5284 J-ヤマウHD 2019-03-05 10:00:00
株式会社ヤマックスとの業務提携に関するお知らせ [pdf]
                                       平成 31 年3月5日
 各   位
                       会 社 名 株 式 会 社 ヤ       マ     ウ
                       代 表 者 名 代表取締役社長 小 嶺     啓 藏
                                  (JASDAQ・コード番号5284)
                       問合せ先
                               執 行 役 員
                        役職 氏名 管 理 本 部 長 倉 智
                           ・                   清 敬
                        電    話 092−872−3301
          株式会社ヤマックスとの業務提携に関するお知らせ
 当社は、本日開催の当社取締役会において、株式会社ヤマックス(東証ジャスダック:5285、
以下「ヤマックス社」という)と業務提携に向けた具体的な協議を開始することを決議し、本日
付で基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
                       記
1.業務提携の目的
 当社は、九州北部(福岡、佐賀、大分)及び九州南部(宮崎、鹿児島)を中心に生産拠
点を持ち営業展開を図っているほか、水門関連事業や地質調査事業等の周辺事業へ進出を
図って参りました。一方、ヤマックス社は九州中部(熊本、長崎)を中心に営業展開を図
っているほか関東・東北地区への展開を図っており、特に建築分野では高い技術と営業力
を有しております。
 両社は、コンクリート二次製品の製造・販売事業においては競業関係にありますが、昨今の
人手不足を主要因として全国的に波及している原材料・運賃の高騰や労務コストの上昇などに
よる粗利率低下の懸念など、業況への課題対応については共通の認識を持っていることから、
今般、両社において業務提携に向けた協議を開始することとなったものであります。
 両社は事業分野および事業エリアで補完的な位置づけにあるため、業務提携を行うことで事
業の拡張や企業力の強化に向けた様々なシナジー効果が期待され、これをもって両社は、中長
期的に企業価値の向上を目指して参ります。
2.提携の内容
(1) 生産設備および物流拠点の相互利用
      両社が相互に生産委託することなどにより、設備稼働率の向上・業務の集約化・
     供給体制の効率化を図るとともに、両社の物流網を共同運用することなどにより、
     物流の効率化及び運送コストの削減を図って参ります。
(2) 原材料、備品等の共同購入など調達の多様化および効率化
      両社の共通する原材料を共同購入することなどにより、製造コストの削減を図っ
     て参ります。
(3) 類似製品の集約による型枠コストの削減と型枠の相互利用
      両社が取扱う類似製品の集約や型枠を相互利用することなどにより、効率的な型
     枠投資を図って参ります。
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(4) ノウハウの相互利用と新製品、新技術の共同開発
       両社が相互の技術資源を活用することなどにより、技術開発力の強化を図って参
      ります。
(5) 事業エリア拡大への共同展開と協力
       両社が相互の製品を取扱い、それぞれの販売力を活用することなどにより、収益
      力の強化を図って参ります。
(6) 人材交流による組織の活性化
       両社の社員が交流を図ることで得られる情報、知識等を活用することなどにより、
      それぞれの組織の活性化を図って参ります。
3.業務提携の相手先の概要
(1)   名                 称   株式会社ヤマックス
(2)   所         在       地   熊本県熊本市中央区水前寺3丁目9番5号
                            代表取締役会長    代表取締役社長
(3)   代表者の役職・氏名
                              茂森 潔       茂森 拓
(4)   事     業       内   容   コンクリート製品製造販売事業
(5)   資         本       金   1,752,040 千円
(6)   設   立     年   月   日  昭和 38 年 10 月 10 日
(7)   大 株 主 及 び 持 株 比 率 茂森 潔                     6.58%
                           ㈱SBI証券                3.97%
      (平成 30 年 9 月 30 日現在)
                           茂森 拓                  3.54%
                           伊藤忠丸紅住商テクノ            3.27%
                           スチール㈱
(8)   上場会社と当該会社と            資 本 関 係        該当事項はありません。
      の関係                   人 的 関 係        該当事項はありません。
                            取 引 関 係        コンクリート二次製品の売買等
                            関連当時者へ
                            の該当状況          該当事項はありません。
(9)   当該会社の連結経営成績及び連結財政状態
      決         算       期   平成 28 年 3 月期      平成 29 年 3 月期    平成 30 年 3 月期
      純         資       産       3,722 百万円        3,902 百万円      4,259 百万円
      総         資       産      13,409 百万円       13,253 百万円      13,545 百万円
      1 株 当 た り 純 資 産            3,783.50 円      3,966.60 円      4,329.81 円
      売         上       高      15,128 百万円       14,817 百万円      15,295 百万円
      営     業       利   益         566 百万円         537 百万円         487 百万円
      経  常  利  益                  508 百万円         520 百万円         490 百万円
      親会社株主に帰属する
                                  442 百万円         208 百万円         367 百万円
      当期純利益
      1株当たり当期純利益                   466.78 円        211.56 円        373.77 円
   1 株 当 た り 配 当 金         60.0 円     50.0 円     50.0 円
(注)ヤマックス社は、平成 29 年 10 月 1 日付で普通株式 10 株につき 1 株の割合で株式併
   合を行っております。1 株当たりの各数値については、平成 28 年 3 月期の期首に株
   式併合が行われたと仮定したものを記載しております。
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4.今後の見通し
  本業務提携に向けた協議を開始することが、平成 31 年 3 月期の当社連結業績に与える
 影響はありません。今後、具体的内容が決まるなど適時開示の必要性が生じた場合には、
 速やかに開示いたします。
                                        以   上
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