2020年3月期 第3四半期決算補足資料
2020年1月31日
住友理工株式会社
1. 連結経営成績 〔IFRS〕 (2019年4月1日～2019年12月31日)
① 連結損益計算書 (単位: 億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 3,504 3,420 -84 -2.4%
事業利益 * 74 88 +14 +18.7%
その他の収益・費用 △6 △6 -1 -
営業利益 68 81 +13 +19.0%
金融収支 △4 △8 -4 -
税引前四半期利益 65 73 +9 +13.8%
法人所得税費用 △32 △55 -23 -
四半期利益 33 18 -14 -44.0%
親会社の所有者に帰属する四半期利益 17 7 -11 -61.8%
非支配持分 15 12 -4 -
* 事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。
② 事業セグメント別業績 (単位: 億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 自動車用品 2,970 2,905 -65 -2.2%
一般産業用品 534 515 -19 -3.5%
連結 計 3,504 3,420 -84 -2.4%
事業利益 自動車用品 61 76 +15 +24.6%
一般産業用品 13 12 -1 -9.4%
連結 計 74 88 +14 +18.7%
③ 所在地セグメント別業績 (単位: 億円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 日本 1,599 1,586 -13 -0.8%
米州 779 764 -15 -1.9%
アジア 1,095 1,079 -17 -1.5%
欧州その他 438 402 -36 -8.3%
消去又は全社 △408 △410 -2 -
連結 計 3,504 3,420 -84 -2.4%
事業利益 日本 △10 11 +20 -
米州 △2 △3 -2 -
アジア 101 92 -9 -9.0%
欧州その他 △9 △6 +3 -
消去又は全社 △7 △7 +1 -
連結 計 74 88 +14 +18.7%
(注) 各セグメントには、セグメント間取引消去前の数値を表示しております。
④ 為替レート (期中平均)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
円／米ドル 111.15 108.68 -2.47 -2.2%
円／ユーロ 129.50 121.05 -8.45 -6.5%
円／人民元 16.61 15.60 -1.01 -6.1%
円／タイバーツ 3.41 3.53 +0.12 +3.5%
円／メキシコペソ 5.74 5.64 -0.10 -1.7%
円／ブラジルレアル 29.41 27.16 -2.25 -7.7%
（注) 金額や増減率等の数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しております。
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2. 業績の概要
（1） 売上高
3,420億円 (前年同期比2.4%減)
＜事業セグメント別概況＞
① 自動車用品 2,905億円 (前年同期比2.2%減)
・ 販売数量は増加したものの、対人民元、ユーロ中心に円高が進行したことによる為替換算
のマイナス影響により、セグメント全体では減収
・ 日本では、消費増税の影響で自動車生産台数が減少したため、減収
・ 米国やメキシコでの自動車生産台数減少や、円高ドル安により、減収
・ 中国では新排ガス基準「国6」対応ホースの販売増加が寄与し、増収。一方、タイは外需減
少、インドはオートローン審査厳格化などによる内需減少の影響で、減収
・ 欧州は、自動車生産台数減少や円高ユーロ安により、減収
② 一般産業用品 515億円 (前年同期比3.5%減)
・ プリンター機能部品は、プリンター市場縮小の影響により減収
・ 高圧ホースは、中国での建設・土木機械向け需要の減少のため減収
（2） 事業利益
88億円 (前年同期比18.7%増)
＜事業セグメント別概況＞
① 自動車用品 76億円 (前年同期比24.6%増)
・ 日本は、経費圧縮や原価低減を進めたことにより、増益
・ 米国は、人手不足を背景とした生産性低迷への対策を実施したことにより、3Q (10-12月)
は改善傾向にあるものの、3Q累計 (4-12月) では減益
・ 「国6」対応ホースの販売増加により中国が増益、タイやインドは販売数量減少のため減益
・ 欧州は、イタリアなどでの構造改革の効果が表れ、収益が改善
② 一般産業用品 12億円 (前年同期比9.4%減)
・ プリンター機能部品や高圧ホースの販売減少のため、経費圧縮を進めたものの、減益
（3） 法人所得税費用
△55億円 (前年同期は△32億円)
・ 第1四半期に実施した子会社再編に伴い、一時的な法人所得税費用が増加
3. 連結業績予想
2020年3月期連結業績予想 (2019年4月1日～2020年3月31日)
親会社の
基本的
税引前 所有者に
売上高 事業利益 営業利益 当期利益 １株当たり
利益 帰属する
当期利益
当期利益
億円 億円 億円 億円 億円 億円 円 銭
2020年3月期通期予想 (A) 4,500 100 80 70 20 5 4.82
前期実績 (2019年3月期) (B) 4,697 94 12 7 △29 △50 △48.37
増減額 (A-B) -197 +6 +68 +63 +49 +55 -
事業環境は、米中通商協議が第一段階の合意に至るなど、貿易摩擦に改善の動きがみられるものの、
新型肺炎の感染拡大により、世界経済減速のリスクはむしろ高まっています。また、収益性改善に向け
て、全社的な体質改善を進めていることから、2020年3月期の連結業績予想は、 2019年10月31日に公
表した数値から変更はありません。
以 上
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