5191 住友理工 2020-07-31 12:00:00
2021年3月期第1四半期決算補足資料 [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算補足資料
2020年7月31日
住友理工株式会社
1. 連結経営成績 〔IFRS〕 (2020年4月1日~2020年6月30日)
① 連結損益計算書 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
売上高 1,155 654 -501 -43.4%
事業利益 * 20 △80 -101 -
その他の収益・費用 △1 △6 -5 -
営業利益 19 △86 -106 -
金融収支 △3 △2 +1 -
税引前四半期利益 16 △88 -104 -
法人所得税費用 △20 12 +32 -
四半期利益 △4 △76 -72 -
親会社の所有者に帰属する四半期利益 △8 △74 -66 -
非支配持分 4 △2 -6 -
* 事業利益は、売上高から売上原価、販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益を含めて算出しております。
② 事業セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
売上高 自動車用品 1,010 530 -479 -47.5%
一般産業用品 145 124 -22 -15.0%
連結 計 1,155 654 -501 -43.4%
事業利益 自動車用品 18 △82 -99 -
一般産業用品 3 1 -1 -48.8%
連結 計 20 △80 -101 -
* 当連結会計年度より、当社グループにおける業績管理区分の見直しにより、「一般産業用品」に区分していたゴムシール材事業を
「自動車用品」に含めております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、区分変更後の報告セグメントの区分方法
に基づき作成したものを開示しております。
③ 所在地セグメント別業績 (単位: 億円)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
売上高 日本 527 328 -200 -37.8%
米州 268 86 -182 -67.9%
アジア 353 263 -90 -25.5%
欧州その他 147 67 -80 -54.6%
消去又は全社 △141 △90 +51 -
連結 計 1,155 654 -501 -43.4%
事業利益 日本 △5 △46 -41 -
米州 △2 △30 -28 -
アジア 29 12 -16 -56.6%
欧州その他 △1 △16 -15 -
消去又は全社 △0 △0 +0 -
連結 計 20 △80 -101 -
* 各セグメントには、セグメント間取引消去前の数値を表示しております。
④ 為替レート (期中平均)
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比
第1四半期 第1四半期
円/米ドル 109.91 107.62 -2.29 -2.1%
円/ユーロ 123.49 118.48 -5.01 -4.1%
円/人民元 16.07 15.17 -0.90 -5.6%
円/タイバーツ 3.48 3.37 -0.11 -3.2%
円/メキシコペソ 5.75 4.63 -1.12 -19.5%
円/ブラジルレアル 28.04 20.07 -7.97 -28.4%
* 金額や増減率等の数値は、表示単位未満を四捨五入して表示しております。
2. 業績の概要
(1)総括
・当第1四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、国
内外で売上が大幅に減少し、事業利益以下は赤字となりました。
・当社グループは、低操業下でも黒字を確保できる筋肉質な経営体質への変革に向けて
より一層の原価低減活動等を通じた収益力の強化に努めてまいります。
(2) 売上高 654億円 (前年同期比43.4%減)
<事業セグメント別概況>
① 自動車用品 530億円 (前年同期比47.5%減)
・ 日本は、緊急事態宣言による消費意欲の冷え込みと需要低迷により、販売・生産台数
が減少し、減収
・ 米州、欧州は、ロックダウン等により経済活動が制限された結果、販売・生産台数が減
少し、減収
・中国では、政府による補助金等の政策等により、販売・生産台数が持ち直してきたもの
の、為替換算のマイナス影響(円高・人民元安)により、横ばい。タイ、インドは、ロックダ
ウン等により経済活動が制限された結果、販売・生産台数が減少し、減収
② 一般産業用品 124億円 (前年同期比15.0%減)
・ プリンター及び複写機向け機能部品は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、
オフィス向けのプリンター、複写機などの出荷台数が減少し、減収
・高圧ホースは、中国では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で抑制されていた需要
の回復を背景に販売・生産台数が増加したものの、日本やインドでの販売・生産台数の
減少により、全体としては横ばい
(3) 事業利益 △80億円 (前年同期は20億円の利益)
<事業セグメント別概況>
① 自動車用品 △82億円 (前年同期は18億円の利益)
・中国を除く地域では、売上減少により、減益
・中国は、販売数量の持ち直しや収益改善活動による効果等があり、横ばい
② 一般産業用品 1億円 (前年同期比48.8%減)
・プリンター及び複写機向け機能部品は、売上減少により、減益
・高圧ホースは、中国の需要回復に加え、収益改善活動による効果等もあり、増益
3. 連結業績予想 (2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社の
基本的
税引前 所有者に
売上高 事業利益 営業利益 当期利益 1株当たり
利益 帰属する
当期利益
当期利益
億円 億円 億円 億円 億円 億円 円 銭
2021年3月期予想
第2四半期累計 1,600 △99 △133 △137 △133 △131 △126.17
通期 (A) 3,600 △72 △129 △139 △150 △151 △145.43
2020年3月期通期実績 (B) 4,451 113 89 74 25 9 8.48
前期比増減額 (A-B) -851 -185 -218 -213 -175 -160 -153.91
増減率 -19.1% - - - - - -
・2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合
理的な業績予想の算定ができないため未定としておりましたが、今般、現時点で入手可能な予測
等を踏まえ算定し、公表することといたしました。
・なお、現在、当社グループは、「着実な成長と体質強化」を目指し、グループ全体での構造改革を
進めています。今般、その一つとして、2020年7月31日付の適時開示(「連結子会社の株式譲渡
およびその他の費用計上に関するお知らせ」)のとおり、当該連結子会社の株式譲渡に伴い、
2021年3月期第2四半期連結決算において、24億円をその他の費用として計上する予定です。
以 上