5310 東洋炭素 2020-05-12 15:30:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 東洋炭素株式会社 上場取引所 東
コード番号 5310 URL http://www.toyotanso.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)近藤 尚孝
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名)増田 茂樹 TEL 06-6472-5811
四半期報告書提出予定日 2020年5月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 7,897 △18.5 905 △48.5 831 △53.0 568 △58.0
2019年12月期第1四半期 9,686 △21.5 1,758 △29.6 1,768 △24.2 1,352 △19.9
(注)包括利益 2020年12月期第1四半期 193百万円 (△88.4%) 2019年12月期第1四半期 1,672百万円 (28.6%)
1株当たり 潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益 四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 27.11 -
2019年12月期第1四半期 64.50 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 75,254 64,851 85.2
2019年12月期 76,082 65,706 85.4
(参考)自己資本 2020年12月期第1四半期 64,095百万円 2019年12月期 64,952百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) - - - -
(注)2020年12月期の配当予想額は現時点で未定であります。
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
2020年12月期の業績予想につきましては、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから、記載しておりませ
ん。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)- 、 除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有
(注)詳細は、【添付資料】7ページ「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 20,992,588株 2019年12月期 20,992,588株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 19,815株 2019年12月期 19,815株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 20,972,773株 2019年12月期1Q 20,972,819株
※ 四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたって
の注意事項等については、【添付資料】2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
東洋炭素㈱(5310)2020年12月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 9
(1)品目別の受注及び販売状況 ……………………………………………………………………………………… 9
(2)概況 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
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東洋炭素㈱(5310)2020年12月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、経済は大幅に減速し、
当企業グループを取り巻く事業環境は、半導体市場をはじめ、輸送機器関連市場やエネルギー関連市場の需要が、
期間後半にかけて落ち込みが鮮明になり、厳しい状況で推移しました。
このような中、当企業グループは、従業員・顧客・地域社会の安全確保を第一義に据えたうえで、経済停滞の影
響を最小限に抑えるべくあらゆる手立てを講じるとともに、コロナ後の中長期的な成長を見据え、高付加価値製品
の増強や生産性向上、新製品・新規事業開発などの取り組みを推進してまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は7,897百万円(前年同期比18.5%減)、利益について
は、営業利益905百万円(同48.5%減)、経常利益831百万円(同53.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
は568百万円(同58.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。 (品目別の概況は「3.補足情報」をご参照ください。)
日本
機械用カーボン分野は若干減にとどまったものの、半導体用、LED用および冶金用が大幅に減少したことによ
り、売上高は4,266百万円(前年同期比17.5%減)、営業利益は926百万円(同26.3%減)となりました。
米国
半導体用においては、一部用途は健闘したものの、全体としては大幅に減少し、冶金用においては、放電加工電
極用や工業炉用が減少したことにより、売上高は623百万円(同26.7%減)となり、売上高の減少による限界利益
の減少により営業損失は30百万円(前年同期は238百万円の営業利益)となりました。
欧州
半導体関連、冶金用およびカーボンブラシ製品が低調に推移したものの、機械用カーボン製品が増加したことに
より、売上高は917百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は46百万円(前年同期は27百万円の営業損失)となり
ました。
アジア
LED用および太陽電池用が減少したことに加え、光ファイバー用などの冶金用やカーボンブラシ製品なども低
調に推移したことにより、売上高は2,090百万円(前年同期比24.1%減)、営業利益は112百万円(同65.7%減)と
なりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ827百万円減少いたしました。これは主に
有価証券が2,999百万円増加および有形固定資産が927百万円増加したものの、現金及び預金が3,699百万円減少お
よび受取手形及び売掛金が1,363百万円減少したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ27百万円増加いたしました。これは主に未払金が640百万円減少および未
払法人税等が284百万円減少したものの、賞与引当金が353百万円増加および営業外電子記録債務等の増加により流
動負債その他が701百万円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ855百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が480百万円減少お
よび為替換算調整勘定が348百万円減少したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルス感染症の沈静時期や各国政府の動向、サプライチェーンの状況など、現時点では業績に影響
を与える未確定な要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難であるため、2020年12月期業績予
想の開示を見合わせております。また、自動車業界をはじめとする関連各産業においては、工場の操業停止や事業
拠点の閉鎖が実施されるなど、今後の世界経済は大幅な調整局面を迎えることとなり、当社の業績にも多大な影響
が及ぶものと考えており、今後の事業の進捗を踏まえ、合理的な算出が可能になり次第速やかに開示いたします。
なお、2020年5月12日現在、連結子会社含めた当企業グループは、各国政府および自治体の指示・要請に従い、
一部拠点で在宅勤務を実施しながら、すべての拠点において事業活動を継続しており、国内外において概ね計画ど
おりの生産活動を行っております。また、当企業グループは2020年3月末において現預金および有価証券を17,399
百万円保有しており、流動性を十分に確保しております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,099 14,399
受取手形及び売掛金 14,195 12,832
有価証券 - 2,999
商品及び製品 6,875 7,303
仕掛品 5,505 5,487
原材料及び貯蔵品 3,036 2,685
その他 449 540
貸倒引当金 △217 △179
流動資産合計 47,943 46,069
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,685 8,580
機械装置及び運搬具(純額) 6,992 7,012
土地 5,814 5,806
建設仮勘定 2,007 2,976
その他(純額) 1,373 1,427
有形固定資産合計 24,874 25,801
無形固定資産 224 237
投資その他の資産 3,039 3,145
固定資産合計 28,138 29,184
資産合計 76,082 75,254
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,685 1,650
電子記録債務 1,056 998
短期借入金 227 243
未払金 1,986 1,345
未払法人税等 614 329
賞与引当金 398 752
役員賞与引当金 31 -
その他 3,558 4,260
流動負債合計 9,558 9,579
固定負債
長期借入金 68 59
退職給付に係る負債 138 137
資産除去債務 262 263
その他 347 363
固定負債合計 817 823
負債合計 10,375 10,403
純資産の部
株主資本
資本金 7,947 7,947
資本剰余金 9,789 9,789
利益剰余金 46,717 46,237
自己株式 △60 △60
株主資本合計 64,394 63,914
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 114 85
為替換算調整勘定 442 94
退職給付に係る調整累計額 1 1
その他の包括利益累計額合計 558 181
非支配株主持分 753 755
純資産合計 65,706 64,851
負債純資産合計 76,082 75,254
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 9,686 7,897
売上原価 6,216 5,502
売上総利益 3,469 2,394
販売費及び一般管理費 1,711 1,489
営業利益 1,758 905
営業外収益
受取利息 19 20
受取配当金 0 0
持分法による投資利益 10 -
その他 46 23
営業外収益合計 77 43
営業外費用
支払利息 1 0
為替差損 42 105
持分法による投資損失 - 1
その他 22 9
営業外費用合計 67 117
経常利益 1,768 831
特別利益
固定資産売却益 1 21
補助金収入 5 4
特別利益合計 6 26
特別損失
固定資産売却損 3 0
固定資産除却損 31 39
特別損失合計 35 39
税金等調整前四半期純利益 1,739 819
法人税等 373 241
四半期純利益 1,365 578
非支配株主に帰属する四半期純利益 13 10
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,352 568
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 1,365 578
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 21 △28
為替換算調整勘定 230 △339
退職給付に係る調整額 40 △0
持分法適用会社に対する持分相当額 14 △16
その他の包括利益合計 306 △384
四半期包括利益 1,672 193
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,661 191
非支配株主に係る四半期包括利益 11 1
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっておりま
す。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 5,171 849 909 2,755 9,686 - 9,686
セグメント間の内部
1,671 131 - 62 1,865 △1,865 -
売上高又は振替高
計 6,842 981 909 2,818 11,551 △1,865 9,686
セグメント利益又は
1,258 238 △27 326 1,795 △36 1,758
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実
現利益消去によるものです。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 4,084 916 974 3,678 2,639 32 9,686
割合(%) 42.1 9.5 10.1 38.0 27.3 0.3 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 4,266 623 917 2,090 7,897 - 7,897
セグメント間の内部
1,693 7 - 22 1,723 △1,723 -
売上高又は振替高
計 5,959 630 917 2,113 9,621 △1,723 7,897
セグメント利益又は
926 △30 46 112 1,054 △149 905
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実
現利益消去によるものです。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 3,373 763 832 2,887 1,932 41 7,897
割合(%) 42.7 9.7 10.5 36.6 24.5 0.5 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
3.補足情報
(1)品目別の受注及び販売状況
①受注金額
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
年度
品 目 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
合計
特殊黒鉛製品 3,671 3,505 3,200 3,305 13,683 3,458
一般カーボン製品※2
976 1,023 928 928 3,857 1,129
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
1,126 1,130 1,053 1,186 4,496 1,076
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 2,487 1,994 1,680 1,919 8,082 1,769
合 計 8,262 7,654 6,863 7,339 30,120 7,433
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注金額に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
②受注残高
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
特殊黒鉛製品 3,177 2,859 2,510 2,279 2,437
一般カーボン製品※2
770 823 829 781 905
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
848 827 741 780 900
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 4,029 3,540 2,829 2,442 2,284
合 計 8,826 8,050 6,910 6,283 6,527
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注残高に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
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③品目別販売実績
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
年度
品 目 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
合計
特殊黒鉛製品 4,227 4,300 3,993 3,895 16,417 3,650
【エレクトロニクス分野】 1,440 1,540 1,502 1,474 5,958 1,351
【一般産業分野】 2,308 2,275 2,090 2,052 8,726 1,880
【その他】 478 484 400 368 1,732 418
一般カーボン製品
960 998 952 1,009 3,921 1,032
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
1,128 1,141 1,121 1,136 4,527 945
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 2,756 2,429 2,384 2,312 9,883 1,929
【主要3製品】 2,347 2,041 1,973 2,007 8,370 1,675
【その他製品】 408 387 411 305 1,513 253
商品 614 584 273 179 1,652 338
合 計 9,686 9,455 8,726 8,533 36,402 7,897
(2)概況
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、化合物半導体製造用の販売が落ち込んだものの、単結晶シリコン製造用および太陽電
池製造用については、低調ながらも下落幅は比較的小幅に留まったことにより、前年同期比6.2%減となりまし
た。
一般産業分野は、自動車の生産台数減少の影響により、放電加工電極用や工業炉用を中心に低迷したほか、中国
における光ファイバー向けの需要が大幅に減少したことにより、前年同期比18.5%減となりました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期比13.6%減となりました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、パンタグラフ用すり板は前年同期が好調だったこともあり減少したものの、主力製品で
ある軸受・シール材が堅調に推移したことにより、前年同期比7.5%増となりました。
電気用カーボン分野は、電動工具用や家電用が低調に推移したことにより、前年同期比16.2%減となりました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期比5.3%減となりました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、半導体用が好調に推移したものの、LED用が前期下期以降に減速
感を強めており、前年同期を大幅に下回りました。C/Cコンポジット製品は、半導体用、工業炉用および太陽電池
用の全ての用途において売上が落ち込んだことにより、前年同期を大きく下回りました。また、黒鉛シート製品
は、自動車用は好調に推移したものの、半導体用および冶金用が落ち込んだことにより、前年同期を下回りまし
た。
これらの結果、主要3製品は前年同期比28.6%減となり、複合材その他製品全体としては、前年同期比30.0%減
となりました。
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