5184 ニチリン 2020-08-07 15:00:00
2020年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上場会社名 株式会社ニチリン 上場取引所 東
コード番号 5184 URL https://www.nichirin.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)前田 龍一
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 財務経理部長 (氏名)難波 宏成 TEL 079(252)4151
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 2020年9月8日
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第2四半期 22,221 △27.5 1,023 △70.7 1,010 △70.6 479 △70.5
2019年12月期第2四半期 30,649 △2.1 3,498 △21.5 3,430 △22.5 1,623 △39.8
(注)包括利益 2020年12月期第2四半期 △336 (-%) 2019年12月期第2四半期 1,570百万円 (△32.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第2四半期 33.70 -
2019年12月期第2四半期 113.12 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期第2四半期 55,766 38,270 59.4 2,324.93
2019年12月期 60,326 39,869 56.0 2,377.03
(参考)自己資本 2020年12月期第2四半期 33,118百万円 2019年12月期 33,804百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 30.00 - 30.00 60.00
2020年12月期 - 15.00
2020年12月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
2020年12月期の期末配当予想額につきましては、現時点では未定であります。
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 49,000 △19.7 2,400 △61.4 2,600 △58.3 1,450 △47.2 101.79
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 - 社 (社名) 、除外 - 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期2Q 14,371,500株 2019年12月期 14,371,500株
② 期末自己株式数 2020年12月期2Q 126,511株 2019年12月期 150,246株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期2Q 14,226,396株 2019年12月期2Q 14,349,630株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
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㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年6月30日)における世界経済は、中国で発生した新型コ
ロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)が世界各国へと広がるとともに、各国経済にも深刻な影響を及ぼしま
した。
米国においては、新型コロナの影響を受け、3月末から雇用・所得環境は悪化、さらに感染防止のための外出
制限が個人消費を下押ししました。また、サプライチェーンの寸断や、ロックダウンによる操業停止等により企
業収益も急速に悪化しました。政府による家計向け現金給付や失業保険強化を含む大型の経済対策が成立し、段
階的な経済活動再開も進められていますが、感染の再拡大が懸念される等、先行きは不透明な状況にあります。
欧州においては、3月初めよりイタリアで新型コロナの感染が広がり、その後、スペインやドイツ等の主要国
にも感染が拡大しました。多くの国で厳格なロックダウンが行われた影響で個人消費、製造業生産ともに大幅減
となりました。
中国においては、年初から新型コロナの感染が国内全域に拡大し、政府主導にて市民の移動制限、工場の生産
停止や店舗の営業停止を実施したことで、経済活動は大きく制限されました。3月中旬以降、新規感染者は大幅
に減少し経済活動が再開されており、自動車販売については、政府による補助金やナンバープレート規制の緩和
もあり急回復しております。
アセアン地域においては、新型コロナ対策として、当初、外国人の入国制限を行いましたが、国内の感染を抑
えきれず、4月以降は、より厳しい活動制限が行われることとなりました。その結果、他のセグメント同様に経
済活動は著しく制限され、回復も遅れている状況です。
日本経済においても、新型コロナの影響を受け1月からインバウンド需要が落ち込み、3月には外出を自粛す
る動きも加わりました。4月中旬には、政府による緊急事態宣言が出され、特別定額給付金、持続化給付金、雇
用調整助成金の特例措置等、大規模な新型コロナ対策が実施されました。5月中旬以降、宣言が解除されました
が、自粛ムードに加え、サプライチェーンの寸断もあり、国内経済の回復は依然として緩慢なものとなっていま
す。
当社グループの主要事業分野である日本自動車業界に関する状況は、次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における国内自動車市場は、国内販売は3月以降、新型コロナによる外出を自粛す
る動きが影響し各社で減少することとなりました。海外需要に伴う完成車輸出もメーカーによって差はあるもの
の、大きく減少しております。国内生産全体も、当初は中国からの部品供給が不安定であることを理由とした減
産が目立ちましたが、4月以降は本格的な需要減が織り込まれ、さらに深刻なものとなっております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における国内乗用車メーカー8社の国内四輪車販売台数は、前年同四半
期比19.8%減の200万台、四輪車輸出台数は、前年同四半期比32.6%減の154万台となり、国内四輪車生産台数
は、前年同四半期比27.2%減の344万台となりました。また、海外生産台数も、中国では急速な回復がありまし
たが、北米、欧州では回復も遅れており、前年同四半期比36.1%減の602万台となりました。
このような環境のなか、当第2四半期連結累計期間の売上高は22,221百万円(前年同四半期30,649百万円)、
営業利益は1,023百万円(前年同四半期3,498百万円)、経常利益は1,010百万円(前年同四半期3,430百万円)と
なりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は479百万円(前年同四半期1,623百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
新型コロナに伴うサプライチェーンの寸断、著しい需要の減少により、国内顧客は減産を継続しており、
また、海外子会社への部品供給も大幅に減少しております。さらに、子会社向けの設備売上も前年に比べ大
きく減少しており、売上高は12,639百万円(前年同四半期16,692百万円)、需要に合わせ出勤日の調整や経
費の削減に努めておりますが、営業利益は361百万円(前年同四半期1,266百万円)となりました。
② 北米
北米市場は、日系企業が得意としてきたセダン車の需要が減少し、小型トラック・SUV車の需要が増加
する傾向が強まっています。さらに、新型コロナによる影響で3月下旬より5月下旬にかけ顧客が一斉に生
産停止を行ったこと、さらに6月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は3,561百万円(前
年同四半期5,456百万円)、営業損失は151百万円(前年同四半期は営業利益44百万円)となりました。
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㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
③ 中国
中国市場では、新型コロナによる影響で2月上旬より3月上旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこと
により、売上高は3,990百万円(前年同四半期5,287百万円)、また、昨年末に生産を終了した上海日輪汽車
配件有限公司から蘇州日輪汽車部件有限公司への業務移管に伴う一時的な生産性の悪化、物流費等の増加に
より、営業損失は154百万円(前年同四半期は営業利益569百万円)となりました。
④ アジア
アジア市場では、ABS化による二輪用ブレーキホースの販売増に加え、フューエルホースの販売増が見
込まれていましたが、新型コロナによる影響で4月以降の売上に落ち込みが見られ、売上高は5,906百万円
(前年同四半期8,328百万円)、営業利益は1,085百万円(前年同四半期1,793百万円)となりました。
⑤ 欧州
欧州市場では、新型コロナによる影響で3月下旬より5月下旬にかけ顧客が一斉に生産停止を行ったこ
と、さらに6月からの顧客需要にもバラつきがあることにより、売上高は2,079百万円(前年同四半期2,735
百万円)、営業損失は191百万円(前年同四半期は営業損失72百万円)となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月23日に開示いたしました「連結業績予想の修正に関するお知らせ」に記載のとおり、新型コロナ拡
大の影響により連結業績予想の合理的な算出が困難な状況にあったため、2月14日に公表した通期業績予想を未
定としておりましたが、今般、各国における行動制限措置の緩和等により経済活動が再開されつつあることか
ら、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき、業績予想を算出いたしました。
(通期連結業績予想)
売上高 49,000 百万円 (前期 61,073 百万円)
営業利益 2,400 百万円 (前期 6,219 百万円)
経常利益 2,600 百万円 (前期 6,243 百万円)
親会社株主に帰属する当期純利益 1,450 百万円 (前期 2,748 百万円)
なお、連結業績予想における新型コロナの事業活動および業績への影響は、各地域で経済活動が徐々に再開さ
れている状況を踏まえ、2020年後半以降緩やかにグローバル全体での経済活動が回復するものと仮定しておりま
す。
ただし、新型コロナは、現時点でも全世界で拡大しており、各国政府の政策によっては、事業環境は激変する
可能性もあります。当社グループでは経営成績への影響を最小にすべく、適宜適切な対応を進めてまいります
が、今後、事業環境の変化等によって業績予想の修正が必要になった場合には速やかに公表いたします。
為替レートについては、第3四半期以降、1US$=107円の設定としております。
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㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,754 12,015
受取手形及び売掛金 9,378 6,611
電子記録債権 1,728 1,304
商品及び製品 3,084 3,214
仕掛品 2,896 3,480
原材料及び貯蔵品 2,451 2,941
デリバティブ債権 0 0
その他 2,175 1,955
貸倒引当金 △78 △64
流動資産合計 35,390 31,459
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 13,352 13,692
減価償却累計額及び減損損失累計額 △6,377 △6,538
建物及び構築物(純額) 6,975 7,153
機械装置及び運搬具 22,206 21,964
減価償却累計額及び減損損失累計額 △15,179 △14,884
機械装置及び運搬具(純額) 7,027 7,079
土地 3,576 3,567
建設仮勘定 1,516 1,199
その他 4,343 4,284
減価償却累計額 △3,009 △3,065
その他(純額) 1,334 1,219
有形固定資産合計 20,429 20,220
無形固定資産
顧客関連資産 317 265
のれん 39 12
その他 369 352
無形固定資産合計 727 631
投資その他の資産
投資有価証券 2,802 2,563
繰延税金資産 404 354
その他 573 538
貸倒引当金 △1 △1
投資その他の資産合計 3,779 3,455
固定資産合計 24,935 24,307
資産合計 60,326 55,766
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,921 3,753
電子記録債務 3,616 2,545
短期借入金 399 1,286
1年内返済予定の長期借入金 624 773
未払法人税等 691 387
賞与引当金 149 212
デリバティブ債務 2 -
その他 3,053 2,134
流動負債合計 14,459 11,092
固定負債
長期借入金 1,103 1,796
再評価に係る繰延税金負債 787 787
繰延税金負債 423 142
役員退職慰労引当金 7 8
退職給付に係る負債 3,208 3,269
その他 467 399
固定負債合計 5,998 6,404
負債合計 20,457 17,496
純資産の部
株主資本
資本金 2,158 2,158
資本剰余金 2,012 2,001
利益剰余金 27,454 27,507
自己株式 △257 △216
株主資本合計 31,367 31,450
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,161 988
土地再評価差額金 1,786 1,786
為替換算調整勘定 △462 △1,066
退職給付に係る調整累計額 △49 △40
その他の包括利益累計額合計 2,436 1,668
非支配株主持分 6,064 5,151
純資産合計 39,869 38,270
負債純資産合計 60,326 55,766
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 30,649 22,221
売上原価 23,597 17,942
売上総利益 7,051 4,279
販売費及び一般管理費
運賃及び荷造費 785 690
貸倒引当金繰入額 △5 △1
役員報酬 132 142
役員退職慰労引当金繰入額 1 1
給料及び手当 1,076 1,012
賞与引当金繰入額 102 27
退職給付費用 45 53
法定福利費 180 144
旅費及び交通費 148 66
租税公課 87 70
賃借料 78 111
減価償却費 105 139
のれん償却額 26 25
その他 785 770
販売費及び一般管理費合計 3,552 3,255
営業利益 3,498 1,023
営業外収益
受取利息 54 38
受取配当金 36 34
受取賃貸料 16 19
持分法による投資利益 0 -
その他 32 71
営業外収益合計 139 164
営業外費用
支払利息 12 23
為替差損 175 121
持分法による投資損失 - 1
その他 20 31
営業外費用合計 208 177
経常利益 3,430 1,010
特別利益
固定資産売却益 74 3
その他 4 -
特別利益合計 78 3
特別損失
固定資産売却損 1 2
固定資産除却損 35 6
固定資産減損損失 56 -
災害による損失 - 77
特別退職金 631 -
特別損失合計 725 87
税金等調整前四半期純利益 2,783 926
法人税、住民税及び事業税 898 382
法人税等調整額 △239 △161
法人税等合計 659 221
四半期純利益 2,123 705
非支配株主に帰属する四半期純利益 500 226
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,623 479
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 2,123 705
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △21 △173
為替換算調整勘定 △552 △877
退職給付に係る調整額 20 9
その他の包括利益合計 △553 △1,042
四半期包括利益 1,570 △336
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,078 △288
非支配株主に係る四半期包括利益 491 △47
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㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響による会計上の見積りへの影響)
新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)拡大の影響により、第2四半期累計期間においては、当社グル
ープの主要取引先である自動車メーカーが一時期操業を停止していた影響等で売上高は大幅に減少しましたが、国
内では5月以降、緊急事態宣言の解除等に伴い、また、海外においても、経済活動再開の動きによって、自動車メ
ーカーは生産を再開しております。
セグメント別の状況では、中国は第2四半期末において新型コロナ影響前まで回復しており堅調な推移が見込ま
れ、北米・欧州につきましては第3四半期以降80~90%程度まで回復すると見込んでおります。アジアの回復は第
4四半期となり、日本は下期を通じて影響が長引く見込みであり、連結売上高は前期比20%程度減少するとの仮定
をおき、通期の連結売上高は49,000百万円、営業利益は2,400百万円、経常利益は2,600百万円、親会社株主に帰属
する当期純利益は1,450百万円となることを前提として、繰延税金資産の回収可能性、固定資産の減損等の会計上
の見積りにおいてその影響を考慮しております。
しかしながら、新型コロナによる影響は不確定要素が多いことから、将来の財務諸表に影響を及ぼす可能性があ
ります。
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㈱ニチリン ( 5184 ) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自2019年1月1日 至2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 北米 中国 アジア 欧州
(注)2
売上高
外部顧客への
10,539 5,428 4,498 7,457 2,725 30,649 - 30,649
売上高
セグメント間
の内部売上高 6,152 27 789 870 10 7,850 △7,850 -
又は振替高
計 16,692 5,456 5,287 8,328 2,735 38,500 △7,850 30,649
セグメント利益
1,266 44 569 1,793 △72 3,601 △102 3,498
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△102百万円には、セグメント間の未実現損益△127百万円、セグメ
ント間取引消去24百万円等が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「中国」セグメントにおいて上海日輪汽車配件有限公司の生産停止に伴い取り壊し及び廃却が見込まれ
ており、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を固定資産減損損失として特別損失に計上して
おります。なお、当該減損損失の計上額は、当第2四半期連結累計期間においては56百万円であります。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自2020年1月1日 至2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 北米 中国 アジア 欧州
(注)2
売上高
外部顧客への
8,048 3,549 3,551 5,076 1,994 22,221 - 22,221
売上高
セグメント間
の内部売上高 4,590 11 438 829 85 5,954 △5,954 -
又は振替高
計 12,639 3,561 3,990 5,906 2,079 28,176 △5,954 22,221
セグメント利益
361 △151 △154 1,085 △191 950 73 1,023
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額73百万円には、セグメント間の未実現損益39百万円、セグメント間
取引消去33百万円等が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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