当社子会社による中国石油国際事業日本株式会社との協業継続に係る最終合意について - ＥＮＥＯＳ

5020 ＥＮＥＯＳ 2020-09-25 13:00:00

当社子会社による中国石油国際事業日本株式会社との協業継続に係る最終合意について [pdf]

                                                     2020 年９月 25 日
各    位
                                    会 社 名    ＥＮＥＯＳホールディングス株式会社

                                    代表者名        代表取締役社長     大田    勝幸

                                    ｺｰﾄﾞ番号      ５０２０    東証・名証第１部

                                    問合せ先        財務ＩＲ部ＩＲｸﾞﾙｰﾌﾟﾏﾈｰｼﾞｬｰ

                                                              井上    亮

                                                 （電話番号    03-6257-7075)



 当社子会社による中国石油国際事業日本株式会社との協業継続に係る最終合意について


 当社子会社のＥＮＥＯＳ株式会社（社長：大田勝幸、以下「ＥＮＥＯＳ」                ）は、中国石油国際事業
有限公司（PetroChina International Co.,Ltd.、法人代表：田景恵、以下「ＰＣＩ」
                                                      ）傘下の日本法
人である中国石油国際事業日本株式会社（PetroChina International (Japan) Co.,Ltd.、社長：
万軍勇、以下「ＰＣＪＰ」      ）との合弁会社である大阪国際石油精製株式会社（社長：竹下嘉昭、以下
「ＯＩＲＥＣ」  ）が運営する製油所を、現在の大阪製油所（所長：田中秀明）から、２０２０年
１２月に千葉製油所（所長：杉本高弘）に変更の上、合弁事業を継続することについてＰＣＪＰと
２０２０年９月２３日付で最終合意に至りましたので、お知らせいたします。

 ＥＮＥＯＳとＰＣＪＰは、日本国内の石油需要の構造的減少が見込まれる一方、アジア・太平洋
地域において今後石油製品需要が着実に増加し、ビジネスチャンスが拡大するとの見通しから、
２０１０年１０月にＯＩＲＥＣを設立の上、大阪製油所の運営を開始しました。
 現行の合弁契約が２０２０年９月末に期限を迎えることを踏まえ、両社は、２０１９年７月
に「基本合意書」を締結し、ＥＮＥＯＳの製油所運営能力と、ＰＣＩグループの優れた製品マーケテ
ィング能力を相互に有効活用する戦略的枠組みを維持・存続させるべきとの認識の下、今後の協業
のあり方について協議してまいりました。
 当社グループ各製油所の機能・特質をはじめ多方面から検討を行った結果、国内への安定供給体
制の維持という観点を踏まえ、ＥＮＥＯＳの製油所の中では輸出能力が高い千葉製油所を活用する
ことが、アジア・太平洋地域におけるエネルギー安定供給の基盤強化を目指すＯＩＲＥＣの事業の
さらなる発展に最も資するとの結論に至り、今般の最終合意に至ったものです。

 合弁事業を継続するにあたり、ＥＮＥＯＳは大阪製油所をＯＩＲＥＣより会社分割によって取得
し、新たに協業する千葉製油所を、同じく会社分割によってＥＮＥＯＳよりＯＩＲＥＣへ承継いた
します。なお、大阪製油所は、２０２０年１０月に精製機能を停止し、アスファルト発電設備を運営
する事業所といたします。

 今後も両社グループは、千葉製油所における安全操業・安定供給を継続していくとともに、これ
までに培った強固な協力関係のさらなる発展に努めてまいります。

 なお、本件による２０２１年３月期連結業績への影響は現在精査中であり、開示すべき事項が生
じた場合は、速やかに公表いたします。
                                         以 上
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１．対象資産の概要
（１）大阪製油所（ＯＩＲＥＣからＥＮＥＯＳへ承継）
 ア．効力発生日（実行日）          ２０２０年１１月１日予定
 イ．対象資産                大阪製油所土地・設備等


（２）千葉製油所（ＥＮＥＯＳからＯＩＲＥＣへ承継）
  ア．効力発生日（実行日）         ２０２０年１２月１日予定
 イ．対象資産                千葉製油所土地・設備等


２．当事会社の概要
＜ＥＮＥＯＳ株式会社の概要＞
            ＥＮＥＯＳ株式会社
   商号
            （ENEOS Corporation）
   所在地      東京都千代田区大手町一丁目１番２号
   設立       １８８８年５月
   社長       大田 勝幸
   出資比率     ＥＮＥＯＳホールディングス              １００％


＜大阪国際石油精製株式会社の概要＞
            大阪国際石油精製株式会社
   商号
            （Osaka International Refining Company, Limited   略称：OIREC）
   現所在地     大阪府高石市高砂二丁目１番地
   新所在地     千葉県市原市千種海岸１番地 ※２０２０年１２月１日～(予定）
   設立       ２０１０年１０月
   社長       竹下 嘉昭
   出資比率     ＥＮＥＯＳ      ５１％、ＰＣＪＰ ４９％


 ＜大阪製油所の概要＞
   所在地        大阪府高石市高砂二丁目１番地
   操業開始       １９７１年１月
   所長         田中 秀明
   従業員        ２４４名(２０２０年４月３０日時点）
   敷地面積       １２９万 m2
   原油処理能力     １１５，０００ バレル/日


 ＜千葉製油所の概要＞
   所在地        千葉県市原市千種海岸１番地
   操業開始       １９６８年１０月
   所長         杉本 高弘
   従業員        ３７２名(２０２０年４月３０日時点）
   敷地面積       １４４万 m2
   原油処理能力     １２９，０００ バレル/日
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＜大阪国際石油精製（ＯＩＲＥＣ）の資本関係図＞




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