5076 インフロニアHD 2021-11-15 10:30:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(前田建設工業株式会社分) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月15日
上場会社名 インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分) 上場取引所 東
コード番号 5076 URL https://www.infroneer.com
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)岐部 一誠
前田建設工業株式会社
問合せ先責任者 (役職名) (氏名)出口 一剛 TEL 03-5276-5156
経営革新本部財務戦略部長
四半期報告書提出予定日 2021年11月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 308,155 2.3 9,136 △47.7 9,156 △52.1 4,762 △53.1
2021年3月期第2四半期 301,243 26.9 17,470 △3.1 19,112 △7.4 10,160 △36.1
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 6,082百万円 (△68.2%) 2021年3月期第2四半期 19,143百万円 (54.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 25.34 -
2021年3月期第2四半期 54.87 -
(注)1.2021年3月期において、企業結合等に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2021年3月期第2四半期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反
映させています。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値に
ついては、当該会計基準等を適用した数値となっています。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 905,665 363,657 29.5
2021年3月期 928,889 367,527 29.1
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 267,603百万円 2021年3月期 270,023百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値につい
ては、当該会計基準等を適用した数値となっています。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - - - 38.00 38.00
2022年3月期 - -
2022年3月期(予想) - - -
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2.2022年3月期期末の配当予想は、インフロニア・ホールディングス株式会社の配当予想となります。金額については現時点で未定となりますが、中期経営計画の還元方針
に基づき、配当性向は30%以上を予定しています。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 710,000 - 40,000 - 39,700 - 25,400 - 87.49
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.上記はインフロニア・ホールディングス株式会社の2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)です。なお、1株当たり当期純利益は、2022年3月期
における連結上の期中平均株式数の予測を基礎として算定しています。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 - 社 (社名) - 、除外 - 社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細については、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関す
る注記事項(会計方針の変更)」を参照ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 194,447,713株 2021年3月期 194,608,482株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 5,348,097株 2021年3月期 7,348,884株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 187,941,728株 2021年3月期2Q 185,196,145株
(注)1.株式給付信託(従業員持株会処分型)が保有する当社の株式を、期末自己株式数に含めています(2022年3月期2Q 0株、
2021年3月期 92,000株)。また、株式給付信託(従業員持株会処分型)が保有する当社の株式を、期中平均株式数の計算に
おいて控除する自己株式数に含めています(2022年3月期2Q 34,086株、2021年3月期 281,454株)。
2.株式給付信託(BBT)が保有する当社の株式を、期末自己株式数に含めています(2022年3月期2Q 657,500株、2021年3
月期 657,500株)。また、株式給付信託(BBT)が保有する当社の株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株
式数に含めています(2022年3月期2Q 657,500株、2021年3月期 657,500株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・当社は、前田道路株式会社、株式会社前田製作所と2021年10月1日をもって共同株式移転により持株会社であるインフロニア・ホールデ
ィングス株式会社を設立しています。
・上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る仮定を前提としており、当社
としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、今後の様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性がありま
す。
(参考)2022年3月期の前田建設工業株式会社 個別業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 386,000 5.4 29,500 △0.7 36,600 △19.1 27,000 △25.5 139 35
(注)直近に公表されている個別業績予想からの修正の有無:有
詳細は、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は本資料発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る仮定を前提としており、当社として
その実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、今後の様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(会計方針の変更)…………………………………………………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(企業結合等関係)…………………………………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象)…………………………………………………………………………………………………… 14
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………… 15
(1)(参考)前田建設工業株式会社 四半期個別貸借対照表 ……………………………………………………… 15
(2)(参考)前田建設工業株式会社 四半期個別損益計算書 ……………………………………………………… 17
(3)前田建設工業株式会社 受注、売上、次期繰越高(個別) …………………………………………………… 18
(4)前田建設工業株式会社 建設事業個別受注予想 ………………………………………………………………… 19
(5)業績予想の概要 …………………………………………………………………………………………………… 19
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
インフロニア・ホールディングス株式会社は2021年10月1日に共同株式移転の方法により前田建設工業株式会
社、前田道路株式会社及び株式会社前田製作所の完全親会社として設立されました。経営統合以前、前田道路株式
会社及び株式会社前田製作所は前田建設工業株式会社の連結子会社であり、統合によりインフロニア・ホールディ
ングス株式会社の連結範囲に実質的な変更がないため、インフロニア・ホールディングス株式会社の2022年3月期
通期連結業績は、従来の前田建設工業株式会社の通期連結業績を基礎として算定されることになります。なお、
2022年3月期の通期予想はインフロニア・ホールディングス株式会社の通期実績予想を記載しています。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の長期化の影
響により、多くの社会経済活動において制約を受けるなか、ワクチン接種を促進し、かつ各種政策の効果により持
ち直しの動きが続いているものの、新型コロナウイルス感染症の収束の先行きが不透明であることから、総じて厳
しい状況が続きました。
建設業界においては、関連予算の執行により公共投資は高水準で底堅く推移し、住宅建設・設備投資も堅調に推
移しており、一部持ち直しの動きが見られました。
このような状況のなか、当社は、当事業年度を最終年度とする中期経営計画 「Maeda Change 1st Stage’19
~’21」における、付加価値生産性向上への基盤を構築する「生産性改革」、新たなステージへの挑戦に向けた
「脱請負事業の全社的推進」、新たな企業文化への変革に向けた土台を構築する「体質改善」の3つの重点施策に
取り組んできました。
また、当社は、本年10月1日に前田道路株式会社及び株式会社前田製作所との共同株式移転の方法による経営統
合を行い、インフロニア・ホールディングス株式会社の完全子会社となりました。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は、前年同四半期連結累計期間比2.3%増の3,081億円余となり
ました。損益につきましては、営業利益は前年同四半期連結累計期比47.7%減の91億円余、経常利益は前年同四半
期連結累計期比52.1%減の91億円余となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期比
53.1%減の47億円余となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の
期首から適用しており、当第2四半期連結累計期間の売上高が2,702百万円、売上原価が2,684百万円それぞれ増加
したことにより、営業利益は18百万円増加しています。営業外収益が90百万円増加したことにより、経常利益及び
税金等調整前四半期純利益は108百万円それぞれ増加しています。また、利益剰余金の当期首残高は177百万円減少
しています。詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」を参照ください。
事業の種類別セグメントの状況は、次のとおりです。
[建築事業]
売上高は前年同四半期比4.0%増の1,158億円余、セグメント利益は前年同四半期比22.9%減の14億円余とな
りました。
[土木事業]
売上高は前年同四半期比14.7%減の609億円余、セグメント利益は前年同四半期比55.3%減の43億円余とな
りました。
[舗装事業]
売上高は前年同四半期比11.1%増の1,054億円余、セグメント損失は0億円余(前年同四半期連結累計期間
はセグメント利益33億円余)となりました。
[製造事業]
売上高は前年同四半期比4.8%増の161億円余、セグメント利益は前年同四半期比59.4%増の8億円余となり
ました。
[インフラ運営事業]
売上高は前年同四半期比6.3%増の77億円余、セグメント利益は前年同四半期比6.0%減の14億円余となりま
した。
[その他]
売上高は前年同四半期比147.9%増の19億円余、セグメント利益は前年同四半期比263.4%増の10億円余とな
りました。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産・負債・純資産の状況
当第2四半期連結会計期間における総資産は、受取手形・完成工事未収入金等の減少などにより前連結会計年度
に比べ232億円余減少し、9,056億円余となりました。負債は、工事未払金等の減少などにより前連結会計年度に比
べ193億円余減少し、5,420億円余となりました。また純資産は、前連結会計年度に比べ38億円余減少し、3,636億
円余となりました。以上の結果、純資産の額から非支配株主持分を控除した自己資本の額は2,676億円余となり、
自己資本比率は前連結会計年度の29.1%から29.5%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、預り金が163億円余減少したことなどによ
り、△78億円余となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形・無形固定資産の取得を87億円余行っ
たことなどにより、△115億円余となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金が419億円余増
加したことにより、192億円余となりました。以上の結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末の
残高は、前連結会計年度に比べ1億円余減少し、988億円余となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は前田道路株式会社及び株式会社前田製作所と2021年10月1日をもって共同株式移転の方法により3社の完
全親会社となるインフロニア・ホールディングス株式会社を設立しました。下記予想は2021年11月15日公表のイン
フロニア・ホールディングス株式会社の通期業績予想を記載しています。
2022年3月期通期(2021年4月1日~2022年3月31日)インフロニア・ホールディングス株式会社
連結業績予想数値 (単位:百万円)
親会社株主
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
通期 710,000 40,000 39,700 25,400 87円49銭
当第2四半期連結累計期間の経営成績を踏まえ、2021年5月14日に公表した2022年3月期通期(2021年4月1日
~2022年3月31日)の前田建設工業株式会社個別の業績予想を以下のとおり修正しました。
2022年3月期通期(2021年4月1日~2022年3月31日)前田建設工業株式会社
個別業績予想数値の修正 (単位:百万円)
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 393,000 31,000 33,400 25,000 129円20銭
今回修正予想(B) 386,000 29,500 36,600 27,000 139円35銭
増 減 額 ( B - A ) △7,000 △1,500 3,200 2,000
増 減 率 ( % ) △1.8 △4.8 9.6 8.0
[ご参考]前期実績
366,086 29,722 45,241 36,247 187円33銭
(2021年3月期)
前回予想に比べて売上高は70億円、営業利益は15億円減少するものの、政策保有株式の売却に伴い経常利益は32
億円増加し、当期純利益は20億円増加する見込みです。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金預金 100,687 100,526
受取手形・完成工事未収入金等 263,430 252,702
有価証券 30 30
販売用不動産 2,371 1,987
商品及び製品 1,597 1,426
未成工事支出金 18,729 15,633
材料貯蔵品 2,602 2,894
その他 43,895 39,348
貸倒引当金 △153 △133
流動資産合計 433,190 414,416
固定資産
有形固定資産 165,558 164,753
無形固定資産
公共施設等運営権 114,424 112,087
公共施設等運営事業の更新投資に係る資産 23,845 23,327
のれん 26,639 23,257
その他 15,693 15,577
無形固定資産合計 180,603 174,250
投資その他の資産
投資有価証券 131,063 132,821
繰延税金資産 745 787
退職給付に係る資産 10,345 11,861
その他 8,876 8,212
貸倒引当金 △1,674 △1,523
投資その他の資産合計 149,357 152,159
固定資産合計 495,519 491,163
繰延資産 179 85
資産合計 928,889 905,665
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
電子記録債務 7,837 6,237
工事未払金等 109,917 97,377
短期借入金 18,315 57,072
1年内返済予定のノンリコース借入金 1,381 1,375
1年内償還予定の社債 5,000 -
未払法人税等 11,957 3,374
未成工事受入金 36,961 37,590
工事損失引当金 629 665
その他の引当金 9,662 9,471
公共施設等運営権に係る負債 4,501 4,528
公共施設等運営事業の更新投資に係る負債 4,819 3,873
その他 56,133 33,291
流動負債合計 267,118 254,858
固定負債
社債 45,000 45,000
ノンリコース社債 20 20
長期借入金 64,165 60,738
ノンリコース借入金 15,864 15,139
繰延税金負債 18,481 18,539
退職給付に係る負債 16,579 16,637
その他の引当金 504 64
公共施設等運営権に係る負債 108,398 106,127
公共施設等運営事業の更新投資に係る負債 20,833 20,961
その他 4,394 3,920
固定負債合計 294,242 287,148
負債合計 561,361 542,007
純資産の部
株主資本
資本金 28,463 28,463
資本剰余金 37,549 38,072
利益剰余金 178,526 175,826
自己株式 △2,833 △2,020
株主資本合計 241,706 240,341
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 29,218 27,898
繰延ヘッジ損益 △19 △19
為替換算調整勘定 2 △13
退職給付に係る調整累計額 △883 △603
その他の包括利益累計額合計 28,317 27,261
非支配株主持分 97,504 96,054
純資産合計 367,527 363,657
負債純資産合計 928,889 905,665
- 5 -
インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高
完成工事高 182,849 176,851
その他の事業売上高 118,393 131,304
売上高合計 301,243 308,155
売上原価
完成工事原価 158,499 157,069
その他の事業売上原価 101,542 115,484
売上原価合計 260,042 272,553
売上総利益
完成工事総利益 24,350 19,781
その他の事業総利益 16,850 15,819
売上総利益合計 41,201 35,601
販売費及び一般管理費 23,730 26,464
営業利益 17,470 9,136
営業外収益
受取利息 73 128
受取配当金 3,222 1,235
為替差益 - 76
持分法による投資利益 - 0
その他 192 233
営業外収益合計 3,488 1,674
営業外費用
支払利息 1,284 1,236
為替差損 16 -
持分法による投資損失 79 -
その他 465 418
営業外費用合計 1,846 1,654
経常利益 19,112 9,156
特別利益
固定資産売却益 31 85
投資有価証券売却益 3,244 2,880
その他 24 247
特別利益合計 3,300 3,213
特別損失
固定資産除却損 152 168
投資有価証券評価損 270 -
災害による損失 - 83
その他 99 50
特別損失合計 522 302
税金等調整前四半期純利益 21,890 12,068
法人税、住民税及び事業税 9,188 4,081
法人税等調整額 △2,065 692
法人税等合計 7,122 4,773
四半期純利益 14,767 7,294
非支配株主に帰属する四半期純利益 4,606 2,531
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,160 4,762
- 6 -
インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 14,767 7,294
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,096 △1,447
繰延ヘッジ損益 △16 0
為替換算調整勘定 △0 △34
退職給付に係る調整額 274 241
持分法適用会社に対する持分相当額 21 27
その他の包括利益合計 4,376 △1,212
四半期包括利益 19,143 6,082
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 14,704 3,706
非支配株主に係る四半期包括利益 4,439 2,375
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 21,890 12,068
減価償却費 11,449 11,718
のれん償却額 3,289 3,382
貸倒引当金の増減額(△は減少) △83 △171
工事損失引当金の増減額(△は減少) △94 38
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1,069 △1,064
受取利息及び受取配当金 △3,295 △1,363
支払利息 1,284 1,236
為替差損益(△は益) 143 10
持分法による投資損益(△は益) 79 △0
有価証券及び投資有価証券売却損益(△は益) △3,202 △2,880
有価証券及び投資有価証券評価損益(△は益) 270 -
固定資産売却損益(△は益) △31 △80
売上債権の増減額(△は増加) 25,846 16,361
未成工事支出金の増減額(△は増加) 1,927 △3,189
棚卸資産の増減額(△は増加) △987 261
未収消費税等の増減額(△は増加) △7,988 △5,216
仕入債務の増減額(△は減少) △23,335 △14,134
未成工事受入金の増減額(△は減少) △4,871 663
預り金の増減額(△は減少) △4,064 △16,359
その他 △456 2,311
小計 16,701 3,591
利息及び配当金の受取額 3,578 1,764
利息の支払額 △1,246 △918
法人税等の支払額 △8,977 △12,298
営業活動によるキャッシュ・フロー 10,055 △7,861
投資活動によるキャッシュ・フロー
信託受益権の売却による収入 4,300 -
有形及び無形固定資産の取得による支出 △9,225 △8,718
公共施設等運営権の取得による支出 △2,053 △2,078
公共施設等運営事業の更新投資による支出 △191 △885
有形及び無形固定資産の売却による収入 90 109
投資有価証券の取得による支出 △2,608 △4,266
投資有価証券の売却による収入 5,393 4,033
関係会社株式の取得による支出 △275 △417
貸付けによる支出 △502 △5
貸付金の回収による収入 346 122
その他 723 599
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,002 △11,507
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △21,600 41,900
長期借入金の返済による支出 △445 △6,219
ノンリコース借入金の返済による支出 △1,025 △731
社債の発行による収入 19,888 -
社債の償還による支出 - △5,000
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △122 △146
自己株式の取得による支出 △0 △0
自己株式の売却による収入 509 1,690
配当金の支払額 △3,640 △7,144
非支配株主への配当金の支払額 △44,870 △5,222
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
- 160
よる収入
その他 △61 △33
財務活動によるキャッシュ・フロー △51,367 19,254
現金及び現金同等物に係る換算差額 △70 △16
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △45,384 △130
現金及び現金同等物の期首残高 121,912 98,976
現金及び現金同等物の四半期末残高 76,527 98,845
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時
点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしました。
当社グループは従来、進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を、それ
以外の工事については工事完成基準を適用していました。これを第1四半期連結会計期間の期首より、履行
義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができる工事については、履行義務を充足するにつれて一
定の期間にわたり収益を認識しています。履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法は、主として発生原
価に基づくインプット法を適用しています。なお、契約の初期段階を除き、履行義務の充足に係る進捗度を
合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる工事については原価回収基
準によって収益を認識しています。また、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込ま
れる時点までの期間がごく短い工事契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識していま
す。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従
っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、
第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用していま
す。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに
従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用していませ
ん。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より
前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行
い、その累積的影響額を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しています。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高が2,702百万円、売上原価が2,684百万円それぞれ増加した
ことにより、営業利益は18百万円増加しています。営業外収益が90百万円増加したことにより、経常利益及
び税金等調整前四半期純利益は108百万円それぞれ増加しています。また、利益剰余金の当期首残高は177百
万円減少しています。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める
経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を
記載していません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」と
いう。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する
会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定
会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。時価算定会計基準等の適
用による四半期連結財務諸表に与える影響額は軽微です。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(追加情報)
(従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
(1)株式給付信託(従業員持株会処分型)
当社は、従業員の福利厚生の増進及び当社の企業価値向上に係るインセンティブの付与を目的として、従
業員持株会に信託を通じて自社の株式を交付する取引を行っています。
1.取引の概要
当社は、2019年3月より「株式給付信託(従業員持株会処分型)」(以下「本制度」という。)を導入
しました。
本制度の実施にともない、当社は、当社を委託者、みずほ信託銀行株式会社(以下「受託者」とい
う。)を受託者とする「株式給付信託《従業員持株会処分型》契約書」(以下かかる契約に基づいて設定
される信託を「本信託」という。)を締結しました。また、受託者は、資産管理サービス信託銀行株式会
社(以下「信託E口」という。)を再信託受託者として当社株式などの本信託の信託財産を再信託する契
約を締結しています。信託E口は、信託設定後3年間にわたり「前田建設工業社員持株会」(以下「持株
会」という。)が取得する見込みの当社株式を取得し、定期的に持株会に対して売却を行っています。信
託終了時までに、信託E口による持株会への当社株式の売却を通じて本信託の信託財産内に株式売却益相
当額が累積した場合には、それを残余財産として受益者適格要件を充足する持株会加入者に分配します。
また、当社は、信託E口が当社株式を取得するために受託者が行う借入に対し保証をしているため、信託
終了時において、当社株式の株価の下落により株式売却損相当の借入残債がある場合には、保証契約に基
づき当該残債を弁済することとなります。なお、当第2四半期連結会計期間をもって当該信託は終了して
います。
2.信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社の株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、株主資本に
自己株式として計上していましたが、当第2四半期連結会計期間において信託が保有する株式を全て売却
しているため、信託に残存する自社の株式はありません。なお、前連結会計年度における当該自己株式の
帳簿価額及び株式数は、104百万円、92千株です。
3.総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額
当第2四半期連結会計期間における総額法の適用により計上された借入金の帳簿価額はありません。な
お、前連結会計年度は351百万円です。
(2)株式給付信託(BBT)
当社は、当社の取締役(社外取締役である者を除く。)及び執行役員(以下「対象取締役等」という。)
の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、対象取締役等の企業価値向上に対するインセ
ンティブを強化するとともに、株主の皆様と一層の価値共有を進めることを目的として、対象取締役等に信
託を通じて自社の株式を交付する取引を行っています。
1.取引の概要
当社は、2019年6月21日開催の第74回定時株主総会決議に基づき、新たな業績連動型株式報酬制度「株
式給付信託(BBT(=Board Benefit Trust))」(以下「本制度」という。)を導入しました。
本制度は、対象取締役等に対し、当社が定める役員株式給付規程(以下「本規程」という。)に従い、
業績達成度等に応じて当社所定の基準によるポイントを付与し、中期経営計画期間終了直後の一定の期日
に対象取締役等のうち本規程に定める受益者要件を満たした者(以下「受益者」という。)に対して、当
該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。ただし、受益者が本規程に定める要件
を満たす場合には、ポイントの一定割合について、当社株式の時価相当の金銭を給付します。
2.信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社の株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、株主資本に
自己株式として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前連結会計年度及び当第2四半
期連結会計期間ともに549百万円、657千株です。
(新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定
について重要な変更はありません。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
インフラ 合計
建築事業 土木事業 舗装事業 製造事業 計 (注1) (注2) 計上額
運営事業 (注3)
売上高
外部顧客への
111,383 71,466 94,901 15,444 7,245 300,441 801 301,243 - 301,243
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 423 79 1,076 1,221 - 2,801 17 2,818 △2,818 -
振替高
計 111,806 71,545 95,978 16,666 7,245 303,242 819 304,062 △2,818 301,243
セグメント利益
1,907 9,818 3,379 503 1,530 17,139 279 17,418 52 17,470
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業です。
2.セグメント利益の調整額には、セグメント間取引52百万円が含まれています。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
4.「注記事項(企業結合等関係)」に記載の取得原価の当初配分額の重要な見直しに伴い、
当該見直し反映後のものを記載しています。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
インフラ 合計
建築事業 土木事業 舗装事業 製造事業 計 (注1) (注2) 計上額
運営事業 (注3)
売上高
一時点で移転さ
15,476 549 82,270 11,889 7,672 117,859 1,147 119,006 - 119,006
れる財
一定の期間にわた
100,397 60,427 23,068 2,489 - 186,382 - 186,382 - 186,382
り移転される財
顧客との契約から
115,874 60,977 105,339 14,378 7,672 304,241 1,147 305,389 - 305,389
生じる収益
その他の収益 - - 82 1,812 31 1,926 839 2,766 - 2,766
外部顧客への
115,874 60,977 105,422 16,191 7,704 306,168 1,986 308,155 - 308,155
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 907 45 1,004 2,900 - 4,858 12 4,870 △4,870 -
振替高
計 116,781 61,022 106,427 19,091 7,704 311,026 1,999 313,026 △4,870 308,155
セグメント利益
1,471 4,393 △76 802 1,438 8,029 1,014 9,043 93 9,136
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業です。
2.セグメント利益又は損失の調整額には、セグメント間取引93百万円が含まれています。
3.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な処理の確定及び比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
2020年3月19日に行われた前田道路株式会社との企業結合について、2020年3月期において暫定的な会計処理
を行っていましたが、前連結会計年度に確定しています。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第2四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報に
おいて取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されています。
この結果、前第2四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書は、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半
期純利益がそれぞれ27百万円増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,026百万円増加しています。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(重要な後発事象)
(共同株式移転による持株会社の設立)
当社、前田道路株式会社(以下「前田道路」という。)及び株式会社前田製作所(以下「前田製作所」と
いい、当社、前田道路及び前田製作所を総称して「3社」という。)は、2021年10月1日に共同株式移転
(以下「本株式移転」という。)の方法により3社の完全親会社となるインフロニア・ホールディングス株
式会社(以下「持株会社」という。)を設立し経営統合を行いました。(以下「本経営統合」という。)
1.本株式移転の目的
今後将来的に経営環境が著しく変化していく中で、グループ全体が一体となって永続的成長を遂げるため
には、3社がこれまで以上に連携を強め、環境変化に対応できる強固な経営基盤の構築や経営資源の最適配
分等、グループ全体としてシナジーを最大化することが不可欠と考えています。本経営統合による持株会社
体制への移行を通じ、グループ戦略を一体となって遂行することは、3社ひいてはグループ全体の企業価値
向上に資するものと確信しています。
2.本株式移転の要旨
(1)本株式移転の方式
3社を株式移転完全子会社、共同持株会社を完全親会社とする共同株式移転となります。
(2)本株式移転に係る割当ての内容(株式移転比率)
当社 前田道路 前田製作所
株式移転比率 1.00 2.28 0.58
(注1)株式の割当比率
当社の普通株式1株に対して持株会社の普通株式1株を、前田道路の普通株式1株に対して持株会社の普
通株式2.28株を、前田製作所の普通株式1株に対して持株会社の普通株式0.58株をそれぞれ割当交付しまし
た。
(注2)持株会社の単元株式数は100株とします。
(注3)持株会社が交付する新株式数
普通株式:391,539,797株
(3)本株式移転により新たに設立する会社の概要
インフロニア・ホールディングス株式会社
名称
(英文表記) INFRONEER Holdings Inc.
所在地 東京都千代田区富士見二丁目10番2号
代表者の役職・氏名 代表執行役社長 岐部 一誠
インフラの企画提案、設計、建設、運営・維持管理
までのあらゆるインフラサービスの提供及び建設
事業内容 (土木、建築)、舗装及び建設機械の製造・販売等
を営む傘下子会社及びグループの経営管理並びに
これに付帯又は関連する一切の事業
資本金 20,000百万円
決算期 3月期
(4)本株式移転に伴う会計処理の概要
本株式移転は「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)における「共通支
配下の取引等」に該当します。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
(1)(参考)前田建設工業株式会社 四半期個別貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度に係る
当第2四半期会計期間
要約貸借対照表
(2021年9月30日)
(2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金預金 34,345 32,948
受取手形・完成工事未収入金 199,139 200,725
販売用不動産 2,371 1,987
未成工事支出金 11,404 5,912
その他 38,181 37,345
貸倒引当金 △99 △261
流動資産合計 285,342 278,657
固定資産
有形固定資産 46,845 46,534
無形固定資産 7,504 7,957
投資その他の資産
投資有価証券 211,400 213,430
その他 4,557 4,822
貸倒引当金 △214 △214
投資その他の資産計 215,743 218,038
固定資産合計 270,093 272,529
資産合計 555,436 551,186
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前事業年度に係る
当第2四半期会計期間
要約貸借対照表
(2021年9月30日)
(2021年3月31日)
負債の部
流動負債
電子記録債務 7,933 6,385
工事未払金 72,266 64,072
短期借入金 14,280 53,720
1年内償還予定の社債 5,000 -
未払法人税等 6,660 806
未成工事受入金 30,850 28,363
工事損失引当金 406 395
その他の引当金 5,145 4,935
その他 52,099 31,250
流動負債合計 194,641 189,928
固定負債
社債 45,000 45,000
長期借入金 62,711 59,560
繰延税金負債 8,489 8,423
退職給付引当金 8,725 8,779
その他の引当金 440 -
その他 2,152 2,103
固定負債合計 127,518 123,866
負債合計 322,159 313,794
純資産の部
株主資本
資本金 28,463 28,463
資本剰余金 36,587 36,587
利益剰余金 141,340 146,402
自己株式 △799 △549
株主資本合計 205,591 210,904
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 27,685 26,487
評価・換算差額等合計 27,685 26,487
純資産合計 233,276 237,392
負債純資産合計 555,436 551,186
(注)四半期個別貸借対照表は、四半期財務諸表等規則に準拠して作成し、建設業法施行規則に準じて記載していま
すが、法定開示におけるレビュー対象ではありません。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)(参考)前田建設工業株式会社 四半期個別損益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高
完成工事高 168,689 162,776
その他の事業売上高 1,401 2,565
売上高合計 170,091 165,342
売上原価
完成工事原価 145,384 144,479
その他の事業売上原価 443 838
売上原価合計 145,827 145,317
売上総利益
完成工事総利益 23,305 18,297
その他の事業総利益 957 1,727
売上総利益合計 24,263 20,025
販売費及び一般管理費 12,001 13,620
営業利益 12,261 6,404
営業外収益
受取利息 197 121
受取配当金 16,688 7,534
為替差益 - 71
その他 68 137
営業外収益合計 16,954 7,863
営業外費用
支払利息 560 552
為替差損 10 -
その他 204 187
営業外費用合計 775 740
経常利益 28,440 13,527
特別利益
固定資産売却益 14 13
投資有価証券売却益 1,565 1,791
抱合せ株式消滅差益 1,686 -
その他 2 73
特別利益合計 3,269 1,879
特別損失
固定資産除却損 24 36
投資有価証券評価損 270 -
関係会社支援損 239 163
その他 2 5
特別損失合計 536 205
税引前四半期純利益 31,173 15,202
法人税等 6,536 2,424
四半期純利益 24,636 12,778
(注)四半期個別損益計算書は、四半期財務諸表等規則に準拠して作成し、建設業法施行規則に準じて記載していま
すが、法定開示におけるレビュー対象ではありません。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)前田建設工業株式会社 受注、売上、次期繰越高(個別)
(単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日 増 減
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
金 額 % 金 額 % 金 額 %
国内官公庁 19,990 15.2 62,424 35.6 42,433 212.3
国 内 民 間 58,753 44.7 61,960 35.4 3,207 5.5
建築事業
海 外 36 0.0 22 0.0 △14 △38.4
計 78,781 60.0 124,407 71.0 45,626 57.9
国内官公庁 33,037 25.2 20,192 11.5 △12,845 △38.9
国 内 民 間 18,062 13.8 27,735 15.8 9,672 53.6
土木事業
受 海 外 29 0.0 239 0.1 210 704.5
注 計 51,130 38.9 48,166 27.5 △2,963 △5.8
高 国内官公庁 53,028 40.4 82,616 47.2 29,587 55.8
国 内 民 間 76,815 58.5 89,695 51.2 12,879 16.8
計
海 外 66 0.1 262 0.1 195 294.0
計 129,911 98.9 172,574 98.5 42,663 32.8
インフラ運営事業 582 0.4 566 0.3 △16 △2.8
不 動 産 事 業 831 0.6 2,013 1.1 1,181 142.1
合 計 131,325 100.0 175,154 100.0 43,829 33.4
国内官公庁 11,858 7.0 16,356 9.9 4,498 37.9
国 内 民 間 85,324 50.2 84,899 51.3 △425 △0.5
建築事業
海 外 461 0.3 2 0.0 △459 △99.5
計 97,644 57.4 101,258 61.2 3,614 3.7
国内官公庁 44,248 26.0 35,734 21.6 △8,513 △19.2
国 内 民 間 26,289 15.5 25,550 15.5 △739 △2.8
土木事業
売 海 外 507 0.3 233 0.1 △274 △54.1
上 計 71,045 41.8 61,518 37.2 △9,527 △13.4
高 国内官公庁 56,106 33.0 52,091 31.5 △4,014 △7.2
国 内 民 間 111,613 65.6 110,449 66.8 △1,164 △1.0
計
海 外 969 0.6 235 0.1 △734 △75.7
計 168,689 99.2 162,776 98.4 △5,912 △3.5
インフラ運営事業 582 0.3 566 0.3 △16 △2.8
不 動 産 事 業 819 0.5 1,999 1.2 1,180 144.1
合 計 170,091 100.0 165,342 100.0 △4,748 △2.8
国内官公庁 53,925 9.3 90,106 13.5 36,180 67.1
国 内 民 間 248,831 43.1 284,272 42.7 35,441 14.2
建築事業
海 外 28 0.0 32 0.0 3 13.4
計 302,785 52.4 374,410 56.2 71,625 23.7
国内官公庁 120,637 20.9 144,348 21.7 23,711 19.7
次 国 内 民 間 152,919 26.5 146,186 22.0 △6,733 △4.4
土木事業
期 海 外 1,066 0.2 673 0.1 △392 △36.8
繰 計 274,622 47.5 291,207 43.7 16,585 6.0
越 国内官公庁 174,562 30.2 234,454 35.2 59,891 34.3
高 国 内 民 間 401,750 69.5 430,458 64.6 28,707 7.1
計
海 外 1,094 0.2 705 0.1 △388 △35.5
計 577,407 99.9 665,618 100.0 88,210 15.3
インフラ運営事業 - - - - - -
不 動 産 事 業 314 0.1 314 0.0 △0 △0.1
合 計 577,722 100.0 665,932 100.0 88,210 15.3
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)前田建設工業株式会社 建設事業個別受注予想
(単位:百万円)
2022年3月期 2022年3月期第2四半期
通期予想 % 当期実績 進捗率(%)
建築事業 260,000 6.0 124,407 47.8
土木事業 160,000 △2.2 48,166 30.1
合 計 420,000 2.7 172,574 41.1
(注)パーセント表示は、前年同期比増減率を示します。
(5)業績予想の概要
前田建設工業株式会社 2022年3月期個別業績予想の概要
(単位:百万円)
2022年3月期第2四半期 2022年3月期
前期実績 当期実績 通期予想 進捗率
対前期比 対前期比
売上高 170,091 165,342 △4,748 386,000 19,913 42.8%
建設事業 計 168,689 162,776 △5,912 375,750 12,711 43.3%
建築事業 97,644 101,258 3,614 226,400 12,006 44.7%
土木事業 71,045 61,518 △9,527 149,350 705 41.2%
インフラ運営事業 582 566 △16 7,500 6,076 7.6%
不動産事業 819 1,999 1,180 2,750 1,125 72.7%
24,263 20,025 △4,238 56,000 2,329
売上総利益 35.8%
14.3% 12.1% △2.2% 14.5% △0.2%
23,305 18,297 △5,008 47,020 △4,506
建設事業 計 38.9%
13.8% 11.2% △2.6% 12.5% △1.7%
8,743 8,795 51 24,250 3,418
建築事業 36.3%
9.0% 8.7% △0.3% 10.7% 1.0%
14,561 9,501 △5,059 22,770 △7,924
土木事業 41.7%
20.5% 15.4% △5.1% 15.2% △5.4%
569 565 △3 7,500 6,090
インフラ運営事業 7.5%
97.7% 99.8% 2.1% 100.0% 1.0%
388 1,162 773 1,480 744
不動産事業 78.5%
47.5% 58.1% 10.6% 53.8% 8.6%
販売費及び一般管理費 12,001 13,620 1,618 26,500 2,552 51.4%
営業利益 12,261 6,404 △5,857 29,500 △222 21.7%
経常利益 28,440 13,527 △14,912 36,600 △8,641 37.0%
当期純利益 24,636 12,778 △11,858 27,000 △9,247 47.3%
(注)パーセント表示は、売上高総利益率を示します。
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インフロニア・ホールディングス株式会社(前田建設工業株式会社分)(5076)
2022年3月期 第2四半期決算短信
(参考)インフロニア・ホールディングス株式会社 2022年3月期連結業績予想の概要
(単位:百万円)
2022年3月期予想
売上高 710,000
建築事業 227,200
土木事業 150,300
舗装事業 238,000
機械事業 33,700
インフラ運営事業 23,000
その他 37,800
95,600
売上総利益
13.5%
24,900
建築事業
11.0%
23,500
土木事業
15.6%
24,900
舗装事業
10.5%
7,400
機械事業
22.0%
10,300
インフラ運営事業
44.8%
4,600
その他
12.2%
販売費及び一般管理費 55,600
営業利益 40,000
経常利益 39,700
親会社株主に帰属する当期純利益 25,400
(注)パーセント表示は、売上高総利益率を示します。
(注)上記セグメントは2021年10月1日以降の情報となります。
以 上
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