5013 ユシロ化 2019-02-07 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月7日
上場会社名 ユシロ化学工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 5013 URL https://www.yushiro.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大胡 栄一
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート統括本部 財務部長 (氏名) 宮澤 尚徳 TEL 03-3750-6793
四半期報告書提出予定日 2019年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日∼2018年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 25,539 8.5 1,704 △20.2 2,282 △18.2 1,621 △22.9
2018年3月期第3四半期 23,546 7.0 2,136 14.0 2,789 17.9 2,103 45.2
(注)包括利益 2019年3月期第3四半期 794百万円 (△76.3%) 2018年3月期第3四半期 3,357百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2019年3月期第3四半期 119.43 ―
2018年3月期第3四半期 154.92 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期第3四半期 49,457 32,221 61.3 2,231.85
2018年3月期 43,683 32,197 69.4 2,231.91
(参考)自己資本 2019年3月期第3四半期 30,302百万円 2018年3月期 30,303百万円
添付資料6ページ「2.四半期連結財務諸表及び注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(追加情報)」に記載のとおり、「『税効果会計に係る会計基
準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間から適用し、表示方法の変更を行っております。2018年3月期の連
結財政状態は、当該変更を反映した遡及適用後の数値を記載しております。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2018年3月期 ― 15.00 ― 30.00 45.00
2019年3月期 ― 20.00 ―
2019年3月期(予想) 25.00 45.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 35,000 10.9 2,400 △4.1 3,000 △7.5 2,000 △10.3 147.30
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 13,900,065 株 2018年3月期 13,900,065 株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 322,666 株 2018年3月期 322,582 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 13,577,437 株 2018年3月期3Q 13,577,735 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件については、添付資料1ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 1
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 1
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 1
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 1
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 2
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 2
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 4
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 6
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 6
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 6
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 6
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当連結会計年度における世界経済は、総じて堅調さを維持しているものの、米中通商摩擦の激化、英国によるE
U離脱の混迷、中国経済の先行きに対する不安等、政治・政策に絡む懸念材料もあり成長ペースは減速傾向にあり
ます。日本経済は、自然災害の影響収束により緩やかではありますが持ち直してきております。
このような環境下、売上高は好調な日系の自動車生産に支えられ前年同期比8.5%増の25,539百万円となりまし
た。販売製品の原材料である鉱油の価格は、下落傾向にある原油価格とのタイムラグがある為、当四半期も下がら
ない状況にあります。また、化成品の価格も上昇しており、原材料費の増加は続いております。その結果、営業利
益は前年同期比20.2%減の1,704百万円、経常利益は前年同期比18.2%減の2,282百万円、親会社株主に帰属する四
半期純利益は前年同期比22.9%減の1,621百万円となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント利益は営業利益ベースの数値であります。
①日本
堅調な国内自動車生産の影響を受け既存顧客への売上高増加と新規顧客の獲得により、セグメント売上高は前
年同期比7.2%増の13,678百万円となりました。セグメント利益は原材料費増加により、前年同期比12.2%減の
772百万円となりました。
②南北アメリカ
8月に買収した QualiChem,Inc.(当連結累計期間は9月1ヶ月分の実績)の実績及び経済が回復基調にあるブ
ラジルの子会社での増収によりセグメント売上高は前年同期比12.7%増の4,816百万円となりました。しかしセグ
メント利益は、QualiChem,Inc.の利益貢献はありましたがブラジルでのレアル安に伴う原材料費高騰及びアメリ
カ子会社でのM&A関連費用(138百万円)により前年同期比34.9%減の280百万円となりました。
③中国
自動車全体の生産台数は減少しているものの日系自動車メーカーの生産は伸びており、その結果売上高は前年
同期比8.2%増の3,465百万円となりました。セグメント利益は、原材料費及び人件費の高騰により前年同期比
27.8%減の244百万円となりました。
④東南アジア/インド
東南アジア各国とも日系自動車メーカーは生産台数を伸ばしており、その結果セグメント売上高は前年同期比
7.9%増の3,579百万円となりました。セグメント利益は、原材料費高騰等の影響により前年同期比7.7%減の448
百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、49,457百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,774百万円増加しまし
た。主な要因は、「現金及び預金」が1,294百万円、「投資有価証券」が430百万円減少したものの、「のれん」が
5,215百万円、「受取手形及び売掛金」が1,127百万円、「原材料及び貯蔵品」が631百万円、「商品及び製品」が
394百万円増加したことによります。
負債は、17,235百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,749百万円増加しました。主な要因は、「未払法人税
等」が172百万円、「賞与引当金」が171百万円、「繰延税金負債」が161百万円減少したものの、「長期借入金」が
4,111百万円、「支払手形及び買掛金」が1,323百万円、「短期借入金」が632百万円増加したことによります。
純資産は、32,221百万円となり、前連結会計年度末に比べ24百万円増加しました。主な要因は、「その他有価証
券評価差額金」が449百万円減少したものの、「利益剰余金」が926百万円増加し、「為替換算調整勘定」が455百万
円変動したことによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の業績予想につきましては、2018年11月7日発表の業績予想に変更はございません。
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ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,439 7,145
受取手形及び売掛金 6,598 7,726
商品及び製品 1,535 1,929
原材料及び貯蔵品 2,157 2,788
その他 247 408
貸倒引当金 △20 △23
流動資産合計 18,957 19,974
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,761 4,940
機械装置及び運搬具(純額) 1,256 1,363
工具、器具及び備品(純額) 318 432
土地 5,111 5,150
リース資産(純額) 15 69
建設仮勘定 42 33
有形固定資産合計 11,505 11,989
無形固定資産
のれん 5 5,221
その他 702 595
無形固定資産合計 707 5,816
投資その他の資産
投資有価証券 11,442 11,012
保険積立金 622 440
長期預金 165 2
繰延税金資産 6 6
その他 296 236
貸倒引当金 △20 △22
投資その他の資産合計 12,512 11,677
固定資産合計 24,725 29,483
資産合計 43,683 49,457
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ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,767 5,090
短期借入金 1,717 2,350
リース債務 21 78
未払金 816 779
未払消費税等 34 45
未払法人税等 291 118
賞与引当金 506 335
役員賞与引当金 27 18
その他 1,148 1,446
流動負債合計 8,331 10,263
固定負債
長期借入金 511 4,622
リース債務 72 69
繰延税金負債 714 553
役員退職慰労引当金 98 117
厚生年金基金解散損失引当金 275 ―
退職給付に係る負債 1,247 1,233
長期預り保証金 178 180
資産除去債務 16 16
その他 39 178
固定負債合計 3,154 6,971
負債合計 11,485 17,235
純資産の部
株主資本
資本金 4,249 4,249
資本剰余金 4,046 4,015
利益剰余金 22,229 23,156
自己株式 △426 △426
株主資本合計 30,098 30,994
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,146 1,696
為替換算調整勘定 △1,915 △2,371
退職給付に係る調整累計額 △25 △17
その他の包括利益累計額合計 205 △692
非支配株主持分 1,893 1,919
純資産合計 32,197 32,221
負債純資産合計 43,683 49,457
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ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 23,546 25,539
売上原価 15,907 17,748
売上総利益 7,638 7,790
販売費及び一般管理費 5,502 6,085
営業利益 2,136 1,704
営業外収益
受取利息 66 42
受取配当金 69 86
為替差益 37 9
持分法による投資利益 443 437
その他 74 87
営業外収益合計 691 662
営業外費用
支払利息 22 33
保険解約損 ― 30
その他 16 20
営業外費用合計 38 84
経常利益 2,789 2,282
特別損失
固定資産除売却損 ― 16
特別損失合計 ― 16
税金等調整前四半期純利益 2,789 2,266
法人税等 482 482
四半期純利益 2,306 1,783
非支配株主に帰属する四半期純利益 203 161
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,103 1,621
4
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 2,306 1,783
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 920 △449
為替換算調整勘定 49 △320
退職給付に係る調整額 17 8
持分法適用会社に対する持分相当額 63 △226
その他の包括利益合計 1,050 △988
四半期包括利益 3,357 794
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,133 724
非支配株主に係る四半期包括利益 224 70
5
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用して
おります。なお、法人税等調整額は法人税等に含めて表示しております。
(追加情報)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額
南北 東南アジア 損益計算書
日本 中国 合計 (注)2
アメリカ /インド 計上額
売上高
外部顧客への売上高 12,754 4,272 3,201 3,317 23,546 ― 23,546
セグメント間の内部
801 3 26 50 881 △881 ―
売上高又は振替高
計 13,556 4,275 3,227 3,368 24,428 △881 23,546
セグメント利益 879 430 337 485 2,133 3 2,136
(注) 1 各地域セグメントに属する国
日 本 : 日本
南 北 ア メ リ カ : アメリカ、ブラジル、メキシコ
中 国 : 中国
東南アジア/インド : タイ、マレーシア、インド、インドネシア
2 セグメント利益(営業利益)の調整額3百万円のうち主なものは、内部損益取引の調整額が10百万円、のれ
ん償却額が△7百万円であります。
6
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2019年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額
南北 東南アジア 損益計算書
日本 中国 合計 (注)2
アメリカ /インド 計上額
売上高
外部顧客への売上高 13,678 4,816 3,465 3,579 25,539 ― 25,539
セグメント間の内部
798 2 14 62 877 △877 ―
売上高又は振替高
計 14,477 4,818 3,479 3,641 26,417 △877 25,539
セグメント利益 772 280 244 448 1,744 △40 1,704
(注) 1 各地域セグメントに属する国
日 本 : 日本
南 北 ア メ リ カ : アメリカ、ブラジル、メキシコ
中 国 : 中国
東南アジア/インド : タイ、マレーシア、インド、インドネシア
2 セグメント利益(営業利益)の調整額△40百万円のうち主なものは、未実現利益の消去が△2百万円、のれ
ん償却額が△38百万円であります。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
第2四半期連結会計期間において、QualiChem,Inc.を連結子会社としたことに伴い、前連結会計年度の末日に比
べ、「南北アメリカ」のセグメント資産が2,152百万円増加しております。
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