2019年3月期 第3四半期決算補足資料
2019年1月29日
住友理工株式会社
1. 第3四半期累計期間 連結経営成績 〔IFRS〕 (2018年4月1日～2018年12月31日)
① 連結損益計算書 (単位: 億円)
2018年3月期 2019年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 3,407 3,504 +97 +2.8%
事業利益 * 81 74 -7 -8.4%
その他損益 △1 △6 -4 -
営業利益 79 68 -11 -13.8%
金融収支 △7 △4 +3 -
税引前四半期利益 72 65 -8 -10.6%
法人所得税費用 △30 △32 -2 -
四半期利益 43 33 -10 -23.5%
親会社の所有者に帰属する四半期利益 27 17 -10 -36.4%
非支配持分 15 15 -0 -
* 事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。
② 事業セグメント別業績 (単位: 億円)
2018年3月期 2019年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 自動車用品 2,895 2,970 +75 +2.6%
一般産業用品 512 534 +22 +4.3%
連結 計 3,407 3,504 +97 +2.8%
事業利益 自動車用品 59 61 +2 +4.0%
一般産業用品 22 13 -9 -41.2%
連結 計 81 74 -7 -8.4%
③ 所在地セグメント別業績 (単位: 億円)
2018年3月期 2019年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 日本 1,574 1,599 +25 +1.6%
米州 755 779 +24 +3.2%
アジア 1,039 1,095 +57 +5.5%
欧州その他 442 438 -4 -0.9%
消去又は全社 △402 △408 -6 -
連結 計 3,407 3,504 +97 +2.8%
事業利益 日本 △14 △10 +4 -
米州 25 △2 -27 -
アジア 95 101 +6 +6.8%
欧州その他 △19 △9 +10 -
消去又は全社 △7 △7 -1 -
連結 計 81 74 -7 -8.4%
(注) 各セグメントには、セグメント間取引消去前の数値を表示しております。
④ 為替レート (期中平均)
2018年3月期 2019年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
円／米ドル 111.71 111.15 -0.56 -0.5%
円／ユーロ 128.54 129.50 +0.97 +0.8%
円／人民元 16.64 16.61 -0.04 -0.2%
円／タイバーツ 3.33 3.41 +0.08 +2.5%
円／メキシコペソ 6.06 5.74 -0.32 -5.4%
円／ブラジルレアル 34.83 29.41 -5.43 -15.6%
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2. 業績の概要
（1） 売上高
3,504億円 (前年同期比2.8%増) ※ 第3四半期累計としては過去最高の売上高
＜概況＞
① 自動車用品 2,970億円 (前年同期比2.6%増)
・ 日本は、軽自動車の生産台数増加を背景に増収
・ アジアは、第3四半期に中国で自動車生産減速の影響を受けたものの、上期の売上が好調
だったことにより第3四半期累計期間では増収
・ 米国は、新車販売減速やメキシコ洪水の影響を受けたが、新製品拡販等により増収
・ 南米は、アルゼンチン自動車市場縮小の影響で第3四半期に売上が減速
・ 欧州は、新排ガス試験法 (WLTP) 導入による自動車生産減少の影響で、減収
② 一般産業用品 534億円 (前年同期比4.3%増)
・ インフラ分野では、中国におけるインフラ投資拡大により建設・土木機械の需要が増加した
ことから、高圧ホースが増収
・ エレクトロニクス分野のプリンター向け機能部品は、需要減速のため減収
・ 住環境分野の制震ダンパーは、ビル向けが減収
（2） 事業利益
74億円 (前年同期比8.4%減)
＜概況＞
① 自動車用品 61億円 (前年同期比4.0%増)
・ 日本、アジア、欧州では、販売数量増加やコスト低減により増益
・ 米州は減益。米国では、雇用ひっ迫の環境下で増産要員を採用したものの、従業員の定着
率が低く生産性が低下したほか、鋼材価格上昇のため収益性が悪化。南米もアルゼンチン
自動車市場縮小による需要急減の影響を受けて収益性悪化
② 一般産業用品 13億円 (前年同期比41.2%減)
・ プリンター向け機能部品、鉄道部品および制震ダンパーの販売減少のため減益
3. 連結業績予想
2019年3月期連結業績予想数値の修正 (2018年4月1日～2019年3月31日)
当期利益の帰属
税引前
売上高 事業利益 営業利益 当期利益 親会社の 非支配
利益
所有者 持分
億円 億円 億円 億円 億円 億円 億円
前回発表予想 (A) 4,750 135 125 115 60 40 20
今回予想修正 (B) 4,700 110 95 85 40 20 20
増減額 (B-A) -50 -25 -30 -30 -20 -20 0
前期実績 (2018年3月期) (C) 4,629 129 122 113 58 35 23
前期比増減額 (B-C) +71 -19 -27 -28 -18 -15 -3
・ 売上高は、中国、欧州、南米での自動車生産減速や一般産業用品の需要減少の影響により、予想
を減額
・ 事業利益は、売上減少による減益のほか、米国子会社などの生産性改善が想定より遅れているこ
となどから、予想を減額
以 上
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