5020 ENEOS 2020-11-11 13:00:00
2021年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2020 年 11 月 11 日
各 位
                                                  会 社 名 ENEOSホールディングス株式会社
                                                  代表者名         代表取締役社長       大田 勝幸
                                                  コード番号       5020       東証・名証第1部
                                                  問合せ先         財務IR部IRグループマネージャー
                                                                            井上     亮
                                                                (電話番号 03-6257-7075)


                       2021 年3月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績動向を踏まえ、2020 年5月 20 日に公表いたしました 2021 年3月期通期連結業績予想
を下記のとおり修正しましたので、お知らせいたします。

                                           記

1.2021 年3月期 通期連結業績予想数値の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                                      (単位:百万円)
                                                              親会社所有者          基本的
                           売上高        営業利益        税引前利益       に帰属する         1 株当たり
                                                               当期利益          当期利益
 前回発表予想(A)
                          7,340,000    110,000      85,000       40,000      12 円 43 銭
 (2020 年 5 月 20 日発表)

 今回修正予想(B)                7,500,000    200,000     175,000       90,000      28 円 03 銭
 増減額(B-A)                  160,000      90,000      90,000       50,000      15 円 60 銭
 増  減   率                     2.2%       81.8%      105.9%       125.0%         125.5%
 (ご参考)前期実績
                         10,011,774   △113,061    △135,764     △187,946    △57 円 86 銭
 (2020 年 3 月期)
(注)2020 年 8 月 12 日公表の通期の連結業績予想では、5 月 20 日公表を据え置きました。


2.修正の理由
  営業利益は、前回発表予想比 900 億円増益の 2,000 億円となる見通しです。
  900 億円増益のうち、在庫影響※による良化が 650 億円、在庫影響を除いた営業利益相当額は、
250 億円の増益となっております。
  在庫影響は、原油価格(ドバイ原油)前提を 10 月以降 45 ドル(前回発表4月以降 30 ドル)へ見直
したことに伴い、550 億円の損失から 100 億円の利益となる見込みです。

<営業利益に占める在庫影響>                                                    (単位:億円)
                                       前回予想       今回予想         増 減 額

 営業利益                                     1,100       2,000         900

 在庫影響                                     △550         100          650

 在庫影響を除いた営業利益相当額                          1,650       1,900         250
          ※
              総平均法及び簿価切り下げによるたな卸資産の評価が売上原価に与える影響




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 在庫影響を除いた営業利益相当額については、前回発表予想では新型コロナウイルス感染症による
石油製品等の需要減など業績への影響が半年程度続くことを前提としておりましたが、足元の状況も
踏まえ、今回修正予想では下期も新型コロナ影響が一定程度継続することを前提としております。
 これにより、輸出を中心とした石油製品販売数量の減少継続、カセロネス銅鉱山の稼働減などマイ
ナス影響を下期に織り込んだ一方、堅調な国内石油製品マージン、原油価格・銅価格の上昇による
上流事業の改善等により、在庫影響を除いた営業利益相当額は、前回発表予想比 250 億円増益の 1,900
億円となる見通しです。
 なお、親会社の所有者に帰属する当期利益も同様に、前回発表予想から増益となる見通しです。

<事業セグメント別内訳>在庫影響を除いた営業利益相当額                    (単位:億円)
                          前回予想         今回予想     増 減 額

  エネルギー事業                        900     750      △150

  石油・天然ガス開発事業                     0       50        50

  金属事業                           290     540       250

  その他の事業                         460     560       100


 本見通しは、通期平均で原油価格(ドバイ原油)        ;バーレル当たり 41 ドル(10 月以降 45 ドル)、
銅の国際価格(LME 価格)  ;ポンド当たり 275 セント(10 月以降 280 セント)、円の対米ドル相場;106
円(10 月以降 105 円)を前提としております。   (前回発表予想:原油価格;バーレル当たり 30 ドル、
銅の国際価格;ポンド当たり 250 セント、円の対米ドル相場;105 円)

 (注)本資料には、将来見通しに関する記述が含まれていますが、実際の結果は、様々な要因により、これらの記
     述と大きく異なる可能性があります。かかる要因としては、
                               (1)マクロ経済の状況又はエネルギー・資源・
     素材業界における競争環境の変化、
                    (2)新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響、
                                              (3)法律の
     改正や規制の強化、
             (4)訴訟等のリスクなど、が含まれますが、これらに限定されるものではありません。




                                                         以 上




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