5334 日特殊陶 2021-10-27 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022 年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021 年 10 月 27 日
上 場 会 社 名 日本特殊陶業株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 5334 URL https://www.ngkntk.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 川合 尊
問合せ先責任者 (役職名) 財務戦略室長 (氏名) 石田 有都己 (TEL)052(872)5940
四半期報告書提出予定日 2021 年 11 月 10 日 配当支払開始予定日 2021 年 11 月 30 日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :有(機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022 年3月期第2四半期の連結業績(2021 年4月1日~2021 年9月 30 日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者
税 引 前 四 半 期 包 括
売 上 収 益 営 業 利 益 四 半 期 利 益 に 帰 属 す る
四 半 期 利 益 利 益 合 計 額
四 半 期 利 益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022 年3月期第2四半期 234,554 23.8 33,921 102.5 33,022 98.7 24,615 104.2 25,030 100.9 23,444 63.9
2021 年3月期第2四半期 189,490 △11.9 16,754 △40.3 16,622 △35.7 12,055 △36.2 12,459 △33.6 14,303 36.0
基本的1 株 当 た り 希薄化後1株当たり
四 半 期 利 益 四 半 期 利 益
円 銭 円 銭
2022 年3月期第2四半期 123.05 ―
2021 年3月期第2四半期 61.25 ―
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親 会 社 所 有 者
資 産 合 計 資 本 合 計
帰 属 す る 持 分 帰 属 持 分 比 率
百万円 百万円 百万円 %
2022 年3月期第2四半期 748,300 467,329 465,176 62.2
2021 年3月期 771,293 451,626 448,831 58.2
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021 年3月期 ― 25.00 ― 35.00 60.00
2022 年3月期 ― 48.00
2022 年3月期(予想) ― 48.00 96.00
((注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :有
3.2022 年3月期の連結業績予想(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売 上 収 益 営 業 利 益 税 引 前 利 益
帰属する当期利益 当 期 利 益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 482,000 12.7 68,500 44.5 67,500 29.8 48,800 27.2 239.88
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRS により要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022 年3月期2Q 204,175,320 株 2021 年3月期 204,175,320 株
② 期末自己株式数 2022 年3月期2Q 888,432 株 2021 年3月期 732,031 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022 年3月期2Q 203,425,968 株 2021 年3月期2Q 203,435,585 株
(注)当社は、役員報酬 BIP 信託及び株式付与 ESOP 信託を導入しており、当該信託が保有する当社株式を期末自己株式
数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。ま
た、実際の業績等は世界各地の政治経済環境の変化、為替レートの変動、他社との競争状況、その他の様々
な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、添付資料 P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予
想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ....................................................... 2
(1)経営成績に関する説明 ............................................................. 2
(2)財政状態に関する説明 ............................................................. 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ....................................... 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ................................................... 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ..................................................... 6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 .......................... 8
要約四半期連結損益計算書 ......................................................... 8
要約四半期連結包括利益計算書 .................................................... 10
(3)要約四半期連結持分変動計算書 .................................................... 12
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 .......................................... 14
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 .......................................... 15
(継続企業の前提に関する注記) .................................................. 15
(要約四半期連結財政状態計算書に関する注記) .................................... 15
(セグメント情報) .............................................................. 15
-1-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期における世界経済は、米国においては第1四半期には経済活動の正常化から景況
感は回復に向かったものの、第2四半期にかけては新型コロナウイルスの感染が再拡大したこと
で雇用や個人消費は伸び悩む状況となりました。欧州においてはワクチン接種の普及に伴う活動
制限の緩和や各国政府による経済対策等を背景として経済活動の正常化が進み、コロナ禍以前の
経済活動水準を取り戻しつつあります。中国においては早期の経済活動再開により個人消費は堅
調に推移し、世界的な景気の回復を受けて輸出も堅調に推移しています。わが国経済においては、
度重なる緊急事態宣言の発出により雇用や個人消費の回復は遅れたほか、海外経済の回復を受け
て業績の改善が続いていた製造業でも半導体の供給不足に加え東南アジアにおける新型コロナウ
イルスの感染再拡大により減速を余儀なくされ、経営環境については今後も不透明な状況が見込
まれます。
当社グループの主要な事業基盤である自動車業界における新車販売は、各国の経済活動の立ち
直りにより需要は堅調に推移しているものの、車載向け半導体の供給不足や東南アジアにおける
新型コロナウイルスの感染再拡大による工場稼働制限といったマイナス要因が生産活動の制約と
なっています。
また、半導体製造装置業界においては、5Gの普及やテレワークの定着、データセンター向け
投資の活発化等による世界的な半導体需要の拡大を背景として設備投資は堅調に推移しています。
このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上収益は2,345
億54百万円(前年同期比23.8%増) 、営業利益339億21百万円(前年同期比102.5%増)、税引前四
半期利益330億22百万円(前年同期比98.7%増)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益
は250億30百万円(前年同期比100.9%増)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメント区分を変更しています。詳細については、
P.16「(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報)Ⅱ2.報告セグメン
トの変更等に関する事項」をご覧ください。
単位:億円
124円 125円 128円 132円
118円 130円
108円 106円 105円 106円 109円 110円
1,128 1,175 1,205 1,185 1,160
767
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
連結売上収益 US$ EURO ※US$及びEUROは平均対円為替レートを表しています。
16.2% 単位:億円,%
14.6% 14.3%
13.4%
9.7%
190 201
173 173 166 157
151 134 142 153
116 126 124
98 117
2.2%
17 26
32
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
営業利益 税引前四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半期利益 売上収益営業利益率
-2-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
〈自動車関連〉
当事業は、車載向け半導体の供給不足、原材料価格の高騰に加え東南アジアにおける工場稼働
制限が当社販売及び利益に影響を与えているものの、欧州及び北米を中心とした補修用製品の販
売が好調に推移したことで業績をカバーしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は 1,852 億 85 百万円(前年同期比 25.6%増)
、
営業利益は 363 億 73 百万円(前年同期比 67.6%増)となりました。
単位:億円
914 958 953 941 912
367 389 377 346 316
561
200
547 569 575 595 596
361
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
プラグ関連売上収益 センサ関連売上収益
〈セラミック〉
当事業は、自動車関連向け機械工具の出荷は回復基調であり、半導体製造装置用部品について
は世界的な半導体需要の増加に伴い、市場環境等の拡大基調を受けて当社販売も堅調に推移しま
した。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は450億41百万円(前年同期比16.7%増)、営
業利益は34億75百万円(前年同期は4億98百万円の営業損失)となりました。
単位:億円
188 198 196 219 220 231
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
セラミック売上収益
〈新規事業〉
新規事業については、当第2四半期連結累計期間の売上収益は21億92百万円(前年同期比
16.6%増)
、営業損失は60億74百万円(前年同期は45億19百万円の営業損失)となりました。
単位:億円
9 9 15 12 12 10
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期
新規事業売上収益
-3-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び資本の状況)
流 動 資 産 非 流 動 資 産 資 産 合 計 負 債 合 計 資 本 合 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2022 年3月期第2四半期 401,661 346,639 748,300 280,971 467,329
2021 年3月期 415,868 355,424 771,293 319,666 451,626
当第2四半期末の資産合計は、前連結会計年度末比 229 億 92 百万円減少の 7,483 億円となりま
した。これは、主として棚卸資産が増加した一方で、現金及び現金同等物並びに政策保有株式の
一部を売却したことにより投資有価証券が減少したことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末比 386 億 95 百万円減少の 2,809 億 71 百万円となりました。こ
れは、主として営業債務及びその他の債務の減少並びに借入金の返済により減少したことによる
ものです。
資本合計は、前連結会計年度末比 157 億3百万円増加の 4,673 億 29 百万円となりました。これ
は、主として配当金の支払により減少した一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上に
よるものです。
(キャッシュ・フローの状況)
営 業 活 動 に よ る 投 資 活 動 に よ る 財 務 活 動 に よ る 現 金及 び現金 同等 物
( 累 計 期 間 )
キ ャッ シュ・ フロ ー キ ャッ シュ・ フロ ー キ ャッ シュ・ フロ ー 四 半 期 末 残 高
百万円 百万円 百万円 百万円
2022 年3月期第2四半期 21,764 1,766 △45,592 117,338
2021 年3月期第2四半期 18,624 △14,581 60,384 150,927
営業活動によるキャッシュ・フローにおける収入は、前年同期比 31 億 39 百万円増加の 217 億
64 百万円となりました。これは、主として棚卸資産の増加により資金が減少した一方で、営業債
権及びその他の債権の減少及び税引前四半期利益の増加により資金が増加したことによるもので
す。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期は 145 億 81 百万円の支出に対し、17 億 66 百
万円の収入となりました。これは、主として満期を迎えた有価証券の償還及び政策保有株式の一
部を売却したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期は 603 億 84 百万円の収入に対し、455 億 92 百
万円の支出となりました。これは、主として借入金の返済によるものです。
この結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して為替相場の変
動による換算差額1億 19 百万円を控除した純額で 221 億 81 万円減少し、1,173 億 38 百万円とな
りました。
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日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
(2022 年3月期の予想)
自 動 車
セ ラ ミ ッ ク 新 規 事 業 そ の 他 調 整 額 連 結
関 連
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
売 上 収 益 380,778 (12.5) 92,120 (15.0) 4,875 (6.5) 5,323 (0.3) △1,096 (-) 482,000 (12.7)
営 業 利 益 73,226 (29.4) 7,395 (-) △12,172 (-) 51 (△90.3) - (-) 68,500 (44.5)
税引前利益 67,500 (29.8)
親 会 社 の
所 有 者 に
48,800 (27.2)
帰 属 す る
当 期 利 益
減価償却費 29,572 6,563 1,563 0 - 37,700
設備投資額 21,136 5,864 4,000 0 - 31,000
(注)1 下期想定為替レート 1US$=112 円、1EURO=130 円
2 括弧内の数値は、対前期増減率を表します。
2022 年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上収益についてはスパークプラグの補修
用部品市場、半導体製造装置用部品が好調に推移したことに加えて、為替レートが想定より円安
に推移した一方で、自動車メーカーの半導体不足による減産影響を受けて新車組付用市場におい
て期初想定以上に厳しい状況にあり、全体としては 2021 年5月7日に公表した予想を下回る見込
みとなりました。
利益面は、補修用市場比率の増加、為替の影響に加えて、費用の抑制もあり、前回予想を上回
る見込みとなりましたので上記の通り修正します。なお、業績見通しにおける下期の為替レート
は、1US$=112 円、1EURO=130 円を前提とします。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第2四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2021年3月31日)
(2021年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 139,520 117,338
営業債権及びその他の債権 111,339 110,681
その他の金融資産 26,266 13,001
棚卸資産 126,837 146,853
その他の流動資産 11,903 13,786
流動資産合計 415,868 401,661
非流動資産
有形固定資産 251,230 245,536
のれん及び無形資産 16,440 19,169
使用権資産 8,992 8,290
持分法で会計処理されている
15,081 15,245
投資
その他の金融資産 54,310 47,484
繰延税金資産 8,438 9,492
その他の非流動資産 930 1,421
非流動資産合計 355,424 346,639
資産合計 771,293 748,300
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(単位:百万円)
当第2四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2021年3月31日)
(2021年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 52,264 47,546
社債及び借入金 46,759 15,818
その他の金融負債 3,217 2,718
未払法人所得税 9,316 9,546
その他の流動負債 32,598 35,372
流動負債合計 144,157 111,001
非流動負債
社債及び借入金 140,779 135,804
退職給付に係る負債 23,836 23,685
その他の金融負債 7,025 6,554
繰延税金負債 491 746
その他の非流動負債 3,377 3,179
非流動負債合計 175,509 169,969
負債合計 319,666 280,971
資本
資本金 47,869 47,869
資本剰余金 54,856 54,593
利益剰余金 325,187 347,265
自己株式 △1,554 △1,754
その他の資本の構成要素 22,473 17,201
親会社の所有者に帰属する
448,831 465,176
持分合計
非支配持分 2,794 2,153
資本合計 451,626 467,329
負債及び資本合計 771,293 748,300
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上収益 189,490 234,554
売上原価 △135,365 △157,557
売上総利益 54,124 76,997
販売費及び一般管理費 △37,651 △44,556
持分法による投資損益 228 552
その他収益 553 1,161
その他費用 △500 △234
営業利益 16,754 33,921
金融収益 1,116 1,449
金融費用 △1,248 △2,347
税引前四半期利益 16,622 33,022
法人所得税費用 △4,566 △8,407
四半期利益 12,055 24,615
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,459 25,030
非支配持分 △404 △415
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 61.25 123.05
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
-8-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
第2四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上収益 112,816 116,010
売上原価 △78,619 △78,308
売上総利益 34,197 37,702
販売費及び一般管理費 △19,282 △21,974
持分法による投資損益 104 304
その他収益 216 613
その他費用 △169 △20
営業利益 15,066 16,625
金融収益 702 162
金融費用 △2,340 △1,078
税引前四半期利益 13,429 15,709
法人所得税費用 △3,775 △3,436
四半期利益 9,653 12,272
四半期利益の帰属
親会社の所有者 9,844 12,447
非支配持分 △190 △174
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 48.39 61.20
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
-9-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益 12,055 24,615
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
2,917 △1,418
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 - △0
持分法適用会社における
△0 0
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
2,916 △1,418
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △719 423
持分法適用会社における
50 △175
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△668 247
可能性のある項目合計
その他の包括利益
2,248 △1,170
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 14,303 23,444
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 14,685 23,941
非支配持分 △382 △496
- 10 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
第2四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結会計期間 連結会計期間
(自 2020年7月1日 (自 2021年7月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期利益 9,653 12,272
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
829 △72
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 - 0
持分法適用会社における
△0 0
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
829 △72
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △1,389 △2,089
持分法適用会社における
15 △173
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△1,374 △2,263
可能性のある項目合計
その他の包括利益
△544 △2,335
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 9,108 9,937
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 9,345 10,183
非支配持分 △236 △246
- 11 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 在外営業
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2020年4月1日時点の残高 47,869 54,791 291,122 △1,602 19,250 △15,553
四半期利益 12,459
その他の包括利益 2,916 △690
四半期包括利益合計 - - 12,459 - 2,916 △690
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 △0 55
剰余金の配当 △7,134
株式報酬取引 △15
子会社に対する所有持分の
14
変動
その他の資本の
構成要素から △574 574
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △0 △7,709 54 574 -
2020年9月30日時点の残高 47,869 54,790 295,872 △1,547 22,741 △16,244
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
確定給付制度の 合計
合計
再測定
2020年4月1日時点の残高 - 3,696 395,876 3,861 399,737
四半期利益 - 12,459 △404 12,055
その他の包括利益 2,226 2,226 21 2,248
四半期包括利益合計 - 2,226 14,685 △382 14,303
自己株式の取得 - △0 △0
自己株式の処分 - 55 55
剰余金の配当 - △7,134 △55 △7,190
株式報酬取引 - △15 △15
子会社に対する所有持分の
- 14 △433 △419
変動
その他の資本の
構成要素から 574 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 574 △7,081 △489 △7,570
2020年9月30日時点の残高 - 6,497 403,481 2,989 406,471
- 12 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 在外営業
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2021年4月1日時点の残高 47,869 54,856 325,187 △1,554 28,518 △6,044
四半期利益 25,030
その他の包括利益 △1,418 328
四半期包括利益合計 - - 25,030 - △1,418 328
自己株式の取得 △494
剰余金の配当 △7,134
株式報酬取引 △262 295
その他の資本の
構成要素から 4,181 △4,181
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △262 △2,952 △199 △4,181 -
2021年9月30日時点の残高 47,869 54,593 347,265 △1,754 22,918 △5,716
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
確定給付制度の 合計
合計
再測定
2021年4月1日時点の残高 - 22,473 448,831 2,794 451,626
四半期利益 - 25,030 △415 24,615
その他の包括利益 △0 △1,089 △1,089 △81 △1,170
四半期包括利益合計 △0 △1,089 23,941 △496 23,444
自己株式の取得 - △494 △494
剰余金の配当 - △7,134 △144 △7,279
株式報酬取引 - 32 32
その他の資本の
構成要素から 0 △4,181 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 0 △4,181 △7,596 △144 △7,741
2021年9月30日時点の残高 - 17,201 465,176 2,153 467,329
- 13 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 16,622 33,022
減価償却費及び償却費 16,968 18,460
為替差損益(△は益) 480 1,903
受取利息及び受取配当金 △804 △874
支払利息 474 489
持分法による投資損益(△は益) △228 △552
固定資産除売却損益(△は益) 369 253
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) △12,825 509
棚卸資産の増減(△は増加) 779 △19,679
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △4,329 △2,901
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 103 △118
その他 1,533 △51
小計 19,144 30,461
配当金の受取額 707 693
利息の受取額 306 284
利息の支払額 △401 △430
法人所得税の支払額 △1,131 △9,243
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,624 21,764
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 805 1,342
有価証券の純増減額(△は増加) - 12,000
有形固定資産の取得による支出 △13,264 △13,726
有形固定資産の売却による収入 206 82
無形資産の取得による支出 △1,160 △1,513
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得に
- △2,677
よる支出
事業の取得による支出 △998 -
投資有価証券の取得による支出 △193 △489
投資有価証券の売却及び償還による収入 - 6,474
その他 23 272
投資活動によるキャッシュ・フロー △14,581 1,766
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 17,331 △18,355
長期借入れによる収入 57,031 -
長期借入金の返済による支出 △4,962 △18,000
リース負債の返済による支出 △1,409 △1,468
自己株式の取得による支出 △0 △494
親会社の所有者への配当金の支払による支出 △7,131 △7,129
非支配持分への配当金の支払による支出 △55 △144
その他 △419 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 60,384 △45,592
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 407 △119
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 64,835 △22,181
現金及び現金同等物の期首残高 86,092 139,520
現金及び現金同等物の四半期末残高 150,927 117,338
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日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(要約四半期連結財政状態計算書に関する注記)
当社グループは、自動車関連事業における過去の一部の取引において競争法違反の疑いがある
として海外の当局による調査を受けています。これに関連し、顧客からの損害賠償の交渉、民事
訴訟も提起されています。当社はこれらについて国及び競争法当局の調査の状況、和解交渉の進
展状況及び担当弁護士からの意見聴取等を踏まえて個別にリスクを検討し、将来発生する可能性
がある和解金等の損失見込額を費用計上しています。競争法関連費用引当金の残高は、前連結会
計年度末において 384 百万円、当第2四半期連結会計期間末において 134 百万円です。損失見込
額は現時点において入手可能な情報に基づいていますが、見積り特有の不確実性があるため、今
後新たな事実が判明した場合等には追加の損失が発生する可能性があります。なお、IAS 第 37
号「引当金、偶発負債及び偶発資産」に従い、当社の立場が不利になる可能性があるため、訴訟
等に係る詳細な内容を開示していません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020 年4月1日 至 2020 年9月 30 日)
セグメント収益及び業績
(単位:百万円)
報 告 セ グ メ ン ト 要約四半期
そ の 他 連結損益
自 動 車 合 計 調 整 額
セラミック 新 規 事 業 計 ( 注 ) 1 計 算 書
関 連 ( 注 ) 2
売上収益
外部収益 147,521 38,234 1,880 187,635 1,854 189,490 - 189,490
セグメント間収益 - 377 - 377 - 377 △377 -
収益合計 147,521 38,611 1,880 188,012 1,854 189,867 △377 189,490
セグメント利益
21,701 △498 △4,519 16,683 71 16,754 - 16,754
又は損失(△)
金融収益 1,116
金融費用 △1,248
税引前四半期利益 16,622
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福
利厚生サービス業等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
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日本特殊陶業㈱ (5334) 2022年3月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021 年4月1日 至 2021 年9月 30 日)
1.セグメント収益及び業績
(単位:百万円)
報 告 セ グ メ ン ト 要約四半期
そ の 他 連結損益
自 動 車 合 計 調 整 額
セラミック 新 規 事 業 計 ( 注 ) 1 計 算 書
関 連 ( 注 ) 2
売上収益
外部収益 185,285 43,945 2,192 231,423 3,131 234,554 - 234,554
セグメント間収益 - 1,095 - 1,095 - 1,095 △1,095 -
収益合計 185,285 45,041 2,192 232,519 3,131 235,650 △1,095 234,554
セグメント利益
36,373 3,475 △6,074 33,774 146 33,921 - 33,921
又は損失(△)
金融収益 1,449
金融費用 △2,347
税引前四半期利益 33,022
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福
利厚生サービス業等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度の期首に、責任と権限を明確にし、機動的な意思決定の実現と収益性向上を
図るため、社内カンパニー制の採用を伴う組織再編を実施しました。この組織再編に伴い、報
告セグメント区分を従来の「自動車関連」「セラミック関連」「メディカル関連」及び「新規
、 、
事業関連」の4区分から「自動車関連」「セラミック」及び「新規事業」の3区分に変更しま
、
した。従来の報告セグメントで独立掲記していた「メディカル関連」については「セラミッ
ク」へ統合するとともに、「新規事業関連」に含まれていた半導体パッケージを「セラミッ
ク」に移管しています。
以上のセグメント区分の変更に伴い、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第
2四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。
- 16 -
2021 年 10 月 27 日
日本特殊陶業株式会社
2022 年3月期 第2四半期決算概要〔IFRS〕(連結)
1.当第2四半期累計の業績及び通期の見通し (単位 百万円、%)
前第2四半期 当第2四半期 ( 増 減 額 ) ( 増 減 率 ) 前 期 通 期 予 想 (増減額) (増減率)
プラグ 90,781 119,083 28,301 31.2% 205,259 247,094 41,834 20.4%
センサ 56,739 66,202 9,463 16.7% 133,352 133,684 331 0.2%
自動車関連 147,521 185,285 37,764 25.6% 338,612 380,778 42,165 12.5%
セラミック 38,611 45,041 6,430 16.7% 80,108 92,120 12,011 15.0%
新規事業 1,880 2,192 311 16.6% 4,576 4,875 298 6.5%
その他 1,854 3,131 1,276 68.8% 5,307 5,323 15 0.3%
調整額 △377 △1,095 △718 ― △1,058 △1,096 △37 ―
売上収益 189,490 234,554 45,064 23.8% 427,546 482,000 54,453 12.7%
自動車関連 21,701 36,373 14,672 67.6% 56,590 73,226 16,635 29.4%
セラミック △498 3,475 3,974 ― △225 7,395 7,620 ―
新規事業 △4,519 △6,074 △1,555 ― △9,500 △12,172 △2,671 ―
その他 71 146 75 104.7% 526 51 △475 △90.3%
営業利益 16,754 33,921 17,166 102.5% 47,389 68,500 21,110 44.5%
税引前利益 16,622 33,022 16,400 98.7% 52,001 67,500 15,498 29.8%
親会社の所有者に帰属
12,459 25,030 12,571 100.9% 38,367 48,800 10,432 27.2%
する四半期(当期)利益
1株当たり情報(円)
四半期(当期)利益 61 円 25 銭 123 円 05 銭 188 円 59 銭 239 円 88 銭
中間(年間)配当金 25 円 00 銭 48 円 00 銭 60 円 00 銭 96 円 00 銭
各種指標(%)
売上収益営業利益率 8.8% 14.5% 11.1% 14.2%
ROE ─ ─ 9.1% 10.5%
ROIC ― ― 5.5% 7.6%
配当性向 ─ ─ 31.8% 40.0%
為替レート(円)
US$ 107 円 110 円 106 円 111 円
(※112 円)
EURO 121 円 131 円 124 円 130 円
(※130 円)
※ 為替レートにおける通期予想括弧内は下期の想定為替レートを表しています。
2.設備投資額及び減価償却 (単位 百万円)
前 期 通 期 予 想 ( 増 減 額 )
自動車関連 23,847 21,136 △2,711
セラミック 6,167 5,864 △303
新規事業 3,429 4,000 570
その他 0 0 0
設備投資額 33,444 31,000 △2,444
自動車関連 27,079 29,572 2,492
セラミック 6,501 6,563 61
新規事業 1,118 1,563 444
その他 0 0 0
減価償却費 34,700 37,700 2,999
3.キャッシュ・フロー (単位 百万円)
前 第 2 四 半 期 当 第 2 四 半 期 ( 増 減 額 )
営業活動によるキャッシュ・フロー 18,624 21,764 3,139
投資活動によるキャッシュ・フロー △14,581 1,766 16,347
財務活動によるキャッシュ・フロー 60,384 △45,592 △105,976
現金及び現金同等物の四半期末残高 150,927 117,338 △33,588
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
(注)2021 年4月1日付の組織変更に伴い、報告セグメント区分を従来の「自動車関連」、「セラミック関連」、「メデ
ィカル関連」及び「新規事業関連」の4区分から「自動車関連」、「セラミック」及び「新規事業」の3区分に変更
しました。上記のセグメント別業績、設備投資額及び減価償却費は、2022 年3月期の報告セグメント区分により作
成しています。