5185 フコク 2019-05-13 16:00:00
通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上並びに繰延税金資産の取り崩しに関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 13 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 フ コ ク
代 表 者 代表取締役社長 河本 次郎
(コード番号 5185 東証第1部)
問合せ先 取締役執行役員財務部長 木村 尚
(TEL 048-615-1700 )
通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上
並びに繰延税金資産の取り崩しに関するお知らせ
当社は、直近の業績動向を踏まえ、2018 年 11 月 16 日に公表した通期連結業績予想を下記
のとおり修正いたします。また、2019 年 3 月期の連結決算において、特別損失(減損損失)
の計上及び繰延税金資産の取り崩しを行うことといたしますので、併せてお知らせいたします。
記
1.2019 年 3 月期 通期連結業績予想数値の修正(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主に 1 株当たり
営業 経常
売上高 帰属する当期 当期純損益
利益 利益 純 損 益 ( 円 銭 )
前回発表予想(A) 77,000 2,900 3,000 2,100 126.79
今回発表予想(B) 77,900 1,980 2,160 △2,700 △163.01
増減額(B-A) 900 △920 △840 △4,800 -
増減率(%) 1.2 △31.7 △28.0 - -
(ご参考)前期実績
(2018 年 3 月期)
75,224 2,823 2,760 △243 △14.72
(修正の理由)
当連結会計年度における当社グループの受注状況は概ね順調に推移し、連結売上高は若
干の増収となりましたが、損益面においては、国内外での人件費高騰が激化する一方、当
社では人手不足と合理化の遅れによる生産性の鈍化を第 4 四半期でも挽回できず、主要事
業のプロダクトミックスにおける変化も悪影響を及ぼしました。また、機能品事業セグメ
ントに属する子会社間における製造移管の遅延が継続したこともあり、営業利益は前回公
表した業績予想から 920 百万円減少、経常利益は為替相場が円安で推移したため若干良化
したものの 840 百万円減少する見込みとなりました。
さらに、下記「2.特別損失(固定資産に係る減損損失)の計上について」に記載した
特別損失(減損損失)の計上及び下記「3.繰延税金資産の取り崩しについて」に記載し
た繰延税金資産の取り崩しにより、親会社株主に帰属する当期純利益が損失に転じる見込
みとなったため、前回の連結業績予想数値を上記のとおり修正いたします。
なお、配当予想につきましては、前回公表予想から変更はありません。
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2.特別損失(固定資産に係る減損損失)の計上について
2019 年 3 月期第 4 四半期連結会計期間において、固定資産に係る減損損失 3,684 百万
円を特別損失として計上することといたします。減損損失の内訳は、以下のとおりです。
(1)当社における固定資産の減損損失
当社の保有する事業用資産において、収益性の低下による減損の兆候が見られたことか
ら、将来の回収可能性を検討した結果、機能品事業セグメントの生産設備等について 3,491
百万円、新事業セグメントの生産設備等について 136 百万円の減損損失を、それぞれ特別
損失として計上いたします。
(2)連結子会社における固定資産の減損損失
当社の連結子会社である上海フコク有限公司が保有する事業用資産において、収益性の
低下による減損の兆候が見られたことから、将来の回収可能性を検討した結果、機能品事
業セグメントの生産設備について、減損損失 46 百万円を特別損失として計上いたします。
また、当社の連結子会社である東莞フコク有限公司が保有する事業用資産において、他
の連結子会社への製造移管が完了したことから、防振事業セグメントの生産設備について、
減損損失 9 百万円を特別損失として計上いたします。
3.繰延税金資産の取り崩しについて
当社は、2019 年 3 月期の業績及び今後の業績見通しを勘案し、当社の繰延税金資産の
回収可能性を慎重に検討した結果、2019 年 3 月期第 4 四半期会計期間において、繰延税
金資産の一部を取り崩すこととし、370 百万円を法人税等調整額として計上いたします。
*上記の予想は、現時点で入手された情報に基づき判断したものであり、実際の業績は様々
な要因により、上記予想と異なる可能性があります。
以上
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