5020 ENEOS 2020-10-27 13:40:00
当社子会社による石油製品の生産・供給体制の再構築について [pdf]
2020 年 10 月 27 日
各 位
会 社 名 ENEOSホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 大田 勝幸
コード番号 5020 東証・名証第1部
問合せ先 財務IR部IRグループマネージャー
井上 亮
(電話番号 03-6257-7075)
当社子会社による石油製品の生産・供給体制の再構築について
当社子会社のENEOS株式会社(社長:大田勝幸)は、パラキシレンをはじめとする石油化学製
品等の生産を行っている知多製造所(所長:安藤 博史、愛知県知多市)について、2021年
10月を目途に、製造機能を停止することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
石油精製販売および石油化学事業を取り巻く環境は、国内石油製品の構造的な需要減退や
アジアを中心とした国際競争の激化など、厳しさを増しております。こうした事業環境を踏まえ、
ENEOS株式会社では、2017年4月のグループ発足以降、安全・安定操業および安定供給を
前提に、製油所・製造所の最適な生産・供給体制の構築に関する検討を重ねております。
この間、2019年4月に「室蘭製造所の事業所化」および「川崎製油所と川崎製造所の組織一体
化」、2020年10月に「大阪製油所の事業所化」を実行し、さらに、2020年12月に千葉製
油所を中国石油国際事業日本株式会社と合弁で運営する輸出型製油所とすることを決定しておりま
すが、これらに加え、知多製造所の製造機能停止が必要であるとの結論に至りました。
ENEOS株式会社は、基盤事業である石油製品・石油化学製品事業におけるサプライチェーン
全体の競争力強化を図り、安定供給を前提とした最適な生産・供給体制の構築を、スピード感をもっ
て推進してまいります。
また、今般、出光興産株式会社との間で基本覚書を締結し、ENEOS株式会社が知多製造所の製
造機能を停止した後のパラキシレンをはじめとする石油化学製品の製造設備の一部について、同社
への譲渡を協議することに合意いたしましたので、併せてお知らせいたします。
なお、本件による2021年3月期連結業績への影響は現在精査中であり、開示すべき事項が生
じた場合は、速やかに公表いたします。
以 上
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<知多製造所の概要>
所在地 : 愛知県知多市北浜町25番地
操業開始 : 1973年(昭和48年)
所長 : 安藤 博史
従業員 : 181名(2020年10月1日現在)
敷地面積 : 約130万 m2
装置構成 : 接触改質装置 23,500バレル/日
芳香族回収装置 21,000バレル/日
パラキシレン製造装置 400,000トン/年
トルエン不均化装置 8,800バレル/日
シクロヘキサン製造装置 220,000トン/年
<ENEOS株式会社の製油所・製造所体制>
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