5191 住友理工 2020-10-30 12:00:00
2021年3月期 第2四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算補足資料
2020年10月30日
住友理工株式会社
1. 連結経営成績 〔IFRS〕 (2020年4月1日~2020年9月30日)
① 連結損益計算書 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
売上高 2,293 1,672 -620 -27.1%
事業利益 * 52 △75 -128 -
その他の収益・費用 △2 △48 -46 -
営業利益 50 △123 -174 -
金融収支 △6 △5 +1 -
税引前四半期利益 45 △128 -173 -
法人所得税費用 △40 2 +42 -
四半期利益 5 △126 -131 -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 △3 △127 -124 -
非支配持分 8 0 -8 -
* 事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。
② 事業セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
売上高 自動車用品 2,003 1,431 -573 -28.6%
一般産業用品 289 242 -48 -16.5%
連結 計 2,293 1,672 -620 -27.1%
事業利益 自動車用品 45 △77 -122 -
一般産業用品 7 1 -6 -83.6%
連結 計 52 △75 -128 -
* 当連結会計年度より、当社グループにおける業績管理区分の見直しにより、「一般産業用品」に区分していたゴムシール材事業を
「自動車用品」に含めております。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、区分変更後の報告セグメントの区分方法
に基づき作成したものを開示しております。
③ 所在地セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
売上高 日本 1,066 744 -322 -30.2%
米州 519 328 -191 -36.7%
アジア 708 605 -103 -14.5%
欧州その他 274 183 -91 -33.3%
消去又は全社 △274 △188 +86 -
連結 計 2,293 1,672 -620 -27.1%
事業利益 日本 6 △60 -66 -
米州 △5 △38 -33 -
アジア 58 40 -17 -29.9%
欧州その他 △2 △19 -16 -
消去又は全社 △4 1 +5 -
連結 計 52 △75 -128 -
* 各セグメントには、セグメント間取引消去前の数値を表示しております。
④ 為替レート (期中平均)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第2四半期累計 第2四半期累計
円/米ドル 108.63 106.92 -1.71 -1.6%
円/ユーロ 121.42 121.30 -0.12 -0.1%
円/人民元 15.68 15.26 -0.42 -2.7%
円/タイバーツ 3.49 3.38 -0.11 -3.2%
円/メキシコペソ 5.64 4.72 -0.92 -16.3%
円/ブラジルレアル 27.55 19.91 -7.64 -27.7%
* 金額や増減率等の数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しております。
2. 業績の概要
(1)総括
• 当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で停滞
していた経済活動の再開により、自動車生産台数は当初の想定より回復基調となった
ものの、第1四半期の売上減少が大きく、事業利益以下の各利益項目は赤字
• 第2四半期では売上の回復、収益改善活動により事業利益は黒字化
• 当社グループは、低操業下でも黒字を確保できる筋肉質な経営体質への変革に向け
て組織再編や、さらなる原価低減活動、経費圧縮を通じた収益力の強化に努めていく
(2)事業セグメント別概況
売上高 1,672億円 (前年同期比27.1%減)
① 自動車用品 1,431億円 (前年同期比28.6%減)
• 日本は、前期に消費税増税前の駆け込み需要があったことや、今期、新型コロナウイ
ルス感染症拡大の影響から生産台数が減少し、消費意欲も冷え込んだため、減収
• 米州、欧州は、積極的な経済活動支援策などにより、当初想定していた生産台数より
も回復が見られるものの、生産台数の減少により、減収
• 中国は、日系メーカーを中心に自動車販売台数が増加したため、増収。一方、タイでは
特に輸出向けの生産台数が減少し、減収
② 一般産業用品 242億円 (前年同期比16.5%減)
• プリンター及び複写機向け機能部品は、労働環境の多様化などにより、オフィス向け
のプリンター、複写機などの出荷台数が減少し、減収
• 高圧ホースは、特に中国での景気刺激策による公共事業の増加により、建機の生産
台数が増加し、増収
事業利益 △75億円 (前年同期は52億円の利益)
① 自動車用品 △77億円 (前年同期は45億円の利益)
• 中国を除く地域では売上減少により、減益。一方、タイは上期通期で黒字化
• 中国は、売上増加や収益改善活動の効果により、増益
② 一般産業用品 1億円 (前年同期比83.6%減)
• プリンター及び複写機向け機能部品は、売上減少により、減益
• 高圧ホースは、中国での売上増加により、増益
3. 連結業績予想の修正 (2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社の
基本的
税引前 所有者に
売上高 事業利益 営業利益 当期利益 1株当たり
利益 帰属する
当期利益
当期利益
前回発表予想 億円 億円 億円 億円 億円 億円 円 銭
第2四半期累計 1,600 △99 △133 △137 △133 △131 △126.17
通期(A) 3,600 △72 △129 △139 △150 △151 △145.43
今回予想修正 (B) 3,750 △20 △85 △95 △117 △125 △120.39
増減額 (B-A) +150 +52 +44 +44 +33 +26 +25.04
前期実績 (2019年3月期) 4,451 113 89 74 25 9 8.48
• 売上高は、新型コロナウイルス感染症の再拡大による需要減少の懸念はあるものの、現時点で
入手可能な情報や予測等に基づいた経済活動の段階的な再開を踏まえ、上方修正
• 事業利益は、販売数量増加、組織再編や原価低減、経費圧縮などにより収益力回復に取り組む
• 配当金は中間、期末とも未定としていましたが、中間配当は事業利益以下の各利益項目が赤字
である状況に鑑み、誠に遺憾ながら無配とさせていただきます。また一方で、期末配当について
は前述の連結業績予想の修正を踏まえ、配当予想を1株あたり7円とさせていただきます。