5020 ENEOS 2021-10-11 15:00:00
当社子会社によるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社の株式取得(連結子会社の異動を伴う孫会社化)に関するお知らせ [pdf]
2021 年 10 月 11 日
各 位
会 社 名 ENEOSホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 大田 勝幸
コード番号 5020 東証・名証第 1 部
問合せ先 インベスター・リレーションズ部 IR グループマネージャー
井上 亮
(電話番号 03-6257-7075)
当社子会社によるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社の株式取得
(連結子会社の異動を伴う孫会社化)に関するお知らせ
当社子会社のENEOS株式会社(社長:大田 勝幸、以下、
「ENEOS」
)は、本日、ゴールドマン・サック
ス(以下、
「GS」
)のアセット・マネジメント部門が運用するインフラファンド及びシンガポール政府投資公社の
関連会社(以下、
「GIC」
)が間接的に保有するジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社(以下、
「JRE」
)
の全株式取得を決定しましたのでお知らせします。なお、本件株式の取得により、JREは当社の子会社(孫会社)
となる予定です。
ENEOSグループは、2040年長期ビジョンにおけるありたい姿として、「アジアを代表するエネルギー・
素材企業」「事業構造の変革による価値創造」「脱炭素・循環型社会への貢献」を掲げ、石油精製販売をはじめと
、 、
する基盤事業のキャッシュフロー最大化を図りつつ、石化、素材、次世代型エネルギー供給、環境対応型事業とい
った成長事業への戦略投資を積極的に進めております。
「脱炭素・循環型社会への貢献」については、2040年に自社排出分のCO2についてカーボンニュートラル
を達成することを目標としています。そのような社会の実現に向け、当社グループは、第2次中期経営計画の3カ
年の最終年度となる2022年度末までに、国内外における再生可能エネルギー事業の総発電容量を100万kW
超に拡大することを目標とし、その後もさらなる容量の積み上げを目指しています。
JREは、2012年8月のGSによる設立以降、
「再生可能エネルギーの開発を通じ、幸福で持続可能な社会創
りをリードする」ことをビジョンに掲げ、電源開発から発電所の運転・メンテナンスまで一貫して行う、国内有数
の再生可能エネルギー事業者です。同社は太陽光、陸上風力およびバイオマスの再生可能エネルギー電源を多数保
有しており、2021年9月時点で運転中の再生可能エネルギー発電容量は約37.9万kW(各案件への出資持
分割合に応じた容量、以下同じ)
、建設中のものを含めますと約70.8万kWに達します。更に、再生可能エネル
ギーの主力電源化に向けた切り札として普及が期待されている洋上風力発電においても、風況観測や建設計画策定
等の事業化検討に積極的に取り組んでおります。
JRE全株式取得後のENEOSの国内外における運転中・建設中の再生可能エネルギーの総発電容量は、
約122万kW(2021年9月時点)となります。今後、ENEOSは、これまで培ってきたエネルギー事業者
としての知見と、JREの事業開発能力を結集して、日本を代表する再生可能エネルギー事業者を目指します。
また、将来的には、発電量が変動する再生可能エネルギー電源を、蓄電池や電動車両(EV)を用いて最適に制
御するエネルギーマネジメントシステム(EMS)と組み合わせることにより、お客様にCO2フリー電気を安定的
かつ効率的に供給できる体制を構築します。また、CO2フリー電気はCO2フリー水素の製造において重要な役
割を果たすことから、現在、ENEOSグループが進めている将来のCO2フリー水素サプライチェーン構築への
貢献が期待できます。
ENEOSグループは、再生可能エネルギーをはじめとした環境配慮型エネルギーの供給を積極的に推進するこ
とにより、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の目標7「エネルギーをみんなにそ
してクリーンに」、目標11「住み続けられるまちづくりを」および目標13「気候変動に具体的な対策を」につ
ながる脱炭素・循環型社会の実現に貢献してまいります。
なお、本件による2022年3月期の連結業績への影響は軽微と見込んでおります。
1.子会社の概要
(1) 名 称 ENEOS株式会社
(2) 所 在 地 東京都千代田区大手町一丁目 1 番 2 号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 大田 勝幸
石油製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製および販売
ガス・石炭の輸入および販売
(4) 事 業 内 容
石油化学製品等の製造および販売
電気・水素の供給
(5) 資 本 金 300 億円
(6) 設 立 年 月 日 1888 年 5 月 10 日
(7) 大株主及び持株比率 ENEOSホールディングス株式会社 100%出資
2.異動する子会社(孫会社)の概要
(1) 名 称 ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
(2) 所 在 地 東京都港区六本木 6 丁目 2 番 31 号
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 竹内 一弘
発電プラント(風力発電、太陽光発電、バイオマス発電その他自然エネ
(4) 事 業 内 容 ルギー発電)に関する事前調査、計画、設計、関連資材調達及び販売、
土木工事、電気工事、建設、運転、保守点検事業並びに売電事業
(5) 資 本 金 219 億 4,742 万 5,500 円
(6) 設 立 年 月 日 2012 年 8 月 20 日
(7) 大株主及び持株比率 ジーエス・リニューアブル・ホールディングス合同会社 100%
資 本 関 係 該当事項はありません。
上場会社と当該会社
(8) 人 的 関 係 該当事項はありません。
と の 間 の 関 係
取 引 関 係 該当事項はありません。
(9) 当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態
決算期 2018 年 12 月期 2019 年 12 月期 2020 年 12 月期
連 結 純 資 産 37,458 百万円 37,682 百万円 39,717 百万円
連 結 総 資 産 130,808 百万円 159,810 百万円 209,029 百万円
1株当たり連結純資産 55,320 円 55,605 円 55,959 円
連 結 売 上 高 14,707 百万円 18,988 百万円 22,416 百万円
連 結 営 業 利 益 1,613 百万円 2,199 百万円 1,656 百万円
連 結 経 常 利 益 ▲101 百万円 399 百万円 ▲1,202 百万円
親会社株主に帰属する
▲156 百万円 251 百万円 ▲912 百万円
当 期 純 利 益
1株当たり連結当期純利益 ▲235 円 376 円 ▲1,368 円
1 株 当 た り 配 当 金 0円 0円 0円
3.株式取得の相手先の概要
(1) 名 称 ジーエス・リニューアブル・ホールディングス合同会社
(2) 所 在 地 東京都港区六本木六丁目 10 番 1 号六本木ヒルズ森タワー46 階
(3) 代表者の役職・氏名 職務執行者 守山潤太朗
(4) 事 業 内 容 有価証券の取得及び保有
(5) 資 本 金 300 万円
(6) 設 立 年 月 日 平成 20 年 7 月 17 日
(7) 純 資 産 42,604,796(単位:千円)
(8) 総 資 産 42,697,205(単位:千円)
ジェイエルキューツー合同会社 75%
(9) 大株主及び持株比率
Colindale Investment Private Limited 25%
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
上 場 会 社 と
(10) 取 引 関 係 該当事項はありません。
当 該 会 社 の 関 係
関連当事者へ
該当事項はありません。
の該当状況
4.取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況
0株
(1) 異動前の所有株式数 (議決権の数:0 個)
(議決権所有割合:0.0%)
取 得 株 式 数 666,892 株
(2)
※ (議決権の数:666,892 個)
(3) 取 得 価 額 (概算)200,000 百万円
666,892 株
異動後の所有株式数
(4) (議決権の数:666,892 個)
※
(議決権所有割合:100.0%)
※その他のENEOSグループ会社が1社につき最大5%の持分を取得することも検討しています。
5.日 程
(1) 契 約 締 結 日 2021 年 10 月 11 日(本日)
(2) 株 式 譲 渡 実 行 日 2022 年 1 月下旬頃(予定)
以 上