5337 ダントーHD 2021-03-23 15:00:00
営業外費用(為替差損)の計上、特別利益の修正及び発生、通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2021 年3月 23 日
各 位
会 社 名 ダントーホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役会長 加 藤 友 彦
(コード番号5337 東証第1部)
問合せ先 取締役総務部長 前 山 達 史
(TEL (06)4795-5000)
営業外費用(為替差損)の計上、特別利益の修正及び発生、
通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
2020 年 11 月 13 日に公表いたしました 2020 年 12 月期通期連結累計期間の業績予想値と実績値との間に
差異が生じ、また、当連結会計年度において発生した営業外費用の計上、特別利益の修正及び発生につい
て、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.為替差損の発生
第3四半期連結累計期間において90百万円の為替差損を計上しておりましたが、外国為替相場が引
き続き円高に推移したことにより第4四半期においても24百万円の為替差損を計上し、当連結会計年
度において為替差損は115百万円となりました。
2.特別利益の修正及び発生について
SRE Mortgage Alliance Inc. の現地(米国)監査法人による期末決算監査において、既存株主の現
物出資による増資時の資産評価を第三者の鑑定評価に基づき算定しておりましたが、評価額の修正を
指摘されました。また、SRE Mortgage Alliance Inc.の営業収益に含まれる不動産を活用したオプシ
ョン取引について、現地監査の結果、契約が完了するまで収益計上は認めず、負債(前受金)に計上
する会計処理の見解が示されました。
現地監査法人の指摘及び見解に基づき決算修正を行ったことにより純資産額が減少し、当社グルー
プが第三者割当増資引受の際の取得時純資産評価額についても修正する必要が生じ、連結決算におい
て負ののれん発生益171百万円が消滅し、のれん(無形固定資産)334百万円の計上に修正することに
なりました。
なお、上記オプション取引については、2020年12月に契約解除を行ったことにより収益が確定し、
2020年12月期第4四半期において特別利益に1,008百万円計上いたします。
3.2020年12月期通期連結業績予想値と実績値との差異(2020年1月1日~2020年12月31日)
(単位:百万円)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
前回発表予想(A) 6,190 △ 670 △ 700 540 18円20銭
今回発表実績(B) 5,415 △ 1,181 △ 1,230 △ 195 △ 6円60銭
増減額(B-A) △ 775 △ 511 △ 530 △ 735
増減率(%) △ 11.9 ― ― ―
(ご 参 考 )前 期 実 績
6,143 △ 485 △ 484 △ 292 △ 9円87銭
( 2 0 1 9 年 1 2 月 期 )
4.差異の理由
当連結会計年度の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による企業活動の制限及
び当初売上高として500百万円見込んでおりましたSRE Mortgage Alliance Inc.のオプション取引
(2020年7月より連結子会社化したため2020年7月以降のオプション料)について、現地監査法人の
見解を受け、日本基準において特別利益に計上したため、売上高、営業利益、経常利益は当初予想を
下回りました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記オプション取引による収益1,008百万円を受
取オプション料として特別利益計に計上し、2020年11月4日に公表いたしました特別利益(投資有価
証券売却益)の計上については、売却見込額を800百万円としておりましたが、909百万円を計上した
ことにより当初見込みより109百万円上回りました。一方、2021年2月10日に公表いたしました宇都宮
工場の解体関連費用828百万円を特別損失に計上したこと、負ののれん発生益171百万円の取り消し、
また、非支配株主に帰属する当期純利益が323百万円当初見込みより増加したことにより、当初予定を
下回る結果となりました。
以 上