5204 石塚硝 2019-04-24 13:30:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]

                                                                2019 年4月 24 日
各    位
                                     会 社 名     石塚硝子株式会社
                                              代 表 取 締 役
                                     代表者名               石塚           久継
                                              社長執行役員
                                     コード番号     5204 (東証・名証第一部)
                                              取締役常務執行役員経営企画部長
                                     問合せ先
                                                       畔柳 博史
                                     電話番号      (0587-37-2111)


                      中期経営計画策定に関するお知らせ


    当社は 2019 年度からの3か年を対象とした中期経営計画を策定しましたのでお知らせします。


1.コンセプト
                   『ISHIZUKA 2021 ~次の 100 年に向けて~』


     2016 年度からの中期経営計画『Next Stage ISHIZUKA 84』では、「営業利益の安定確保」「有利子
                                                           、
    負債の削減」「グループを横断した機能強化」に取り組んでまいりました。期間中、営業利益率3%
         、
    を安定的に確保すること、有利子負債の削減を計画通りに進めることができました。加えてグループ
    を横断した機能強化を進めることでグループが活性化し、新たなステージにおける事業基盤が確立で
    きました。
     今年、創業 200 年を迎えるにあたり、次期中期経営計画では『ISHIZUKA 2021 ~次の 100 年に向け
    て~』を掲げ、この流れを更に加速し、いつの時代にも求められる企業をめざしていきます。


2.基本方針
     ①営業利益率5%の達成
         前中期経営計画を通じて安定的に営業利益率3%を確保できる企業体質は構築できました。
         もう一段の収益力強化を目標に、3年後の 2021 年度に営業利益率5%をめざします。


     ②非容器事業を連結売上高の 10%まで拡大
         ガラスびん、ハウスウェア、紙容器、プラスチック容器といった既存の容器事業は一定の基盤
      があり、今後は一層の付加価値の追求、効率化により収益力を強化していきます。
         一方、社内技術の応用や研究開発を進めることで非容器事業を推進し、これを3年後の 2021
      年度に連結売上高の 10%まで拡大することで、将来の収益源を確保します。


     ③グループ横断機能の更なる強化
         カンパニーやグループ会社という組織の枠を超え、横断的な課題解決を図る CFP(クロスファ
      ンクショナルプロジェクト)活動は社内に定着しつつあります。
         今後はこの活動を更に発展させ、事業拡大につなげていきます。
3.各事業を取り巻く環境と戦略の方向性
  ◆ガラスびん関連事業
    ガラスびん市場は、主力の酒類びん、食料・調味料びんは減少していますが、ドリンク、化粧
   品類の小型ビンは伸長しています。求められる商品群は、
                            『量産・汎用』の商品から『高付加価値・
   多様化』のトレンドに変化してきており、高い質感、デザイン性、多品種少量への対応が必要と
   なっています。こうしたことから『量産・汎用』で原価低減を図る一方、『高付加価値・多様化』
   の対応を加速していきます。


  ◆ハウスウェア関連事業
    ガラス食器は、少子高齢化により国内需要は頭打ちの状況にありますが、こだわり消費へのニ
   ーズや、海外でのメイドインジャパン人気がみられます。陶磁器は、個人需要は伸び悩んでいま
   すが、ホテル、エアラインの法人需要は底堅く推移しています。また流通面からみるとネット市
   場の拡大が顕著です。こうしたなかハウスウェア関連事業では、強みである法人需要を確実に取
   り込みつつ、ブランド力の強化による付加価値市場での拡販などにより事業ドメインを拡大する
   一方、生産性向上、物流コスト上昇への対応などに取り組み、事業体質の強化を進めていきます。


  ◆紙容器関連事業
    チルド紙容器の国内市場は縮小傾向にある一方、容器自体の形態・デザインの多様化が進んで
   います。こうした背景から、商品ラインナップの拡充や原紙の見直しを通じて、新しい価値の提
   案や価格是正を進めていきます。また、紙容器の新たな用途開発をおこない、事業ドメインを革
   新していきます。


  ◆プラスチック容器関連事業
    プラスチック容器需要は、主力の清涼飲料水で他容器からのシフトが進んでいることや化粧
   品・医薬品向けが増加していることもあり、比較的堅調に推移しています。一方、廃棄プラスチ
   ック問題への取り組みが世界レベルでの課題となっており、原料循環型の容器への社会的要請は
   さらに高まっています。こうした課題にも対処しつつ、設備稼働率アップ、不良化率の低減、固
   定費削減を通じて原価低減を進め、利益体質への改革を図ります。加えて非清涼飲料水分野への
   本格参入・拡大を検討していきます。


  ◆産業器材関連事業
    IH クッキングヒーター及びガスコンロ向けトッププレートの販売は、住宅着工の減少や価格競
   争による単価下落など、厳しい経営環境が続いています。しかしながら、上位機種への参入や生
   産性向上の余地は残っており、この対応により収益を改善していくとともに、次の収益の柱とな
   りうる応用商材を立ち上げていきます。


  ◆その他事業
    抗菌剤事業は、アジア・中国での需要が堅調で拡大を続けています。引き続きこの需要を満た
   すべく生産・販売体制を整備する一方、先行する欧米市場での安定的な販売体制も継続していき
   ます。金属キャップ事業はウイスキーなどの酒類向けキャップ需要を確実に捉えており、この需
   要にしっかりと対応していきます。またこれ以外にも、ガラス技術、紙加工技術を応用した新事
   業の開発を社外連携も活用して進めていくことにより、非容器事業の拡大と将来の収益源の確保
   に努めていきます。
                                            以   上