5277 J-スパンクリート 2021-02-10 16:00:00
減損損失の計上及び通期業績予想並びに期末配当予想に関するお知らせ [pdf]

                                                2021年2月10日


各 位
                       会 社 名 株式会社スパンクリートコーポレーション
                                 代表者名 代表取締役社長 浮田 聡
                               (コード:5277、JASDAQ)
                              問合せ先 執行役員管理本部長 井上 卓郎
                              (TEL.03-5689-6311)


          固定資産の減損損失(特別損失)の計上及び
        通期業績予想並びに期末配当予想に関するお知らせ

 当社は、2021年2月10日開催の取締役会において、2021年3月期第3四半期累計期間(2020年
4月1日~2020年12月31日)で特別損失に固定資産の減損損失を計上する決議をし、2021年3
月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の通期業績予想並びに期末配当予想について下記のと
おりとしましたので、お知らせいたします。


                         記
1.減損損失の計上について
 2021年3月期第3四半期累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)の業績及び今後の事
業環境の変化を勘案したところ、スパンクリート事業については前事業年度及び当事業年度と
2年連続の営業損失が見込まれることになったため、今後の事業計画を見直した結果、当第3
四半期会計期間末においてスパンクリート事業に係る固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで
減額することが適切であると判断し、減損損失として3億49百万円を特別損失に計上いたしま
した。


2.業績予想について
2021年3月期通期業績予想数値(2020年4月1日~2021年3月31日)
                                               (単位:百万円)
              売上高      営業利益   経常利益    特別損益       当期純利益
  今回発表予想
               3,233   ▲239    ▲229      641        145
 (2021年3月期)
(ご参考)前期実績
               3,109   ▲128    ▲106      151        36
 (2020年3月期)
 2021年3月期通期業績予想につきましては、2020年9月10日付「固定資産の譲渡及び特別利
益の計上についてのお知らせ」にてお知らせしました賃貸用不動産の譲渡益9億90百万円及び
上記減損損失の特別損益としての計上に加え、最近の業績動向を踏まえて公表するものであり
ます。
当社は2016年3月期第3四半期累計期間(2015年4月1日~2015年12月31日)にスパンクリー
ト事業に関し16億5百万円の減損損失を計上しましたが、その後のコスト削減効果も寄与し同
事業の営業利益は黒字転換し3年連続で増収増益となりました。しかし今回再度の減損計上に
至る等、同事業の合理化は不完全な状況であり、今後の事業環境の変化に対応すべく更なる変
革が必要となっております。本件に関する当社の今後の対応については決定次第ご連絡いたし
ます。


3.配当予想について
                              1株当たり配当金
                 第2四半期末         期末         合計
2020年3月期                  -       8円00銭      8円00銭
2021年3月期                  -
2021年3月期(予想)                      8円00銭      8円00銭


公表の理由
2021年3月期の配当予想につきましては、新型ウイルスの収束時期が不透明であり、業績予
想の合理的な算定が困難であることから未定としておりましたが、2021年3月期の通期業績予
想を決定したことに伴い、上記のとおりといたしました。


※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大
きく異なる可能性があります。
                                                以上