5290 ベルテクス 2019-11-18 16:00:00
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]
TYO 5290
株式会社ベルテクスコーポレーション
2020年3月期 第2四半期
決算説明資料
2019年11月18日
もくじ
1 事業紹介 P.02
2 事業の特徴とつよみ P.06
3 2020年3月期 第2四半期 決算概要 P.19
4 中期経営計画の進捗 P.24
参考資料 P.31
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1 事業紹介
2. 事業の特徴とつよみ
3. 2020年3月期 第2四半期 決算概要
4. 中期経営計画の進捗
参考資料
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1-1. 事業セグメント紹介
コンクリート事業
■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比
(単位:百万円) (単位:百万円)
事業内容:
マンホール、ヒューム管、ボックスカル
バート等のコンクリート二次製品の製造・
販売、その関連商品の販売、これら製
品の据付工事、並びにメンテナンス 2020年 2020年
3月期 3月期
(予想) (予想)
事業会社:
(連結子会社)
ゼニス羽田、ホクコン、ゼニス建設 27,360 百万円 2,980 百万円
ホクコンプロダクト、北関コンクリート工業、ユニバーサルビジネス企画 74% 75%
東北羽田コンクリート ※1.セグメント利益は、セグメントに帰属しない全社費⽤を
セグメントに配分しない数値を記載しております。
※2.セグメント利益構成⽐は、セグメント利益の合計値に
(持分法適用関連会社) 占める⽐率を記載しております。
大東ハネダ、鶴見コンクリート
パイル事業 防災事業 その他事業
事業内容: 事業内容: 事業内容:
遠心力プレストレスコンクリートパイルの製造・販売、 落石防護柵等の防災製品の製造・販売、 ・セラミック製品の製造・販売及び機器レンタル
並びに杭打工事 関連商品の販売、並びに設置工事 ・RFID(非接触タグ)の販売
・コンクリートの調査・試験
事業会社: 事業会社: ・システム開発・販売
ホクコンマテリアル ゼニス羽田、ゼニス建設 ・不動産の賃貸等
■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比 ■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比 ■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比
2020年 2020年 2020年 2020年 2020年 2020年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
(予想) (予想) (予想) (予想) (予想) (予想)
4,200 百万円 80 百万円 3,120 百万円 590 百万円 2,320 百万円 330 百万円
11% 2% 8% 15% 6% 8%
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1-2. 業界内でのポジション
高い技術力を活かしたビジネスモデルにより、業界内でも高い営業利益を誇る
■各社2020年3月期の売上高予想値比較
(単位:百万円)
100,000
80,000
60,000
90,000
40,000
70,000
48,000
20,000 39,000 37,000 29,000 23,200
15,700 14,100 12,500 10,500
0 2,705
A社 B社 C社 D社 F社 G社 H社 I社 J社 K社 L社
■各社2020年3月期の営業利益予想値比較
(単位:百万円)
8,000
6,000
4,000
6,900
5,500
2,000
2,900
1,700
1,000 760 560 510 480 320 250 58
0
B社 A社 D社 F社 G社 I社 H社 K社 J社 C社 L社
※ SPEEDAより当社にて作成
※当該会社の決算時期が3⽉以外の場合は、直近の決算時期を掲載
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1-3. 主要セグメントプロット図
2019年5月 目標 3年後の目指す姿
高収益製品 高収益製品
防災事業 コンクリート事業
防災事業
コンクリート事業
パイル事業
パイル事業
民間工事 公共工事 民間工事 公共工事
汎用製品 汎用製品
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1. 事業紹介
2 事業の特徴とつよみ
3. 2020年3月期 第2四半期 決算概要
4. 中期経営計画の進捗
参考資料
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2-1. 当社のビジネスモデル
設計段階から製品PRや技術提案を行うことにより
価格競争になりにくい独自のビジネスモデルを構築
設計委託
発注
2 発注者
設計 5
(官庁・デベロッ
コンサルタント
パー等)
4
3
設計内容納品 1
情報収集 製品PR 当社の強み
技術提案
・ 製品の優位性
・ 技術提案力
大学
情報収集
情報の 発注
施設/資金
共有 1
協力 販売
汎⽤品を扱う
6 納品
メーカー
2
ゼネコン
(ユーザー)
収集した情報をもとに
新たな自社製品の開発&実験を実施
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2-2. 強みを支える3つの要因と成長サイクル
当社の強みである「製品の優位性」「技術提案力」を支える3つの要因
情報・ニーズをもとに新製品の
設計コンサルタント・官庁から 開発&実験や技術の活用法を考案
情報 開発
情報を収集、川上のニーズを
収集 実験 大学と産学連携を実施、
的確に把握
効率的な開発&実験を実現
発注者
情報収集による
(官庁・デベロッパー等) 大学
情報・ニーズをもとに
設計 ニーズの把握
コンサルタント 新製品の開発&実験や
技術の活⽤法を考案
優れた人材力
ニーズをカタチに変える
探求心溢れる 製品PR・ 発注者
優れた人材力 技術提案 (官庁・デベロッパー等)
製品の受注 製品の優位性・
設計
⼯法の多様性を活かし コンサルタント
ゼネコン 競争優位性を発揮
発注者
(官庁・デベロッパー等)
設計段階で
採⽤
発注者 設計
(官庁・デベロッパー等) コンサルタント
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2-3. コンクリート事業・製品の紹介
浸水対策事業 下水道事業(社会資本整備)
「浸水から守る」
下水や雨水を流す管路 マンホールのふたの下 公共施設の地下
No.1製品 No.1製品 No.1製品 No.1製品
ヒューム管
マンホール マンホール 落差マンホール 地下
ボックスカルバート ヒューム管
(円形) (矩形) 雨水貯留施設
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2-4. コンクリート事業・製品の紹介
道路事業
「道路を造る」 「無電柱化を図る」
(施工前) (施工後)
トンネル 高速道路 街の無電柱化工事
大型アーチ部材 プレキャスト製 電線地中化用部材
(トンネル用) 防護壁 CC・BOX
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2-4. コンクリート事業・製品の紹介
メンテナンス事業 鉄道事業
「長寿命化を図る」 「転落を防ぐ」
駅のホームドア対応床板設置工事
老朽化した石積護岸 摩耗した固定堰(頭首工)
(高耐久性レジンコンクリートパネル (高強度繊維コンクリートパネル (施工後)
によるライニング施工後) によるライニング施工後)
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2-5. コンクリート事業・製品及びパイル事業の紹介
住宅・開発
「街を造る」
住宅地 防火水そう マンション等
No.1製品 No.1製品
宅地擁壁 防火水槽 パイル
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2-6. 防災事業・製品の紹介
防災
「落石から守る」 「土砂災害から守る」
高エネルギー吸収型 落石防護柵 近年頻発する大型台風やゲリラ豪雨による土砂
災害の対策として需要の増加が見込まれます。
ループフェンスE(土砂対策用)
落石捕捉状況
ループフェンス
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2-6. 防災事業・製品の紹介
土砂対策用の製品性能検証公開実験
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2-7. トピックス1
トヨタ自動車様との共同開発で
「油水分離機能付きユニフィルター」
がまもなく商品化されます
雨水排水から夾雑物を取り除く機能に
特徴
油水を分離する新機能が追加されました
工場施設内の油交じりの雨水の再利用が可能
になります
自然流下エネルギーのみ(無動力)で、分離・
メリット
分別します
ランニングコストが抑えられます
環境に配慮し、SDGSの達成に貢献します
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2-7. トピックス2
2018年台風21号によって発生した土砂崩れを受け、
ループフェンスE(土砂対策用)を納入しました
発注者: 北海道開発局
札幌開発建設部
千歳道路事務所様
工事名: 道路改良工事
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2-8. コンクリート事業にみる製品開発例
他社に先駆けて新製品を市場に投入することで優位性を発揮、
No.1ブランドとしての地位を確立
落差マンホール
エスホール ユニホール
地下 NO.1ブランドとしての
高強度繊維コンクリート 地位を確立
雨水貯留施設
HSモルタル
耐震性貯水槽
Stage 1 Stage 2 Stage 3 Stage 4
他社に先駆けて 新製品 研究・技術開発に 先行メーカーとして、
新製品を開発 を市場に投入 より製品の コスト・クオリティの
改善・改良を実施 両面で優位性を発揮 SJ-BOX
新たな市場
(耐震性BOX)
を創造 他社類似品が参入し
市場が活性化
ボルテックスバルブ
ユニフィルター
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2-9. 当社決算の傾向
公共工事の受注等の理由により下期偏重です。
■売上高
(単位:百万円) (単位:百万円)
ベルテクス
25,000 25,000 コーポレーション
20,000 20,000 ベルテクス
16,079 コーポレーション(予想)
15,000 15,000
旧ゼニス羽田HD
9,326 22,948
10,000 10,000
16,958 20,042
旧ホクコン
5,000 5,000
6,753
0 0
2019年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2020年3月期
上期(参考値) 下期 上期 下期(予想)
■営業利益
(単位:百万円) (単位:百万円)
2,500 2,500
2,000 2,000
1,500 1,500
1,000 2,045 1,000
1,688
227 1,212
500 500
472
0 0
△ 245 2020年3月期 2020年3月期
上期 下期(予想)
△ 500 2019年3月期 2019年3月期 △ 500
上期(参考値) 下期
※ 2019年3月期上期は、旧ゼニス羽田HD分に、合併前の旧ホクコン分を単純合算した参考値です。
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1. 事業紹介
2. 事業の特徴とつよみ
3 2020年3月期 第2四半期 決算概要
4. 中期経営計画の進捗
参考資料
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3-1. 2020年3月期 第2四半期 連結損益計算書
コンクリート事業および防災事業の出荷量が順調に推移し、
当初予想を上方修正。通期見通しに関しては当初予想から変更はありません。
2020年3月期 進捗 2019年3月期 前期比(参考)
2020年3月期
第2四半期 第2四半期
(単位:百万円) 通期予想 (率) (率)
実績 (参考値)
売上高 16,958 37,000 46% 16,079 105%
営業利益 1,212 2,900 42% 227 533%
営業利益率 7.1% 7.8% ー 1.4% ー
経常利益 1,299 3,050 43% 272 478%
経常利益率 7.6% 8.2% ー 1.7% ー
親会社株主に帰属する
当期純利益 887 2,000 44% △ 161 ー
当期純利益率 5.2% 5.4% -
※ 2019年3月期第2四半期(参考値)は、ゼニス羽田ホールディングスの2018年4月1日から2018年9月30日までの連結業績と、2018年4月1日から
2018年9月までのホクコングループの連結業績を単純合算した参考値となります。
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3-2. セグメント別業績と施策(コンクリート事業)
コンクリート事業
■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比
(単位:百万円) (単位:百万円)
事業内容:
マンホール、ヒューム管、ボックスカルバート等のコンクリート
二次製品の製造・販売、その関連商品の販売、これら製品
の据付工事、並びにメンテナンス
2020年 2020年
3月期 3月期
第2四半期 第2四半期
12,178 百万円 1,406 百万円
71% 74%
※1.売上⾼・セグメント利益は消去または全社費⽤の考慮を⾏っていない数値を記載しております。
※2.売上⾼・セグメント利益構成⽐は、売上⾼・セグメント利益の合計値に占める⽐率を記載しております。
セグメント別施策と進捗:
シェアNo.1製品:粗利率を維持したうえでの 原材料、輸送費等のコスト増加分を適切に売価に反映す
確実な受注の積上げ るなどして粗利率を維持し、受注の積上げは堅調。
雨水地下貯留施設、雨水流量抑制装置、ダクタルパネル
浸水対策・メンテナンス・鉄道分野等の有望
ライニング工法、高耐久性レジンパネル製品、高強度特殊
分野にも注力
モルタル製品(ホームドアスラブ)等の提案活動に注力。
発注者・設計コンサルタントへのPR活動、産官学共同研究
差別化製品群による市場創造活動の継続
提案等を継続中。
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3-3. セグメント別業績と施策(パイル&防災事業)
パイル事業
セグメント別施策と進捗:
事業内容: 事業会社:
遠心力プレストレスコンクリートパイルの ホクコンマテリアル
製造・販売、並びに杭打工事 アライアンス強化によ 遠隔地物件について他社
る収益性の維持・改 製品・当社工法による施工
■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比
善 体制を継続・強化。
2020年 2020年
3月期 3月期
第2四半期 第2四半期
2,566 百万円 136 百万円
15% 7%
防災事業
事業内容:
事業会社: セグメント別施策と進捗:
落石防護柵等の防災製品の
ゼニス羽田
製造・販売、関連商品の販 生産能力拡大・納期 納期短縮にまで至っていな
売、並びに設置工事 ゼニス建設
短縮による適時受注 いものの、生産能力を増強
の拡大 し、受注は拡大。
■売上高/構成比 ■セグメント利益構成比
新製品の性能照査実験終
落石防護分野での
了。10月より、営業活動開
新製品開発
2020年 2020年 始。
3月期 3月期
第2四半期 第2四半期
落石防護柵として開発した
1,359 百万円 232 百万円 砂防分野への進出 ループフェンスを土砂用に
8% 12% 改良し、販売。
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3-4. 株主還元方針
配当と自社株式の取得により、総還元性向30%を目処として、
株主還元を実施する方針としています
自社株式は、346,700株を取得しました
2019年3月期 2020年3月期
実績 予想
(年間) 70.0円 50.0円
配当金 (期末配当) 50.0円 50.0円
(当社創立記念配当) 20.0円 -
配当性向 33.4% 22.3%
総還元性向 42.4% 45%程度
※1.上記、2019年3⽉期の配当性向は、負ののれん発⽣益を除いたものとして算出しています。
※2.上記、2019年3⽉期の総還元性向は、旧ゼニス⽻⽥ホールディングスで⾏った2018年5⽉21⽇〜2018年6⽉15⽇までの⾃⼰株式取得総額91,655,900円を加味しています。
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1. 事業紹介
2. 事業の特徴とつよみ
3. 2020年3月期 第2四半期 決算概要
4 中期経営計画の進捗
参考資料
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4-1. 中期経営計画の基本方針と位置付け
第1次中期経営計画(2020年3月期→2022年3月期)
(基本方針)
持続的成長を可能とするための経営基盤整備に重点を置く
経営統合シナジーの確実な具現化を通じ、利益率の改善を図る
第1次中期経営計画
新規商材
売上高イメージ 2020年3月期→2022年3月期
新規事業
営業利益イメージ
重点施策における3つの視点 M&A
• 既存事業の更なる深耕
• 統合シナジーの早期具現化
• 経営基盤整備
ベルテクスコーポレーション
誕生
2020年 2021年 2022年
2018年10月1日 3月期 3月期 3月期 202X年3月期
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4-2. 事業環境認識
追風も吹きますが、これを受けきるための体制整備が重要と認識しています
i-Construction
外部環境 国交省が推進する建設生産システム全体
の生産性向上を目指す取組み
機会 脅威
建設現場の人手不足を背景とした 少子高齢化の進展・生産年齢人口の ・経済性で優位
プレキャスト化率の上昇(右図参照) 減少 ゼネコン
大阪万博、IR(統合型リゾート)、 ・施工の効率化
東京オリンピック投資の終息 ・工期短縮
リニア新幹線等の大型建設投資
・品質の優位性 現場打ち工
国土強靭化、防災・減災対策、社会資本 コンクリート製品業界における供給過剰 (工事全体の約85%)
の維持更新需要 状態、過剰な競合企業数 プレキャスト
工
(約15%)
内部環境 施工の効率化の 労働生産人口
必要性 の減少
つよみ 課題
プレキャスト工が増加、
ゼネコン 製品業界に追風
生産・販売体制を中心に、統合による効率化に余地
高い技術力・設計力・開発力・営業力と
社員平均年齢の上昇、採用難
広い顧客基盤
プレキャ
現場打ち工
スト工
シェアNo.1製品、差別化製品を多数保有 コンクリート事業に続くコア事業の育成
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4-3. 経営統合シナジーの進捗状況
下記事項を中心とした各種PMIプロジェクトを推進し、
利益率の改善を図ります
発表時の施策内容 現在の進捗状況
施策1
• 耐震性防火貯水槽をホクコンブランドに、浸水
主力製品の統一・販売品目の
被害軽減に寄与する耐震性ボックスカルバート
選別
をゼニス羽田ブランドに統一。
施策2 • ホクコン茨城工場を閉鎖、適地生産の拡大、
最適生産体制・最適販売体制 生産品種絞り込み。
の再構築 • 営業拠点の集約・統合、社員の相互出向、
営業組織の一部変更。
施策3
• 研究開発テーマの共有は実施済み。
研究開発テーマの共有・整理
• 共同で行う研究開発テーマの絞り込み中。
PMIプロジェクト:Post Merger Integration Project
M&A(企業の合併・買収)成立後の統合プロセスのこと。新しい組織体制の下で当初企図した経営統合によるシナジーを具現化するために、
企業価値の向上と長期的成長を支えるマネジメントのしくみを構築、推進するプロセスを実施するプロジェクト。
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4-4. 持続的成長を可能とする経営基盤の整備の進捗状況
持続的成長を可能とするため、下記事項を中心に経営基盤の
整備・強化に取り組みます
発表時の施策内容 現在の進捗状況
施策1
• 2020年4月より実施するグループ共通の階
人材採用・育成プログラムの拡充・ 層別人材育成プログラムの全体構成を決定。
海外人材の活用 • 各人材育成プログラムの内容を検討中。
施策2
合併新会社に相応しい新人事制度の設計 • 継続して検討中。
ゼニス羽田株式会社と株式会社ホクコンとの将来的な合併を
視野に、多様な人材が活躍できる新人事制度を設計します
施策3
情報システム・ICTインフラの整備 • 基幹系システムの統合に向けた各種情報
グループ間の情報共有による営業機会の創出、効率的な事業 整理、検討を実施中。
運営、多様な働き方等を実現するための整備を実施します
施策4
グループガバナンス体制・リスク管理体制の構築 • 法務リスク管理体制を強化。また、当社及
グループ内組織再編の検討 び全子会社の重要リスクと対応策を把握・
既存事業とは異なるリスクを伴う新規領域への進出やM&Aに耐え 評価する仕組みを導入。
得る体制を構築します
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4-5. 連結業績目標
本中計最終年度(2022年3月期)に、営業利益率 10.0%以上、
ROE 10.0%以上を目標とします
(単位:百万円) 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
売上高 37,000 37,600 38,900
営業利益 2,900 3,200 3,900
営業利益率 7.8% 8.5% 10.0%
経常利益 3,050 3,370 4,050
親会社株主に帰属する
当期純利益 2,000 2,200 2,640
■売上高 ■営業利益/営業利益率 ■経常利益 ■親会社株主に帰属する当期純利益
(単位:億円) (単位:億円) (単位:億円) (単位:億円)
600 60 12% 60 60 59
10.0%
500 50 50 50
42
8.5%
394 8.4% 9%
400 40 7.8% 40 40
ご参考値:
負ののれん発生益
を除いた場合:17
300 30 5.3% 30 22.3 30
224
21 6% 0.3
200
370 376 389 20 39 20 40 20
12
297 32 30 33
29 26 26
25 22 22
100
170 10 20 10 10
17 20
3% 15
1
0 0 0 0
2019年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
△3
(参考値) 2019年 2019年 2020年 2021年 2022年 2019年 2019年 2020年 2021年 2022年 2019年 2019年 2020年 2021年 2022年
△ 10 0% △ 10 △ 10
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
ベルテクス (参考値) (参考値) (参考値)
旧ゼニス羽田HD 旧ホクコン
コーポレーション
※ 2019年3月期(参考値)は、旧ゼニス羽田HD分に、旧ホクコン分を単純合算した参考値です。
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4-6. セグメント別業績目標
コンクリート事業の利益率改善と
防災事業の売上・利益成長の寄与が大きい計画となっています
■セグメント別売上高目標 (単位:百万円) 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
■コンクリート 27,360 27,550 28,430
■パイル 4,200 4,250 4,300
■防災 3,120 3,300 3,500
■その他 2,320 2,500 2,670
■セグメント別営業利益目標 (単位:百万円) 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
■コンクリート 2,980 3,160 3,650
■パイル 80 100 120
■防災 590 600 700
■その他 330 420 510
(調整額) △1,080 △1,080 △1,080
連結 2,900 3,200 3,900
■セグメント別売上高目標 ■セグメント別営業利益目標
(単位:億円) (単位:億円)
400 60.0
25 26
23 35
31 33
300 43 5.1
42 42
その他 40.0 4.2 7.0
3.3 1.2 その他
5.9 6.0
200 防災 0.8 1.0 防災
284 パイル パイル
273 275 20.0 36.5
100 コンクリート 29.8 31.6 コンクリート
0 0.0
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
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1. 事業紹介
2. 事業の特徴とつよみ
3. 2020年3月期 第2四半期 決算概要
4. 中期経営計画の進捗
参考資料
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会社概要
会社名 株式会社ベルテクスコーポレーション
本社所在地 東京都千代田区麹町5-7-2
代表取締役会長 花村 進治
代表者
代表取締役社長 土屋 明秀
2018年10月1日
設立日 ゼニス羽田ホールディングス株式会社(現 ゼニス羽田株式会社)と株式会社ホクコンとの
共同株式移転により設立されました
資本金 3,000百万円
下記の事業を営む会社の株式の保有を通じた事業活動の支配・統括
事業内容
・コンクリート事業 ・パイル事業 ・防災事業 ・その他事業
従業員数 連結 1,138名(2019年3月31日現在)
上場区分 東証2部(証券コード:5290)
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沿革
沿革
創業-1970年代 1980年-1990年代 2000年代 2014年
日本ゼニスパイプ株式会社
2018年 10月1日
ゼニス
1935年
羽田
ヒューム管の製造販売 ボックスカル 落石防護柵等
を業として神戸市苅藻 バートの製造販 の防災事業を
株式会社
島町に日本ゼニスパイ 売を開始 開始
プ株式会社を設立
3社合併・商号変
株式会社ハネックス 更し「ゼニス羽田株
式会社」発足。
1941年 持株会社「ゼニス羽
田株式会社」を
ヒューム管並びにコンクリート二次 ユニホール・ 社名を株式会
「ゼニス羽田ホール
製品の製造販売を業として東京府 浸透管製造 社ハネックスに
ディングス株式会
南多摩郡日野町に羽田ヒューム管 販売開始 変更
社」に商号変更
株式会社を設立
ゼニス羽田ホールディングスとホクコンは、
羽田コンクリート工業株式会社
共同株式移転の方法により、
1924年
両社の完全親会社となる
仙波虎五郎の個人経営で創 ザ・ウォールII:
業。その後、株式会社羽田コン 建設大臣認定
クリート工業所に改組 取得
株式会社
ベルテクスコーポレーション
を設立、経営統合により
新たな事業グループを創設しました。
創業-1970年代 1980年-1990年代 2000年代
株式会社ホクコン ※ 2019年4⽉1⽇付でゼニス⽻⽥がゼニス⽻⽥ホールディングスを吸収合併しています。
1955年
福井県武生市に 建築用・護岸用 防火水槽: 株式会社 M.V.Pシステ ラクシス:
北陸コンクリート コンクリートブ 日本消防設 ホクコンに ム: ベターリビ
工業株式会社と ロックの生産・ 備安全セン 商号変更 建設技術審査 ング評定
して会社設立 販売を開始 ター認定取得 証明書取得 書取得
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<お問い合わせ先>
株式会社ベルテクスコーポレーション
経営企画室
Tel : 03-3556-2801
本資料中の業績予想、事業計画等に関する記述は、本決算発表日時点における合理的な将来予測
に基づいて作成されたものであり、今後様々な要因で変更される場合がございます。
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