5201 AGC 2020-05-18 15:00:00
2020年12月期第1四半期業績説明会資料 [pdf]
2020年12月期 第1四半期業績
説明会資料
2020年5月18日
目次
■2020年12月期 第1四半期業績 P.4
1.業績のポイントと主要項目 P.5
2.セグメント別・地域別の状況 P.13
■2020年通期業績見通し P.19
◼付属資料 P.25
©AGC Inc. 2
本日のポイント
2020年12月期第1四半期:
(前年同期比)
売上高 3,575億円 (▲41億円)
営業利益 223億円 (+15億円)
◼ 自動車用および建築用ガラス事業ではCOVID-19の影響により、
業況が悪化したものの、電子部材や液晶用ガラス基板、ライフサイエンス
事業の好調が上回り前年同期比増益
◼ COVID-19影響は、売上高 ▲100億円、営業利益▲30~40億円
2020年12月期第2四半期見通し:
◼ 建築用および自動車用ガラス事業においてCOVID-19の影響を大きく
受ける見込み
©AGC Inc. 3
2020年12月期 第1四半期業績
©AGC Inc. 4
1. 業績のポイントと主要項目
©AGC Inc. 5
2020年12月期 第1四半期業績
(億円)
FY2019 FY2020 主な変動要因
増減
1Q 1Q (+)増加要因 (-)マイナス要因
(+)電子部材、液晶用ガラス基板、ライフサイエンス製品の出荷増加
(ー)自動車用ガラスの販売減少
売上高 3,616 3,575 * ▲ 41 建築用ガラス(日本を除く地域)および液晶用ガラス基板
の製品販売価格下落
ユーロ安
(+)第11世代向け液晶用ガラス基板新設備のフル稼働寄与
営業利益 209 223 +15 (ー)欧州の建築用ガラス製造設備の稼働調整に伴う製造原価
悪化
税引前利益 235 159 ▲ 75 (ー)その他費用における為替差損計上
親会社の所有者に帰属する
156 135 ▲ 21
当期純利益
為替レート(期中平均) JPY/USD 110.20 108.92
JPY/EUR 125.15 120.11
原油(Dubai,期中平均) USD/BBL 63.53 50.74
* うち、為替差影響は▲58億円、連結範囲変更の影響は+39億円
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セグメント別業績 前年同期比較
(億円)
FY2019 FY2020
増減
1Q 1Q
売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益
ガラス 1,861 35 1,693 ▲ 26 ▲ 168 ▲ 61
電子 594 25 692 89 + 98 + 64
化学品 1,127 144 1,142 151 + 14 +7
セラミックス・その他 185 6 197 9 + 12 +4
消去 ▲ 152 ▲1 ▲ 150 0 +3 +1
連結合計 3,616 209 3,575 223 ▲ 41 + 15
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1Q決算におけるCOVID-19感染拡大の影響
◼ 1Qは主に中国の自動車用ガラスで影響
◼ 3月中旬以降、建築用ガラス・自動車用ガラスでの稼働調整が本格化
AGCグループへの影響
(建築用ガラス)
•日本・アジア:日本の生産、出荷状況は概ね計画通り。アジアは3月以降、経済の停滞・需要の減少
が本格化し、稼働調整を実施。
•米州:北米は3月から出荷が減少し、3月末以降稼働調整を実施。南米は3月末から出荷が減少。
ガラス •欧州:3月以降出荷減少が顕著となり、3月中旬以降大幅な稼働調整を実施。
(自動車用ガラス)
・中国:2月~3月中旬にかけ大幅な稼働調整を実施。
•日本・アジア(中国を除く) :1Qは影響軽微のため稼働調整は実施せず。
•欧米:3月下旬から大幅な稼働調整を開始。
•液晶ディスプレイ用ガラス基板、半導体関連部材、オプトエレクトロニクス用部材は出荷に影響なし。
電子 •ディスプレイ用特殊ガラスは、スマートフォンの販売台数減少の影響を受け、大幅な出荷減となった。
化学 •稼働への影響なし。
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営業利益増減要因分析(1Q.FY2020 vs. 1Q.FY2019)
(億円)
前年同期比 15億円増益
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連結財政状態計算書
(億円)
2019/12 2020/3 増減
現金及び現金同等物 1,138 1,634 + 496
棚卸資産 2,912 2,900 ▲ 12
有形固定資産・無形
13,516 13,171 ▲ 345 営業債権
資産及びのれん ▲252億円
金融資産
その他 5,788 5,057 ▲ 731 ▲292億円
資産合計 23,354 22,763 ▲ 591 為替差影響
▲763億円
有利子負債 6,028 6,501 + 472
その他 4,500 4,317 ▲ 182
負債の部 10,528 10,818 + 290
親会社の所有者に
11,571 10,731 ▲ 840
帰属する持分合計
非支配持分 1,255 1,214 ▲ 41
資本の部 12,826 11,945 ▲ 881
負債及び資本合計 23,354 22,763 ▲ 591
D/E比率 0.47 0.54
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連結キャッシュフロー計算書
1Q
FY2019 FY2020
税引前利益 235 159
減価償却費及び償却費 335 366
運転資金増減 ▲ 142 ▲ 11
その他 130 129
営業活動によるCF 558 644
投資活動によるCF ▲ 479 ▲ 494
フリーキャッシュフロー 79 150
有利子負債増減 213 523
支払配当 ▲ 133 ▲ 133
その他 ▲7 18
財務活動によるCF 73 408
現金等に係る換算差額 8 ▲ 62
現金等の増加額 161 496
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設備投資・減価償却費等
(億円)
1Q
FY2019 FY2020
設備投資額 426 517 【主な設備投資案件】
・中国車載ガラス投資(ガラス)
ガラス 164 133 ・ディスプレイ窯修繕(電子)
電子 91 176 ・中国G11投資(電子)
・合成医薬増強(化学品)
化学品 167 208 ・フッ素増強(化学品)
セラミックス・その他 5 0 など
消去 ▲0 ▲0
減価償却費 335 366 【主な減価償却費増加要因】
ガラス 126 130 ・アサヒマスケミカル 発電所
(19Q2稼働開始)
電子 112 120 など
化学品 87 105
セラミックス・その他 10 11
消去 ▲0 ▲0
研究開発費 111 111
※FY2020通期の設備投資、減価償却費、研究開発費は未定とする
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2. セグメント別・地域別の状況
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ガラス セグメント
(億円)
営業利益増減要因分析
1Q 35
FY2019 FY2020 増減
売上高 1,861 1,693* ▲ 168
建築用ガラス 857 801 ▲ 55
自動車用ガラス 1,001 889 ▲ 112
(セグメント間) 4 3
営業利益 35 ▲ 26 ▲ 61
* うち、為替差影響は▲46億円、連結範囲変更の影響は+1億円
〔売上高〕 減収 〔営業利益〕 減益
建築用ガラス 建築用ガラス
●欧州を中心とした市況悪化、ユーロ安の影響で減収 ●欧州での建築用ガラス製造設備の稼働調整による製造原価
自動車用ガラス 悪化により減益
●中国を主として各地域で自動車生産台数が減少し、当 自動車用ガラス
社グループの出荷減、円高の影響もあり減収 ●自動車用ガラスの国内における生産性改善
●北米における減損損失計上による減価償却費減
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電子 セグメント
(億円) 営業利益増減要因分析
1Q
+27 89
FY2019 FY2020 増減
+43
売上高 594 692* + 98
-2
ディスプレイ 398 433 + 35 -4
電子部材 160 238 + 77 25
(セグメント間) 36 22
営業利益 25 89 + 64 1Q.FY2019 1Q.FY2020
販売数量 売値 原燃材料 コスト
* うち、為替差影響は▲1億円、連結範囲変更の影響は+15億円 品種構成 価格 その他
〔売上高〕 増収 〔営業利益〕 増益
ディスプレイ
⚫ 液晶用ガラス基板の出荷数量は増加、価格は下落幅縮小 ⚫ 第11世代向け液晶用ガラス基板新設備のフル稼働が寄与
⚫ ディスプレイ用特殊ガラスはDragontrail®出荷減少 ⚫ オプトエレクトロニクス用部材およびEUV露光用フォトマスクブランクス
電子部材 などの半導体関連部材の出荷が増加
⚫ オプトエレクトロニクス用部材およびEUV露光用フォトマスクブラン
クスなどの半導体関連部材の出荷が増加
⚫ Taconic社プリント基板材料事業等の新規連結が寄与
©AGC Inc. 15
化学品 セグメント
(億円)
営業利益増減要因分析
1Q
FY2019 FY2020 増減
売上高 1,127 1,142 * + 14
クロールアルカリ・ウレタン 705 695 ▲ 10
フッ素・スペシャリティ 287 283 ▲5
ライフサイエンス 132 160 + 28
(セグメント間) 3 4
営業利益 144 151 +7
* うち、為替差影響は▲10億円 連結範囲変更の影響は+22億円
〔売上高〕 増収 〔営業利益〕 増益
クロールアルカリ・ウレタン ⚫ 東南アジアでの苛性ソーダの販売価格が下落
⚫ 東南アジアでの苛性ソーダの販売価格が下落 ⚫ 合成医薬関連製品の出荷が増加
フッ素・スペシャリティ
<営業利益構成比※>
⚫ 半導体・航空機関連製品向けフッ素樹脂の出荷が減少 19/1Q 20/1Q
クロールアルカリ・ウレタン 6割 5割
ライフサイエンス フッ素・スペシャリティ 3割 3割
ライフサイエンス 1割 2割
⚫ バイオ医薬品原薬の受託件数が増加 ※共通費用配賦前
⚫ Malgrat Pharma Chemicals社の新規連結が寄与
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戦略事業の利益貢献
◼ COVID-19感染拡大の影響は限定的で順調に業績拡大
戦略事業売上高推移 (億円) 1,900*
150 モビリティ
1,654 ・車載ディスプレイ用
142 カバーガラス
・モビリティ新規部材
1,262 (含5G通信)
1,156 1,000
142 エレクトロニクス
110 892 ・半導体関連部材
885 ・オプトエレクトロニクス用部材
103 ・次世代高速通信用部材
671 681 618 ・エレクトロニクス用フッ素製品
561 69
68 473 445
325 335 40 ライフサイエンス
270 279 750
40 618 243 ・合成医農薬
34 449 426
129 154 ・バイオ医薬
309 276
214 131 161
107
1Q 2Q累計 3Q累計 年間 1Q 2Q累計 3Q累計 年間 1Q 年間e
2018 2019 2020
戦略事業 (億円)
営業利益 36 77 131 207 43 84 183 268 75 300*
営業利益
12% 13% 15% 17% 21% 20% 25% 26% 34% ー
貢献比率
* 2020年2月5日発表数値から見直しを行っています。 ©AGC Inc. 17
地域別業績 前年同期比較
1Q (億円)
FY2019 FY2020 増減
売上高 3,616 3,575 ▲ 41 為替影響:
▲58億円
日本・アジア 2,341 2,375 + 34
アメリカ 428 390 ▲ 38 新規連結影響:
+39億円
ヨーロッパ 847 810 ▲ 37
営業利益 209 223 + 15
日本・アジア 240 279 + 38
アメリカ 21 8 ▲ 14
ヨーロッパ 41 26 ▲ 15
地域共通費用 ▲ 94 ▲ 89 +5
©AGC Inc. 18
2020年通期業績の見通し
©AGC Inc. 19
2020年 通期業績見通し
◼ 新型コロナウィルスの感染拡大により、業績に影響を与える未確定な要素が
多いため、通期業績予想および配当予想は未定とする
◼ 合理的な予想が可能となった時点で改めて公表する
◼ 現在把握できる情報等に基づいた2020年上期業績予想は以下の通り
(億円)
FY2020 FY2020
FY2019
(2020年2月5日予想) (今回予想)
上期 通期 上期 通期 上期
売上高 7,375 15,180 7,500 15,500 6,500
営業利益 415 1,016 500 1,200 250
未定
税引前利益 762 1,070
親会社の所有者に
444 690
帰属する当期純利益
1株当たり配当(円) 60 120 65 130 ー
為替レート(期中平均) JPY/USD 110.1 109.1 110.0 107.0
JPY/EUR 124.3 122.1 120.0 117.6
原油 (Dubai,期中平均) USD/BBL 65.4 63.5 60.0 40.0
©AGC Inc. 20
セグメント別の2Q売上高/営業利益見通し
(億円)
FY2019 FY2020
増減
1-2Q 1-2Qe
売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益
ガラス 3,752 74 2,800 ▲ 215 ▲ 952 ▲ 289
電子 1,246 60 1,400 170 + 154 + 110
化学品 2,285 262 2,200 280 ▲ 85 + 18
セラミックス・その他 404 20 400 15 ▲4 ▲5
消去 ▲ 312 ▲1 ▲ 300 0 + 12 +1
連結合計 7,375 415 6,500 250 ▲ 875 ▲ 165
©AGC Inc. 21
各事業の現況(2020年5月18日時点)
◼ 中国での事業活動および欧州建築用ガラス加工工程の稼働は改善傾向
◼ 上記以外の複数事業で需要の減少およびお客様の生産調整の影響を受け出荷が減少
◼ ガラス事業への影響が特に大きく、大幅に収益が悪化傾向
(建築用ガラス)
•日本・アジア:日本は今のところほぼ影響なし。アジアは経済停滞の影響から需要減が見られる。
•米州:4月をボトムとして、5月から徐々に出荷は回復してくると想定している。南米は稼働調整を継続し
ている。
•欧州:需要が大幅に減少し、大幅な稼働調整を実施。5月からの段階的な欧州各国ロックダウン解除に
ガラス より、5月以降徐々に稼働は回復していくと想定している。
(自動車用ガラス)
•中国:稼働が回復し始め、5月には旧正月前の水準となっている。
•日本・アジア(除く中国):日本は4月下旬から稼働調整を開始し、現時点も継続している。タイ、イン
ドネシアは4月から大幅な稼働調整を開始し、現時点も継続している。
•欧米:4月は全ての拠点で大幅な稼働調整を実施。5月に入り一部拠点で稼働再開。
•液晶ディスプレイ用ガラス基板は現時点まで出荷に大きな影響は出ていない。
電子 •ディスプレイ用特殊ガラスは、中国での客先稼働回復に伴い、2Qから出荷の回復がやや見られる。
•半導体関連部材、オプトエレクトロニクスは出荷、稼働とも大きな影響は見られない。
•クロールアルカリ・ウレタンは、アジア各国のロックダウン影響等から出荷減および売値の下落が見られる。
化学品 •フッ素・スペシャリティは、自動車、航空機や建設向けなど一部製品の出荷減が見られる。
•ライフサイエンスは需要堅調で出荷、稼働とも大きな影響は見られない。
©AGC Inc. 22
新型コロナウイルス感染拡大への対応①
1. 感染症拡大防止の取り組み
⚫ 従業員およびその家族、取引先等を含めたグループ内外のステークホルダーの
安全を最優先
⚫ 生産活動を継続する拠点では感染防止策を徹底
2. 手元流動性の確保
⚫ 4月末までに銀行借入等により十分なキャッシュを確保済み
(前年12月末比で2,000億円程度を積み増し)
3.投資・経費の削減
⚫ 戦略事業を中心とした成長事業への投資は継続実施
⚫ 上記以外の投資および経費については極力削減する
©AGC Inc. 23
新型コロナウイルス感染拡大への対応②
4. 事業活動
<ライフサイエンス>
⚫ COVID-19関連でアメリカで治療薬としての治験も開始されたCytoDyn社の
Leronlimabの製造やAdaptVacのワクチン開発・製造を受託、その他COVID-19
関連のCDMOを複数受託に向け進行中
⚫ AGC Biologics社が欧州のCOVID-19 ワクチン開発コンソーシアムに参加
<その他>
⚫ 消毒液や飲料水用消毒剤に使用される次亜塩素酸ソーダを供給
⚫ 飛沫感染防止パーティション用ポリカーボネート樹脂の生産体制を増強
など
5. 地域社会に
⚫ 国内外のAGCグループ拠点周辺の医療機関等に防護衣などを提供
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付属資料
©AGC Inc. 25
営業利益増減要因分析(1Q.FY2020 vs. 4Q.FY2019)
前四半期比 57 億円減益 (億円)
280
+72 223
- 78
- 30
- 21
4Q.FY2019 販売数量 売値 原燃材料 コスト 1Q.FY2020
品種構成 価格 その他
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売上高 セグメント・地域別展開 前年同期比較
(億円)
日本・
アメリカ ヨーロッパ セグメント間 合計
アジア
建築用ガラス 1Q.FY2020 291 99 412 - 801
1Q.FY2019 284 112 461 - 857
自動車ガラス 1Q.FY2020 465 160 264 - 889
1Q.FY2019 528 175 298 - 1,001
ガラス 1Q.FY2020 756 259 675 3 1,693
1Q.FY2019 811 287 760 4 1,861
電子 1Q.FY2020 620 48 3 22 692
1Q.FY2019 516 40 2 36 594
化学品 1Q.FY2020 924 83 132 4 1,142
1Q.FY2019 938 101 84 3 1,127
セラミックス・その他 1Q.FY2020 76 - - 121 197
1Q.FY2019 76 - - 109 185
消去 1Q.FY2020 - - - ▲ 150 ▲ 150
1Q.FY2019 - - - ▲ 152 ▲ 152
合計 1Q.FY2020 2,375 390 810 - 3,575
1Q.FY2019 2,341 428 847 - 3,616
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市況推移
数量・価格動向
2019 2020
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
前年同四半期比(YoY)
ガラス 建築用ガラス 日ア 数量 -1割弱 横ばい -数% 横ばい 微増
(AGC) 価格(日) +1桁半ば +1桁半ば 微増 微増 +数%
北米 数量 -数% +1桁半ば +数% -1割弱 -1割弱
価格 横ばい -数% -1桁半ば -1桁半ば -1割弱
欧州 数量 微増 +数% 微減 微減 横ばい
価格 -数% 微減 -数% -1割弱 -1割強
自動車用生産台数 日本 数量 +0% +5% +5% -10% -7%
(IHS Markit 4/27データより) 北米 数量 -3% -3% -1% -9% -10%
欧州 数量 -5% -8% -0% -4% -19%
ディスプレイパネル需要*
電子 グローバル 面積 +6% +6% +3% +4% -5%
(Omdia社)
市況実績値
化学品 東南アジアクロアリ 苛性ソーダ 価格 USD/MT 384 390 340 316 293
(Bloomberg) PVC 価格 USD/MT 882 847 872 832 845
エチレン 価格 USD/MT 985 798 787 742 645
*Source :Omdia, display-long-term-demand-forecast-tracker-pivot-q4-2019.
Results are not an endorsement of AGC Inc. Any reliance on these results is at the third-party’s own risk.
©AGC Inc. 28
業績推移
(億円)
ガラス 1Q.18 2Q.18 3Q.18 4Q.18 1Q.19 2Q.19 3Q.19 4Q.19 1Q.20
売上高 1,943 1,934 1,868 1,953 1,861 1,890 1,840 1,837 1,693
建築用ガラス 867 879 878 964 857 890 875 905 801
自動車用ガラス 1,073 1,052 987 985 1,001 996 963 923 889
(セグメント間) 3 3 3 4 4 5 3 9 3
営業利益 77 78 29 44 35 39 23 ▲4 ▲ 26
電子 1Q.18 2Q.18 3Q.18 4Q.18 1Q.19 2Q.19 3Q.19 4Q.19 1Q.20
売上高 560 603 646 670 594 652 761 760 692
ディスプレイ 419 424 431 436 398 441 449 460 433
電子部材 135 150 184 199 160 185 283 276 238
(セグメント間) 6 29 30 34 36 26 28 24 22
営業利益 57 41 61 78 25 35 109 87 89
化学品 1Q.18 2Q.18 3Q.18 4Q.18 1Q.19 2Q.19 3Q.19 4Q.19 1Q.20
売上高 1,148 1,150 1,252 1,295 1,127 1,158 1,197 1,275 1,142
クロールアルカリ・ウレタン 747 744 848 827 705 710 745 768 695
フッ素・スペシャリティ 287 285 304 328 287 299 302 311 283
ライフサイエンス 110 107 96 136 132 146 147 193 160
(セグメント間) 3 13 3 3 3 4 4 3 4
営業利益 170 167 166 209 144 118 177 191 151
©AGC Inc. 29
戦略事業の利益貢献
◼ COVID-19感染拡大の影響は限定的で順調に業績拡大する見通し
主な製品・事業
戦略事業売上高推移 (億円)
3,600
・ 車載ディスプレイ用カバーガラス
モビリティ 720
・ モビリティ新規部材(含5G通信)
・ 半導体関連部材
1,900* ・ オプトエレクトロニクス用部材
1,800 ・
1,650 150 エレクトロニクス 次世代高速通信用部材
・ エレクトロニクス用フッ素製品
142
1,250
1,050 130 1,000
102 892
671 ・ 合成医農薬
575
ライフサイエンス 1,080 ・ バイオ医薬
619 750
367 449
FY2017 FY2018 FY2019 FY2020e FY2025e
戦略事業 営業利益 120 210 265 300 * 900 (億円)
営業利益貢献比率 10% 17% 26% ー 40%
* 2020年2月5日発表数値から見直しを行っています。 ©AGC Inc. 30
財務指標
IFRS
15/12 16/12 17/12 18/12 19/12
売上高 百万円 1,326,293 1,282,570 1,463,532 1,522,904 1,518,039
営業利益 百万円 71,172 96,292 119,646 120,555 101,624
営業利益率 % 5.4 7.5 8.2 7.9 6.7
親会社の所有者に帰属する当期純利益 百万円 42,906 47,438 69,225 89,593 44,434
自己資本当期純利益率(ROE) *1 % 3.9% 4.3% 6.1% 7.7% 3.9%
総資産営業利益率(ROA) *2 % 3.5% 4.8% 5.7% 5.4% 4.4%
自己資本比率 % 55% 55% 53% 51% 50%
D/E(有利子負債・純資産比率) 倍 0.40 0.37 0.38 0.43 0.47
営業CF/有利子負債 倍 0.40 0.47 0.42 0.35 0.32
一株当たり当期純利益(EPS) *3 円 185.60 205.14 302.12 399.51 200.85
一株当たり配当金 円 90 90 105 115 120
EBITDA *4 百万円 228,381 195,767 249,880 259,425 231,857
円/ドル 121.05 108.84 112.19 110.43 109.05
為替レート(期中平均)
円/ユーロ 134.31 120.33 126.66 130.42 122.07
*1 親会社の所有者に帰属する当期純利益/親会社の所有者に帰属する持分合計(期中平均)
*2 営業利益/総資産 (期中平均)
*3 当社は、2017年7月1日をもって普通株式5株を1株に併合しています。 一株当たり当期純利益は株式併合の影響を踏まえて換算しています。
*4 EBITDA(支払利息・税金・減価償却費控除前利益)=税引前利益+減価償却費+支払利息
その他の財務指標についてはこちらを参照ください。https://www.agc.com/ir/pdf/data_all.pdf
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2020年 主要発表事項
発表日 内容
2月4日 CDPから水リスクへの取り組みが評価され最高評価「Water Security A List 2019」に選定
2月26日 国立競技場で環境対応型新冷媒使用の新型ターボ冷凍機が採用
3月2日 「健康経営優良法人2020ホワイト500」に認定
3月3日 女性活躍推進に優れた企業として「なでしこ銘柄」に選定
3月11日 AGCの建築用ガラスが国立競技場に採用
3月12日 「パレットIoTシステム」を導入し物流を効率化
3月17日 遺伝子・細胞治療に取り組むMolecular Medicine S.p.A.の株式公開買付を決定
3月19日 AGCがスタンフォード大学経営大学院のケーススタディに採用
4月3日 Molecular Medicine S.p.A.の株式公開買付に関する公開買付書類をイタリア証券当局に提出
4月7日 スペイン合成医薬品生産拠点の設備増強を決定
5月8日 太陽光発電 ガラス が高輪ゲートウェイ駅 に採用
5月14日 AGC、AdaptVac社から新型コロナウィルス向けワクチンの製造を受託
5月14日 AGCが製造を受託するCytoDyn社の新型コロナウィルス向け治療薬候補「レロンリマブ」が、米国での臨床試験進行
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