常利益 320,250 12.5% 322,962 13.0% 2,712 0.8% 980,000 33.0%
当期純利益 214,605 8.4% 217,641 8.8% 3,035 1.4% 680,000 32.0%
研究開発費 49,424 1.9% 50,673 2.0% 1,249 2.5% - -
ＥＰＳ(円) 17.98 - 18.23 - 0.25 - - -
ＲＯＡ（％） 5.8 - 5.8 - 0.0 - - -
ＲＯＥ（％） 8.1 - 8.0 - -0.1 - - -
※ＲＯＡ・ＲＯＥの数値は第１四半期の実績数値を通期換算して計算しております。
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売上高・営業利益推移（四半期毎）
（千円）
3,100,000 400,000
2,900,000 350,000
2,700,000 300,000
2,500,000 250,000
2,300,000 200,000
2,100,000 150,000
1,900,000 100,000
1,700,000 50,000
1,500,000 0
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 営業利益
7
マーケット別構成比
セラミックス事業
情報通信
0%
機械・ベアリ
ング その他
8% 11%
全 社
自動車・重機
情報通信 2%
0%
環境・エネル
ギー 一般電子部品
機械・ベアリング その他 4% 鉄鋼
11% 56%
6% 3% 化学
9%
窯業
自動車・重機 3%
バイオ
6%
2% 半導体
一般電子部品 2%
環境・エネルギー 50%
8%
エンジニアリング事業
情報通信
鉄鋼 0%
4% 化学 機械・ベアリ
7% その他
ング
11%
0%
窯業
自動車・
2% バイオ 半導体 一般電子部品
1% 重機
5% 30%
15%
環境・エネル
ギー 半導体
23% 14%
鉄鋼
7% バイオ
化学 窯業 0%
※マーケット別構成比は2019年３月期のデータを使用しております。 0% 0% 8
セグメント別業績
（千円）
2019年3月期1Q 2020年3月期1Q 増減率
金額 構成比 金額 構成比
売上高 2,554,448 100.0% 2,486,502 100.0% -2.7%
セラミックス事業
機能性セラミックス 118,589 4.6% 136,495 5.5% 15.1%
耐摩耗セラミックス 1,248,269 48.9% 1,321,307 53.1% 5.9%
耐熱セラミックス 528,420 20.7% 466,903 18.8% -11.6%
理化学用陶磁器他 46,464 1.8% 52,762 2.1% 13.6%
合 計 1,941,743 76.0% 1,977,468 79.5% 1.8%
エンジニアリング事業
加熱装置 230,978 9.1% 84,308 3.4% -63.5%
計測機器・同システム 381,726 14.9% 424,725 17.1% 11.3%
合 計 612,704 24.0% 509,034 20.5% -16.9%
営業利益 297,711 - 280,431 - -
セラミックス事業 299,004 - 292,959 - -
エンジニアリング事業 - 1,293 - - 12,527 - -
売上構成比の推移
100%
80%
60%
40%
20%
0%
16/3 17/3 18/3 19/3 19/6
セラミックス事業売上高 エンジニアリング事業売上高
9
セラミックス事業
（千円）
8,500,000 1,400,000
7,500,000 1,200,000
6,500,000
1,000,000
5,500,000
800,000
4,500,000
600,000
3,500,000
400,000
2,500,000
1,500,000 200,000
500,000 0
17/3 18/3 19/3 18/6 19/6
セラミックス事業売上高 セラミックス事業営業利益
・ＹＴＺボール及びベアリング用ボール等の耐摩耗セラミックスは
好調に推移。
・ＹＴＺボール新棟建設は、計画通り実施予定。
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エンジニアリング事業
（千円）
3,000,000 60,000
2,500,000
40,000
2,000,000
1,500,000 20,000
1,000,000
0
500,000
0 (20,000)
17/3 18/3 19/3 18/6 19/6
エンジニアリング事業売上高 エンジニアリング事業営業利益
・加熱装置等設備関連の動きが悪い。
・組織体制を見直し効果は今後に期待。
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貸借対照表
(千円）
19/3末 19/6末 増減率 19/3末 19/6末 増減率
流動資産 9,135,719 8,790,639 △ 3.8% 流動負債 3,824,618 3,420,138 △ 10.6%
現金預金 2,627,237 2,420,843 △ 7.9% 買掛債務 1,958,648 1,804,015 △ 7.9%
売掛債権 3,749,013 3,556,622 △ 5.1% 短期借入金 450,696 432,000 △ 4.1%
棚卸資産 2,625,438 2,785,022 6.1% その他 1,415,273 1,184,122 △ 16.3%
その他 134,029 28,150 △ 79.0% 固定負債 367,406 386,898 5.3%
長期借入金 6,500 - △ 100.0%
固定資産 5,945,241 5,947,371 0.0% その他 360,906 386,898 7.2%
有形固定資産 3,846,332 3,910,497 1.7% 純資産 10,888,936 10,930,974 0.4%
無形固定資産 56,469 68,452 21.2% 株主資本 10,456,484 10,542,830 0.8%
投資その他 2,042,439 1,968,421 △ 3.6% 評価・差額等 432,451 388,144 △ 10.2%
資産合計 15,080,961 14,738,010 △ 2.3% 負債・純資産合計 15,080,961 14,738,010 △ 2.3%
・流動資産 ・流動負債
現金預金 棚卸資産の増加に伴い現金預金は減 その他 各種引当金の減少に伴い減少
少
・固定負債
その他 繰延税金負債の増加に伴い増加
・固定資産
投資その他 株価下落に伴う投資有価証券の評 ・純資産
価減に伴い減少 評価・差額等 株価下落による評価差額金の減
少により減少
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キャッシュフロー計算書
(千円）
18/3末 19/3末 増減金額
営業活動によるキャッシュ・フロー 959,195 738,202 △ 220,992
・営業ＣＦ
税引前当期純利益 1,071,687 1,116,004 44,317 棚卸資産の増減額
在庫の増加
減価償却費 540,032 564,742 24,710
棚卸資産の増減額 △ 328,216 △ 481,790 △ 153,574 ・投資ＣＦ
有形固定資産の取得
その他 △ 324,308 △ 460,754 △ 136,445 セラミックス事業設備投資
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 775,269 △ 501,175 274,093
・財務ＣＦ
有形固定資産の取得 △ 865,352 △ 625,633 239,718 配当金の支払額
配当額16円→23円
その他 90,083 124,457 34,374
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 273,286 △ 392,473 △ 119,187 借入金の返済による減少
配当金の支払額 △ 191,033 △ 274,019 △ 82,985
その他 △ 82,252 △ 118,454 △ 36,202
現金等の増減額 △ 89,360 △ 155,446 △ 66,086
現金等の期末残高 2,782,684 2,627,237 △155,446
※キャッシュフロー計算書は2019年３月期のデータを使用しております。
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目次
１．中長期的な戦略について
２．2020年３月期（第１Ｑ）業績概要
３．2020年３月期業績予想
４．事業トピックス
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2020年3月期業績予想（1）
（千円）
第1四半期(予測） 第1四半期(実績） 対予測比 2020年3月期(予測） 対予測（通期）比
金額 売上比 金額 売上比 達成率 金額 売上比 進捗率
売上高 2,525,000 2,486,502 98.5% 10,100,000 24.6%
売上原価 1,920,000 76.0% 1,853,869 74.6% 96.6% 7,700,000 76.2% 24.1%
販売費及び一般管理費 355,000 14.1% 352,201 14.2% 99.2% 1,450,000 14.4% 24.3%
営業利益 250,000 9.9% 280,431 11.3% 112.2% 950,000 9.4% 29.5%
経常利益 260,000 10.3% 322,962 13.0% 124.2% 980,000 9.7% 33.0%
当期純利益 180,000 7.1% 217,641 8.8% 120.9% 680,000 6.7% 32.0%
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2020年3月期業績予想（2）
（千円）
3,100,000 400,000
2,900,000 350,000
2,700,000 300,000
2,500,000 250,000
2,300,000 200,000
2,100,000 150,000
1,900,000 100,000
1,700,000 50,000
1,500,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 営業利益
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目標とする経営指標（1）
・ＲＯＥ（自己資本当期純利益率）
→8％以上
・ＥＰＳ（1株当たり当期純利益）
→50円以上
・配当性向
→30％～50％
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目標とする経営指標（2）
（過年度実績）
ROE（％）
8.0
7.4 7.4
7.0
6.0
5.0 5.0
4.5
4.0
3.0 3.2
2.0
1.0
0.0
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
EPS(円） 配当性向（％）
70.00 50
66.31
63.00
60.00 41.9
40
50.00 34.7 35.0
31.7 33.2
40.00 40.02 30
34.56
30.00
20
23.88
20.00
10
10.00
0.00 0
15/3 16/3 17/3 18/3 19/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
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目次
１．中長期的な戦略について
２．2020年３月期（第１Ｑ）業績概要
３．2020年３月期業績予想
４．事業トピックス
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新規取扱商品について
高機能多孔質セラミックス『CeraFlowTM』上市
ニッカトーでは創業以来、理化学用陶磁器をはじめとした熱処理道具材を幅広く世に送り出して
きました。近年ではIT関連製品の市場拡大とともに、アルミナ、ジルコニア、マグネシア等の熱処
理容器・セッターの需要が高まっております。
なかでも、自動車の自動運転や安全性向上、次世代電池などのエネルギー関連分野においては、
各ユーザーでの焼成技術も日々進化を続けており、使用される焼成道具材につきましても最新の
ユーザーニーズにマッチした商品開発が求められております。
当社におきましては、これまでに培われた優れた材料技術と、フィルター類で磨かれた孔径制御
技術を生かし、昨年『CeraFlowTM』を上市いたしました。その優れた材料特性から、全固体電池材
料の熱処理用道具材等や、省エネ性を高めた熱処理道具材として注目されております。現在、従来
品と共に今後の需要増加に備えた設備投資を進めており、熱処理道具材全体の売上高は、２０２２
年度までに２０１７年度比１．５倍の伸び率を見込んでおります。
【高機能セラミックス展（東京ビッグサイト）】 【 CeraFlowTM 外観】
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（注）本資料に記載いたしております業績予想数値は、現時点で入
手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分にリスクや不確
実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
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