5071 ヴィス 2021-05-14 15:00:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年5月14日
上 場 会 社 名 株式会社ヴィス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 5071 URL https://www.vis-produce.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 中村 勇人
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 矢原 裕一郎 (TEL) 06-6457-6788
定時株主総会開催予定日 2021年6月25日 配当支払開始予定日 2021年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 8,075 △13.2 522 △44.5 510 △45.0 331 △45.8
2020年3月期 9,298 7.2 940 2.3 927 1.4 610 △2.4
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 40.61 39.84 9.4 9.7 6.5
2020年3月期 88.83 88.79 22.6 19.6 10.1
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 - 百万円 2020年3月期 - 百万円
(注)1.当社は、2019年8月29日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
2.当社株式は、2020年3月25日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、前事業年度の潜在株式調整後1
株当たり当期純利益は、新規上場日から前事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定してお
ります。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 5,271 3,647 69.2 446.90
2020年3月期 5,234 3,436 65.6 421.49
(参考) 自己資本 2021年3月期 3,647 百万円 2020年3月期 3,436 百万円
(注) 当社は、2019年8月29日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当
該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産を算定しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 425 △647 △133 2,214
2020年3月期 281 △275 414 2,569
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 0.00 - 15.00 15.00 122 16.9 4.2
2021年3月期 - 0.00 - 8.00 8.00 65 19.7 1.8
2022年3月期(予想) - 0.00 - 10.00 10.00 21.0
3.2022年3月期の業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 4,349 27.1 221 133.6 221 134.4 146 109.5 17.91
通 期 9,167 13.5 590 13.1 590 15.7 389 17.6 47.71
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 8,161,300 株 2020年3月期 8,152,300 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 -株 2020年3月期 -株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 8,155,680 株 2020年3月期 6,877,163 株
(注) 当社は、2019年8月29日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当
該株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均株式数」を算定
しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意
事項等については、添付資料P4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照ください。
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………5
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………7
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(追加情報) …………………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
―1―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急
事態宣言の発令を機に、休業要請、外出自粛が本格化したことにより、国内の経済活動に急激な縮小が見られ、依然
として景気の先行きは不透明な状況が続いております。
国内におけるオフィスビル賃貸市場においては、東京ビジネス地区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)で
新築ビルが一部で募集面積を残して竣工したほか、既存ビルでは集約等に伴う解約や館内縮小の影響があり、2021年
3月時点の平均空室率は5.42%(2020年3月時点1.50%)と増加いたしました(出所:三鬼商事株式会社「オフィスマ
ーケットデータ」)。一方で、テレワークの増加に伴い働き方に対する関心の高まりやオフィスのあり方に対する意
識の変化がみられ、サテライトオフィス(※1)やシェアオフィス(※2)の活用を検討するなど、働き方やオフィス環
境を本格的に見直す企業の引き合いも増加しております。
このような経済環境のもと、当社におきましては、成長企業や働き方の見直しに積極的な企業を中心に営業活動を
行うとともに、デザインやレイアウトによって業務効率や従業員満足度が高められるデザイナーズオフィスを提供す
ることで、働き方への関心の高まりやオフィスのあり方の変化に対応したオフィスづくりに貢献してまいりました。
以上の結果、当事業年度における経営成績は、売上高8,075百万円(前年同期比13.2%減)、営業利益522百万円(同
44.5%減)、経常利益510百万円(同45.0%減)、当期純利益331百万円(同45.8%減)となりました。
なお、各セグメントの経営成績の状況は、次のとおりであります。
イ デザイナーズオフィス事業
デザイナーズオフィス事業では、WEBマーケティングによる新規顧客の獲得及び既存顧客へのフォローを継続
して成長企業を中心に受注獲得を行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部の案
件で遅延や延期の動きが見られました。また、働き方やオフィスのあり方の変化に対応すべく、マーケティン
グ・ICTの強化や先行人員増等、中長期的な事業成長に向けた先行投資により販管費が増加いたしました。
以上の結果、当事業年度における売上高は8,054百万円(前年同期比13.4%減)、セグメント利益(営業利益)は
608百万円(同35.7%減)となりました。
ロ VISビル事業
VISビル事業では、2020年12月にVISビル「The Place」が完成し、入居テナント等の募集を開始しております。
以上の結果、当事業年度における売上高は20百万円(前年同期の売上高はなし)、セグメント損失(営業損失)は57
百万円(前年同期は4百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。
〔用語の注釈〕
(※1) サテライトオフィス(Satellite Office)
企業の本社・本拠地から離れた場所に設置されたオフィススペースのこと。自宅で仕事をするための設備・環
境が整っていない人が通勤の混雑を避けつつ働くことができる。
(※2) シェアオフィス(Shared Office)
同じスペースを複数の利用者がフリーアドレス形式で共有するオフィススペースのこと。什器・備品は備え付
けで自前で設備を整える必要がなく、初期コストを低く抑えることができる。
―2―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末と比較して36百万円増加し、5,271百万円となりました。
流動資産は582百万円減少し、3,074百万円となりました。これは主に仕掛品で49百万円、未収消費税等で39百万円
増加した一方で、現金及び預金で355百万円、売掛金で332百万円減少したことによるものであります。
固定資産は619百万円増加し、2,196百万円となりました。これは主に建物で704百万円、工具、器具及び備品で20
百万円、土地で50百万円増加した一方で、建設仮勘定で162百万円、敷金及び保証金で9百万円減少したことによる
ものであります。
(負債)
当事業年度末における負債は、前事業年度末と比較して174百万円減少し、1,623百万円となりました。
流動負債は181百万円減少し、1,614百万円となりました。これは主に前受金で184百万円増加した一方で、買掛金
で218百万円、未払法人税等で115百万円、未払消費税等で69百万円減少したことによるものであります。
固定負債は6百万円増加し、9百万円となりました。これは長期預り保証金で6百万円増加したことによるもので
あります。
(純資産)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末と比較して211百万円増加し、3,647百万円となりました。これは主
に当期純利益331百万円を計上した一方で、配当金122百万円を支払ったことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、425百万円となりました。これは主に税引前当期純利益510百万円、売上債権の減
少332百万円、前受金の増加184百万円があった一方で、仕入債務の減少218百万円、未払消費税等の減少69百万円、
法人税等の支払額282百万円により減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、647百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出640百万円に
よるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、133百万円となりました。これは主に配当金の支払額121百万円によるものであり
ます。
―3―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の経済情勢につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により依然として先行きが不透明な状況にあり
ます。同感染症の今後の広がり方や収束時期等を正確に予測することは困難な状況にあるため、同感染症拡大の影響
が翌事業年度においても一定期間に渡り継続するものと考えております。
国内におけるオフィスビル賃貸市場においては、都心では今後も新たなオフィスビルの竣工が控えている一方で今
後も働き方やオフィス環境を本格的に見直す企業の引き合いが増加していくと考えております。
このような状況のもと、当社におきましては、これまでに培った経験・ノウハウにさらに磨きをかけ、さまざまな
働き方やオフィスのあり方に対応したオフィスづくりに貢献することによりデザイナーズオフィス事業を拡大すると
ともに、経営基盤をより一層強化することにより持続的な成長につなげてまいります。
以上より、2022年3月期の業績予想につきましては、売上高9,167百万円(13.5%増)、営業利益590百万円(13.1%
増)、経常利益590百万円(15.7%増)、当期純利益389百万円(17.6%増)を見込んでおります。
なお、上記予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の
業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性や企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で財務諸表を作成する方針
であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
―4―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,719,477 2,364,051
売掛金 885,948 553,717
仕掛品 4,022 53,794
貯蔵品 2,928 3,345
前払費用 42,294 55,762
未収入金 2,134 3,962
未収消費税等 - 39,566
その他 548 448
流動資産合計 3,657,353 3,074,647
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 86,225 790,576
構築物(純額) - 1,670
工具、器具及び備品(純額) 27,131 47,185
土地 1,077,085 1,127,085
建設仮勘定 162,221 -
有形固定資産合計 1,352,663 1,966,518
無形固定資産
ソフトウエア 5,364 9,518
その他 76 76
無形固定資産合計 5,441 9,595
投資その他の資産
敷金及び保証金 113,304 103,726
長期前払費用 34,119 38,853
繰延税金資産 71,740 78,198
投資その他の資産合計 219,164 220,778
固定資産合計 1,577,268 2,196,891
資産合計 5,234,622 5,271,539
―5―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,111,437 892,942
未払金 32,361 38,783
未払費用 184,880 186,076
未払法人税等 180,564 64,737
未払消費税等 69,498 -
前受金 150,954 335,348
預り金 9,413 30,502
賞与引当金 56,533 66,071
流動負債合計 1,795,643 1,614,462
固定負債
資産除去債務 2,896 2,896
その他 - 6,639
固定負債合計 2,896 9,535
負債合計 1,798,540 1,623,998
純資産の部
株主資本
資本金 515,360 516,501
新株式申込証拠金 - 280
資本剰余金
資本準備金 490,360 491,494
資本剰余金合計 490,360 491,494
利益剰余金
利益準備金 6,250 6,250
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 2,424,111 2,633,014
利益剰余金合計 2,430,361 2,639,264
株主資本合計 3,436,082 3,647,541
純資産合計 3,436,082 3,647,541
負債純資産合計 5,234,622 5,271,539
―6―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高
デザイナーズオフィス事業売上高 9,298,109 8,054,742
VISビル事業売上高 - 20,605
売上高合計 9,298,109 8,075,347
売上原価 6,800,744 5,932,779
売上総利益 2,497,364 2,142,567
販売費及び一般管理費 1,556,569 1,620,557
営業利益 940,794 522,009
営業外収益
受取利息 105 97
受取手数料 - 200
助成金収入 500 -
償却債権取立益 - 2,380
その他 30 21
営業外収益合計 635 2,700
営業外費用
支払利息 1,318 -
売上割引 - 337
株式交付費 7,042 -
株式公開費用 3,915 13,963
固定資産除却損 1,981 166
その他 0 -
営業外費用合計 14,258 14,468
経常利益 927,171 510,241
税引前当期純利益 927,171 510,241
法人税、住民税及び事業税 296,409 185,511
法人税等調整額 19,887 △6,457
法人税等合計 316,297 179,053
当期純利益 610,873 331,187
―7―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
売上原価明細書
前事業年度 当事業年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
Ⅰ 製造原価
① 労務費 320,231 4.7 332,232 5.6
② 外注費 6,357,259 94.1 5,492,773 93.0
③ 経費 ※1 84,330 1.2 79,753 1.4
当期総製造費用 6,761,821 100.0 5,904,758 100.0
仕掛品期首たな卸高 38,464 4,022
合計 6,800,285 5,908,781
仕掛品期末たな卸高 4,022 53,794
製造原価計 6,796,262 5,854,986
Ⅱ 不動産賃貸原価 ※2 4,482 77,792
売上原価 6,800,744 5,932,779
(注) ※1 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
旅費交通費 12,694 11,334
減価償却費 6,512 5,568
地代家賃 44,368 44,104
消耗品費 5,440 3,467
通信費 3,005 3,178
水道光熱費 2,372 2,247
備品費 203 316
※2 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
租税公課 4,137 3,680
減価償却費 - 8,041
消耗品費 - 30,317
水道光熱費 - 680
備品費 - 10,602
支払手数料 345 7,976
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、個別原価計算による実際原価計算であります。
―8―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
純資産
新株式申込 その他利益 株主資本
資本金 利益 合計
証拠金 資本剰余金 利益 剰余金 合計
資本準備金 剰余金
合計 準備金 繰越利益
合計
剰余金
当期首残高 25,000 - - - 6,250 1,938,862 1,945,113 1,970,113 1,970,113
当期変動額
新株の発行 490,360 490,360 490,360 980,720 980,720
新株式申込証拠金の払込 - -
剰余金の配当 △125,625 △125,625 △125,625 △125,625
当期純利益 610,873 610,873 610,873 610,873
株主資本以外の項目の
-
当期変動額(純額)
当期変動額合計 490,360 - 490,360 490,360 - 485,248 485,248 1,465,968 1,465,968
当期末残高 515,360 - 490,360 490,360 6,250 2,424,111 2,430,361 3,436,082 3,436,082
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
純資産
新株式申込 その他利益 株主資本
資本金 利益 合計
証拠金 資本剰余金 利益 剰余金 合計
資本準備金 剰余金
合計 準備金 繰越利益
合計
剰余金
当期首残高 515,360 - 490,360 490,360 6,250 2,424,111 2,430,361 3,436,082 3,436,082
当期変動額
新株の発行 1,140 1,134 1,134 2,275 2,275
新株式申込証拠金の払込 280 280 280
剰余金の配当 △122,284 △122,284 △122,284 △122,284
当期純利益 331,187 331,187 331,187 331,187
株主資本以外の項目の
-
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,140 280 1,134 1,134 - 208,903 208,903 211,459 211,459
当期末残高 516,501 280 491,494 491,494 6,250 2,633,014 2,639,264 3,647,541 3,647,541
―9―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 927,171 510,241
減価償却費 26,355 29,795
差入保証金償却額 10,365 9,492
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3,360 -
賞与引当金の増減額(△は減少) 5,349 9,537
受取利息及び受取配当金 △105 △97
支払利息 1,318 -
株式交付費 7,042 -
株式公開費用 3,915 13,963
固定資産除却損 1,981 166
売上債権の増減額(△は増加) △405,482 332,231
たな卸資産の増減額(△は増加) 34,479 △50,188
未収入金の増減額(△は増加) △56 △1,828
前払費用の増減額(△は増加) △6,168 △13,468
未収消費税等の増減額(△は増加) - △39,566
仕入債務の増減額(△は減少) 313,337 △218,494
未払金の増減額(△は減少) △39,551 6,041
未払費用の増減額(△は減少) △15,583 1,196
未払消費税等の増減額(△は減少) △20,351 △69,498
未払法人税等(外形標準課税)の増減額(△は減少) 29,989 △18,884
前受金の増減額(△は減少) △242,320 184,393
その他 △10,879 23,082
小計 617,444 708,116
利息及び配当金の受取額 30 39
利息の支払額 △1,318 -
法人税等の支払額 △334,962 △282,454
営業活動によるキャッシュ・フロー 281,193 425,702
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △274,543 △640,337
無形固定資産の取得による支出 △1,066 △7,633
敷金及び保証金の差入による支出 △182 △132
敷金及び保証金の回収による収入 239 286
投資活動によるキャッシュ・フロー △275,552 △647,817
財務活動によるキャッシュ・フロー
新株予約権の行使による株式の発行による収入 - 2,275
新株式申込証拠金の払込による収入 - 280
長期借入金の返済による支出 △440,000 -
株式の発行による収入 980,720 △7,042
株式公開費用による支出 △1,000 △6,915
配当金の支払額 △125,625 △121,909
財務活動によるキャッシュ・フロー 414,094 △133,311
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 419,735 △355,426
現金及び現金同等物の期首残高 2,149,741 2,569,477
現金及び現金同等物の期末残高 2,569,477 2,214,051
―10―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社の事業活動は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を受けており、今後も当社の業績に一定の影響
が及ぶことが想定されます。しかしながら、同感染症拡大の影響については、今後の広がり方や収束時期等を正確
に予測することは困難な状況にあるため、同感染症拡大の影響が翌事業年度においても一定期間に渡り継続するも
のと仮定し、繰延税金資産の回収可能性及び事業用固定資産の収益性等に関する会計上の見積りを行っております。
なお、財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき見積りを行っておりますが、同感染症拡大による影響は不確定
要素が多く、感染拡大の状況や経済環境への影響等が当該仮定と乖離する場合には、当社の財政状態及び経営成績
に影響を及ぼす可能性があります。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源
の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、「デザイナーズオフィス事業」及び「VISビル事業」の2つを報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
「デザイナーズオフィス事業」は、オフィスデザインとして設計・レイアウト、インテリアデザイン、ファニチ
ャーの選定・手配など、その他としてグラフィックデザイン、WEB制作などのオフィスに存在する目に見えるもの
全てのデザインをサービスの対象としております。
「VISビル事業」は、デザイナーズオフィスビルとしてフロアデザインを当社が一手に受け持つ事業を展開して
おります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
報告されているセグメントの会計処理は重要な会計方針における記載と同一であります。報告セグメントの利益
は、損益計算書の営業利益ベースの数値であります。
―11―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
4 報告セグメント合計額と財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 財務諸表
デザイナーズ 調整額 計上額
VISビル事業 合計 (注)1
オフィス事業
売上高
外部顧客への売上高 9,298,109 - 9,298,109 - 9,298,109
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 9,298,109 - 9,298,109 - 9,298,109
セグメント利益又は損失(△) 945,276 △4,482 940,794 - 940,794
セグメント資産 3,975,300 1,259,322 5,234,622 - 5,234,622
その他の項目
減価償却費 26,355 - 26,355 - 26,355
有形固定資産及び無形固定
36,110 206,254 242,364 - 242,364
資産の増加額
(注) 1.セグメント利益の合計額は、損益計算書の営業利益と一致しております。
2.VISビル事業は、将来において当事業を展開するため、2019年12月に既存ビルの解体工事が完了し、
2020年1月よりVISビルの建設工事を開始しております。
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 財務諸表
調整額
デザイナーズ 計上額
VISビル事業 合計 (注)1
オフィス事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 8,054,742 20,605 8,075,347 - 8,075,347
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 8,054,742 20,605 8,075,347 - 8,075,347
セグメント利益又は損失(△) 608,324 △57,215 551,109 △29,099 522,009
セグメント資産 3,355,931 1,915,608 5,271,539 - 5,271,539
その他の項目
減価償却費 21,754 8,041 29,795 - 29,795
有形固定資産及び無形固定
8,718 639,252 647,971 - 647,971
資産の増加額
(注) 1.セグメント利益の調整額△29,099千円には、各報告セグメントに配賦不能な全社費用が含まれており
ます。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益の合計額は、損益計算書の営業利益と一致しております。
3.VISビル事業は、2020年12月にVISビル「The Place」が完成し、入居テナント等の募集を開始しており
ます。
―12―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
【関連情報】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略して
おります。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しておりま
す。
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略して
おります。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しておりま
す。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
―13―
株式会社ヴィス(5071) 2021 年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 421円49銭 446円90銭
1株当たり当期純利益 88円83銭 40円61銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 88円79銭 39円84銭
(注)1.当社は、2019年8月29日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前事業年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益並びに潜在
株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
2.当社株式は、2020年3月25日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、前事業年度の潜在株式調
整後1株当たり当期純利益は、新規上場日から前事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなし
て算定しております。
3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであ
ります。
前事業年度 当事業年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 610,873 331,187
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 610,873 331,187
普通株式の期中平均株式数(株) 6,877,163 8,155,680
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 3,019 157,518
(うち新株予約権(株)) (3,019) (157,518)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜 - -
在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
―14―