5341 アサヒ衛陶 2020-07-01 16:00:00
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ [pdf]

                                                    2020 年7月1日

各   位

                                          会 社 名:   ア サ ヒ 衛 陶 株 式 会 社
                                          代表者名:    取締役社長        町 元   孝 二
                                             (コード番号:     5341   東証第二部)

                                                   取締役
                                          問合せ先:                 丹 司   恭 一
                                                   企画管理部長

                                          電話番号:    06-7777-2067


         当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除についてのお知らせ

 当社株式は、2020 年6月において月間平均時価総額および月末時価総額が 10 億円以上となり、東
京証券取引所の上場廃止基準に該当しないこととなりましたので、お知らせいたします。


                                      記


1.当社株式の時価総額について
 当社株式は、2020 年2月の月間平均時価総額および月末時価総額が 10 億円未満となり、東京証券
取引所の有価証券上場規程第 601 条第1項第4号a本文(時価総額)に定める上場廃止基準に係る猶
予期間に入っておりましたが、2020 年6月における月間平均時価総額及び月末時価総額が 10 億円
以上となりましたことから、東京証券取引所の定める上場廃止基準には該当しなくなり、猶予期間
入りの指定が解除されることとなりました。


 (ご参考)
 ① 当社株式の 2020 年6月の月間平均時価総額                          1,053,158,909 円
 ② 当社株式の 2020 年6月の月末時価総額                            1,520,999,200 円
    (2020 年6月 30 日終値 644 円×2020 年6月 30 日上場株式数 2,361,800 株)


2.今後の見通しについて
 当社グループの 2020 年 11 月期第 1 四半期決算の損益は、売上高は5億 54 百万円(前年同四半期
比 13.7%減少)、営業利益は 13 百万円(前年同四半期は 42 百万円の営業損失)、経常利益は 11 百万
円(前年同四半期は 47 百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7百万円(前年
同四半期は 48 百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
 また、2020 年 11 月期通期の損益見通しについては、2020 年 6 月 30 日付「第 2 四半期及び通期業
績予想の修正に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う
影響額を現時点で合理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、業績の見通
しの算定が可能となった時点で公表を行う予定にしております。
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 このような経営環境の中、当社グループは、2019 年8月 30 日付で公表しました「中期経営計画
2020~2022 年」において掲げております計画の実現に向けて、アジア戦略の拠点であるベトナムを
中心に急速に伸びてきております海外事業の拡大、収益の低下が顕著に表れております国内事業の
事業モデル・収益構造に関し抜本的な改革を行うことを基本方針に事業戦略に取り組んでおります。
 具体的には、収益性が低下している国内事業においては、不採算事業の縮小、販売及び生産拠点・
本社機能の集約と縮小など事業体制のスリム化を進めることで収益性の改善を図る一方で、今後の
成長が見込まれる海外事業においては、ベトナムを中心としたアジア諸国に対するショールーム展
開等を軸とした販売促進活動、海外市場のニーズに合った新商品開発及びサプライチェーンの安定
化を進め、事業拡大を目指してまいり、引き続き、東京証券取引所における上場を維持するよう最
大限努力してまいる所存であります。
 株主の皆様をはじめ関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたが、引き続
きご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。


                                             以   上




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