5310 東洋炭素 2021-11-05 15:30:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月5日
上場会社名 東洋炭素株式会社 上場取引所 東
コード番号 5310 URL http://www.toyotanso.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)近藤 尚孝
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名)増田 茂樹 TEL 06-6472-5811
四半期報告書提出予定日 2021年11月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 27,449 18.7 4,148 50.8 4,623 51.4 3,168 51.9
2020年12月期第3四半期 23,119 △17.0 2,751 △37.4 3,053 △29.1 2,085 △33.6
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 4,632百万円 (131.6%) 2020年12月期第3四半期 2,000百万円 (△11.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 151.07 -
2020年12月期第3四半期 99.46 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 79,834 70,203 87.9
2020年12月期 76,075 66,622 87.5
(参考)自己資本 2021年12月期第3四半期 70,154百万円 2020年12月期 66,578百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 36,500 16.9 5,600 63.6 6,000 54.7 4,200 57.7 200.26
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は【添付資料】7ページ「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 20,992,588株 2020年12月期 20,992,588株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 20,028株 2020年12月期 19,848株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 20,972,694株 2020年12月期3Q 20,972,756株
※ 四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、【添付資料】2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(四半期連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
(1)品目別の受注及び販売状況 ……………………………………………………………………………………… 10
(2)概況 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
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東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間においては、一部地域における新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響が懸
念されるなど、先行きは依然不透明な状況にあるものの、企業収益の改善や設備投資に持ち直しの動きが見られる
など、景気は緩やかながら回復の動きが見られました。
当企業グループを取り巻く事業環境は、輸送機器やエネルギー関連市場においては、半導体不足による自動車産
業の稼働低下や、太陽電池市場における競争激化などの懸念材料があったものの、半導体市場における旺盛な需要
に支えられ、好調に推移しました。
このような状況の中、当企業グループにおきましては、顧客ニーズに真摯に向き合いながら、事業機会を着実に
取り込むべく、生産性向上によるコスト競争力の向上、技術革新に追随しうる新製品ならびに高付加価値製品の開
発・増強などを推進してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は27,449百万円(前年同期比18.7%増)、利益につ
いては、営業利益4,148百万円(同50.8%増)、経常利益4,623百万円(同51.4%増)、親会社株主に帰属する四半
期純利益3,168百万円(同51.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。 (品目別の概況は「3.補足情報」をご参照ください。)
日本
半導体用の強い需要が全体を牽引したことに加え、機械用カーボン分野は底堅く推移したほか、連続鋳造用や
工業炉用などの冶金用が着実に回復したこと等により、売上高は13,958百万円(前年同期比12.6%増)、営業利
益は3,124百万円(同41.0%増)となりました。
米国
米中貿易摩擦の影響などにより一部用途が低迷したものの、半導体や冶金用など全般的に堅調に推移し、売上高
は1,951百万円(同0.4%増)、営業利益は55百万円(同82.3%増)となりました。
欧州
カーボンブラシ製品および冶金用が好調に推移したことにより、売上高は2,435百万円(同5.5%増)、営業利益
は129百万円(同522.6%増)となりました。
アジア
太陽電池用は若干減少したものの付加価値製品の販売が進展したほか、半導体用や放電加工電極用をはじめとし
た冶金用やカーボンブラシ製品などが好調に推移したことにより、売上高は9,103百万円(同40.7%増)、営業利
益は806百万円(同128.3%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,758百万円増加いたしました。これは主
に受取手形及び売掛金が2,192百万円増加および有形固定資産が1,530百万円増加したこと等によるものでありま
す。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ177百万円増加いたしました。これは主に設備関係支払手形の減少等によ
り流動負債のその他が1,249百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が513百万円増加、未払法人税等が290百
万円増加および賞与引当金が505百万円増加したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3,581百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が2,119百万円増
加および為替換算調整勘定が1,421百万円増加したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年12月期の連結業績予想につきましては、2021年8月10日発表の予想数値から変更はありません。
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東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,632 13,446
受取手形及び売掛金 11,389 13,582
有価証券 2,999 2,999
商品及び製品 7,495 7,500
仕掛品 5,454 5,643
原材料及び貯蔵品 2,725 2,726
その他 707 459
貸倒引当金 △150 △117
流動資産合計 44,253 46,241
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 10,180 11,280
機械装置及び運搬具(純額) 7,287 7,296
土地 5,821 5,870
リース資産(純額) 786 970
建設仮勘定 3,414 3,577
その他(純額) 958 983
有形固定資産合計 28,448 29,979
無形固定資産 198 256
投資その他の資産 3,174 3,357
固定資産合計 31,821 33,593
資産合計 76,075 79,834
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,587 2,101
電子記録債務 788 885
短期借入金 215 182
未払金 1,831 1,826
未払法人税等 365 656
賞与引当金 379 885
役員賞与引当金 20 -
その他 3,260 2,010
流動負債合計 8,450 8,547
固定負債
長期借入金 39 16
退職給付に係る負債 140 153
資産除去債務 265 268
その他 556 645
固定負債合計 1,003 1,083
負債合計 9,453 9,631
純資産の部
株主資本
資本金 7,947 7,947
資本剰余金 9,609 9,609
利益剰余金 48,331 50,451
自己株式 △60 △60
株主資本合計 65,828 67,947
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 131 159
為替換算調整勘定 628 2,050
退職給付に係る調整累計額 △9 △2
その他の包括利益累計額合計 749 2,207
非支配株主持分 43 48
純資産合計 66,622 70,203
負債純資産合計 76,075 79,834
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 23,119 27,449
売上原価 15,909 18,454
売上総利益 7,209 8,994
販売費及び一般管理費 4,458 4,845
営業利益 2,751 4,148
営業外収益
受取利息 48 59
受取配当金 63 47
為替差益 - 200
持分法による投資利益 43 56
雇用調整助成金 148 42
その他 118 125
営業外収益合計 422 531
営業外費用
支払利息 7 20
為替差損 90 -
減価償却費 12 12
受託研究費用 - 13
その他 9 9
営業外費用合計 120 56
経常利益 3,053 4,623
特別利益
固定資産売却益 21 2
補助金収入 23 11
特別利益合計 44 14
特別損失
固定資産売却損 0 0
固定資産除却損 101 109
関係会社清算損 15 -
特別損失合計 116 109
税金等調整前四半期純利益 2,981 4,528
法人税等 856 1,167
過年度法人税等 - ※ 189
法人税等合計 856 1,357
四半期純利益 2,124 3,171
非支配株主に帰属する四半期純利益 38 3
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,085 3,168
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 2,124 3,171
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4 28
為替換算調整勘定 △112 1,357
退職給付に係る調整額 △0 7
持分法適用会社に対する持分相当額 △5 68
その他の包括利益合計 △124 1,461
四半期包括利益 2,000 4,632
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,959 4,625
非支配株主に係る四半期包括利益 40 7
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっておりま
す。
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書における(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の影響等に関する
仮定について、重要な変更はありません。
(四半期連結損益計算書関係)
※ 過年度法人税等
当社において、2016年12月期から2018年12月期までの課税年度の法人税等について大阪国税局による税務調査
を受けた結果、過年度法人税等189百万円を計上しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 12,396 1,944 2,308 6,470 23,119 - 23,119
セグメント間の内部
4,312 66 - 103 4,483 △4,483 -
売上高又は振替高
計 16,708 2,011 2,308 6,574 27,602 △4,483 23,119
セグメント利益 2,215 30 20 353 2,620 131 2,751
(注)1.セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実現利益消去によ
るものです。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 9,896 2,274 2,173 8,669 6,004 105 23,119
割合(%) 42.8 9.8 9.4 37.5 26.0 0.5 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
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東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 13,958 1,951 2,435 9,103 27,449 - 27,449
セグメント間の内部
5,424 36 0 270 5,731 △5,731 -
売上高又は振替高
計 19,383 1,987 2,435 9,374 33,180 △5,731 27,449
セグメント利益 3,124 55 129 806 4,116 32 4,148
(注)1.セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実現利益消去によ
るものです。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 11,158 2,170 2,591 11,369 8,606 158 27,449
割合(%) 40.7 7.9 9.4 41.4 31.4 0.6 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
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東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
3.補足情報
(1)品目別の受注及び販売状況
①受注金額
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 3Q累計 4Q 年度合計 1Q 2Q 3Q 3Q累計
特殊黒鉛製品 3,458 2,838 2,819 9,115 3,352 12,468 4,319 4,630 4,540 13,489
一般カーボン製品※2
1,129 834 760 2,725 884 3,609 912 975 834 2,723
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
1,076 852 1,501 3,430 1,674 5,105 1,462 1,572 1,231 4,267
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 1,769 1,544 1,818 5,131 2,060 7,191 2,466 2,618 3,104 8,188
合 計 7,433 6,070 6,900 20,403 7,972 28,376 9,160 9,797 9,711 28,669
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注金額に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
②受注残高
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
特殊黒鉛製品 2,437 2,115 1,904 2,134 3,072 3,691 3,906
一般カーボン製品※2
905 789 701 745 760 828 779
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
900 707 932 1,188 1,275 1,349 1,174
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 2,284 1,884 1,854 1,841 2,284 2,741 3,366
合 計 6,527 5,496 5,393 5,909 7,393 8,611 9,227
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注残高に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
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東洋炭素(株) (5310) 2021年12月期第3四半期決算短信
③品目別販売実績
(単位:百万円)
2020年12月期 2021年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 3Q累計 4Q 年度合計 1Q 2Q 3Q 3Q累計
特殊黒鉛製品 3,650 3,455 3,348 10,455 3,452 13,907 3,588 4,296 4,627 12,512
【エレクトロニクス分野】 1,351 1,305 1,281 3,937 1,328 5,266 1,359 1,741 1,874 4,975
【一般産業分野】 1,880 1,664 1,654 5,199 1,824 7,024 1,790 2,088 2,181 6,060
【その他】 418 485 412 1,317 299 1,616 438 467 571 1,477
一般カーボン製品
1,032 977 875 2,884 879 3,763 927 945 906 2,780
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
945 1,040 1,256 3,242 1,459 4,701 1,423 1,506 1,407 4,338
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 1,929 1,959 1,862 5,751 2,084 7,835 2,052 2,186 2,495 6,734
【主要3製品】 1,675 1,684 1,615 4,975 1,768 6,743 1,743 1,836 2,073 5,653
【その他製品】 253 274 247 776 316 1,092 308 350 421 1,080
商品 338 184 262 785 232 1,017 297 310 476 1,083
合 計 7,897 7,616 7,605 23,119 8,107 31,226 8,288 9,246 9,913 27,449
(2)概況
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、単結晶シリコン製造用やSiC(炭化ケイ素)半導体向けなどの化合物半導体製造用
が大きく伸長したほか、太陽電池製造用が、中国における需要に加え一部アジア地域での引合いもあり、前年同
期をやや上回ったことなどにより、前年同期比26.3%増となりました。
一般産業分野は、連続鋳造用や工業炉用が好調に推移したほか、放電加工電極用も堅調に推移したことによ
り、前年同期比16.6%増となりました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期比19.7%増となりました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、パンタグラフ用すり板は堅調に推移し、軸受・シールリングは前上期のスポット需要
が剥落したものの底堅く推移したことにより、前年同期比3.6%減にとどまりました。
電気用カーボン分野は、家電・電動工具向け小型モーター用の旺盛な需要が継続したことにより、前年同期比
33.8%増となりました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期比16.2%増となりました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、半導体用の一部用途が大きく伸長したことに加え、LED用の
需要も増加するなど、前年同期を上回りました。C/Cコンポジット製品は、工業炉用が堅調に推移したほか、半
導体用の需要が好調だったことにより、前年同期を上回りました。また、黒鉛シート製品は、自動車用や半導体
用が好調に推移したことにより、前年同期を上回りました。
これらの結果、主要3製品は前年同期比13.6%増となり、複合材その他製品全体としては、前年同期比17.1%
増となりました。
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