5122 オカモト 2019-05-09 16:00:00
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]

                                           2019 年5月9日
各    位
                          会 社 名   オ カ モ ト    株 式 会 社
                          代表者名    代表取締役社長 田 村 俊 夫
                                  (コード番号 5122 東証第 1 部)
                          問合せ先    取締役総務部長 田 中 祐 司
                                      (TEL 03-3817-4121)

          「当社取締役会の実効性に関する評価」結果の概要について

 当社は、取締役会全体が実効性を持って機能しているかを検討し、問題点の改善等適切な
措置を講じていく継続的なプロセスにより、取締役会全体の機能向上を図ることを目的とし
て、昨年度より、取締役会の実効性に関する分析・評価を実施しております。
 この度、2018 年度の分析・評価を完了いたしましたので、その結果概要を下記のとおりお
知らせいたします。


                          記


    1. 評価の方法
    (1) 全ての取締役(監査等委員を含む)に対して自己評価の趣旨等を説明の上、以下
         の項目を内容とするアンケートを配布し、実施いたしました。質問項目について
         も、事務局案をもとに取締役会にて議論を行ったうえで決定いたしました。この
         アンケートを集計した上で、取締役会において「取締役会の実効性に関する分
         析・評価」を行いました。


    (2) 評価項目
         実施したアンケートの大項目は以下のとおりです。
     ①   取締役会の機能
     ②   取締役会の規模・構成
     ③   取締役会の運営
     ④   監査機関・社外取締役との連携
     ⑤   株主・投資家との関係
     ⑥   その他(自由記述)


 (3)評価方法
     ①   調査は記名方式とした。(但し議論では匿名性を維持)
     ②   評価尺度は5段階評価とした。
     ③   集計は社内取締役と社外取締役を区分して実施。
     ④   分析は、評価の低い項目、社内取締役と社外取締役の評価結果のギャップの大き
     い項目、昨年度結果と比べ変化幅(改善度)の大きい項目について重点的に実施。
 ⑤   評価・分析結果を取締役会に開示し、議論を実施。


2.評価結果及び今後の課題
(1)評価結果
 当社の取締役会は、上記1.の分析・評価の結果、全体において概ね適正に機能して
おり、取締役会全体の実効性は確保されていると判断いたしました。
 昨年度の調査において改善に向け取り組むべき課題とされた項目のうち、内部統制・
通報の運用状況の監督、個々の取締役へのトレーニング機会の斡旋・支援、投資家評価
や意見の共有については一定の改善効果が認められました。


(2)認識した課題
 今後継続して取り組むべき課題として下記のものがあるとの認識を共有いたしまし
た。
 ① 取締役会資料の内容・分量について改善を図ること
 ② 内部統制について、取締役会レベルでの監督を一層充実させること
 ③ 投資家の評価や懸念といった IR 情報の取締役会での共有を強化すること
 ④ 取締役へのトレーニングの機会の斡旋や支援の改善を継続させること


(3)今後の対応等について
 当社取締役会は、今回の「取締役会の実効性に関する評価」を踏まえ、今後も取締役
会での議論を更に充実させ、取締役会の実効性確保に一層努め、より充実したコーポレ
ートガバナンス体制の構築と更なる企業価値の向上を目指してまいります。



                                     以 上