5367 ニッカトー 2020-08-03 15:00:00
2021年3月期(第1Q)決算説明資料 [pdf]
株式会社ニッカトー
2021年3月期(第1Q)決算説明資料
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期(第1Q)業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
1
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期(第1Q)業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
2
中長期的な経営戦略について
当社は得意とする特定分野のセラミックス製品
並びに計測機器と加熱装置のリーディングカン
パニーを目指しております。
3
中期経営計画における重点施策について
ジルコニアボール並びに構造部材及び圧電体・次世代電池向け熱処理
道具材の生産能力の増強
温室効果ガス排出量の削減等エネルギーの効率的利用と各種部材の生
産技術の向上による品質、生産効率の改善による合理化の推進
マーケットニーズに対応したセラミックス新製品及びエンジニアリング新商
品の開発と拡販
働き方改革の実現及び中長期的な労働力の確保並びに人材教育の推
進
内部統制システムの構築に基づくガバナンス強化及びリスク管理の強化
や内部監査の充実による管理体制の整備
4
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期(第1Q)業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
5
経営成績の概要
(単位:千円)
2020年3⽉期1Q 2021年3⽉期1Q 対前年 対通期予算
実額 売上⽐ 実額 売上⽐ 増減額 増減率 予算 達成率
売上⾼ 2,486,502 1,984,666 -501,835 -20.2% 9,000,000 22.1%
売上原価 1,853,869 74.6% 1,631,135 82.2% -222,733 -12.0% 7,300,000 22.3%
販売費及び⼀般管理費 352,201 14.2% 331,234 16.7% -20,967 -6.0% 1,350,000 24.5%
営業利益 280,431 11.3% 22,297 1.1% -258,134 -92.0% 350,000 6.4%
経常利益 322,962 13.0% 52,059 2.6% -270,902 -83.9% 370,000 14.1%
当期純利益 217,641 8.8% 33,679 1.7% -183,961 -84.5% 260,000 13.0%
研究開発費 50,673 2.0% 46,821 2.4% -3,851 -7.6% - -
EPS(円) 18.23 - 2.82 - -15.41 - - -
ROA(%) 5.8 - 0.9 - -4.9 - - -
ROE(%) 8.0 - 1.2 - -6.8 - - -
※ROA・ROEの数値は第1四半期の実績数値を通期換算して計算しております。
6
売上高・営業利益推移(四半期毎)
(単位:千円)
3,000,000 400,000
2,852,786
2,800,000 2,724,398
350,000
2,623,198 2,652,401
2,600,000 2,554,449 2,528,403
2,486,502
2,429,912 300,000
2,400,000 2,355,434
2,247,788
250,000
2,200,000
2,066,924
1,984,666
2,000,000 200,000
1,800,000
150,000
1,600,000
100,000
1,400,000
50,000
1,200,000
1,000,000 0
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高 営業利益
7
営業利益増減要因
(単位:千円)
400,000
300,000
200,000
100,000
販管費増減
在庫増減
+20,967
+40,870
0
2020年3⽉期(1Q) 2021年3⽉期(1Q)
営業利益 営業利益
‐100,000 280,431 22,297
‐200,000
販売増減 製造原価増減
▲501,835 +181,863
‐300,000
新型コロナウィルス感染拡⼤に伴う、政府の「緊急事態宣⾔」発令による
営業・⽣産活動の制限により売上⾼が減少し、⼯場稼働率も低下前年同期
⽐92.0%減益となる。
8
マーケット別構成比
セラミックス事業
全 社
情報通信
機械・ベアリング
0%
7%
その他
自動車・重機 12%
3%
エンジニアリング事業
一般電子部品
24% 環境・エネルギー 売上高 55%
5% 7,081,369千円
鉄鋼
その他
3%
23% 化学
8%
窯業
3%
売上高 一般電子部品
バイオ
2% 半導体
機械・ベアリング 2%
5%
9,329,618千円 48%
エンジニアリング事業
化学 機械・ベアリング 情報通信
6% 0% 0%
その他
⾃動⾞・重機
11% 一般電子部品
8%
環境・エネルギー 24%
10% セラミックス事業
⾃動⾞・重機
76% 売上高
25%
2,248,249千円 半導体
11%
バイオ
鉄鋼
環境・エネルギー 0%
4% 窯業
25% 化学 0%
※マーケット別構成⽐は2020年3⽉期のデータを使⽤しております。
9
0%
セグメント別業績推移
(単位:千円)
【通期】 【四半期】
9,000,000 1,800,000
8,061,784
8,000,000 1,600,000
7,408,555
7,081,369
7,000,000 1,400,000
6,000,000 1,200,000
5,000,000 1,000,000
4,000,000 800,000
3,000,000 2,621,049 600,000
2,308,052 2,248,249
1,977,468
2,000,000 1,603,823 400,000
1,000,000 200,000
509,034 380,843
0 0
18/3 19/3 20/3 19/6 20/6
-1,000,000 -200,000
セラミックス事業売上⾼ エンジニアリング事業売上⾼
セラミックス事業営業利益 エンジニアリング事業営業利益
10
セラミックス事業
(単位:千円)
52,762
・新型コロナウィルスの影響で営業・
466,903
50,537
生産活動に制限。
345,317
・YTZボール新棟建設は、2020年9月
竣工に向け計画通り継続工事中。
1,321,307
1,112,527
・従業員の健康・安全に配慮しながら
も働き方改革・IT関連投資等により
生産効率改善に注力。
136,495 95,440
19/6 20/6
機能性セラミックス 耐摩耗セラミックス
耐熱セラミックス 理化学用陶磁器他
11
エンジニアリング事業
(単位:千円)
・セラミックス事業同様に新型コロナ
ウィルスの影響により営業活動に
424,725
制限。
280,240
・北関東営業所閉所及び組織体制
の刷新により固定費削減、更なる
効率化を目指す。
100,603
84,308
19/6 20/6
加熱装置 計測機器・同システム
12
貸借対照表
(単位:千円) 20/3末 20/6末 増減率 20/3末 20/6末 増減率
流動資産 8,338,649 8,496,553 1.9% 流動負債 2,888,260 2,802,168 △ 3.0%
現金預金 2,410,596 2,924,924 21.3% 買掛債務 1,385,790 1,194,566 △ 13.8%
売掛債権 3,079,940 2,802,101 △ 9.0% 短期借入金 620,892 648,392 4.4%
棚卸資産 2,765,545 2,599,021 △ 6.0% その他 881,577 959,209 8.8%
その他 82,567 170,505 106.5% 固定負債 1,467,415 1,477,441 0.7%
長期借入金 1,178,412 1,190,814 1.1%
固定資産 6,882,191 6,674,545 △ 3.0% その他 289,003 286,627 △ 0.8%
有形固定資産 5,032,631 4,928,272 △ 2.1% 純資産 10,865,165 10,891,489 0.2%
無形固定資産 146,842 142,174 △ 3.2% 株主資本 10,634,770 10,537,137 △ 0.9%
投資その他 1,702,717 1,604,098 △ 5.8% 評価・差額等 230,394 354,351 53.8%
資産合計 15,220,841 15,171,099 △ 0.3% 負債・純資産合計 15,220,841 15,171,099 △ 0.3%
・流動資産 ・流動負債
現⾦預⾦ 投資有価証券償還及び売掛⾦の回収に 買掛債務 ⼯場稼働率低下により買掛債務が減少
より増加
売掛債権 売上の減少により売掛債権が減少 ・固定負債
⻑期借⼊⾦ ⻑期借⼊⾦の借⼊による増加
・固定資産 ・純資産
有形固定資産 減価償却により減少 評価・差額等 株価上昇による評価差額等の増化
投資その他 投資有価証券の償還により減少 により増加
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キャッシュフロー計算書
(単位:千円) 19/3末 20/3末 増減金額
・営業CF
営業活動によるキャッシュ・フロー 738,202 776,232 38,029 税引前当期純利益
減収による影響で⼤幅減益
税引前当期純利益 1,116,004 645,764 △ 470,240
棚卸資産の増減額
減価償却費 564,742 648,800 84,057 在庫の増加
棚卸資産の増減額 △ 481,790 △ 140,106 341,684 その他
減収による仕⼊債務の減少
その他 △ 460,754 △ 378,226 82,528
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 501,175 △ 2,071,626 △ 1,570,451
・投資CF
有形固定資産の取得 △ 625,633 △ 2,028,159 △ 1,402,526
有形固定資産の取得
セラミックス事業新規及び
その他 124,457 △ 43,466 △ 167,924
更新設備投資
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 392,473 1,078,753 1,471,227
配当金の支払額 △ 274,019 △ 262,345 11,673
・財務CF
その他 △ 118,454 1,341,099 1,459,553 その他
設備投資資⾦の新規借⼊
現金等の増減額 △ 155,446 △ 216,640 △ 61,194
現金等の期末残高 2,627,237 2,410,596 △ 216,640
※キャッシュフロー計算書は2020年3⽉期のデータを使⽤しております。
14
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期(第1Q)業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
15
2021年3月期業績予想(1)
(単位:千円)
2021年3⽉期1Q(予測) 2021年3⽉期1Q(実績) 対予測⽐ 2021年3⽉期(予測) 対予測(通期)⽐
⾦額 売上⽐ ⾦額 売上⽐ 達成率 ⾦額 売上⽐ 進捗率
売上⾼ 2,000,000 1,984,666 99.2% 9,000,000 22.1%
売上原価 1,650,000 82.5% 1,631,135 82.2% 98.9% 7,300,000 81.1% 22.3%
販売費及び⼀般管理費 300,000 15.0% 331,234 16.7% 110.4% 1,350,000 15.0% 24.5%
営業利益 50,000 2.5% 22,297 1.1% 44.6% 350,000 3.9% 6.4%
経常利益 50,000 2.5% 52,059 2.6% 104.1% 370,000 4.1% 14.1%
当期純利益 35,000 1.8% 33,679 1.7% 96.2% 260,000 2.9% 13.0%
16
2021年3月期業績予想(2)
(単位:千円)
3,000,000 400,000
2,800,000
350,000
2,600,000
300,000
2,400,000
250,000
2,200,000
2,000,000 200,000
1,800,000
150,000
1,600,000
100,000
1,400,000
50,000
1,200,000
1,000,000 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期
売上⾼ 営業利益
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目標とする経営指標(1)
ROE(自己資本当期純利益率)
→8%以上
EPS(1株当たり当期純利益)
→50円以上
配当性向
→30%~50%
18
目標とする経営指標(2)
(過年度実績) EPS(円)
70.00
66.31
63.00
50.00
40.02
34.56 36.95
30.00
10.00
(10.00) 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
ROE(%) 配当性向(%)
8.0 70
7.4 7.4
60 59.5
6.0
50
5.0
4.5 40
4.0 4.1 34.7 35.0
31.7 33.2
30
2.0 20
10
0.0 0
16/3 17/3 18/3 19/3 20/3 16/3 17/3 18/3 19/3 20/3
19
目次
1.中長期的な戦略について
2.2021年3月期(第1Q)業績概要
3.2021年3月期業績予想
4.事業トピックス
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事業トピックス
【熱処理⽤部材NO.1メーカーを⽬指して】
あらゆるモノがネットワークでつながる次世代通信技術、電動化・⾃動運転化
が進む⾃動⾞産業などデジタル・エネルギー分野は急速に進化しております。こ
れらの技術を⽀える電⼦部品をはじめとする先端技術は今後、益々重要となって
きます。当社が⻑年、市場に提供しております原料粉体の合成や部品の熱処理に
⽋かせないセッター、チューブ、容器類である熱処理⽤部材も先端技術の多様化
にマッチした品質特性が求められております。そのため、当社では⻑年培ってき
た”技術開発⼒”と”ものづくりへのこだわり”をベースに⽇々変化するニーズに対
し、材料開発から製品化・量産化をスピーディーに進めるべく、体制を整えまし
た。
これにより、より⾼機能化が求められる電⼦部品等の先端材料の本来の特性を
実現可能とする熱処理⽤部材を提供していきます。
2020年3⽉期現在、熱処理⽤部材の売上構成⽐は全体の20%を占めておりますが、
今後、今まで以上に⾼品質かつ安定した品質の製品の安定供給により⼀層努め、
熱処理⽤部材メーカーとして業界NO.1を⽬指し、進化続けていきます。
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【セラミックスチューブ】 【アルミナ焼成容器】 【ジルコニアセッター】 【CeraFlow®セッター】
(注)本資料に記載いたしております業績予想数値は、現時点で⼊
⼿可能な情報に基づき判断した⾒通しであり、多分にリスクや不確
実な要素を含んでおります。実際の業績は、今後様々な要因によっ
て予想数値と異なる可能性があります。
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