5333 日本ガイシ 2020-10-30 15:40:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月30日
上 場 会 社 名 日本ガイシ株式会社 上場取引所 東・名
コ ー ド 番 号 5333 URL https://www.ngk.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大島 卓
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 財務部長 (氏名) 神藤 英明 (TEL) 052-872-7230
四半期報告書提出予定日 2020年11月6日 配当支払開始予定日 2020年12月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( 証券アナリスト、機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 194,942 △11.3 11,573 △63.4 12,218 △58.8 7,267 △65.8
2020年3月期第2四半期 219,766 △3.7 31,643 △11.4 29,679 △13.3 21,244 △14.0
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 12,357百万円( 107.1%) 2020年3月期第2四半期 5,967百万円( △81.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 22.96 22.92
2020年3月期第2四半期 66.02 65.91
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 852,136 473,622 54.4
2020年3月期 833,085 469,118 55.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 463,136百万円 2020年3月期 458,551百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2021年3月期 - 10.00
2021年3月期(予想) - 20.00 30.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 435,000 △1.6 42,000 △23.6 43,000 △17.2 28,000 3.2 88.45
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社( )、 除外 ―社( )
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 322,211,996株 2020年3月期 322,211,996株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 5,639,512株 2020年3月期 5,668,060株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 316,557,312株 2020年3月期2Q 321,807,345株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大き
く異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料3
ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本ガイシ株式会社(5333) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(その他の注記事項) …………………………………………………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………9
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日本ガイシ株式会社(5333) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染拡大の防止策を講じつつ、段階的な経済
活動の再開により第1四半期を底として持ち直しの動きが見られました。海外では、米国や欧州などで経済活動の抑
制によって厳しい状況となりましたが、各国の財政・金融政策が下支えとなり世界経済は緩やかな回復の兆しが見ら
れました。足元では、中国経済の回復が続く一方、欧州では感染が再拡大しており、世界経済は先行き不透明な状況
が続いております。
当社グループにおきましては、エネルギーインフラ事業では、国内電力会社の設備投資抑制により配電製品を中心
に需要が低調でした。セラミックス事業では、中国市場を中心に自動車販売や生産が回復しつつあるものの、新型コ
ロナウイルスの影響により世界の乗用車販売台数が落ち込み自動車関連製品の出荷が大幅に減少しました。エレクト
ロニクス事業では、デジタル化の進展によってSAWフィルター用複合ウエハーやHDD用圧電素子の需要は増加し
たものの、中国の携帯マクロ基地局投資の停滞を背景にセラミックパッケージの需要が減少しました。プロセステク
ノロジー事業では、3D NAND向け投資等の増加を背景に半導体製造装置用製品の物量が増加しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比11.3%減の1,949億42百万円となりました。利益
面では、セラミックス事業の売上高の減少に加え、減価償却費の増加等により営業利益は前年同期比63.4%減の115億
73百万円、経常利益は同58.8%減の122億18百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同65.8%減の72億67百万円
となりました。
セグメント別には、エネルギーインフラ事業では売上高は前年同期比5.8%減の194億40百万円、営業損益は22億80
百万円の営業損失(前年同期は24億18百万円の営業損失)、セラミックス事業では売上高は同23.3%減の982億90百万
円、営業利益は同78.5%減の66億43百万円、エレクトロニクス事業では売上高は同5.2%減の268億7百万円、営業利
益は同53.5%増の6億46百万円、プロセステクノロジー事業では売上高は同17.6%増の518億65百万円、営業利益は同
142.8%増の65億54百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より「電力関連事業」は「エネルギーインフラ事業」へ改称しております。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて190億50百万円増加の8,521億36百万円とな
りました。これは主としてその他流動資産やたな卸資産が減少した一方で、現金及び預金、有形固定資産が増加した
ことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて145億46百万円増加の3,785億13百万円となりました。これは主として支払
手形及び買掛金や未払法人税等が減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金や短期借入金、長期借入金が増加し
たことによるものであります。
また、純資産合計は、為替換算調整勘定やその他有価証券評価差額金が増加し、前連結会計年度末に比べ45億3百
万円増加の4,736億22百万円となりました。
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日本ガイシ株式会社(5333) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期通期につきましては、COVID-19の再拡大の懸念は残るものの、中国をはじめとして自動車市場は想定
を上回るペースで回復し、前期比での落ち込み幅を縮小できる見通しです。下半期も当面は自動車産業のサプライチ
ェーン回復が維持できると見ており、当社の自動車関連製品の需要は前回予想を上回る見込みです。
2021年3月期通期の見通しにつきましては、全社での経費削減効果やセラミックス事業の売上増、操業度改善効果
により、全社売上高、各利益共に前回予想を上回る見通しです。
なお、下期の為替レート前提は、1米ドル105円、1ユーロ115円としております。
(期中平均為替レート1米ドル106円、1ユーロ118円)
2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 420,000 33,000 34,000 21,000 66.35
今回修正予想 (B) 435,000 42,000 43,000 28,000 88.45
増減額 (B-A) 15,000 9,000 9,000 7,000 -
増減率 (%) 3.6 27.3 26.5 33.3 -
(ご参考)前期実績
441,956 55,000 51,952 27,135 84.73
(2020年3月期)
業績予想につきましては、現時点で得られた情報にもとづいて算定しており、多分に不確定な要素を含んでおりま
す。従いまして、実際の業績は、業況の変化などにより業績予想と乖離する結果となりうることをご承知おき下さ
い。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 80,160 101,794
受取手形及び売掛金 101,377 100,565
有価証券 31,016 30,682
たな卸資産 157,389 156,026
その他 28,583 20,342
貸倒引当金 △153 △124
流動資産合計 398,374 409,287
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 106,886 117,041
機械装置及び運搬具(純額) 168,550 173,716
その他(純額) 83,970 77,271
有形固定資産合計 359,407 368,029
無形固定資産 3,460 4,243
投資その他の資産
投資有価証券 49,996 51,622
その他 22,485 19,572
貸倒引当金 △639 △619
投資その他の資産合計 71,842 70,575
固定資産合計 434,710 442,848
資産合計 833,085 852,136
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 43,241 35,156
短期借入金 6,407 17,661
1年内返済予定の長期借入金 9,218 21,564
未払法人税等 ※1 12,225 ※1 5,584
NAS電池安全対策引当金 1,657 1,527
競争法関連損失引当金 1,145 58
その他 40,393 40,185
流動負債合計 114,289 121,738
固定負債
社債 25,000 25,900
長期借入金 193,773 200,507
退職給付に係る負債 21,012 21,202
その他 9,891 9,164
固定負債合計 249,677 256,774
負債合計 363,966 378,513
純資産の部
株主資本
資本金 69,849 69,849
資本剰余金 70,199 70,176
利益剰余金 345,688 345,042
自己株式 △11,264 △11,207
株主資本合計 474,473 473,860
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 11,336 13,329
繰延ヘッジ損益 △461 △343
為替換算調整勘定 △21,390 △18,952
退職給付に係る調整累計額 △5,406 △4,757
その他の包括利益累計額合計 △15,921 △10,723
新株予約権 828 874
非支配株主持分 9,737 9,611
純資産合計 469,118 473,622
負債純資産合計 833,085 852,136
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 219,766 194,942
売上原価 151,539 150,641
売上総利益 68,227 44,301
販売費及び一般管理費 36,583 32,727
営業利益 31,643 11,573
営業外収益
受取利息 267 119
受取配当金 706 587
為替差益 - 636
デリバティブ評価益 103 200
その他 576 2,110
営業外収益合計 1,653 3,654
営業外費用
支払利息 1,473 1,689
持分法による投資損失 558 609
為替差損 394 -
その他 1,191 710
営業外費用合計 3,617 3,009
経常利益 29,679 12,218
特別利益
固定資産売却益 193 203
投資有価証券売却益 311 332
補助金収入 - 325
特別利益合計 505 861
特別損失
固定資産処分損 277 89
減損損失 1,353 874
特別損失合計 1,631 964
税金等調整前四半期純利益 28,553 12,114
法人税、住民税及び事業税 8,013 3,601
法人税等還付税額 △425 -
法人税等調整額 80 1,461
法人税等合計 7,668 5,062
四半期純利益 20,885 7,052
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △359 △214
親会社株主に帰属する四半期純利益 21,244 7,267
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 20,885 7,052
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,931 1,990
繰延ヘッジ損益 129 118
為替換算調整勘定 △12,354 2,544
退職給付に係る調整額 224 496
持分法適用会社に対する持分相当額 14 154
その他の包括利益合計 △14,917 5,305
四半期包括利益 5,967 12,357
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 6,575 12,464
非支配株主に係る四半期包括利益 △607 △107
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(移転価格税制に基づく更正処分に対して提起した取消訴訟について)
当社は、2007年3月期から2010年3月期までの事業年度におけるポーランド子会社との取引に関し、2012年3月に
名古屋国税局より移転価格税制に基づき受けた更正処分(追徴税額約62億円)につき、2016年12月に東京地方裁判所
に対して取消訴訟を提起しており、現在も同裁判所において審理中です。
上記の更正処分に続き、当社は、2011年3月期から2015年3月期までの事業年度における上記ポーランド子会社と
の取引に関しても同様に、2017年6月に名古屋国税局より移転価格税制に基づく更正処分を受け、地方税を含めた追
徴税額約85億円を納付いたしましたが、処分の取消しを求め、2018年7月に名古屋国税不服審判所へ審査請求を行い、
2019年7月に当該処分を一部取り消す旨の裁決書を受領しておりました。しかしながら、この段階では法人税額・地
方税額等約4億円の還付に止まったことから、当社としては全額が取り消されるべきと考え、2019年12月に東京地方
裁判所に対し更正処分の取消訴訟を提起しました。
なお、2016年3月期以降の連結会計年度につきましては上記の経緯を踏まえ、同様の課税を受けるとした場合の税
額を見積り、四半期連結財務諸表に反映しております。
(その他の注記事項)
(四半期連結貸借対照表関係)
※1. 未払法人税等
ポーランド子会社と当社の取引に関し、2017年6月に移転価格税制に基づく更正処分の通知を受領したため、
2016年3月期から各連結会計期間について同様の課税を受けるとした場合の見積税額を含んでおります。
2. 偶発債務
当社グループは、競争状況に関して国際的な調査の対象となっております。2011年に当社の米国子会社が米国司
法省より文書提出命令を受領し、当社は、自動車用触媒担体に関する当該調査に対し、2012年に独立委員会を設置
するなど協力してきました。2015年9月には、当社は米国司法省との間で自動車用触媒担体の取引の一部に関して
米国反トラスト法違反などがあったとして、罰金6,530万米ドルを支払うことを主な内容とする司法取引に合意し、
2015年11月に全額を支払いました。また、関連する顧客とは損害賠償の交渉を行っており、一部では支払いを要す
るほか、民事訴訟(集団訴訟)も提起されております。
こうした進捗に鑑み、将来発生しうる損失について見積りを行い、当第2四半期連結会計期間末における見積額
を「競争法関連損失引当金」として計上しておりますが、新たな事実が判明した場合には追加の損失が発生する可
能性があります。なお、調査及び交渉の内容等については、当社グループの立場が不利になる可能性があるため、
開示しておりません。
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日本ガイシ株式会社(5333) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
エネルギー エレクトロ プロセス 損益計算書
セラミックス (注)
インフラ ニクス テクノロジー 計 計上額
事業
事業 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 20,595 128,176 28,271 42,723 219,766 - 219,766
セグメント間の内部売上高
35 8 1 1,375 1,420 △1,420 -
又は振替高
計 20,631 128,185 28,272 44,098 221,187 △1,420 219,766
セグメント利益又は損失(△)
△2,418 30,932 421 2,699 31,634 9 31,643
(営業利益又は損失(△) )
(注)セグメント利益又は損失(△)の調整額9百万円は、セグメント間取引の調整であります。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
エネルギー エレクトロ プロセス 損益計算書
セラミックス (注)
インフラ ニクス テクノロジー 計 計上額
事業
事業 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 19,115 98,287 26,805 50,732 194,942 - 194,942
セグメント間の内部売上高
324 3 1 1,132 1,461 △1,461 -
又は振替高
計 19,440 98,290 26,807 51,865 196,403 △1,461 194,942
セグメント利益又は損失(△)
△2,280 6,643 646 6,554 11,563 9 11,573
(営業利益又は損失(△) )
(注)セグメント利益又は損失(△)の調整額9百万円は、セグメント間取引の調整であります。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、従来「電力関連事業」と表示していた報告セグメントの名称について「エネルギー
インフラ事業」に変更しております。この変更によるセグメント情報に与える影響はありません。なお、前第2四半
期連結累計期間のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
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2021 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 発 表 補 足 資 料 2020年10月30日
日本ガイシ株式会社
〔セグメント間売上消去後〕 は'20/9公表値 は'20/9公表値
2020年3月期 2021年3月期 2020年3月期 2021年3月期
第2四半期累計 第2四半期累計 通 期 通 期
前 年
実 績 構成比 実 績 構成比 同期比 実 績 構成比 見 通 し 構成比 前期比
億円 億円 億円 億円
売上高合計 2,198 100% 1,950 1,949 100% △11% 4,420 100% 4,200 4,350 100% △2%
<海 外 売 上 高 合 計> <1,552> 71% <1,362> 70% △12% <3,098> 70% <3,000> 69% △3%
営業利益 316 100 116 △63% 550 330 420 △24%
(率) (14%) (6%) (12%) (10%)
※1
エネルギーインフラ事業 206 9% 200 191 10% △7% 433 10% 430 430 10% △1%
営業利益 △24 △25 △23 - △49 △45 △45 -
(率) (-) (-) (-) (-)
セラミックス事業 1,282 58% 980 983 50% △23% 2,518 57% 2,100 2,250 52% △11%
営業利益 309 60 66 △79% 535 250 330 △38%
(率) (24%) (7%) (21%) (15%)
エレクトロニクス事業 283 13% 270 268 14% △5% 554 13% 570 570 13% +3%
営業利益 4 5 6 +53% 0 15 20 -
(率) (1%) (2%) (0%) (4%)
プロセステクノロジー事業 427 19% 500 507 26% +19% 915 21% 1,100 1,100 25% +20%
営業利益 27 60 66 +143% 64 110 115 +79%
(率) (6%) (13%) (7%) (10%)
※1 21年3月期より「電力事業本部」を「エネルギーインフラ事業本部」へ改称
前 年
売上高比 売上高比 売上高比 売上高比 前期比
同期比
経常利益 297 (14%) 100 122 (6%) △59% 520 (12%) 340 430 (10%) △17%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
212 (10%) 50 73 (4%) △66% 271 (6%) 210 280 (6%) +3%
ROE - - 5.8% 6.0%
1株当たり純利益 66.02円 22.96円 84.73円 88.45円
配 当 金 (配 当 性 向) 25円 10円 50円(59.0%) 30円(33.9%)
為 替 レート(円/USD) 109 107 109 106
為 替 レート(円/EUR) 121 121 121 118
設備投資 499 23% 290 15% △42% 940 21% 580 13% △38%
減価償却費 189 9% 217 11% +15% 396 9% 460 11% +16%
研究開発費 106 5% 107 5% +1% 229 5% 230 5% +0%
2021 年 3 月 期 第 2 四 半 期 決 算 発 表 補 足 資 料 2020年10月30日
日本ガイシ株式会社
第2四半期累計期間の要点・・・対前年同期比減収・減益(9 月公表値から利益を上方修正)
① 事業別業績概況(売上高、営業利益)
【エネルギーインフラ】‥ 減収も赤字は前年同期並み
・がいし 国内需要は低調も、費用削減等により赤字を縮小。
・エナジーストレージ 国内外共に出荷は低調。
【セラミックス】‥‥‥‥減収・減益
・自動車関連 中国市場を中心に自動車販売や生産が回復しつつあるものの、新型コロナウイル
スによる世界的な自動車販売台数の減少が影響し、大幅な減収・減益。
【エレクトロニクス】‥‥ 減収・利益は前年同期並み
・金属 車載向け需要が減少し、減収・減益。
・パッケージ 携帯マクロ基地局投資の停滞を背景にパッケージ需要が減少し、減収・赤字。
【プロセステクノロジー】‥増収・増益
・HPC ※2 3D NAND向け投資等の増加を背景に需要が増加し増収・増益。
② 為替影響: 売上高△12 億円、営業利益△7 億円
前年同期 109 円→当期 107 円/USD、121 円→121 円/EUR
③ 特別損失 固定資産減損損失 9 億円(パッケージ 7 億円ほか)
④ コロナ影響 物量減少…年間影響額※3 の殆どが上期に発生。
費用対策…年間目標※3 に対して 6 割程度の進捗。
※2 HPC…半導体製造装置用製品
通期 見通しの要点 ・・・ 対前期比減収、営業利益・経常利益は減益も当期純利益は
微増の見通し(9 月公表値から売上・利益を上方修正)
① 事業別業績概況(売上高、営業利益)
【エネルギーインフラ】‥ 売上高・営業赤字は前期並み
・がいし 国内需要の低迷は継続する中、費用削減等により赤字縮小の見通し。
・エナジーストレージ 国内外で大口出荷がなく低調。赤字が継続する見通し。
【セラミックス】‥‥‥‥減収・減益
・自動車関連 下期回復を見込むも、自動車・トラック販売台数減少の影響が大きく、大幅な減収・
減益の見通し。
【エレクトロニクス】‥‥‥増収、増益
・電子部品 5G進展による高性能フィルター用ウエハーの需要増に加え、データセンター投資
の回復を背景とした HDD 用圧電素子の需要増により増収・増益の見通し。
【プロセステクノロジー】‥増収・増益
・HPC 20 年 3 月期を底に、メモリ投資の緩やかな回復基調を受けて増収・増益の見通し。
・産業プロセス 低レベル放射性廃棄物処理装置の案件進捗等により増収の見通し。
② 為替影響: 売上高 △50 億円、営業利益 △14 億円
・前期 109 円→当期 106 円/USD、121 円→118 円/EUR
(下期為替前提:105 円/USD、115 円/EUR)
・下期 1 円当たりの影響:USD(売上高 6 億円、営業利益 2.1 億円)
・年間 1 円当たりの影響: EUR(売上高 3 億円、営業利益△0.2 億円)
③ コロナ影響(※3) 物量減少…売上高 △670 億円、営業利益 △410 億円
費用対策… 営業利益 +120 億円
④ 配当予想 中間 10 円を決議、期末 20 円の年間 30 円を予定。
2020年10月30日
日本ガイシ株式会社
業績概況(連結・上半期)
(億 円)
前上半期(2019年度) 当上半期(2020年度) 前年同期比
売 上 高 2,198 1,950 1,949 △11%
営 業 利 益 316 100 116 △63%
経 常 利 益 297 100 122 △59%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 212 50 73 △66%
9月公表値
億円 億円
550
営業利益 2,400
2,282
経常利益
2,198 2,198
500 親会社株主に帰属する四半期純利益
2,200
売上高 2,106
450 1,943 1,949 2,000
413
403
400 1,800
1,680
359 357
1,600
350 343 342 342
1,418 324
316
1,400
300 297
288
269 275
1,200
250 247
217 1,000
212
197 196 201 198
200
800
150
126 600
122
116
100
400
73
50 200
0 0
為替レート 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
USD 98円 104円 122円 106円 111円 110円 109円 107円
EUR 129円 139円 135円 119円 127円 130円 121円 121円
2020 年10月30日
日本ガイシ株式会社
業績概況(連結・通期)
(億 円)
前期実績(2019年度) 当期見通し(2020年度) 前期比
売 上 高 4,420 4,200 4,350 △2%
営 業 利 益 550 330 420 △24%
経 常 利 益 520 340 430 △17%
親会社株主に帰属する
当期純利益 271 210 280 +3%
9月公表値
億円 億円
1,200 5,500
営業利益
経常利益 5,000
1,100 親会社株主に帰属する当期純利益 4,635
4,511 4,420
売上高 4,358 4,350 4,500
1,000 4,013
3,787 4,000
900
3,500
3,087
809 815
800 3,000
700 706 2,500
700
646 647 644
632 2,000
616 611
600
550 1,500
533
520
500
458 458 1,000
443
415 420 430
400 500
364 355
0
300 270 271 280
-500
200
-1,000
100
-1,500
0 -2,000
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
為替レート
USD
100円 110円 120円 109円 111円 111円 109円 106円
EUR 134円 139円 132円 119円 129円 128円 121円 118円
ROE 8.6% 11.4% 13.3% 8.8% 10.4% 7.6% 5.8% 6.0%
一株当り
当期純利益
82.82円 127.11円 163.28円 112.71円 142.42円 110.35円 84.73円 88.45円
一株当り配当金 22円 28円 38円 40円 44円 50円 50円 30円