5214 日電硝 2019-12-23 15:00:00
関係会社株式評価損等(個別決算)の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                            2019 年 12 月 23 日
各   位

                                     会 社 名       日本電気硝子株式会社
                                     代 表 者 名     社 長      松本 元春
                                     コード番号       5214     東証第一部
                                     問 合 せ 先     取締役常務執行役員 津田 幸一
                                                 TEL 077(537)1700



           関係会社株式評価損等(個別決算)の計上に関するお知らせ


 当社は、2019 年 12 月 16 日に外部公表しましたとおり、2019 年 12 月期通期(2019 年1月1日~12
月 31 日)連結決算において、欧米ガラス繊維事業に係る特別損失を計上することとなりました。
 今般、本件に関連して、個別決算においても下記のとおり特別損失を計上することになりましたの
で、お知らせいたします。

                                     記

1.背景
   自動車の樹脂部品や風力発電用風車ブレードなどに使用されるガラスファイバについては、2018 年
 下期以降、欧州や中国等において需要が減速し、市場回復が進まない状況にあります。このような中、
 欧米のガラス繊維事業子会社においては、販売の減少とそれに伴う稼働調整によるコスト高を内部努
 力によって十分に補うことができず、収益の低迷が続いています。
   こうした状況を踏まえ、連結決算においては、米国ガラス繊維事業子会社(Electric Glass Fiber
 America, LLC (以下、EGFA という))及び欧州ガラス繊維事業子会社(Electric Glass Fiber UK,
 Ltd.及び Electric Glass Fiber NL, B.V.(以下、EGFU 及び EGFN という))について、有形固定資産
 及びのれん等の減損損失を計上することとなりました。
   今般、上記に関連して個別決算においても、Nippon Electric Glass America, Inc.(当社は米国子
 会社 Nippon Electric Glass America, Inc.を通じて EGFA の株式を取得)、EGFU 及び EGFN の株式に
 係る子会社株式評価損、貸倒引当金繰入額及び債務保証損失引当金繰入額を特別損失として計上する
 こととなりました。

2.特別損失の内容
  ①子会社株式評価損               約 476 億円
  ②貸倒引当金繰入額               約 16 億円
  ③債務保証損失引当金繰入額           約 37 億円

3.業績に与える影響
  個別決算で計上される上記2.の特別損失については、連結決算において相殺消去されるため、連結
 業績への影響はありません。

 (注)本資料に記載の金額は現在の会社の試算であり、今後の精査や監査により変更の可能性があり
    ます。

                                                                    以     上