5334 日特殊陶 2021-02-05 16:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021 年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021 年2月5日
上 場 会 社 名 日本特殊陶業株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 5334 URL https://www.ngkntk.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 川合 尊
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 石田 有都己 (TEL)052(872)5918
四半期報告書提出予定日 2021 年2月 10 日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021 年3月期第3四半期の連結業績(2020 年4月1日~2020 年 12 月 31 日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者
税 引 前 四 半 期 包 括
売 上 収 益 営 業 利 益 四 半 期 利 益 に 帰 属 す る
四 半 期 利 益 利 益 合 計 額
四 半 期 利 益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021 年3月期第3四半期 307,037 △4.8 35,762 △11.4 36,696 △9.7 26,077 △11.2 26,669 △8.8 36,236 24.4
2020 年3月期第3四半期 322,404 ― 40,342 ― 40,644 ― 29,352 ― 29,251 ― 29,130 ―
基本的1 株 当 た り 希薄化後1株当たり
四 半 期 利 益 四 半 期 利 益
円 銭 円 銭
2021 年3月期第3四半期 131.09 ―
2020 年3月期第3四半期 140.83 ―
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親 会 社 所 有 者
資 産 合 計 資 本 合 計
帰 属 す る 持 分 帰 属 持 分 比 率
百万円 百万円 百万円 %
2021 年3月期第3四半期 739,140 423,336 420,433 56.9
2020 年3月期 663,374 399,737 395,876 59.7
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020 年3月期 ─ 35.00 ─ 35.00 70.00
2021 年3月期 ─ 25.00 ─
2021 年3月期(予想) 25.00 50.00
((注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2021 年3月期の連結業績予想(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売 上 収 益 営 業 利 益 税 引 前 利 益
帰属する当期利益 当 期 利 益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 417,000 △2.1 48,000 △0.9 47,900 7.0 35,000 3.9 172.04
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
:無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRS により要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021 年3月期 3Q 204,175,320 株 2020 年3月期 204,175,320 株
② 期末自己株式数 2021 年3月期 3Q 731,786 株 2020 年3月期 754,599 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021 年3月期 3Q 203,438,869 株 2020 年3月期 3Q 207,715,720 株
(注)当社は、役員報酬 BIP 信託及び株式付与 ESOP 信託を導入しており、当該信託が保有する当社株式を期末自己株式
数及び期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(IFRS の適用)
当社グループは、2020 年3月期末の連結財務諸表から IFRS を適用しています。そのため、前四半期連結累
計期間の数値につきましても IFRS に準拠して開示しています。
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。ま
た、実際の業績等は世界各地の政治経済環境の変化、為替レートの変動、他社との競争状況、その他の様々
な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、添付資料 P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予
想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ....................................................... 2
(1)経営成績に関する説明 ............................................................. 2
(2)財政状態に関する説明 ............................................................. 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ....................................... 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ................................................... 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ..................................................... 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 .......................... 7
要約四半期連結損益計算書 ......................................................... 7
要約四半期連結包括利益計算書 ..................................................... 9
(3)要約四半期連結持分変動計算書 .................................................... 11
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 .......................................... 13
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 .......................................... 14
(継続企業の前提に関する注記) .................................................. 14
(要約四半期連結財政状態計算書に関する注記) .................................... 14
(セグメント情報) .............................................................. 14
-1-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期における世界経済は、米国及び欧州においては、新型コロナウイルスの感染拡大
ペースの鈍化により経済活動規制が徐々に緩和され景気は回復基調であったものの、直近におい
ては、感染者数の大幅な増加を受けて多くの地域で再び活動規制が強化され、雇用・所得環境の
悪化が懸念されています。中国においては、経済活動再開によるインフラ投資等、内需の回復が
見られるものの、個人消費の低迷が景気回復の重石となっています。わが国経済においては、世
界的な経済活動の再開により輸出に持ち直しが見られたものの、直近においては感染者数が急速
に拡大しており、世界経済の先行きは依然として不透明な状況が続いています。
当社グループの主要な事業基盤である自動車業界における新車販売は、米国及び欧州において
は新型コロナウイルスの感染拡大による外出規制等により、第1四半期においては前年に比べ大
幅に減少する結果となりましたが、経済活動の再開以降、当第3四半期では徐々に回復の動きを
見せています。また、中国においては経済活動の再開以降、各地での持続的な自動車購入を促進
する政策により、前年同期比で上回る結果となっています。
半導体製造装置業界においては、新型コロナウイルスの感染拡大により、スマートフォンの販
売減速や自動車市場の低迷といったマイナス要因があるものの、テレワーク等の拡大によりデー
タセンター向けの設備投資は回復傾向にあり、半導体製造装置市場全体としては前年度に比べ拡
大基調となっています。
このような状況のもと、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上収益は 3,070
億 37 百万円(前年同期比 4.8%減)、営業利益 357 億 62 百万円(前年同期比 11.4%減)、税引前
四半期利益 366 億 96 百万円(前年同期比 9.7%減)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利
益は 266 億 69 百万円(前年同期比 8.8%減)となりました。
なお、第1四半期連結累計期間より報告セグメント区分を変更しています。詳細については、
P.15 「(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報)Ⅱ2.報告セグメ
ントの変更等に関する事項」をご覧ください。
単位:億円
123円 119円 120円 120円 124円
118円 125円
105円
110円 107円 109円 109円 108円 106円
1,083 1,073 1,128 1,175
1,068 1,037
767
2020年3月期 2021年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
連結売上収益 US$ EURO ※US$及びEUROは平均対円為替レートを表しています。
単位:億円,%
14.9%
13.4% 16.2%
11.2% 11.4%
190 201
161 148
148 7.8% 151 134
119 111 123 142
105 105
83 81 98
41 44 2.2%
17 26
32
2020年3月期 2021年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
営業利益 税引前四半期利益
親会社の所有者に帰属する四半期利益 売上収益営業利益率
-2-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
〈自動車関連〉
当事業は、世界各国による段階的な経済活動の再開以降、第3四半期会計期間においては米国
及び中国市場を中心とした補修用製品の販売が引き続き好調であることから、前年度を上回る結
果となりました。しかしながら第1四半期での新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う売上減
少により、当第3四半期累計期間においては前年度を下回る結果となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は 2,433 億 45 百万円(前年同期比 7.0%減)
、
営業利益は 429 億円(前年同期比 5.7%減)となりました。
単位:億円
958
875 914
867 877
826
389
353 367
362 354
340
561
200
513 513 523 547 569
486
361
2020年3月期 2021 年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
プラグ関連売上収益 センサ関連売上収益
〈セラミック関連〉
当事業は、自動車関連向け機械工具の出荷は回復基調であるものの、航空機関連向けの出荷は
市場環境等の悪化により落ち込みが見られます。半導体製造装置用部品については市場環境等の
回復基調を受けて、当社販売も堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は279億78百万円(前年同期比3.5%増)
、営業
利益は12億48百万円(前年同期は6億61百万円の営業損失)となりました。
単位:億円
93 88 89 93 92 93 95
2020年3月期 2021 年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
セラミック関連売上収益
〈メディカル関連〉
当事業は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い手術件数が減少したことにより、人工骨等の
インプラント製品の販売は減少したものの、酸素濃縮装置については在宅治療の需要拡大が販売
増加に寄与しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は183億63百万円(前年同期比20.7%増)、営
業損失は6億25百万円(前年同期は6億17百万円の営業損失)となりました。
単位:億円
56 55 62 63 59
50 47
2020年3月期 2021 年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
メディカル関連売上収益
-3-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
〈新規事業関連〉
新規事業関連については、当第3四半期連結累計期間の売上収益は144億60百万円(前年同期比
5.5%減)、営業損失は79億円(前年同期は39億61百万円の営業損失)となりました。
単位:億円
50 54 50 53 43 49 52
2020年3月期 2021 年3月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期
新規事業関連売上収益
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び資本の状況)
流 動 資 産 非 流 動 資 産 資 産 合 計 負 債 合 計 資 本 合 計
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2021 年3月期第3四半期 383,342 355,798 739,140 315,803 423,336
2020 年3月期 314,505 348,869 663,374 263,636 399,737
当第3四半期末の資産合計は、前連結会計年度末比 757 億 65 百万円増加の 7,391 億 40 百万円
となりました。これは、主として現金及び現金同等物並びに営業債権及びその他の債権が増加し
たことによるものです。
負債合計は、前連結会計年度末比 521 億 66 百万円増加の 3,158 億3百万円となりました。これ
は、主として社債の償還により減少した一方、コマーシャル・ペーパーの発行及び長期借入によ
り借入金が増加したことによるものです。
資本合計は、前連結会計年度末比 235 億 99 百万円増加の 4,233 億 36 百万円となりました。こ
れは、主として配当金の支払により減少した一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上
によるものです。
(キャッシュ・フローの状況)
営 業 活 動 に よ る 投 資 活 動 に よ る 財 務 活 動 に よ る 現 金及 び現金 同等 物
( 累 計 期 間 )
キ ャッ シュ・ フロ ー キ ャッ シュ・ フロ ー キ ャッ シュ・ フロ ー 四 半 期 末 残 高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021 年3月期第3四半期 40,984 △31,852 34,758 131,510
2020 年3月期第3四半期 36,119 △39,358 17,914 88,711
営業活動によるキャッシュ・フローにおける収入は、前年同期比 48 億 64 百万円増加の 409 億
84 百万円となりました。これは、主として営業債権及びその他の債権が増加した一方で、棚卸資
産及び法人所得税の支払額が減少したことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローにより支出した資金は、前年同期比 75 億5百万円減少の
318 億 52 百万円となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出が前年同期に比
べ減少したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローにおける収入は、前年同期比 168 億 43 百万円増加の 347 億
58 百万円となりました。これは、主として社債の償還による支出があった一方で、コマーシャ
ル・ペーパーの発行及び長期借入により増加したことによるものです。
この結果、当第3四半期末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して為替相場の変
動による換算差額 15 億 28 百万円を加算した純額で 454 億 17 百万円増加し、1,315 億 10 百万円と
なりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020 年 11 月9日に公表した業績予想数値に変更はありません。
-4-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 86,092 131,510
営業債権及びその他の債権 92,604 107,036
その他の金融資産 5,897 16,277
棚卸資産 116,720 116,583
その他の流動資産 13,189 11,934
流動資産合計 314,505 383,342
非流動資産
有形固定資産 251,010 250,790
のれん及び無形資産 15,774 16,356
使用権資産 9,541 8,572
持分法で会計処理されている
13,615 14,340
投資
その他の金融資産 43,557 53,963
繰延税金資産 14,296 10,743
その他の非流動資産 1,073 1,030
非流動資産合計 348,869 355,798
資産合計 663,374 739,140
-5-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 43,681 44,364
社債及び借入金 45,257 55,103
その他の金融負債 3,126 3,385
未払法人所得税 2,240 3,758
その他の流動負債 31,176 29,490
流動負債合計 125,481 136,103
非流動負債
社債及び借入金 97,406 136,849
退職給付に係る負債 29,494 29,728
その他の金融負債 8,038 6,818
繰延税金負債 24 3,097
その他の非流動負債 3,191 3,205
非流動負債合計 138,155 179,699
負債合計 263,636 315,803
資本
資本金 47,869 47,869
資本剰余金 54,791 54,825
利益剰余金 291,122 305,751
自己株式 △1,602 △1,554
その他の資本の構成要素 3,696 13,541
親会社の所有者に帰属する
395,876 420,433
持分合計
非支配持分 3,861 2,903
資本合計 399,737 423,336
負債及び資本合計 663,374 739,140
-6-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 322,404 307,037
売上原価 △218,715 △213,269
売上総利益 103,688 93,767
販売費及び一般管理費 △64,817 △58,708
持分法による投資損益 751 524
その他収益 1,328 1,161
その他費用 △608 △982
営業利益 40,342 35,762
金融収益 2,006 1,726
金融費用 △1,704 △792
税引前四半期利益 40,644 36,696
法人所得税費用 △11,292 △10,618
四半期利益 29,352 26,077
四半期利益の帰属
親会社の所有者 29,251 26,669
非支配持分 100 △591
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 140.83 131.09
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
-7-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
第3四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 107,291 117,546
売上原価 △74,171 △77,903
売上総利益 33,120 39,643
販売費及び一般管理費 △21,434 △21,056
持分法による投資損益 242 295
その他収益 454 607
その他費用 △114 △482
営業利益 12,269 19,007
金融収益 2,804 1,607
金融費用 △267 △541
税引前四半期利益 14,806 20,073
法人所得税費用 △4,358 △6,051
四半期利益 10,447 14,021
四半期利益の帰属
親会社の所有者 10,493 14,209
非支配持分 △45 △187
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 50.73 69.85
希薄化後1株当たり四半期利益
- -
(円)
-8-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 29,352 26,077
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
1,746 8,217
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 2 △13
持分法適用会社における
0 4
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
1,748 8,208
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △1,754 1,656
持分法適用会社における
△215 294
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
△1,970 1,950
可能性のある項目合計
その他の包括利益
△221 10,159
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 29,130 36,236
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 28,986 36,705
非支配持分 144 △468
-9-
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
第3四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結会計期間 連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 10,447 14,021
その他の包括利益(税効果控除後)
純損益に振り替えられる
ことのない項目
その他の包括利益を通じて
3,245 5,300
公正価値で測定する金融資産
確定給付制度の再測定 △17 △13
持分法適用会社における
△0 4
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
3,227 5,291
ことのない項目合計
純損益に振り替えられる
可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 4,621 2,375
持分法適用会社における
315 244
その他の包括利益に対する持分
純損益に振り替えられる
4,937 2,619
可能性のある項目合計
その他の包括利益
8,165 7,911
(税効果控除後)合計
四半期包括利益 18,613 21,932
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 18,546 22,019
非支配持分 66 △86
- 10 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 在外営業
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2019年4月1日時点の残高 47,869 54,835 284,228 △1,741 25,462 △3,226
四半期利益 29,251
その他の包括利益 1,746 △2,014
四半期包括利益合計 - - 29,251 - 1,746 △2,014
自己株式の取得 △5,073
自己株式の処分 49
剰余金の配当 △14,601
株式報酬取引 19
子会社に対する所有持分の
△108
変動
その他の資本の
構成要素から 59 △57
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △89 △14,541 △5,024 △57 -
2019年12月31日時点の残高 47,869 54,746 298,938 △6,766 27,151 △5,240
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
確定給付制度の 合計
合計
再測定
2019年4月1日時点の残高 - 22,235 407,427 2,564 409,991
四半期利益 - 29,251 100 29,352
その他の包括利益 2 △265 △265 43 △221
四半期包括利益合計 2 △265 28,986 144 29,130
自己株式の取得 - △5,073 △5,073
自己株式の処分 - 49 49
剰余金の配当 - △14,601 △159 △14,760
株式報酬取引 - 19 19
子会社に対する所有持分の
- △108 1,596 1,487
変動
その他の資本の
構成要素から △2 △59 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 △2 △59 △19,715 1,436 △18,278
2019年12月31日時点の残高 - 21,910 416,698 4,144 420,843
- 11 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包括
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 在外営業
利益を通じて
活動体の
公正価値で測定
換算差額
する金融資産
2020年4月1日時点の残高 47,869 54,791 291,122 △1,602 19,250 △15,553
四半期利益 26,669
その他の包括利益 8,221 1,827
四半期包括利益合計 - - 26,669 - 8,221 1,827
自己株式の取得 △6
自己株式の処分 △0 55
剰余金の配当 △12,231
株式報酬取引 20
子会社に対する所有持分の
14
変動
その他の資本の
構成要素から 190 △204
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 34 △12,040 48 △204 -
2020年12月31日時点の残高 47,869 54,825 305,751 △1,554 27,267 △13,726
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素 非支配持分 資本合計
確定給付制度の 合計
合計
再測定
2020年4月1日時点の残高 - 3,696 395,876 3,861 399,737
四半期利益 - 26,669 △591 26,077
その他の包括利益 △13 10,035 10,035 123 10,159
四半期包括利益合計 △13 10,035 36,705 △468 36,236
自己株式の取得 - △6 △6
自己株式の処分 - 55 55
剰余金の配当 - △12,231 △55 △12,286
株式報酬取引 - 20 20
子会社に対する所有持分の
- 14 △433 △419
変動
その他の資本の
構成要素から 13 △190 - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 13 △190 △12,148 △489 △12,637
2020年12月31日時点の残高 - 13,541 420,433 2,903 423,336
- 12 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期 当第3四半期
連結累計期間 連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 40,644 36,696
減価償却費及び償却費 23,523 25,741
為替差損益(△は益) 247 △479
受取利息及び受取配当金 △1,899 △1,365
支払利息 656 730
持分法による投資損益(△は益) △751 △524
固定資産除売却損益(△は益) 304 504
営業債権及びその他の債権の増減(△は増加) △1,468 △13,518
棚卸資産の増減(△は増加) △4,290 902
営業債務及びその他の債務の増減(△は減少) △3,261 △2,414
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 1,903 256
その他 △3,970 △683
小計 51,637 45,845
配当金の受取額 1,435 1,195
利息の受取額 824 500
利息の支払額 △614 △693
法人所得税の支払額 △17,163 △5,862
営業活動によるキャッシュ・フロー 36,119 40,984
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 3,098 △2,495
有価証券の純増減額(△は増加) △54 △8,000
有形固定資産の取得による支出 △38,970 △20,574
有形固定資産の売却による収入 157 210
無形資産の取得による支出 △2,321 △1,840
事業の取得による支出 - △998
投資有価証券の取得による支出 △1,321 △368
投資有価証券の売却及び償還による収入 126 2,051
その他 △73 163
投資活動によるキャッシュ・フロー △39,358 △31,852
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △16,422 17,349
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) - 10,000
長期借入れによる収入 30,000 57,141
長期借入金の返済による支出 △4,962 △4,962
社債の発行による収入 29,852 -
社債の償還による支出 - △30,000
リース負債の返済による支出 △1,944 △2,073
自己株式の取得による支出 △5,073 △6
親会社の所有者への配当金の支払による支出 △14,582 △12,215
非支配持分への配当金の支払による支出 △159 △55
非支配持分からの払込による収入 1,207 -
その他 - △419
財務活動によるキャッシュ・フロー 17,914 34,758
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額 △368 1,528
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 14,307 45,417
現金及び現金同等物の期首残高 74,404 86,092
現金及び現金同等物の四半期末残高 88,711 131,510
- 13 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(要約四半期連結財政状態計算書に関する注記)
当社グループは、自動車関連事業において過去の一部の取引では競争法違反の疑いがあるとし
て海外の当局による調査を受けています。これに関連し、顧客からの損害賠償の交渉、民事訴訟
も提起されています。現時点では、引当金の要件を満たしていないため、引当金を計上していま
せん。なお、IAS 第 37 号「引当金、偶発負債及び偶発資産」に従い、当社の立場が不利になる
可能性があるため、訴訟等に係る詳細な内容を開示していません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019 年4月1日 至 2019 年 12 月 31 日)
セグメント収益及び業績
(単位:百万円)
報 告 セ グ メ ン ト 要約四半期
そ の 他 連結損益
自 動 車 セラミック メディカル 新 規 事 業 合 計 調整額
計 (注)1 計 算 書
関 連 関 連 関 連 関 連
( 注 ) 2
売上収益
外部収益 261,798 27,043 15,214 15,304 319,360 3,043 322,404 - 322,404
セグメント間収益 - - - - - - - - -
収益合計 261,798 27,043 15,214 15,304 319,360 3,043 322,404 - 322,404
セグメント利益
45,511 △661 △617 △3,961 40,270 71 40,342 - 40,342
又は損失(△)
金融収益 2,006
金融費用 △1,704
税引前四半期利益 40,644
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福
利厚生サービス業等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
- 14 -
日本特殊陶業㈱ (5334) 2021年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020 年4月1日 至 2020 年 12 月 31 日)
1.セグメント収益及び業績
(単位:百万円)
報 告 セ グ メ ン ト 要約四半期
そ の 他 連結損益
自 動 車 セラミック メディカル 新 規 事 業 合 計 調整額
計 (注)1 計 算 書
関 連 関 連 関 連 関 連
( 注 ) 2
売上収益
外部収益 243,345 27,978 18,363 14,460 304,146 2,890 307,037 - 307,037
セグメント間収益 - - - - - - - - -
収益合計 243,345 27,978 18,363 14,460 304,146 2,890 307,037 - 307,037
セグメント利益
42,900 1,248 △625 △7,900 35,622 139 35,762 - 35,762
又は損失(△)
金融収益 1,726
金融費用 △792
税引前四半期利益 36,696
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、材料売上及び福
利厚生サービス業等を含んでいます。
2 セグメント利益又は損失(△)は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整しています。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
2020 年4月1日付の組織変更に伴い、報告セグメント区分を従来の「自動車関連」並びに
「テクニカルセラミックス関連」の半導体及びセラミックから、 「自動車関連」「セラミック
、
関連」「メディカル関連」及び「新規事業関連」の4区分に変更しました。従来「その他」に
、
含まれていた環境エネルギー分野等の新規事業を「新規事業関連」として別掲するとともに、
従来の報告セグメントでは「テクニカルセラミックス関連」に含まれていた半導体を新商材の
開発に注力する組織に再編したことから、 「新規事業関連」に移管しています。また、従来
「その他」に含まれていた「メディカル関連」については、今後成長が見込まれることから報
告セグメントとして別掲しています。なお、 「新規事業関連」の別掲に伴い、新規事業に係る
研究開発費用の配賦方法を変更しています。
以上のセグメント区分の変更に伴い、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第
3四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。
- 15 -