5162 J-朝日ラバー 2020-02-12 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月12日
上場会社名 株式会社 朝日ラバー 上場取引所 東
コード番号 5162 URL https://www.asahi-rubber.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡邉 陽一郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 田崎 益次 TEL 048-650-6051
四半期報告書提出予定日 2020年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 5,588 △7.3 242 △48.6 262 △46.1 163 △49.2
2019年3月期第3四半期 6,028 8.5 471 8.5 487 7.1 322 2.0
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 150百万円 (△33.1%) 2019年3月期第3四半期 224百万円 (△43.6%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 36.07 ―
2019年3月期第3四半期 71.33 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 10,426 4,546 43.6 999.95
2019年3月期 10,449 4,471 42.8 987.28
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 4,546百万円 2019年3月期 4,471百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 10.00 ― 10.00 20.00
2020年3月期 ― 10.00 ―
2020年3月期(予想) 20.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2020年3月期(予想)の期末配当金の内訳は、普通配当10円00銭、記念配当10円00銭であります。
3.2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 7,485 △2.9 351 △27.5 356 △30.0 227 △35.6 49.98
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料3ページ「2.サマリー情報(注記事項)に関する事項(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 4,618,520 株 2019年3月期 4,618,520 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 72,076 株 2019年3月期 89,476 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 4,538,544 株 2019年3月期3Q 4,517,491 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記に記載した予想値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は様々な要因に
より、上記予想値と異なる場合があります。
なお、上記予想値に関する事項は添付資料2ページをご覧ください。
㈱朝日ラバー (5162) 2020年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.サマリー情報(注記事項)に関する注記 …………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ………………………………………………………… 3
3.四半期連結財務及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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㈱朝日ラバー (5162) 2020年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、2020年を見据えたビジョン「AR-2020 VISION」を策定し、2017年4月から第12次中期経営計画
「V-2計画」をスタートしております。中期経営方針として「AR-2020 VISIONに通ずる質的成長を求めて広く社会に
貢献する」を掲げ、継続的な成長を可能にする強固な事業基盤を整備し、ゴムの基礎技術と製品力を磨いて質的な成
長を目指しております。
重点事業分野を車載・照明、医療・ライフサイエンス、その他の3つとし、特に研究開発として車載・照明分野で
は感性認知支援領域、医療・ライフサイエンス分野ではウェアラブル領域、その他分野では再生エネルギー領域にお
ける「プラズマ気流制御電極の開発事業」を国立研究開発法人産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所
から当期も引き続き支援いただきながら、それぞれの分野における研究計画通りに評価を積み上げております。
当第3四半期連結累計期間における事業環境は、前連結会計年度後半から影響を受け始めている貿易摩擦等による
世界経済の減速等で引き続き不透明な状況でありますが、期首予測の通り既存製品の受注は概ね回復基調に向かい始
めました。第12次中期経営計画の最終年度にあたる当期は、経営方針として「好奇心を高めて深化・進化・新化しよ
う」を掲げて積極的に施策遂行に取組み、強みである自動車インテリア照明市場に加え、透明シリコーンレンズの
ASA COLOR LENSにおける自動車エクステリア照明市場への新規参入や前連結会計年度に「新市場創造型標準化制度」
を活用し、「照明器具用白色シリコーンインキ塗膜」としてJIS化を実現した白色シリコーンインキの製品ラインア
ップ拡大やWEBサイト販売を開始しました。また、切り紙構造とゴムの複合により低応力で伸長し、耐久性に優れた
新しい伸縮配線を開発するなど、各重点事業分野への新たな展開を着実に前進させ、厳しい事業環境を機会と捉えて
活動してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、連結売上高は55億8千8百万円(前年同四半期比7.3%減)とな
りました。利益面では、連結営業利益は2億4千2百万円(前年同四半期比48.6%減)、連結経常利益は2億6千2
百万円(前年同四半期比46.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億6千3百万円(前年同四半期比
49.2%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
工業用ゴム事業
工業用ゴム事業では、自動車内装照明用のASA COLOR LEDの受注が増加いたしましたが、自動車用精密ゴム製品で
スイッチの防水カバー等の受注が減少いたしました。また、認証・認識ビジネスに対応するRFIDタグ用ゴム製品の受
注は顧客の販売状況及び新旧製品の入替に伴う現行品の在庫調整等の影響が続いており減少いたしました。
この結果、工業用ゴム事業の連結売上高は46億7千5百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。またセグ
メント利益は3億3千8百万円(前年同四半期比42.3%減)となりました。
医療・衛生用ゴム事業
医療・衛生用ゴム事業では、旧機種から新機種に移行した採血用・薬液混注用ゴム栓の受注は堅調に推移いたしま
した。また、新規案件のゴム栓についても堅調に推移しております。
この結果、医療・衛生用ゴム事業の連結売上高は9億1千3百万円(前年同四半期比1.6%減)となりました。セ
グメント利益は1億3千5百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べて2千2百万円減少し、104億2千6百万円とな
りました。その主な要因は、受取手形及び売掛金の減少によるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べて9千7百万円減少し、58億8千万円となりました。その主な要因は、未払法人税
等の減少によるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて7千4百万円増加し、45億4千6百万円となりました。その主な要因は、当第
3四半期連結累計期間の利益計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は32億9千1百万円と
なっております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年11月13日に「業績予想の修正に関するお知らせ」で公表しました通期の連結
業績予想から変更はありません。
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2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を
採用しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率
を使用する方法によっております。
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3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,388,308 2,414,835
受取手形及び売掛金 1,793,551 1,652,371
電子記録債権 184,362 154,695
商品及び製品 278,216 343,220
仕掛品 375,067 446,076
原材料及び貯蔵品 179,141 188,749
その他 170,672 92,393
貸倒引当金 △1,671 △1,362
流動資産合計 5,367,650 5,290,981
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,227,298 1,290,805
機械装置及び運搬具(純額) 1,583,516 1,613,706
土地 885,090 865,846
その他(純額) 250,519 210,420
有形固定資産合計 3,946,426 3,980,778
無形固定資産 101,554 93,258
投資その他の資産
その他 1,037,313 1,062,396
貸倒引当金 △3,422 △440
投資その他の資産合計 1,033,891 1,061,956
固定資産合計 5,081,872 5,135,994
資産合計 10,449,522 10,426,975
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 401,272 406,767
電子記録債務 742,445 837,589
1年内返済予定の長期借入金 1,089,849 1,074,830
未払法人税等 123,097 13,765
その他 770,015 517,897
流動負債合計 3,126,679 2,850,848
固定負債
長期借入金 2,058,794 2,194,417
役員株式給付引当金 7,306 12,736
退職給付に係る負債 679,756 719,433
その他 105,569 103,331
固定負債合計 2,851,427 3,029,918
負債合計 5,978,107 5,880,767
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 516,870 516,870
資本剰余金 465,112 465,112
利益剰余金 3,386,408 3,458,823
自己株式 △69,834 △53,948
株主資本合計 4,298,555 4,386,857
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 137,170 168,324
為替換算調整勘定 35,689 △8,973
その他の包括利益累計額合計 172,859 159,350
純資産合計 4,471,415 4,546,207
負債純資産合計 10,449,522 10,426,975
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 6,028,051 5,588,944
売上原価 4,490,837 4,287,755
売上総利益 1,537,214 1,301,189
販売費及び一般管理費 1,065,253 1,058,423
営業利益 471,960 242,765
営業外収益
受取利息 1,356 1,125
受取配当金 7,554 10,011
雑収入 24,453 19,479
営業外収益合計 33,364 30,616
営業外費用
支払利息 7,645 6,700
為替差損 4,417 -
雑支出 6,075 4,205
営業外費用合計 18,137 10,906
経常利益 487,187 262,475
特別利益
補助金収入 7,998 6,000
その他 - 424
特別利益合計 7,998 6,424
特別損失
固定資産売却損 - 5,446
固定資産除却損 14,823 10,203
固定資産圧縮損 7,474 2,293
投資有価証券評価損 14,588 20,182
特別損失合計 36,885 38,126
税金等調整前四半期純利益 458,299 230,773
法人税等 136,048 67,048
四半期純利益 322,251 163,724
親会社株主に帰属する四半期純利益 322,251 163,724
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㈱朝日ラバー (5162) 2020年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 322,251 163,724
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △70,102 31,154
為替換算調整勘定 △27,703 △44,663
その他の包括利益合計 △97,805 △13,509
四半期包括利益 224,445 150,215
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 224,445 150,215
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㈱朝日ラバー (5162) 2020年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
工業用ゴム事業 医療・衛生用ゴム 合計
事業
売上高
外部顧客への売上高 5,100,253 927,798 6,028,051
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 5,100,253 927,798 6,028,051
セグメント利益 587,005 122,955 709,961
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(千円)
報告セグメント計 709,961
全社費用(注) △238,000
四半期連結損益計算書の営業利益 471,960
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない基礎的研究費及び提出会社の管理部門に係る費用であ
ります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
医療・衛生用ゴム
工業用ゴム事業 事業 合計
売上高
外部顧客への売上高 4,675,758 913,185 5,588,944
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 4,675,758 913,185 5,588,944
セグメント利益 338,632 135,370 474,002
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(千円)
報告セグメント計 474,002
全社費用(注) △231,236
四半期連結損益計算書の営業利益 242,765
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない基礎的研究費及び提出会社の管理部門に係る費用であ
ります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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