5216 J-倉元 2021-03-26 15:45:00
新株式発行による調達資金の使途変更に関するお知らせ [pdf]
2021 年3月 26 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 倉 元 製 作 所
代 表 者 名 代表取締役社長 時 慧
(コード番号 5216)
問 合 せ 先 取 締 役 小 峰 衛
電 話 0228‐32‐5111
新株式発行による調達資金の使途変更に関するお知らせ
当社は、2020 年3月 13 日付「スポンサー支援に関する契約書の締結、第三者割当による新株式発行、
主要株主、主要株主である筆頭株主及び親会社の異動並びに業務提携に関する覚書の締結に関するお知ら
せ」にて開示いたしました「調達資金の使途」
(以下、
「資金使途」という)について、下記の通り変更する
ことといたしましたのでお知らせいたします。
記
1. 変更の理由
当社は2020年3月30日に事業再生ADR手続が成立し、2020年4月14日に第三者割当増資を実施い
たしましたが、当該期において新型コロナウイルスによる受注減により収益状況が悪化し、当初、事
業再生ADRの再生計画で予定していた売上高計画が、計画1期目の期首の2020年1月から下回る状
況が続き、固定費を吸収できずに、2020年4月には営業キャッシュ・フローの赤字幅が拡大しました。
このため、 この第三者割当増資直後の2020年4月30日の時点で、 当初、 第三者割当増資にあたり資金
使途として計画していた予定額を超過して「運転資金」 と「金融債務の弁済金」に充当いたしました。
具体的には、同日時点ですでに、運転資金は当初計画より13百万円超過して104百万円を支出し、金融
債務の弁済は、当初計画より1百万円超過して201百万円を支出しました。その後も月次ベースでの受
注減による営業キャッシュ・フローの赤字が継続したため、 2020年6月30日までに合計で、運転資金と
して233百万円、 金融債務の弁済に206百万円を充当いたしました。 さらに同年9月30日までに合計で、
運転資金として281百万円、2021年2月末までには合計で、運転資金として当初計画を280百万円超過
して371百万円を充当いたしました。
このような資金繰りの厳しい状況が続いたことから、当初、第三者割当増資で予定していた既存事
業や新分野の精密加工等への設備投資計画につきましては、当初計画していた設備投資そのものは行
うものの、 設備投資資金の調達をリースにより進めるとともに、 支出時期をできるだけ後ろにずらし、
第三者割当増資で調達した資金ではなく、 今後の営業活動によるキャッシュ・ フローを獲得した際に、
その資金を原資に支出することに変更いたしました。
新規のNOVOCARE事業につきましても、深圳诺康医疗科技股份有限公司(Shenzhen Novocare
Medical Devices Inc.)との業務提携契約を2020年9月15日に締結を完了しましたが、2020年度中の設
備投資は行わず、その後の計画支出金額自体も減少させ、第三者割当増資で調達した資金ではなく、
今後の営業活動によるキャッシュ・フローを獲得した際に、その資金を原資に支出することに変更い
たしました。
2. 変更の内容
変更箇所は下線( )を付して表示しております。
【変更前】
調達する資金の額、使途及び支出予定時期
①調達する資金の額
払込金額の総額 700百万円
発行諸費用の概算額 9百万円
差引手取概算額 691百万円
②調達する資金の使途及び支出予定時期
具体的な資金使途 金額 支出予定時期
令和4年4月~令和6年
設備投資資金(既存事業) 150百万円
12月
令和2年4月~令和3年
設備投資資金(精密加工等) 100百万円
12月
令和2年4月~令和4年
設備投資資金(NOVOCARE事業) 150百万円
12月
運転資金 91百万円 令和2年4月~同年12月
金融債務の弁済資金 200百万円 令和2年4月
合計 691百万円
【変更後】
調達する資金の額、使途及び支出予定時期
①調達する資金の額
払込金額の総額 700百万円
発行諸費用の概算額 7百万円
差引手取概算額 693百万円
②調達する資金の使途及び支出予定時期
具体的な資金使途 金額 支出予定時期
令和2年4月~令和6年
設備投資資金(既存事業) 30百万円
12月
令和2年4月~令和3年
設備投資資金(精密加工等) 40百万円
12月
令和2年4月~令和4年
設備投資資金(NOVOCARE事業) 20百万円
12月
令和2年4月~令和3年6
運転資金 392百万円
月
金融債務の弁済資金 211百万円 令和2年4月~同年12月
合計 693百万円
3. 業績への影響
本件変更に伴う当社業績への影響は軽微であります。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の
影響により企業活動、消費活動が停滞する状況が続いており、今後も極めて厳しい状況が続くと見
込まれ、今後の見通しが 不透明です。そのため、現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多
いため、業績予想を数値で示すことが困難な状況です。業績予想については、 合理的に予測可能と
なった時点で公表します。
以上