5367 ニッカトー 2021-08-02 15:00:00
2022年3月期(第1Q)決算説明資料 [pdf]
株式会社ニッカトー
2022年3月期(第1Q)決算説明資料
目次
1.中長期的な戦略について
2.2022年3月期(第1Q)業績概要
3.2022年3月期業績予想
4.事業トピックス
1
目次
1.中長期的な戦略について
2.2022年3月期(第1Q)業績概要
3.2022年3月期業績予想
4.事業トピックス
2
中長期的な経営戦略について
当社は得意とする特定分野のセラミックス製品
並びに計測機器と加熱装置のリーディングカン
パニーを目指しております。
3
中期経営計画における重点施策について
ジルコニアボール・ベアリングボール並びに窒化珪素部材の市場価値向
上
温室効果ガス排出量の削減等環境負荷低減に向けた品質、生産効率の
改善による合理化の推進
マーケットニーズに対応したセラミックス新製品の開発および品質管理体
制の強化
働き方改革の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の推
進
内部統制システムの構築に基づくガバナンス強化及びリスク管理の強化
や内部監査の充実による管理体制の整備
4
目次
1.中長期的な戦略について
2.2022年3月期(第1Q)業績概要
3.2022年3月期業績予想
4.事業トピックス
5
経営成績の概要
2021年3月期1Q 2022年3月期1Q 対前年 対通期予算
(単位:千円)
実額 売上比 実額 売上比 増減額 増減率 予算 達成率
売上高 1,984,666 2,334,720 350,053 17.6% 9,300,000 25.1%
売上原価 1,631,135 82.2% 1,729,123 74.1% 97,988 6.0% 7,400,000 23.4%
販売費及び一般管理費 331,234 16.7% 320,982 13.7% -10,252 -3.1% 1,400,000 22.9%
営業利益 22,297 1.1% 284,614 12.2% 262,317 - 500,000 56.9%
経常利益 52,059 2.6% 306,379 13.1% 254,319 488.5% 520,000 58.9%
当期純利益 33,679 1.7% 212,219 9.1% 178,539 530.1% 330,000 64.3%
研究開発費 46,821 2.4% 47,630 2.0% 808 1.7% - -
EPS(円) 2.82 - 17.78 - 14.96 - - -
ROA(%) 0.9 - 5.4 - 4.5 - - -
ROE(%) 1.2 - 7.4 - 6.2 - - -
6
※ROA・ROEの数値は第1四半期の実績数値を通期換算して計算しております。
売上高・営業利益推移(四半期毎)
(単位:千円)
3,000,000 400,000
2,852,786
2,800,000
2,652,401 350,000
2,623,198 2,528,403
2,600,000
2,486,502
2,334,720 300,000
2,400,000 2,328,645
2,247,788 2,188,696
2,152,579 250,000
2,200,000
2,066,924
1,984,666
2,000,000 200,000
1,800,000
150,000
1,600,000
100,000
1,400,000
50,000
1,200,000
1,000,000 0
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
売上高 営業利益
7
営業利益増減要因
(単位:千円)
400,000 エンジニアリング事業
売上増減
+98,898
350,000
セラミックス事業 販管費増減
300,000 売上増減 +10,252
+251,154
エンジニアリング事業
250,000
セラミックス事業 売上原価増減
売上原価増減 ▲82,243
200,000 ▲15,744
150,000
100,000
50,000
0
2020年6月期 2021年6月期
営業利益 営業利益
22,297 284,614
新型コロナウイルス感染症に伴う事業活動の制約は続くものの、当社主力客先である
電子部品業界は好調に推移しており、増収効果により工場稼働率も改善傾向にあり、
前年同期比大幅増益となりました。
8
マーケット別構成比
セラミックス事業
全 社 情報通信
0.2%
機械・ベアリング
その他
4.0%
自動車・重機 11.8%
2.2%
環境・エネル
ギー
4.1% 売上高
エンジニアリング事業 鉄鋼
2.8% 6,601,428千円
24%
化学
10.5%
その他 一般電子部品
57.1%
22% 窯業
2.6%
バイオ
2.4% 半導体
半導体 売上高 一般電子部品 2.5%
6% 8,654,588千円 49% エンジニアリング事業
自動車・重機 機械・ベアリン
情報通信
7% グ
0.0%
環境・エネルギー 0.0%
その他
8% 化学 8.2% 一般電子部品
8% 24.1%
セラミックス事業
自動車・重機
76% 23.7% 売上高
2,053,159千円
半導体
15.4%
環境・エネル
バイオ
ギー
鉄鋼 0.1%
20.4%
※マーケット別構成比は2021年3月期のデータを使用しております。 7.2% 窯業
化学 0.2% 9
0.6%
セグメント別業績推移
【セラミックス事業】 【エンジニアリング事業】
(単位:千円) (単位:千円)
9,000,000 1,350,000 3,000,000 60,000
8,000,000 1,200,000 2,500,000 50,000
7,000,000 1,050,000
2,000,000 40,000
6,000,000 900,000
1,500,000 30,000
5,000,000 750,000
1,000,000 20,000
4,000,000 600,000
500,000 10,000
3,000,000 450,000
0 0
2,000,000 300,000
1,000,000 150,000 -500,000 (10,000)
0 0 -1,000,000 (20,000)
19/3 20/3 21/3 20/6 21/6 19/3 20/3 21/3 20/6 21/6
セラミックス事業売上高 エンジニアリング事業売上高
セラミックス事業営業利益 エンジニアリング事業営業利益
10
セラミックス事業
(単位:千円)
50,336
・引き続き、新型コロナウイルス感染症
50,537 425,036 の影響で営業・生産活動の一部に制約
を受ける。先行きの不透明感はいまだ
345,317
払拭しきれず。
・主力の電子部品業界の市況は良好。
1,244,190
当社の受注環境も改善傾向にあり前年
1,112,527
同期比15.7%増収となる。
・今後も感染症対策を徹底し、品質改善・
95,440 135,414
生産効率改善に注力。
20/6 21/6
機能性セラミックス 耐摩耗セラミックス
耐熱セラミックス 理化学用陶磁器他
11
エンジニアリング事業
(単位:千円)
・セラミックス事業同様に新型コロナ
ウイルス感染症の影響により営業
活動に制約が残る。
360,703
280,240 ・計測機器・加熱装置ともに増収とな
り、セグメント利益黒字化に貢献す
る。
119,037
100,603
・更なる効率化・利益率の改善に注
力。
20/6 21/6
加熱装置 計測機器・同システム
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貸借対照表
(単位:千円)
21/3末 21/6末 増減率 21/3末 21/6末 増減率
流動資産 8,424,258 8,476,777 0.6% 流動負債 3,108,682 2,949,172 △ 5.1%
現金預金 2,676,471 2,683,007 0.2% 買掛債務 1,418,076 1,379,369 △ 2.7%
売掛債権 2,955,751 3,048,270 3.1% 短期借入金 648,392 648,392 0.0%
棚卸資産 2,757,273 2,726,815 △ 1.1% その他 1,042,214 921,410 △ 11.6%
その他 34,762 18,684 △ 46.3% 固定負債 1,391,553 1,284,418 △ 7.7%
長期借入金 1,004,520 942,422 △ 6.2%
固定資産 7,505,943 7,257,183 △ 3.3% その他 387,033 341,996 △ 11.6%
有形固定資産 5,246,133 5,154,499 △ 1.7% 純資産 11,429,965 11,500,370 0.6%
無形固定資産 151,902 144,090 △ 5.1% 株主資本 10,742,159 10,894,700 1.4%
投資その他 2,107,907 1,958,592 △ 7.1% 評価・差額等 687,806 605,669 △ 11.9%
資産合計 15,930,202 15,733,960 △ 1.2% 負債・純資産合計 15,930,202 15,733,960 △ 1.2%
・流動資産 ・流動負債
売掛債権 増収により増加 その他 賞与引当金の減少により減少
・固定負債
・固定資産 長期借入金 長期借入金の返済により減少
有形固定資産 減価償却により減少
投資その他 投資有価証券償還により減少 ・純資産
株主資本 増益による利益剰余金の増加
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キャッシュフロー計算書
(単位:千円) 20/3末 21/3末 増減金額 ・営業CF
税引前当期純利益
営業活動によるキャッシュ・フロー 776,232 1,354,827 578,595 減収による影響で大幅減益
税引前当期純利益 645,764 437,003 △ 208,761 減価償却費
新棟竣工及び関連設備取得
減価償却費 648,800 720,614 71,814 により増加
棚卸資産の増減額 △ 140,106 8,272 148,378 棚卸資産の増減額
経済活動の改善により減少
その他 △ 378,226 188,937 567,163
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 2,071,626 △ 773,570 1,298,056
雇用調整助成金等により増加
有形固定資産の取得 △ 2,028,159 △ 899,710 1,128,449
・投資CF
その他 △ 43,466 126,139 169,606
有形固定資産の取得
セラミックス事業新規及び
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,078,753 △ 315,381 △ 1,394,135 更新設備投資
その他
配当金の支払額 △ 262,345 △ 167,401 94,943 投資有価証券の償還
その他 1,341,099 △ 147,979 △ 1,489,079
現金等の増減額 △ 216,640 265,875 482,516 ・財務CF
配当金の支払額
現金等の期末残高 2,410,596 2,676,471 265,875 配当金 14円
※キャッシュフロー計算書は2021年3月期のデータを使用しております。
14
目次
1.中長期的な戦略について
2.202年3月期(第1Q)業績概要
3.2022年3月期業績予想
4.事業トピックス
15
2022年3月期業績予想(1)
2022年3月期1Q(予測) 2022年3月期1Q(実績) 対予測比 2022年3月期(予測) 対通期比
(単位:千円)
金額 売上比 金額 売上比 達成率 金額 売上比 進捗率
売上高 2,325,000 2,334,720 100.4% 9,300,000 25.1%
売上原価 1,850,000 79.6% 1,729,123 74.1% 93.5% 7,400,000 79.6% 23.4%
販売費及び一般管理費 350,000 15.1% 320,982 13.7% 91.7% 1,400,000 15.1% 22.9%
営業利益 125,000 5.4% 284,614 12.2% 227.7% 500,000 5.4% 56.9%
経常利益 130,000 5.6% 306,379 13.1% 235.7% 520,000 5.6% 58.9%
当期純利益 82,500 3.5% 212,219 9.1% 257.2% 330,000 3.5% 64.3%
16
目標とする経営指標(1)
ROE(自己資本当期純利益率)
→8%以上
EPS(1株当たり当期純利益)
→50円以上
配当性向
→30%~50%
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目標とする経営指標(2)
(過年度実績) EPS(円)
70.00
66.31
63.00
60.00
50.00
40.00 40.02
36.95
30.00
23.00
20.00
10.00
0.00
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3
ROE(%) 配当性向(%)
8.0 70
7.4 7.4
7.0 60 59.5
6.0 50
5.0 5.0
40
4.0 4.1 35 33.2 34.8
30 31.7
3.0
2.5 20
2.0
1.0 10
0.0 0
17/3 18/3 19/3 20/3 21/3 17/3 18/3 19/3 20/3 21/3
18
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期業績概要
3.2022年3月期業績予想
4.事業トピックス
19
事業トピックス
YTZ®ボール新建屋完成
このたび、当社の主力製品でありますYTZ®ボールの新生産建屋が東山工場内に完
成致しました。
YTZ®ボールは、これまでも品質に対する高い信頼性でご好評を頂いておりました
が、従来からの電子部品やインク・顔料などの分野に加え、2030年SDGsの達成
と2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略においても、今後ますま
すの需要拡大が見込まれます。
新建屋では、今後の更なる需要
拡大に備えるべく、生産能力の
増強及び合理化・効率化を推し
進めてまいります。
我々はこれからも、環境に配慮
した信頼される製品の提供を通
じて、社会に貢献してまいりま
す。
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(注)本資料に記載いたしております業績予想数値は、現時点で入
手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分にリスクや不確
実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
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