5341 アサヒ衛陶 2020-01-20 16:00:00
特別損失の計上及び通期業績予想と実績の差異に関するお知らせ [pdf]

                                               2020 年1月 20 日

各   位

                                     会 社 名:   ア サ ヒ 衛 陶 株 式 会 社
                                     代表者名:    取締役社長      町 元 孝 二
                                        (コード番号: 5341 東証第二部)

                                              取締役
                                     問合せ先:              丹 司    恭 一
                                              企画管理部長

                                     電話番号:    06-7777-2067


        特別損失の計上及び通期業績予想と実績の差異に関するお知らせ

 当社は、2019 年 10 月 15 日付「特別損失の計上に関するお知らせ」にて公表いたしました事業構
造改革費用に関して、2019 年 11 月期第4四半期連結会計期間において特別損失の追加計上をする
とともに、2019 年 7 月 12 日付で公表いたしました 2019 年 11 月期通期業績予想と実績に差異が生
じましたので、お知らせいたします。


                                 記


1.特別損失の追加計上について
 2019 年 10 月 15 日に公表いたしましたとおり、2019 年8月 30 日付で公表の「中期経営計画 2020
~2022 年」にて掲げております事業構造改革の一環として人員削減を含む固定費の削減を進め、2019
年 11 月期第3四半期決算にて希望退職者への退職金の特別加算金及び再就職支援費用も含めた、事
業構造改善費用 35 百万円を特別損失に計上しておりました。
 また、第4四半期決算において、事業構造改革に関連してビナマーブル工場及び仙台営業所を廃
止、並びに香川事業所及び本社事務所の機能縮小を実施いたしました。併せて不採算により販売の
終了が決定している製品の部品在庫や、長期滞留により劣化・陳腐化した部品在庫等の廃棄処理や、
縮小・廃止各拠点の原状回復工事費用 27 百万円を事業構造改善費用として特別損失に追加計上いた
しました。今回の追加計上により事業構造改善費用は、第3四半期決算において計上済みの 35 百万
円と合わせて、通期では 62 百万円となりました。
 尚、次期以降は事業構造改革に関連する費用は発生しない見込みです。




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2.2019 年 11 月期通期(連結)業績予想数値と実績との乖離(2018 年 12 月 1 日~2019 年 11 月 30 日)
                                                      親会社株主に     1 株当たり
                   売上高       営業利益          経常利益       帰属する当期     当期純利益
                                                       純利益
                    百万円         百万円          百万円         百万円        円 銭
  前回発表予想(A)
                     2,500       △220        △220        △230     △140.18

  今回発表実績(B)          2,426       △281        △316        △371     △220.26


  増減額(B-A)            △74            △61      △96        △141


    増減率(%)           △3.0             -           -          -

  (ご参考)前期実績
                     2,874       △165        △182        △375     △257.12
  (2018 年 11 月期)


3.通期連結業績予想と実績との乖離理由
 販売面については、海外子会社(VINA ASAHI)が下期に計画をしておりました物件販売の一部に
建設工事の遅れが生じたことにより、販売が 2020 年 11 月期へずれ込みが発生し期中での納入が出
来なかったことにより、目標とする売上高に到達することができず、前回発表予想時の売上高を下
回ることとなりました。


 利益面についても、売上高が計画を下回ったことに加えて、上記「1.特別損失の追加計上につい
て」にて説明をしております事業構造改革の一環として、不採算の受注案件からの撤退に伴う残部
品の在庫、長期滞留により劣化・陳腐化した部品在庫、及び在庫回転基準に抵触した在庫部品など
の在庫評価見直しに伴う売上原価の増加の影響により、営業利益が前回予想金額を下回ることとな
り、また、資金調達費用等の財務費用の増加により、経常利益についても前回予想金額を下回るこ
ととなりました。さらに、投資有価証券売却益 13 百万円が発生したものの、上記「1.特別損失の
追加計上について」に記載の通り更なる追加損失 27 百万円の発生により、第 3 四半期においてすで
に計上済の 35 百万円と併せて、通期では 62 百万円の特別損失を計上するに至り、親会社株主に帰
属する当期純利益が前回発表予想時を大きく下回ることとなりました。


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