5103 昭和HD 2021-05-17 17:00:00
2021年度3月期(連結)業績と前年実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2021年5月17日
 各     位
                                                会 社 名 昭和ホールディングス株式会社
                                                代表者名 代表取締役社長兼最高経営責任者
                                                                   此下 竜矢
                                                (コード番号 5103 東証第二部)
                                                問合せ先 代表取締役兼最高執行責任者兼
                                                        最高財務責任者    庄司 友彦
                                                (TEL.04-7131-0181)




                        2021年3月期(連結)業績と前年実績値
                             との差異に関するお知らせ




 当社は、近年当社グループを取り巻く事業環境が目まぐるしく変化している状況を勘案し、当社の子会社等が
進出している各国での状況を詳細に精査・検討を行う必要があることから、連結業績予想の公表を差し控えさ
せていただいておりますが、2021年3月期(連結)業績と前年実績値の差異が、開示基準に抵触いたしましたの
でお知らせいたします。



                                        記


1. 2021 年 3 月期(連結)業績と前年実績値との差異(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)


                                                                 親会社株主に
                                                                             1株当たり
                        売上高          営業利益         経常利益           帰属する当期
                                                                             当期純利益
                                                                   純利益

     前期実績(A)          15,479百万円      ▲131百万円      ▲704百万円         ▲602百万円     ▲7.95円

     当期実積(B)          13,661百万円       606百万円      ▲186百万円        ▲1,228百万円   ▲16.19円

     増減額(B-A)        ▲1,818百万円        738百万円        517百万円        ▲625百万円     ▲8.25円

     増減率(%)              ▲11.75%       ―             ―              ―



2. 前期実績との差異理由
      売上高につきましては、各事業で新型コロナウイルス感染防止政策の影響により明暗を分ける結果と
     なりました。主に東南アジアを中心に事業展開を実施しているDigital Finance事業におきましては、新
     型コロナウイルス感染防止策について、ロックダウン等日本で実施されているよりも強固な感染防止策
     が実行されたことや、ミャンマー王国連邦共和国のクーデターの影響などにより、一時事業所の閉鎖や

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抑制的な事業展開を行ったことから約2,000百万円の減収となり、スポーツ事業につきましては、政府が
実施した非常事態宣言や学校の休校等の影響により、一時テニススクールや工場の休業を実施したこと
が減収の要因となりました。一方で、コンテンツ事業につきましては、新型コロナウイルス感染防止策
によるマイナスの影響はあったものの「鬼滅の刃」の関連の売上及び、トレーディングカードゲーム関
連のロイヤリティー等が好調に推移したことが増収に寄与し、食品事業、ゴム事業に関しましても堅調
に推移いたしました。その結果売上高は13,661百万円(前年同期比1,818百万円減)という結果となりま
した。
 営業利益につきましては、Digital Finance事業につきましては、抑制的な営業施策により減収とな
っていたものの、販売管理費の削減等も功をなし大幅な増収となりました。また、売上が好調であった
コンテンツ事業につきまして、それがそのまま営業利益に直結し、食品事業についても効率的な営業背
策や工場運営により大きく増益に寄与いたしました。さらにゴム事業につきましても、ゴムライニング
の競合企業の廃業等の影響もあり利益が大きく改善しております。その結果、当期は減収にも関わらず
営業利益がプラスに転じ、営業利益606百万円(前年同期比738百万円増)という結果となりました。
 経常利益につきましては、上記営業利益までの増益理由があったものの、前期は持分法適用関連会社
の事業が好調に推移したことで営業外収益に持分法による投資利益を計上していましたが、当期は持分
法適用関連会社P.P. Coral Resort Co.,Ltd.の「のれん」の減損(485百万円)を実施し、持分法によ
る投資利益が「損失」となったことが減益要因で、営業利益の増益幅(738百万円)が削られることと
なりましたので、経常損失186百万円(前年同期比517百万円増)という結果となりました。
 親会社株主に帰属する当期純利益(損失)につきましては、上記経常損失までのほか、当期は特別損
失に訴訟損失引当金繰入額(2,295百万円)及び、貸倒引当金繰入額(793百万円)と大きな損失を計上
したことが減益要因となりましたが、非支配株主に帰属する当期純損失2,556百万円を計上(前期は非
支配株主に帰属する当期純損失808百万円)することで減益幅の一部が縮減されることとなりましたの
で、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,228百万円(前年同期比625百万円減)となりました。
                                                         以上




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