5301 東海カーボ 2019-10-21 11:45:00
公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ [pdf]

                                                                  2019 年 10 月 21 日
各 位
                                    会社名         東海カーボン株式会社
                                    代表者名        代表取締役社長 長坂 一
                                                (コード:5301、東証第1部)
                                    問合せ先        理事財務経理部長 佐藤 昭彦
                                                (TEL. 03-3746-5155)


           公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関するお知らせ

 当社は、本日、公募形式によるハイブリッド社債(劣後特約付社債)
                               (以下、本社債)の発行に関する訂正発行登
録書を関東財務局長に提出しましたので、お知らせいたします。


1.本社債発行の目的と背景
 当社は、2019 年7月 29 日付「炭素黒鉛製品メーカーCOBEX HoldCo GmbH 等の子会社化完了及び商号変更に関する
お知らせ」にて公表したとおり、COBEX HoldCo GmbH 及びそのグループ会社である COBEX GmbH、COBEX Polska sp. z
o.o.、及び COBEX (Shanghai) Ltd.(以下、COBEX 社等)の全株式を取得し子会社としております。
 2019 年6月 17 日付「炭素黒鉛製品メーカーCOBEX HoldCo GmbH の株式取得に関するお知らせ」にて公表したとお
り、COBEX 社等の株式取得に係る資金については、安定的な流動性確保と財務の健全性維持を考慮した資金調達手段
として、ハイブリッドファイナンス等による調達も含めて検討しておりましたが、今般、COBEX 社等の株式取得のた
めに調達した借入金の返済資金の一部に充当することを目的として本社債の発行を決定いたしました。


2.本社債の特徴
 本社債は、資本と負債の中間的性質を持つハイブリッドファイナンスの一形態であり、負債であることから一株当
たりの株式価値の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰延、超長期の償還期限、清算手続及び倒産手続における劣
後性等、資本に類似した性質及び特徴を有しております。このため、当社では株式会社格付投資情報センター(R&
I)より資金調達額の 50%に対して資本性の認定を受けられることを見込んでおります。
 本社債の概略につきましては、本日付で関東財務局長に提出した訂正発行登録書をご参照ください。


3.今後のスケジュール
 本社債の発行においては、野村證券株式会社を事務主幹事会社として、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式
会社及びSMBC日興証券株式会社を共同主幹事会社として起用し、需要状況や金利動向等を総合的に勘案した上で、
本年 12 月に発行金額等の条件を決定する予定であり、決定次第すみやかにお知らせいたします。
 また、本社債による資金調達に加えて、本社債と同等の資本性を有するハイブリッドローンによる資金調達も検討
しております。本社債とハイブリッドローンによる今回のハイブリッドファイナンス全体の調達金額は、現時点では
総額 500 億円程度を目途としておりますが、最終的な調達金額は需要状況や金利動向等を総合的に勘案した上で決定
する予定です。
 なお、本社債とハイブリッドローンによって調達した資金は、COBEX 社等の株式取得のために調達した借入金の返
済資金の一部に充当する予定です。
                                                                             以上




ご注意:このお知らせは、公募ハイブリッド社債(劣後特約付社債)の発行に関して一般に公表することを目的としており、一切
    の投資勧誘またはそれに類する行為を目的としておりません。