5162 J-朝日ラバー 2019-02-07 15:00:00
2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.サマリー情報(注記事項)に関する注記 …………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ………………………………………………………… 3
3.四半期連結財務及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
- 1 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、2020年を見据えたビジョン「AR-2020 VISION」を策定し、2017年4月から第12次中期経営計画
「V-2計画」をスタートしております。中期経営方針として「AR-2020 VISIONに通ずる質的成長を求めて広く社会に
貢献する」を掲げ、継続的な成長を可能にする強固な事業基盤を整備し、ゴムの基礎技術と製品力を磨いて質的な成
長を目指しております。
重点事業分野を車載・照明、医療・ライフサイエンス、その他の3つとし、特に研究開発として車載・照明分野で
は感性認知支援領域、医療・ライフサイエンス分野ではウェアラブル領域、その他分野では再生エネルギー領域にお
ける「プラズマ気流制御電極の開発事業」を国立研究開発法人産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所
から支援いただきながら進め、それぞれの研究計画通りに評価を積み上げております。
当第3四半期連結累計期間における事業環境は年末にかけて世界経済の景気減速感を受け始めておりますが、第12
次中期経営計画に則した各重点事業分野への施策遂行、そして経営基盤の強化につながる基幹システムの変更など着
実に前進させてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、連結売上高は60億2千8百万円(前年同四半期比8.5%増)
となりました。利益面では、販売の増加等により連結営業利益は4億7千1百万円(前年同四半期比8.5%増)、連
結経常利益は4億8千7百万円(前年同四半期比7.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億2千2百万
円(前年同四半期比2.0%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
工業用ゴム事業
工業用ゴム事業では、自動車内装照明用のASA COLOR LEDは当第3四半期に入り受注がやや減少していますが、ス
ポーツ用ゴム製品である卓球用ラケットラバーは堅調に推移いたしました。また、認証・認識ビジネスに対応する
RFIDタグ用ゴム製品が顧客販売戦略強化などにより当第3四半期の販売が増加いたしました。
この結果、工業用ゴム事業の連結売上高は51億円(前年同四半期比9.4%増)となりました。またセグメント利益
は5億8千7百万円(前年同四半期比12.7%増)となりました。
医療・衛生用ゴム事業
医療・衛生用ゴム事業では、ディスポーザブル用ゴム製品であるプレフィルドシリンジ(薬液充填済み注射器)用
ガスケットや採血用・薬液混注用ゴム栓などの受注が安定して推移いたしました。
この結果、医療・衛生用ゴム事業の連結売上高は9億2千7百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。セ
グメント利益は売上製品構成の変化等により1億2千2百万円(前年同四半期比15.9%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べて1千4万円増加し、105億2千3百万円となり
ました。その主な要因は、電子記録債務、未払法人税等の支払いにより現金及び預金が減少したものの、工業用ゴム
事業において自動車関連ゴム製品及びRFIDタグ用ゴム製品の増産対応の設備投資があったことで機械装置及び運搬具
が増加したものであります。
負債は前連結会計年度末に比べて1億1千万円減少し、60億7千3百万円となりました。その主な要因は、電子記
録債務の減少によるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べて1億2千5百万円増加し、44億4千9百万円となりました。その主な要因は、
当第3四半期連結累計期間の利益計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は32億8千7百万円と
なっております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2018年5月14日に「2018年3月期 決算短信」で公表しました通期の連結業績予想
を変更しております。
詳細につきましては、本日公表しております「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
- 2 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当期純利益に対する税効果
会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を
採用しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効税率
を使用する方法によっております。
(2)会計方針の変更
(たな卸資産の評価方法の変更)
従来、製品及び仕掛品は主に総平均法による原価法によっておりましたが、当第3四半期連結会計期間より個別法
による原価法に変更いたしました。
この変更は2018年10月に実施した基幹システムの変更を契機としており、より精緻な原価管理を目的として行った
ものであります。
2018年10月1日以前については変更後の原価計算を行うために必要な情報を保持していないため、この会計方針を
遡及適用した場合の累積的影響額を算定することは実務上不可能であります。そのため、2018年10月1日における製
品及び仕掛品の帳簿価額を期首残高とみなして、2018年10月1日から将来にわたり変更後の会計方針を適用しており
ます。当該会計方針の変更による影響額は軽微であります。
- 3 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,849,564 2,467,577
受取手形及び売掛金 1,762,366 1,940,370
電子記録債権 233,055 250,542
商品及び製品 249,955 220,640
仕掛品 404,549 382,068
原材料及び貯蔵品 133,336 194,030
その他 87,979 102,473
貸倒引当金 △1,903 △1,709
流動資産合計 5,718,905 5,555,993
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,207,869 1,221,709
機械装置及び運搬具(純額) 1,305,159 1,517,359
土地 886,216 886,216
その他(純額) 202,751 236,813
有形固定資産合計 3,601,997 3,862,098
無形固定資産 92,826 102,542
投資その他の資産
その他 1,097,976 1,005,962
貸倒引当金 △3,422 △3,422
投資その他の資産合計 1,094,554 1,002,540
固定資産合計 4,789,377 4,967,181
資産合計 10,508,282 10,523,175
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 460,512 478,651
電子記録債務 987,093 853,701
1年内返済予定の長期借入金 1,082,676 1,087,606
未払法人税等 115,031 62,448
役員退職慰労引当金 2,335 -
その他 726,105 633,124
流動負債合計 3,373,754 3,115,532
固定負債
長期借入金 2,066,581 2,170,551
役員退職慰労引当金 89,387 -
役員株式給付引当金 - 4,317
退職給付に係る負債 631,272 675,126
その他 22,781 107,977
固定負債合計 2,810,022 2,957,973
負債合計 6,183,776 6,073,505
- 4 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 516,870 516,870
資本剰余金 457,970 465,112
利益剰余金 3,143,327 3,356,258
自己株式 △78,392 △75,495
株主資本合計 4,039,775 4,262,744
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 202,731 132,628
為替換算調整勘定 82,000 54,296
その他の包括利益累計額合計 284,731 186,925
純資産合計 4,324,506 4,449,670
負債純資産合計 10,508,282 10,523,175
- 5 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 5,555,475 6,028,051
売上原価 4,123,365 4,490,837
売上総利益 1,432,109 1,537,214
販売費及び一般管理費 996,923 1,065,253
営業利益 435,185 471,960
営業外収益
受取利息 1,836 1,356
受取配当金 6,726 7,554
作業くず売却益 7,460 9,151
雑収入 17,709 15,302
営業外収益合計 33,733 33,364
営業外費用
支払利息 9,426 7,645
為替差損 - 4,417
雑支出 4,594 6,075
営業外費用合計 14,021 18,137
経常利益 454,898 487,187
特別利益
補助金収入 95,800 7,998
特別利益合計 95,800 7,998
特別損失
固定資産除却損 21,437 14,823
固定資産圧縮損 63,672 7,474
減損損失 14,451 -
投資有価証券売却損 458 -
投資有価証券評価損 - 14,588
特別損失合計 100,020 36,885
税金等調整前四半期純利益 450,677 458,299
法人税等 134,709 136,048
四半期純利益 315,967 322,251
親会社株主に帰属する四半期純利益 315,967 322,251
- 6 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 315,967 322,251
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 82,361 △70,102
為替換算調整勘定 △120 △27,703
その他の包括利益合計 82,241 △97,805
四半期包括利益 398,209 224,445
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 398,209 224,445
- 7 -
㈱朝日ラバー (5162) 2019年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
工業用ゴム事業 医療・衛生用ゴム 合計
事業
売上高
外部顧客への売上高 4,661,514 893,960 5,555,475
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 4,661,514 893,960 5,555,475
セグメント利益 520,996 146,199 667,196
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(千円)
報告セグメント計 667,196
全社費用(注) △232,010
四半期連結損益計算書の営業利益 435,185
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない基礎的研究費及び提出会社の管理部門に係る費用であ
ります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
医療・衛生用ゴム
工業用ゴム事業 事業 合計
売上高
外部顧客への売上高 5,100,253 927,798 6,028,051
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - -
計 5,100,253 927,798 6,028,051
セグメント利益 587,005 122,955 709,961
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の
主な内容(差異調整に関する事項)
利益 金額(千円)
報告セグメント計 709,961
全社費用(注) △238,000
四半期連結損益計算書の営業利益 471,960
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない基礎的研究費及び提出会社の管理部門に係る費用であ
ります。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
- 8 -