5122 オカモト 2021-05-13 16:00:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月13日
上場会社名 オカモト株式会社 上場取引所 東
コード番号 5122 URL https://www.okamoto-inc.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 田村 俊夫
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 高島 寛 TEL 03-3817-4121
定時株主総会開催予定日 2021年6月29日 配当支払開始予定日 2021年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期の連結業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 86,361 △4.6 8,269 12.6 9,794 14.5 5,697 63.3
2020年3月期 90,503 △3.5 7,345 △15.4 8,551 △14.5 3,489 △45.7
(注)包括利益 2021年3月期 8,482百万円 (610.9%) 2020年3月期 1,193百万円 (△72.9%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年3月期 304.04 ― 8.8 9.1 9.6
2020年3月期 184.52 ― 5.6 8.1 8.1
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 197百万円 2020年3月期 146百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 112,070 70,316 60.3 3,609.27
2020年3月期 104,081 63,838 58.8 3,258.01
(参考) 自己資本 2021年3月期 67,522百万円 2020年3月期 61,250百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 8,175 △3,240 △2,236 28,052
2020年3月期 12,352 △4,652 △3,584 25,567
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 50.00 ― 50.00 100.00 1,893 54.2 3.0
2021年3月期 ― 50.00 ― 50.00 100.00 1,874 32.9 2.9
2022年3月期(予想) ― 50.00 ― 50.00 100.00 ―
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 42,000 6.9 3,450 7.9 3,850 0.0 2,600 1.7 138.76
通期 88,000 1.9 7,800 △5.7 8,600 △12.2 5,700 0.1 304.19
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 19,599,367 株 2020年3月期 19,599,367 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 891,169 株 2020年3月期 799,519 株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 18,738,032 株 2020年3月期 18,911,496 株
(参考)個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 69,565 0.8 6,191 17.0 7,622 6.2 4,620 28.6
2020年3月期 69,014 △6.4 5,290 △7.4 7,181 △0.3 3,593 △20.4
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年3月期 245.92 ―
2020年3月期 189.21 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 95,707 58,151 60.8 3,103.09
2020年3月期 86,916 52,780 60.7 2,795.53
(参考) 自己資本 2021年3月期 58,151百万円 2020年3月期 52,780百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、上記予想に関する事項は、添付資料P4.「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧下さ
い。
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(追加情報) …………………………………………………………………………………………15
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、依然として新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けながら推移い
たしました。個人消費につきましては新型コロナウイルスのワクチンの開発・接種の始まりに伴い少しずつ回復の兆
しを見せてきましたが、感染力の強い変異株が発生し、直近では感染の再拡大が深刻化しており、感染の終息が見通
せないなど、先行きが不透明な状況が続いております。
このような経営環境のなか、当社グループは新型コロナウイルス感染症防止対策を講じ、お客様との対面による営
業活動の自粛、オンラインを活用した「ウイズ・コロナ」時代の新しい営業スタイルの構築等を行うとともに、回復
基調にある市場でのシェア拡大に向けて事業活動を行ってまいりました。
結果、当連結会計年度における売上高は86,361百万円(前年同期比4.6%減)となりました。利益面では前期は「令
和元年東日本台風」による福島工場の被災の影響等がありましたが、今期は福島工場が復旧したこと及び在庫圧縮や
コストダウンを継続したことで営業利益は8,269百万円(前年同期比12.6%増)、経常利益は9,794百万円(前年同期
比14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,697百万円(前年同期比63.3%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 産業用製品
一般用フイルムは、飛沫飛散防止用途が引き続き堅調で売上増となりました。工業用フイルムは、海外向けが回復
し売上増となりました。建材用フイルムは、車輌加飾用の市況が回復してきましたが、売上減となりました。多層フ
イルムは、工業用の受注が増加しましたが、食品包装用の需要が減少し、売上微減となりました。
壁紙は、住宅着工件数の低迷及び市況価格下落の影響で売上減となりました。農業用フイルムは、作物価格の下落
による需要家における資材購入経費削減の影響を受け売上減となりました。自動車内装材は、自動車メーカーの生産
調整からは回復しましたが、売上減となりました。フレキシブルコンテナは、石油化学メーカー向けの需要が減少し
売上減となりました。粘着テープは、梱包用及び工業用テープの販売が低調で売上減となりました。工業用テープは、
精密機械用の受注増がありましたが、売上前年並みとなりました。食品衛生用品は、外食産業・ホテル向けの小巻ラ
ップは低調でしたが、衛生用品の取扱いが堅調で、売上微増となりました。食品用吸水・脱水シートであるピチット
製品は、内食向けの食材用途は堅調に推移しましたが、外食産業向けが低調で、売上微減となりました。研磨布紙等
は、各種用途向けの受注が低迷し売上減となりました。また、研磨材はハードディスクの表面加工用の採用中止の影
響で売上減となりました。
以上により、当セグメントの売上高53,689百万円(前年同期比7.1%減)、セグメント利益は3,461百万円(前年同
期比32.6%増)となりました。
② 生活用品
コンドームは、訪日外国人によるインバウンド需要の大幅縮小が影響し売上減となりました。浣腸は、堅調に推移
し売上前年並みとなりました。除湿剤は、前年は「令和元年東日本台風」の被災の影響により売上を落としましたが、
今期は完全に復旧し、売上増となりました。カイロは、暖冬及び緊急事態宣言の発出による外出自粛の影響で売上減
となりました。手袋は、家庭用は巣ごもり需要と衛生意識の高まりにより堅調に推移し、医療用・産業用は感染対策
需要により市場が急拡大し、売上大幅増となりました。メディカル製品のうち滅菌器は、医療施設・学校施設の感染
対策としての需要があり売上大幅増となりました。ブーツ及び雨衣は、緊急事態宣言の発出による外出自粛の影響で
売上減となりました。シューズは、生活様式の変化による消費低迷の影響で売上減となりました。
以上により、当セグメントの売上高は32,442百万円(前年同期比0.1%減)、セグメント利益は6,531百万円(前年
同期比0.7%増)となりました。
③ その他
その他事業は、物流受託事業及び太陽光発電事業であります。
当セグメントの売上高(振替前)は3,604百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は296百万円(前年同期比
36.4%増)となりました。
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
① 資産
当連結会計年度末における総資産は112,070百万円で、前連結会計年度末と比べ7,989百万円増加しております。
流動資産は69,478百万円で、前連結会計年度末と比べ4,636百万円の増加となりました。これは主として、現金及び
預金2,484百万円、受取手形及び売掛金2,022百万円、電子記録債権534百万円が増加し、商品及び製品が677百万円減
少したことによるものです。
固定資産は42,592百万円で、前連結会計年度末と比べ3,353百万円の増加となりました。これは主として、無形固定
資産753百万円、投資有価証券5,265百万円が増加し、機械装置及び運搬具2,204百万円、繰延税金資産466百万円が減
少したことによるものです。
② 負債
当連結会計年度末における総負債は41,754百万円で、前連結会計年度末と比べ1,511百万円増加しております。
流動負債は30,000百万円で、前連結会計年度末と比べ558百万円の減少となりました。これは主として、未払法人税
等が1,696百万円増加し、短期借入金945百万円、災害損失引当金728百万円、支払手形及び買掛金393百万円が減少し
たことによるものです。
固定負債は11,753百万円で、前連結会計年度末と比べ2,069百万円の増加となりました。これは主として、長期借入
金1,000百万円、繰延税金負債546百万円、退職給付に係る負債246百万円増加したことによるものです。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は70,316百万円で、前連結会計年度末と比べ6,478百万円増加しております。これ
は主として、利益剰余金3,821百万円、その他有価証券評価差額金3,275百万円が増加したことによるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,484百万円
(9.7%)増加し、28,052百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、8,175百万円(前年同期比33.8%減)となりました。
増加の主な内訳は、税金等調整前当期純利益7,859百万円、減価償却費2,853百万円、減損損失1,398百万円、減少の
主な内訳は、売上債権の増加による減少2,714百万円、法人税等の支払額901百万円、災害損失の支払額728百万円であ
ります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3,240百万円(前年同期比30.3%減)となりました。
支出の主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出2,680百万円、投資有価証券の取得による支出446百万
円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、2,236百万円(前年同期比37.6%減)となりました。
支出の主な内訳は、配当金の支払額1,875百万円、自己株式の取得による支出170百万円であります。
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(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 57.6 58.4 58.8 60.3
時価ベースの自己資本比率
98.1 98.7 70.4 70.3
(%)
キャッシュ・フロー対有利子
0.4 0.4 0.3 0.5
負債比率(年)
インタレスト・カバレッジ・
436.5 423.8 460.8 265.9
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)1 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
2 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」を
使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全て
の負債を対象にしております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払
額」を使用しております。
4 「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を2019年3
月期の期首から適用しており、2018年3月期に係るキャッシュ・フロー関連指標については、当該会計基
準等を遡って適用した後の指標となっております。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、第一に新型コロナウイルス感染症について、ワクチンの開発・接種の始まりで少し
ずつ回復の兆しが見え始めてはおりますが、ワクチン接種率は依然として低迷していることや変異株の流行に対する
不安感から、消費動向や雇用環境を含めて予断を許さない状況となっております。
特に生活用品事業では、訪日外国人によるインバウンド需要が大幅に縮小しましたので、衛生用品(避妊具)につ
いては日本製(MADE IN JAPAN)としての高い技術力及びブランド力をより強化して国外での販売力強化に努めてま
いります。
また、大規模な集客イベントや展示会等の開催中止、リモートワークなどによる新生活様式の浸透等により、プラ
スチック製品の市場は全体的に縮小している側面がありますので、新素材の研究や新たな用途開発等により細かな顧
客ニーズの獲得に努めてまいります。
産業用製品事業においては、自動車関連事業の市況回復が顕著になっておりますが、自動車メーカー各社の売上海
外比率の拡大や世界的なサプライチェーンの見直しが進んでおり、国内外でのより幅広い受注のため、中国国内(武
漢)に生産工場を設立しグローバルで生産能力を強化し、将来を見据えた営業体制の構築に努めてまいります。
また、海洋ゴミ問題に端を発するプラスチック使用量削減の動きはさらに活発化してきており、企業としての社会
的責任を遂行しながら持続的成長を図るため、全社を挙げてプラスチックの使用及び廃棄物の削減・縮小に取り組み
ます。
以上に加えて、生産面では、昨今の大規模自然災害が断続的に発生していることを踏まえ、各工場における自然災
害リスクの総点検と対策を継続的に実施するとともに、仕入先及び得意先それぞれとの間でのサプライチェーンの強
化を図ってまいります。また、少子高齢化を踏まえた人手不足が叫ばれて久しく、自動化等による生産効率のさらな
る向上に取り組んでまいります。
これら様々な課題に対し、当社グループは「身近な暮らしを科学する」を掲げて、顧客ニーズを満たす品揃えの強
化と販売の拡大に取り組んでまいります。企業として全てのステークホルダーに対する社会的責任を真摯に受け止め、
コンプライアンスやリスク管理体制のさらなる充実を図るとともに、より透明性のある経営を目指し、内部統制の強
化、情報開示の充実に努めてまいります。
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、活動領域の中で常に企業体質の強化を図り収益力の向上に努めてまいりましたが、その利益の配分は株主
各位への利益還元としての配当の継続と自己株式取得及び自己株式消却で行っており、さらに今後も継続してまいり
ます。また、将来の事業展開のための内部留保金の充実を図ってまいります。内部留保金につきましては技術・商品
の開発、人材育成、新規設備投資及び物流合理化への投資、並びに相乗効果が期待できる企業買収や事業の譲受けへ
の投資等を行っていく方針であります。
当期の期末配当金につきましては、1株当たり50.00円にさせていただく予定であります。これにより、中間配当金
と合わせて当期の年間配当金は100.00円となります。
また、次期の配当金につきましては、中間配当金50.00円、期末配当金50.00円の年間配当金100.00円を予定してお
ります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準で連結財務諸表を作成
する方針です。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応する方針です。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,202 29,687
受取手形及び売掛金 16,834 18,856
電子記録債権 6,789 7,323
商品及び製品 7,872 7,195
仕掛品 2,002 2,112
原材料及び貯蔵品 2,782 2,752
その他 1,389 1,583
貸倒引当金 △30 △31
流動資産合計 64,842 69,478
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,128 5,310
機械装置及び運搬具(純額) 8,683 6,479
土地 7,239 7,337
建設仮勘定 631 527
その他(純額) 314 252
有形固定資産合計 21,998 19,907
無形固定資産 461 1,215
投資その他の資産
投資有価証券 15,473 20,739
繰延税金資産 615 149
その他 716 590
貸倒引当金 △27 △9
投資その他の資産合計 16,778 21,469
固定資産合計 39,238 42,592
資産合計 104,081 112,070
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 20,020 19,626
短期借入金 3,451 2,505
未払法人税等 343 2,040
賞与引当金 1,058 1,023
災害損失引当金 728 -
建物解体費用引当金 - 206
その他 4,957 4,598
流動負債合計 30,559 30,000
固定負債
長期借入金 216 1,216
繰延税金負債 1,515 2,061
退職給付に係る負債 7,002 7,248
その他 950 1,226
固定負債合計 9,683 11,753
負債合計 40,243 41,754
純資産の部
株主資本
資本金 13,047 13,047
資本剰余金 448 518
利益剰余金 45,658 49,480
自己株式 △3,173 △3,662
株主資本合計 55,981 59,383
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,283 8,558
繰延ヘッジ損益 8 △8
為替換算調整勘定 159 △344
退職給付に係る調整累計額 △184 △66
その他の包括利益累計額合計 5,268 8,139
非支配株主持分 2,588 2,793
純資産合計 63,838 70,316
負債純資産合計 104,081 112,070
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 90,503 86,361
売上原価 67,862 63,507
売上総利益 22,640 22,853
販売費及び一般管理費
運賃及び荷造費 3,645 3,569
その他の販売費 3,344 3,088
給料及び賞与 3,845 3,818
賞与引当金繰入額 383 348
退職給付費用 216 244
その他の一般管理費 3,860 3,514
販売費及び一般管理費合計 15,295 14,583
営業利益 7,345 8,269
営業外収益
受取利息 28 26
受取配当金 569 539
不動産賃貸料 665 543
持分法による投資利益 146 197
為替差益 - 170
その他 148 279
営業外収益合計 1,558 1,756
営業外費用
支払利息 27 30
不動産賃貸費用 102 120
為替差損 135 -
その他 86 81
営業外費用合計 351 232
経常利益 8,551 9,794
特別利益
固定資産売却益 1 7
投資有価証券売却益 - 40
子会社清算益 0 -
修繕引当金戻入額 60 -
受取保険金 163 -
特別利益合計 225 47
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
特別損失
固定資産除却損 4 23
減損損失 1,157 1,398
災害による損失 2,670 -
投資有価証券評価損 3 -
特別退職金 - 30
操業休止関連費用 - 100
建物解体費用引当金繰入額 - 430
特別損失合計 3,836 1,982
税金等調整前当期純利益 4,940 7,859
法人税、住民税及び事業税 1,352 2,607
法人税等調整額 397 △360
法人税等合計 1,749 2,246
当期純利益 3,190 5,612
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △298 △84
親会社株主に帰属する当期純利益 3,489 5,697
9
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 3,190 5,612
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,203 3,235
繰延ヘッジ損益 2 △17
為替換算調整勘定 23 △496
退職給付に係る調整額 183 117
持分法適用会社に対する持分相当額 △3 31
その他の包括利益合計 △1,997 2,869
包括利益 1,193 8,482
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,468 8,568
非支配株主に係る包括利益 △275 △86
10
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,047 511 47,306 △4,950 55,915
当期変動額
剰余金の配当 △2,367 △2,367
親会社株主に帰属す
3,489 3,489
る当期純利益
自己株式の取得 △1,055 △1,055
自己株式の消却 △2,832 2,832 -
自己株式の処分 △0 0 0
連結子会社からの自
己株式の取得による -
剰余金の増減
利益剰余金から資本
2,769 △2,769 -
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 -
額)
当期変動額合計 - △63 △1,647 1,777 66
当期末残高 13,047 448 45,658 △3,173 55,981
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 純資産合計
繰延ヘッジ損益 持分
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 7,533 6 115 △367 7,288 2,891 66,095
当期変動額
剰余金の配当 △2,367
親会社株主に帰属す
3,489
る当期純利益
自己株式の取得 △1,055
自己株式の消却 -
自己株式の処分 0
連結子会社からの自
己株式の取得による -
剰余金の増減
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △2,249 2 44 183 △2,020 △303 △2,323
額)
当期変動額合計 △2,249 2 44 183 △2,020 △303 △2,257
当期末残高 5,283 8 159 △184 5,268 2,588 63,838
11
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 13,047 448 45,658 △3,173 55,981
当期変動額
剰余金の配当 △1,875 △1,875
親会社株主に帰属す
5,697 5,697
る当期純利益
自己株式の取得 △489 △489
自己株式の消却 -
自己株式の処分 0 0 0
連結子会社からの自
己株式の取得による 70 70
剰余金の増減
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 -
額)
当期変動額合計 - 70 3,821 △489 3,401
当期末残高 13,047 518 49,480 △3,662 59,383
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 純資産合計
繰延ヘッジ損益 持分
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 5,283 8 159 △184 5,268 2,588 63,838
当期変動額
剰余金の配当 △1,875
親会社株主に帰属す
5,697
る当期純利益
自己株式の取得 △489
自己株式の消却 -
自己株式の処分 0
連結子会社からの自
己株式の取得による 70
剰余金の増減
利益剰余金から資本
-
剰余金への振替
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 3,275 △16 △504 117 2,871 205 3,076
額)
当期変動額合計 3,275 △16 △504 117 2,871 205 6,478
当期末残高 8,558 △8 △344 △66 8,139 2,793 70,316
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 4,940 7,859
減価償却費 3,101 2,853
減損損失 1,157 1,398
貸倒引当金の増減額(△は減少) △7 △15
持分法による投資損益(△は益) △146 △197
賞与引当金の増減額(△は減少) 41 △33
建物解体費用引当金繰入額 - 430
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 390 443
その他の引当金の増減額(△は減少) △54 -
受取利息及び受取配当金 △598 △565
受取保険金 △163 -
支払利息 27 30
為替差損益(△は益) △0 △10
投資有価証券売却損益(△は益) - △40
投資有価証券評価損益(△は益) 3 -
固定資産売却損益(△は益) △1 △7
固定資産除却損 4 23
子会社清算損益(△は益) △0 -
災害損失 2,670 -
操業休止関連費用 - 102
売上債権の増減額(△は増加) 4,208 △2,714
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,356 424
その他の資産の増減額(△は増加) 58 △94
仕入債務の増減額(△は減少) △1,921 △189
その他の負債の増減額(△は減少) 688 △297
その他 3 △23
小計 15,760 9,373
利息及び配当金の受取額 598 565
利息の支払額 △26 △30
法人税等の支払額 △2,201 △901
保険金の受取額 163 -
災害損失の支払額 △1,941 △728
操業休止関連費用の支払額 - △102
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,352 8,175
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3,265 △3,265
定期預金の払戻による収入 3,235 3,265
建物解体費用の支払による支出 - △158
有形及び無形固定資産の取得による支出 △4,387 △2,680
有形及び無形固定資産の売却による収入 1 18
投資有価証券の取得による支出 △235 △446
投資有価証券の売却による収入 - 54
その他 △0 △27
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,652 △3,240
13
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △138 63
長期借入れによる収入 300 1,080
長期借入金の返済による支出 △226 △1,081
配当金の支払額 △2,383 △1,875
非支配株主への配当金の支払額 △27 △27
自己株式の取得による支出 △1,055 △170
その他 △52 △224
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,584 △2,236
現金及び現金同等物に係る換算差額 △13 △213
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,102 2,484
現金及び現金同等物の期首残高 21,465 25,567
現金及び現金同等物の期末残高 25,567 28,052
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社は、新型コロナウイルス感染症の事業への影響が2022年3月期の一定の時期に収束するとの仮定のもと、
会計上の見積り(固定資産の減損会計の検討や繰延税金資産の回収可能性の評価等)を行っておりましたが、再
度緊急事態宣言の発出及び延長など、依然として収束時期等が不透明な状況であることを踏まえ、2022年3月期
末までには終息せず、2023年3月期の一定の時期に収束するものと仮定を変更いたしました。
当社はこの仮定のもと、会計上の見積り(固定資産の減損会計の検討や繰延税金資産の回収可能性の評価等)
を行っております。なお、これにより固定資産の減損については、当連結会計年度末における固定資産の回収可
能性を慎重に検討した結果、減損損失1,398百万円を計上しております。なお、繰延税金資産の回収可能性の評
価等に関しては、当社の経営成績および財政状態に与える影響について、現時点において重要性はありません。
(建物解体費用引当金)
連結子会社である理研コランダム株式会社が所有する賃貸用建物の解体を決定し、解体工事に着手いたしまし
た。これに伴い、解体費用の見積額について、「建物解体費用引当金」として当連結会計年度末の連結貸借対照
表の流動負債に計上しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品・サービス別に事業活動を展開しており、事業者向け製品の事業としての「産業用製品」と消費者
向け製品の事業としての「生活用品」の2つの報告セグメントで構成されております。
「産業用製品」は主にプラスチック系樹脂を主原料とした製品群を加工事業者向けに販売している事業であり、
「生活用品」は主に日用品や消耗財等を消費者向けに販売している事業であります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢
価格に基づいております。
15
オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸
合計
(注)1 (注)2 表計上額
産業用製品 生活用品 計
売上高
外部顧客への売上高 57,802 32,473 90,275 227 90,503 ― 90,503
セグメント間の内部
105 371 477 3,439 3,917 △3,917 ―
売上高又は振替高
計 57,907 32,845 90,753 3,667 94,420 △3,917 90,503
セグメント利益 2,610 6,486 9,096 217 9,313 △1,968 7,345
セグメント資産 39,236 26,651 65,888 1,885 67,773 36,308 104,081
その他の項目
減価償却費 2,122 842 2,964 120 3,085 16 3,101
減損損失 702 99 802 ― 802 355 1,157
有形固定資産及び無形
2,779 655 3,435 12 3,447 313 3,760
固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ内の物流事業及び太陽光
発電事業等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△1,968百万円には、セグメント間取引消去40百万円、各報告セグメントに配分
していない全社費用△2,009百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費等であります。
(2) セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(3) セグメント資産の調整額36,308百万円には、セグメント間取引消去△419百万円、各報告セグメントに配
分していない全社資産36,728百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金(現金
及び有価証券)、賃貸等不動産及び管理部門にかかる資産等であります。
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 調整額 連結財務諸
合計
(注)1 (注)2 表計上額
産業用製品 生活用品 計
売上高
外部顧客への売上高 53,689 32,442 86,131 229 86,361 ― 86,361
セグメント間の内部
95 383 478 3,375 3,854 △3,854 ―
売上高又は振替高
計 53,784 32,825 86,610 3,604 90,215 △3,854 86,361
セグメント利益 3,461 6,531 9,992 296 10,289 △2,019 8,269
セグメント資産 39,105 26,743 65,848 1,963 67,811 44,259 112,070
その他の項目
減価償却費 1,923 751 2,675 97 2,773 80 2,853
減損損失 1,264 133 1,398 ― 1,398 ― 1,398
有形固定資産及び無形
1,283 615 1,899 9 1,909 1,125 3,034
固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ内の物流事業及び太陽光
発電事業等を含んでおります。
2 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△2,019百万円には、セグメント間取引消去39百万円、各報告セグメントに配分
していない全社費用△2,058百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費等であります。
(2) セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(3) セグメント資産の調整額44,259百万円には、セグメント間取引消去△99百万円、各報告セグメントに配分
していない全社資産44,358百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金(現金及
び有価証券)、賃貸等不動産及び管理部門にかかる資産等であります。
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額並びに1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
1株当たり純資産額 3,258.01円 3,609.27円
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益 184.52円 304.04円
(算定上の基礎)
連結損益計算書上の親会社株主に
3,489 5,697
帰属する当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に
3,489 5,697
帰属する当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 18,911 18,738
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
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オカモト株式会社(5122) 2021年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
(自己株式の消却)
当社は、2021年5月13日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式の消却を行うことを決
議いたしました。
1.消却する株式の種類
当社普通株式
2.消却する株式の総数
500,000株
3.消却予定日
2021年5月31日
4.消却後の発行済み株式総数
19,099,367株
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