5310 東洋炭素 2020-11-06 15:30:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月6日
上場会社名 東洋炭素株式会社 上場取引所 東
コード番号 5310 URL http://www.toyotanso.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役会長兼社長 (氏名)近藤 尚孝
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名)増田 茂樹 TEL 06-6472-5811
四半期報告書提出予定日 2020年11月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 23,119 △17.0 2,751 △37.4 3,053 △29.1 2,085 △33.6
2019年12月期第3四半期 27,868 △12.3 4,394 △26.6 4,303 △28.6 3,143 △28.6
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 2,000百万円 (△11.2%) 019年12月期第3四半期 2,251百万円 (△39.1%)
2
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 99.46 -
2019年12月期第3四半期 149.87 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 75,509 66,615 87.2
2019年12月期 76,082 65,706 85.4
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 65,863百万円 2019年12月期 64,952百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 30,000 △17.6 3,200 △38.2 3,200 △38.6 2,200 △25.3 104.90
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は【添付資料】7ページ「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 20,992,588株 2019年12月期 20,992,588株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 19,848株 2019年12月期 19,815株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 20,972,756株 2019年12月期3Q 20,972,801株
※ 四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、【添付資料】2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 9
(1)品目別の受注及び販売状況 ……………………………………………………………………………………… 9
(2)概況 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
- 1 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により落ち込んだ世界経済が、経済活
動の再開にともない回復の兆しを呈しているものの、自動車や航空機などの輸送機器関連をはじめとする各産業の
本格的な回復には至らず、さらには米中貿易摩擦の影響も懸念されるなど、当企業グループを取り巻く事業環境は
厳しい状況で推移しました。
このような中、当企業グループは、経済停滞の影響を最小限に抑えるべくあらゆる手立てを講じるとともに、コ
ロナ後の中長期的な成長を見据え、高付加価値製品の増強や生産性向上、新製品・新規事業開発などの取り組みを
推進してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は23,119百万円(前年同期比17.0%減)、利益につ
いては、営業利益2,751百万円(同37.4%減)、経常利益3,053百万円(同29.1%減)、親会社株主に帰属する四半
期純利益2,085百万円(同33.6%減)となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりであります。 (品目別の概況は「3.補足情報」をご参照ください。)
日本
半導体用、LED用および工業炉や連続鋳造用などの冶金用が大幅に減少したほか、第3四半期に入り軸受・シ
ールリングなどの機械用カーボン分野の需要が減少したことにより、売上高は12,396百万円(前年同期比20.0%
減)、営業利益は2,215百万円(同36.8%減)となりました。
米国
半導体用が大幅に減少したほか、冶金用においても放電加工電極用や連続鋳造用などが減少したことにより、売
上高は1,944百万円(同19.2%減)、営業利益は30百万円(同91.9%減)となりました。
欧州
工業炉用および放電加工電極用などの冶金用やカーボンブラシ製品が低調に推移したことにより、売上高は
2,308百万円(同8.6%減)、営業利益は20百万円(前年同期は158百万円の営業損失)となりました。
アジア
カーボンブラシ製品は、第3四半期に入り一時的に需要が増加し前期並みの水準に持ち直したものの、LED
用、太陽電池用および光ファイバー用や放電加工電極用などの冶金用が大幅に減少したことにより、売上高は
6,470百万円(前年同期比13.1%減)、営業利益は353百万円(同41.7%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ572百万円減少いたしました。これは主に
たな卸資産が560百万円増加および有形固定資産が2,654百万円増加したものの、有価証券を2,999百万円購入した
こと等により現金及び預金が4,021百万円減少および受取手形及び売掛金が3,121百万円減少したこと等によるもの
であります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,481百万円減少いたしました。これは主に賞与引当金が437百万円増加し
たものの、未払法人税等が384百万円減少および営業外電子記録債務の減少等により流動負債のその他が1,465百万
円減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ908百万円増加いたしました。これは主に為替換算調整勘定が120百万円
減少したものの、利益剰余金が1,037百万円増加したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月期の連結業績予想につきましては、2020年8月7日発表の予想数値から変更はありません。
- 2 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,099 14,077
受取手形及び売掛金 14,195 11,074
有価証券 - 2,999
商品及び製品 6,875 7,697
仕掛品 5,505 5,505
原材料及び貯蔵品 3,036 2,774
その他 449 580
貸倒引当金 △217 △162
流動資産合計 47,943 44,547
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 8,685 10,158
機械装置及び運搬具(純額) 6,992 6,635
土地 5,814 5,815
建設仮勘定 2,007 3,417
その他(純額) 1,373 1,501
有形固定資産合計 24,874 27,528
無形固定資産 224 227
投資その他の資産 3,039 3,206
固定資産合計 28,138 30,962
資産合計 76,082 75,509
- 3 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,685 1,683
電子記録債務 1,056 836
短期借入金 227 236
未払金 1,986 2,056
未払法人税等 614 229
賞与引当金 398 835
役員賞与引当金 31 -
その他 3,558 2,093
流動負債合計 9,558 7,971
固定負債
長期借入金 68 46
退職給付に係る負債 138 142
資産除去債務 262 264
その他 347 468
固定負債合計 817 923
負債合計 10,375 8,894
純資産の部
株主資本
資本金 7,947 7,947
資本剰余金 9,789 9,789
利益剰余金 46,717 47,754
自己株式 △60 △60
株主資本合計 64,394 65,431
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 114 109
為替換算調整勘定 442 322
退職給付に係る調整累計額 1 0
その他の包括利益累計額合計 558 432
非支配株主持分 753 751
純資産合計 65,706 66,615
負債純資産合計 76,082 75,509
- 4 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 27,868 23,119
売上原価 18,342 15,909
売上総利益 9,526 7,209
販売費及び一般管理費 5,131 4,458
営業利益 4,394 2,751
営業外収益
受取利息 49 48
受取配当金 8 63
持分法による投資利益 53 43
雇用調整助成金 - 148
その他 135 118
営業外収益合計 246 422
営業外費用
支払利息 5 7
為替差損 262 90
その他 69 21
営業外費用合計 337 120
経常利益 4,303 3,053
特別利益
固定資産売却益 4 21
補助金収入 8 23
特別利益合計 12 44
特別損失
固定資産売却損 4 0
固定資産除却損 205 101
関係会社清算損 - 15
特別損失合計 210 116
税金等調整前四半期純利益 4,105 2,981
法人税等 920 856
四半期純利益 3,185 2,124
非支配株主に帰属する四半期純利益 41 38
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,143 2,085
- 5 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 3,185 2,124
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △14 △4
為替換算調整勘定 △991 △112
退職給付に係る調整額 116 △0
持分法適用会社に対する持分相当額 △44 △5
その他の包括利益合計 △933 △124
四半期包括利益 2,251 2,000
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,237 1,959
非支配株主に係る四半期包括利益 14 40
- 6 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっておりま
す。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う会計上の見積りに用いた仮定は、第2四半期連結会計期間の四半期
報告書の追加情報の記載から重要な変更はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 15,493 2,405 2,524 7,444 27,868 - 27,868
セグメント間の内部
4,625 197 1 168 4,994 △4,994 -
売上高又は振替高
計 20,119 2,603 2,526 7,613 32,862 △4,994 27,868
セグメント利益又は
3,505 378 △158 605 4,330 64 4,394
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実
現利益消去によるものです。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 12,272 2,737 2,608 10,126 7,004 123 27,868
割合(%) 44.0 9.8 9.4 36.3 25.1 0.5 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
- 7 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 米国 欧州 アジア 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 12,396 1,944 2,308 6,470 23,119 - 23,119
セグメント間の内部
4,312 66 - 103 4,483 △4,483 -
売上高又は振替高
計 16,708 2,011 2,308 6,574 27,602 △4,483 23,119
セグメント利益 2,215 30 20 353 2,620 131 2,751
(注)1.セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去およびセグメント間未実現利益消去によ
るものです。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 地域に関する情報
(単位:百万円)
日本 北米 欧州 アジア その他 計
うち中国
売上高 9,896 2,274 2,173 8,669 6,004 105 23,119
割合(%) 42.8 9.8 9.4 37.5 26.0 0.5 100.0
(注)1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、地理的近接度により国または地域に分類しております。
2.各区分に属する主な国または地域
(1)北米………米国
(2)欧州………フランス、ドイツ、イタリア
(3)アジア……中国、台湾、韓国
- 8 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
3.補足情報
(1)品目別の受注及び販売状況
①受注金額
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 3Q累計 4Q 年度合計 1Q 2Q 3Q 3Q累計
特殊黒鉛製品 3,671 3,505 3,200 10,378 3,305 13,683 3,458 2,838 2,819 9,115
一般カーボン製品※2
976 1,023 928 2,928 928 3,857 1,129 834 760 2,725
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
1,126 1,130 1,053 3,310 1,186 4,496 1,076 852 1,501 3,430
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 2,487 1,994 1,680 6,162 1,919 8,082 1,769 1,544 1,818 5,131
合 計 8,262 7,654 6,863 22,780 7,339 30,120 7,433 6,070 6,900 20,403
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注金額に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
②受注残高
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
特殊黒鉛製品 3,177 2,859 2,510 2,279 2,437 2,115 1,904
一般カーボン製品※2
770 823 829 781 905 789 701
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
848 827 741 780 900 707 932
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 4,029 3,540 2,829 2,442 2,284 1,884 1,854
合 計 8,826 8,050 6,910 6,283 6,527 5,496 5,393
(注)1.前四半期以前に外貨建てで受注したもので、当四半期中の為替相場の変動による差異については、当四
半期受注残高に含めております。
※2.一般カーボン製品(機械用カーボン分野)には内示による受注を含めております。
- 9 -
東洋炭素(株) (5310) 2020年12月期第3四半期決算短信
③品目別販売実績
(単位:百万円)
2019年12月期 2020年12月期
品 目 1Q 2Q 3Q 3Q累計 4Q 年度合計 1Q 2Q 3Q 3Q累計
特殊黒鉛製品 4,227 4,300 3,993 12,521 3,895 16,417 3,650 3,455 3,348 10,455
【エレクトロニクス分野】 1,440 1,540 1,502 4,483 1,474 5,958 1,351 1,305 1,281 3,937
【一般産業分野】 2,308 2,275 2,090 6,674 2,052 8,726 1,880 1,664 1,654 5,199
【その他】 478 484 400 1,364 368 1,732 418 485 412 1,317
一般カーボン製品
960 998 952 2,911 1,009 3,921 1,032 977 875 2,884
(機械用カーボン分野)
一般カーボン製品
1,128 1,141 1,121 3,391 1,136 4,527 945 1,040 1,256 3,242
(電気用カーボン分野)
複合材その他製品 2,756 2,429 2,384 7,571 2,312 9,883 1,929 1,959 1,862 5,751
【主要3製品】 2,347 2,041 1,973 6,363 2,007 8,370 1,675 1,684 1,615 4,975
【その他製品】 408 387 411 1,208 305 1,513 253 274 247 776
商品 614 584 273 1,472 179 1,652 338 184 262 785
合 計 9,686 9,455 8,726 27,868 8,533 36,402 7,897 7,616 7,605 23,119
(2)概況
特殊黒鉛製品
エレクトロニクス分野は、化合物半導体製造用については、低調ながらも下落幅は比較的小幅に留まったもの
の、単結晶シリコン製造用および太陽電池製造用の販売が落ち込んだことにより、前年同期比12.2%減となりま
した。
一般産業分野は、自動車をはじめ航空機などの市場低迷の影響により、放電加工電極用や連続鋳造用、工業炉
用などが落ち込んだことに加え、中国における光ファイバー向けの需要が大幅に減少したことにより、前年同期
比22.1%減となりました。
これらの結果、特殊黒鉛製品全体としては、前年同期比16.5%減となりました。
一般カーボン製品
機械用カーボン分野は、第3四半期に入り主力製品の軸受・シール材が減速傾向にあるものの、上期において
はパンタグラフ用すり板含め堅調に推移したことにより、前年同期比0.9%減となりました。
電気用カーボン分野は、第3四半期において需要が一時的に増加したものの、上期の落ち込みをカバーしきれ
ず、前年同期比4.4%減となりました。
これらの結果、一般カーボン製品全体としては、前年同期比2.8%減となりました。
複合材その他製品
SiC(炭化ケイ素)コーティング黒鉛製品は、半導体用が堅調に推移したものの、LED用が低水準で推移し
たことにより、前年同期を大幅に下回りました。C/Cコンポジット製品は、半導体用、工業炉用および太陽電池
用の全ての用途において売上が落ち込んだことにより、前年同期を大きく下回りました。また、黒鉛シート製品
は、半導体用および冶金用が落ち込んだことに加え、自動車用の需要減少により、前年同期を下回りました。
これらの結果、主要3製品は前年同期比21.8%減となり、複合材その他製品全体としては、前年同期比24.0%
減となりました。
- 10 -