5122 オカモト 2021-05-13 16:00:00
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]

                                            2021 年5月 13 日
各     位
                               会 社 名 オ カ モ ト 株 式 会 社
                               代表者名 代表取締役社長       田 村 俊 夫
                                      (コード番号 5122 東証第 1 部)
                               問合せ先 常 務 取 締 役     岡 本     優
                                          (TEL 03-3817-4121)



            当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

 当社は、企業としての持続的成長には柔軟かつ機動的な意思決定とともに、コーポレート
ガバナンスの強化が重要であるとの認識に基づき、これを担う取締役会の運営実態と問題点
の把握、改善策の実施等適切な措置を講じていく継続的プロセスにより取締役会全体の機能
向上を図るため、取締役会の実効性に関する分析・評価を実施しております。
 この度、2020 年度の分析・評価を完了いたしましたので、その結果概要を下記のとおりお
知らせいたします。


                           記


1. 評価の方法
    (1) 全取締役(監査等委員を含む)に対して自己評価の趣旨等を説明の上、取締役会
          での議論に基づいて決定した以下の項目を内容とするアンケートを配布し、実施
          いたしました。
          アンケート結果を集計し、取締役会において「取締役会の実効性に関する分析及
          び評価」を行いました。


    (2) 評価項目
          アンケートの主たる項目は、以下のとおりです。
     ①    取締役会の機能
     ②    取締役会の規模・構成
     ③    取締役会の運営
     ④    監査機関・社外取締役との連携
     ⑤    株主・投資家との関係
     ⑥    その他(自由記述)


    (3) 評価方法
     ①    調査は記名方式とした。(但し議論では匿名性を維持)
     ②    評価尺度は5段階評価とした。
     ③    集計は社内取締役と社外取締役を区分して実施した。
  ④    分析は、評価の低い項目、社内取締役と社外取締役の評価結果のギャップの大き
       い項目について重点的に実施した。
  ⑤    評価・分析結果を取締役会に開示し、議論を実施した。


2.評価結果及び今後の課題
(1) 評価結果
   当社の取締役会は、全体において概ね適正に機能しており、取締役会全体の実効性
  は確保されていると判断いたしました。
   昨年度の調査において取り組むべき課題とした項目のうち、以下の点については一
  定の改善効果が認められました。
        ・取締役会決議事項に関する資料の充実及び事前提供
        ・経営戦略その他重要事項に関する審議時間の十分な確保
        ・内部統制及びリスク管理に対する把握及び監督
        ・株主及び投資家の評価及び意見等の共有


(2) 認識した課題
      今後において継続的に取り組むべき課題としては下記の事項があるとの認識を共有
  いたしました。
   ① 中長期視点での経営戦略及び設備投資計画等に関する議論の一層の拡充
   ② 工場及び子会社に関する財務情報及び非財務情報のモニタリングの拡充
   ③ 取締役会の運営の効率化及び重要事項へのより適切な時間配分
   ④ 取締役へのトレーニングの機会の斡旋及び支援の継続


(3) 今後の対応等について
      当社取締役会は、今回の評価を踏まえ、今後も取締役会での議論を更に充実させ、
  取締役会の実効性確保に一層努め、より充実したコーポレートガバナンス体制の構築
  と更なる企業価値の向上を目指してまいります。


                                        以 上