5184 ニチリン 2020-02-14 17:00:00
2019年12月期決算説明会資料 [pdf]
In Step with the Future
2019年12月期決算説明会資料
(令和元年12月期)
2020年2月14日
株式会社ニチリン
(証券コード5184) 1
In Step with the Future
目次
Ⅰ.当社の概要
Ⅱ.2019年12月期(令和元年12月期)決算
Ⅲ.2020年12月期(令和2年12月期)業績予想
Ⅳ.対処すべき課題
Ⅴ.株主還元
Ⅵ.トピックス
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Ⅰ.当社の概要
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In Step with the Future
会社概要
社 名 株式会社ニチリン
創 立 1914年5月(日本輪業合資会社)
本 社 所 在 地 神戸市中央区江戸町98番地1
事 業 所 本社、姫路工場、東京支社、浜松営業所、厚木配送センター
事 業 内 容 自動車用ゴムホース、住宅関連ホース
上 場 市 場 東京証券取引所 市場第2部
証 券 コ ー ド 5184
単 元 株 式 数 100株
ホ ー ム ペ ー ジ https://www.nichirin.co.jp/
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In Step with the Future
海外子会社
9カ国12拠点
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In Step with the Future
当社拠点と国内子会社
姫路工場
神戸本社
日輪機工 東京支社
株式会社
厚木配送センター
ニチリン・サービス 浜松営業所
株式会社
株式会社
ニチリン白山
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In Step with the Future
自動車用ホース(4輪)
パワーステアンリングホース
カーエアコンホース ブレーキホース
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In Step with the Future
自動車用ホース(2輪)
ブレーキホース フューエルホース
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In Step with the Future
住宅関連ホース
混合水栓用ホース、トイレ用ホース
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散水用ホース(アクアグリーン)
Ⅱ.2019年12月期決算
(令和元年12月期)
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In Step with the Future
自動車生産、販売台数
万台 万台
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In Step with the Future
売上高
億円 %
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In Step with the Future
営業利益
%
億円
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In Step with the Future
営業利益増減分析(前年比較)
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In Step with the Future
親会社株主に帰属する当期純利益
億円 %
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In Step with the Future
連結貸借対照表
B/Sの主な勘定科目の前期末からの変化
FY2018 FY2019 増減
現金及び預金 15,727 13,754 ▲ 1,973
製品・仕掛品・原材料等 7,961 8,431 470
投資有価証券 2,631 2,802 171
短期借入金 0 399 399
1年以内返済予定の⾧期借入金 650 624 ▲ 26
⾧期借入金 1,008 1,103 95
純資産合計 37,674 39,869 2,195
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In Step with the Future
連結損益計算書
FY2019
FY2018 対前年比
1Q 2Q 3Q 4Q
売上高 62,413 15,691 30,649 45,762 61,073 ▲ 1,340
売上原価 47,261 11,881 23,597 35,390 47,425 164
売上総利益 15,152 3,809 7,051 10,371 13,648 ▲ 1,504
※売上高総利益率 24.3 24.3 23.0 22.7 22.3
販管費 6,703 1,716 3,552 5,457 7,428 725
営業利益 8,449 2,092 3,498 4,913 6,219 ▲ 2,230
※営業利益率 14.3 13.3 11.4 10.7 10.2
税金等調整前当期純利益 8,224 2,050 2,783 4,146 5,364 ▲ 2,860
親会社株主に帰属する当期純利益 4,644 1,167 1,623 2,290 2,748 ▲ 1,896
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In Step with the Future
キャッシュフロー
億円
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In Step with the Future
セグメント別売上高の推移
億円
624.1 11.2 △4.1 610.7
△1.8
△17.0 △1.7
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In Step with the Future
セグメント別営業利益の推移
億円
84.4
△1.4
△5.6
△9.3
△0.8 62.1
△2.7
△2.5
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In Step with the Future
設備投資
億円 %
59.4
55.1
26.0
17.4 18.6
16.0
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In Step with the Future
配当
百万円
注:FY2015~FY2017の1株当たり配当金は、株式分割による調整を行っております。 22
Ⅲ.2020年度業績予想
(令和2年12月期)
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In Step with the Future
売上高予想
億円 %
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In Step with the Future
利益予想
億円 %
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In Step with the Future
営業利益増減要因
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In Step with the Future
設備投資計画
億円 %
59.4
55.1
25.3
32.0
17.4 18.6
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In Step with the Future
キャッシュフロー予想
億円
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Ⅳ.対処すべき課題
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In Step with the Future
欧州地域
【課題:NSS(スペイン子会社)】
○自動化設備が狙い通りの効果を上げていない
○臨時社員増加による費用アップ
(設備が活用できず手作業が増加)
○NUK(英国子会社)生産停止に伴う生産移管に係るトラブル等
2019年に大型の受注を獲得したが、上記のトラブル等により、時間外や休日
作業が増加したうえ、特別便を利用したことによる費用増発生
【対処方法】
○適正な生産量とする。(日本、ベトナムへ1/3程度移管)
○グループを活用し、手作業の多い製品はアジアに移管する
○リードタイムを考慮して、労働コストの低い東欧で請負化を検討
○NSSは自動化できる製品を主に生産する。
これらの施策を行うことにより、黒字化を図る。
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In Step with the Future
北米地域
【課題:NNT(アメリカ子会社:テネシー)/NFL(アメリカ子会社:テキサス、メキシコ)】
○日系メーカーセダン販売不振によるパワーステアリングホース受注減
○新商品(IHX)搭載車の販売不振による受注減
○米中貿易摩擦による関税負担
○メキシコの最低賃金倍増による費用増
当社製品受注の車種の販売不振による売上減、利益率の良い商品の受注減、
関税等の費用増による利益の大幅な低下
【対処方法】
○拠点の再編によるコストの削減
NNTとNFLの業務分担の見直し
○口金具の購入コスト削減
グループを活用した変動費の低減
これらの施策を行うことにより利益改善を図る。
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In Step with the Future
中国
【課題:SZN(中国子会社:蘇州】
○SNA(中国子会社:上海)からの移管に伴う生産性低下
新人製造要員・監督者のスキル不足
製造設備のチョコ停(移管設備の故障)
在庫管理の混乱
【対処方法】
○日本からの支援を強化
設備メンテナンス、製造工程支援
○経理・生産管理システムの早期運用
経理・生産管理システム技術者の派遣
これらの施策を行うことにより、早期に生産性の向上を図る。
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Ⅴ.株主還元
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In Step with the Future
株主還元に関する方針
当社は、将来にわたる株主利益の確保と必要な内部留保を行い、業
績も勘案しながら安定した配当を継続して実施することを基本方針と
しております。
内部留保は、大規模災害やリコール等の非常時の備え、および通常
の設備更新に加え、当社の主要事業分野である自動車業界の急激な技
術変革に対応するため、現預金は連結月次売上高の3か月分程度が必
要と判断しております。
これらのことを勘案しながら株主還元については、当面は急激な経
営環境の変化がない限り、配当性向30%を目標に増配を継続していく
予定であります。
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In Step with the Future
配当予想
百万円
注:FY2016~FY2017の1株当たり配当金は、株式分割による調整を行っております。 36
Ⅵ.トピックス
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In Step with the Future
新組織の設立
【欧州経営改善室】
専任の役員を任命し、欧州の対処すべき課題を迅速に対応する。
【グローバル イノベーション推進部】
モノ造り改善に係る部門と製品開発部門を統合することにより、新製品開発に
に並行して工法開発も同時に行い、モノ造りと一体となった活動を推進する事
で開発リードタイムの短縮と投資のミニマム化を図る。
【原価企画部】
海外拠点で立上る新製品の原価企画活動やグローバル機種のコスト試算などニ
チリングループの原価企画活動を強化する。
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In Step with the Future
金属3Dプリンタの導入
【現状】
試作金型や治工具、試作金具等を新規で製作する場合、納期までに時間が要
したり、高額な製作コストが発生している。
【導入による効果】
これらを金属3Dプリンターで製作することにより、納期の短縮や、製作コ
ストの削減を図ることができる。
現在、日本と北米に導入しており、順次拡大して各拠点で対応できるように
し、開発に係る時間とコストの削減を図る。
【熱溶解積層方式:金属材料をノズルから射出し造形する】
日本での導入例は少ないが、低価格で変形が小さい。
射出ノズル
昇降テーブル
テーブル上に金属材を射出し
積層する 39
In Step with the Future
おことわり
本資料をご参照になるにあたっては以下の点につきご留意ください。
本資料に記載されている内容は、資料作成時点の当社独自の判断に基づくも
のであり、経済情勢や市場動向の変化等、様々な理由により変化する可能性が
あります。
従いまして、記載された将来の予想数値、施策の実現を確約したり、保証す
るものでありません。
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