5191 住友理工 2021-02-02 12:00:00
2021年3月期第3四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算補足資料
2021年2月2日
住友理工株式会社
1. 連結経営成績 〔IFRS〕 (2020年4月1日~2020年12月31日)
① 連結損益計算書 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 3,420 2,838 -583 -17.0%
事業利益 * 88 7 -81 -92.3%
その他の収益・費用 △6 △50 -44 -
営業利益 81 △44 -125 -
金融収支 △8 △7 +1 -
税引前四半期利益 73 △51 -124 -
法人所得税費用 △55 △14 +41 -
四半期利益 18 △65 -83 -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 7 △73 -79 -
非支配持分 12 7 -4 -36.0%
* 事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。
② 事業セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 自動車用品 2,983 2,451 -533 -17.8%
一般産業用品 437 387 -50 -11.4%
連結 計 3,420 2,838 -583 -17.0%
事業利益 自動車用品 75 △6 -81 -
一般産業用品 13 13 +0 +1.6%
連結 計 88 7 -81 -92.3%
当連結会計年度より、当社グループにおける業績管理区分の見直しにより、「一般産業用品」に区分していたゴムシール材事業を
「自動車用品」に含めております。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、区分変更後の報告セグメントの区分方法
に基づき作成したものを開示しております。
③ 所在地セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
売上高 日本 1,586 1,256 -330 -20.8%
米州 764 563 -201 -26.3%
アジア 1,079 1,028 -51 -4.7%
欧州その他 402 319 -84 -20.8%
消去又は全社 △410 △327 +83 -
連結 計 3,420 2,838 -583 -17.0%
事業利益 日本 11 △38 -48 -
米州 △3 △38 -35 -
アジア 92 98 +6 +6.5%
欧州その他 △6 △15 -9 -
消去又は全社 △7 △1 +6 -
連結 計 88 7 -81 -92.3%
各セグメントには、セグメント間取引消去前の数値を表示しております。
④ 為替レート (期中平均)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第3四半期累計 第3四半期累計
円/米ドル 108.68 106.12 -2.56 -2.4%
円/ユーロ 121.05 122.38 +1.33 +1.1%
円/人民元 15.60 15.44 -0.16 -1.0%
円/タイバーツ 3.53 3.39 -0.14 -4.0%
円/メキシコペソ 5.64 4.84 -0.80 -14.2%
円/ブラジルレアル 27.16 19.73 -7.43 -27.4%
金額や増減率等の数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しております。
2. 業績の概要
(1)総括
• 当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で停滞
していた経済活動の再開や各国の景気刺激策により、想定よりも早いペースで回復し
たものの、第2四半期までの売上減少の影響が大きく、減収となりました。
一方、事業利益はアジア地域を中心とした売上増加や全社一丸での収益改善活動に
より、黒字化を達成しました。
• 当社グループは、低操業下でも黒字を確保できる筋肉質な経営体質への変革に向け
て、事業再編や、さらなる原価低減活動、経費圧縮等を通じた収益力の強化に継続し
て努めてまいります。
(2)事業セグメント別概況
売上高 2,838億円 (前年同期比17.0%減)
① 自動車用品 2,451億円 (前年同期比17.8%減)
• 日本は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から自動車生産台数が減少し、消費
意欲も冷え込んだため、減収
• 米州、欧州は、積極的な経済支援策等もあり、想定していた自動車生産台数よりも回
復が見られるものの、生産台数の減少により、減収
• 中国では自動車消費刺激策等を背景に日系メーカーの自動車生産台数が増加したた
め、増収となったものの、アジア地域全体では生産台数の減少により、減収
② 一般産業用品 387億円 (前年同期比11.4%減)
• プリンター及び複写機向け機能部品は、労働環境の多様化等により、オフィス向けの
プリンター、複写機の需要が減少し、減収
• 高圧ホースは、特に中国での景気刺激策により公共事業が引き続き旺盛で、建機の
生産台数が増加し、増収
事業利益 7億円 (前年同期比92.3%減)
① 自動車用品 △6億円 (前年同期は75億円の利益)
• 中国を除く地域では第2四半期までの売上減少の影響が大きく、減益
• 中国は、売上増加や収益改善活動の効果により、増益
② 一般産業用品 13億円 (前年同期比1.6%増)
• プリンター及び複写機向け機能部品は、売上減少により、減益
• 高圧ホースは、中国での売上増加により、増益
3. 連結業績予想の修正 (2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社の
基本的
税引前 所有者に
売上高 事業利益 営業利益 当期利益 1株当たり
利益 帰属する
当期利益
当期利益
前回発表予想 (10月30日) 億円 億円 億円 億円 億円 億円 円 銭
通期(A) 3,750 △20 △85 △95 △117 △125 △120.39
今回予想修正 (B) 4,000 50 △22 △32 △59 △71 △68.38
増減額 (B-A) +250 +70 +63 +63 +58 +54 +52.01
前期実績 (2020年3月期) 4,451 113 89 74 25 9 8.48
新型コロナウイルス感染症の再拡大による需要減少や半導体不足による自動車の生産調整等、依然
として市場の先行きは不透明ではありますが、各国の経済活動再開や景気刺激策により、想定よりも
早いペースで業績が回復している状況を踏まえ、売上高、各利益項目ともに、今般上方修正いたしまし
た。