5184 ニチリン 2020-12-03 14:00:00
新中期経営計画策定のお知らせ [pdf]
2020 年 12 月 3 日
各 位
株 式 会 社 ニ チ リ ン
代表取締役 社長執行役員 前 田龍 一
コード番号 5184 東証第2部
問 合 せ 先 執行役員 山本和生
TEL(079)252-4151
新中期経営計画策定のお知らせ
NICHIRIN New Sustainable Development Plan – with New Values and Diversity –
<新たな価値と多様性を兼ね備えた 持続可能な成長計画>
当社は、このたび 2021 年度からの新中期経営計画(2021 年~2025 年)を策定しましたので、その概要
につきお知らせいたします。
記
1.策定の背景および方針
当社グループは、中期経営計画(NICHIRIN Growth Strategy 2020: NGS2020[2015 年~2020 年]
)
に取り組んでおります。
NGS2020 は、残念ながら、最終年度となる 2020 年はコロナ禍による世界的な経済活動の停滞によ
り、大幅な減収・減益が見込まれるものの、2019 年までは NGS2020 策定時の 2020 年連結経営指針
をほぼ達成しており、グループ経営基盤の更なる強化と、激しさを増す世界規模での競争に打ち勝
つための体制が構築出来つつあります。
[NGS2020 策定時の連結経営指針]
(単位:百万円)
設定目標 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 2019 年 2020 年
見込み
売上高 ※1 58,000 50,851 50,992 59,375 62,413 61,073 50,000
営業利益 8%以上 11・3% 13.0% 14.3% 13.5% 10.2% 7.4%
当期純利益率 ※2 5%以上 6.5% 7.1% 8.2% 7.4% 4.5% 4.2%
自己資本比率 50%以上 48.8% 50.3% 53.0% 55.9% 56.0% - ※3
※1. 売上高の設定目標は 2013 年度比 30%増
※2. 親会社株主に帰属する当期純利益
※3. 2020 年 9 月末現在の自己資本比率は 60.0%
今般、当社グループは、コロナ禍からの着実な回復と新たな成長へ向けて新中期経営計画
(NICHIRIN New Sustainable Development Plan)を策定いたしました。新中期経営計画は、引き続
き「規模よりもむしろ質重視の経営」に重点を置きながら、
「連結経営指針」を示すとともに、新中
期経営計画期間(2021 年~2025 年)のハーフターンである 2022 年および最終年度である 2025 年の
具体的な連結経営目標を示すことで、 つの全体戦略」に従った具体的な「重点施策」を確実に遂
「3
行し、新たな時代に向け挑戦するものです。CASE といわれる自動車の大きな技術革新が進む中、当
社グループは特に地球環境への配慮と次世代電気自動車へのシフトを視野に入れ、自動車分野では
製品の軽量化による CO2 削減に取り組むとともに自動車以外の住設分野などの製品群を拡大するこ
とで、新たな価値と多様性を兼ね備えた持続可能な企業集団をめざしてまいります。
2.ビジョン
新中期経営計画 (NICHIRIN New Sustainable Development Plan – with New Values and
Diversity –)では、
「ビジョン」を次のように定めております。
ビジョン
顧客創造とイノベーションにより、
新たな価値と多様性を兼ね備えた持続可能な成長を実現する。
3.成長のロードマップ
4.3 つの全体戦略と 2025 年までの取組み課題
5.Target 25 (経営数値目標)
新中期経営計画(NICHIRIN New Sustainable Development Plan)では、Target 25(経営数値目
標)として、
「連結経営指針」および「連結経営目標」を次の通り設定しております。なお、目標
の設定にあたり、2022 年をコロナ禍からの着実な回復期、2025 年をポストコロナの成長期と位置
づけております。
<連結経営指針>
連結売上高 635 億円以上
営業利益率 10%以上
当期純利益率 5%以上
<連結経営目標> (単位:百万円)
2022 年度(計画) 2025 年度(計画)
売上高 60,000 63,500
営業利益 5,900 6,800
営業利益率 9.8% 10.7%
※換算レート: USD=105 円
EUR=120 円
CNY= 15 円
以上