5013 ユシロ化 2019-11-07 15:00:00
2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月7日
上場会社名 ユシロ化学工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 5013 URL https://www.yushiro.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大胡 栄一
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート統括本部 財務部長 (氏名) 横井 宏紀 TEL 03-3750-6793
四半期報告書提出予定日 2019年11月11日 配当支払開始予定日 2019年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 18,783 14.7 1,195 20.8 1,496 5.7 1,092 6.6
2019年3月期第2四半期 16,380 7.3 989 △23.2 1,415 △14.0 1,025 △16.4
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 216百万円 (△39.7%) 2019年3月期第2四半期 358百万円 (△80.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第2四半期 80.47 ―
2019年3月期第2四半期 75.50 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第2四半期 47,954 31,669 61.9 2,187.80
2019年3月期 48,958 31,791 61.0 2,199.96
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 29,704百万円 2019年3月期 29,869百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 20.00 ― 25.00 45.00
2020年3月期 ― 20.00
2020年3月期(予想) ― 28.00 48.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日~2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 38,000 8.0 2,200 5.9 2,700 2.5 1,800 4.4 132.57
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 13,900,065 株 2019年3月期 13,900,065 株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 322,724 株 2019年3月期 322,724 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 13,577,341 株 2019年3月期2Q 13,577,454 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件については、添付資料2ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧下さい。
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 1
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 1
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 1
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 6
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 7
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 7
(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………… 8
ユシロ化学工業株式会社(5013) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、中国をはじめとした新興国の成長率鈍化及び米中貿易摩擦の影
響により、製造業を中心に減速しております。日本経済においても海外経済の減速を背景とした輸出低迷により停
滞色を強めております。
このような環境下、昨年8月から当社グループの一員となった米国QualiChem社の影響もあり売上高は前年同期比
14.7%増の18,783百万円となりました。また、営業利益は前年同期比20.8%増の1,195百万円、経常利益は前年同期
比5.7%増の1,496百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比6.6%増の1,092百万円となりまし
た。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント利益は営業利益ベースの数値であります。
①日本
米国及び中国向けの自動車部品の輸出が減少している影響によりセグメント売上高は前年同期比1.4%減の
8,790百万円となりました。セグメント利益は販売製品の価格改定が進んだことで前年同期比6.5%増の470百万円
となりました。
②南北アメリカ
日系自動車メーカーの生産台数は依然前期実績を下回っており、その結果既存のアメリカ・ユシロは前年同期
の売上実績を若干下回りました。しかし、ブラジル・ユシロは製品の価格改定及び国内の自動車販売が伸びてい
る影響による増収、メキシコ・ユシロは既存顧客のシェア拡大による増収、及び昨年8月から当社グループの一
員となった米国QualiChem社の実績によりセグメント売上高は前年同期比94.8%増の5,620百万円と前年同期を大
きく上回りました。セグメント利益もQualiChem社の利益貢献、昨年赤字であったブラジル・ユシロの黒字化及び
メキシコ・ユシロの増益により前年同期比367.2%増の514百万円となりました。
③中国
米国との貿易摩擦による経済減速の影響で自動車生産台数が減少しており、その結果セグメント売上高は前年
同期比5.6%減の2,103百万円となりました。セグメント利益は、原材料価格の高騰が続いている影響により前年
同期比23.2%減の114百万円となりました。
④東南アジア/インド
中国経済減速の影響を受け、特にタイ・ユシロは自動車部品メーカーの輸出減少により減収となりました。ま
たインド・ユシロは、国内のノンバンク破綻等のあおりを受けて自動車販売台数が大幅に減少した影響で減収と
なりました。その結果、セグメント売上高は前年同期比3.6%減の2,268百万円となりました。セグメント利益は、
減収及び一部の拠点で原材料価格が高騰している影響により前年同期比2.1%減の284百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、47,954百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,003百万円減少しま
した。主な要因は、「保険積立金」が161百万円、「建設仮勘定」が129百万円増加したものの、「受取手形及び
売掛金」が446百万円、「投資有価証券」が420百万円、「無形固定資産」が387百万円減少したことによります。
負債は、16,285百万円となり、前連結会計年度末に比べ880百万円減少しました。主な要因は、「長期借入金」
が357百万円、「支払手形及び買掛金」が235百万円、「繰延税金負債」が151百万円、「未払金」が115百万円減
少したことによります。
純資産は、31,669百万円となり、前連結会計年度末に比べ122百万円減少しました。主な要因は、「利益剰余
金」が753百万円増加したものの、「その他有価証券評価差額金」が200百万円減少し、「為替換算調整勘定」が
718百万円変動したことによります。
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ユシロ化学工業株式会社(5013) 2020年3月期 第2四半期決算短信
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は7,081百万円となり、前連結会計年度末に比べ
134百万円増加しました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により1,403百万円の収入超過となりました。これは、持分法による投資利益274百万円、法人税等の
支払額231百万円、仕入債務の減少額223百万円等がありましたが、税金等調整前四半期純利益1,496百万円、減価
償却費502百万円、売上債権の減少額380百万円等の収入によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により464百万円の支出超過となりました。これは、有形固定資産の取得による支出283百万円等によ
るものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により733百万円の支出超過となりました。これは、長期借入金の返済による支出438百万円、配当金
の支払額339百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想の見直しを行った結果、2019年5月14日付当社「決算短信」にて発表しました2020年3月期の連結業績
予想を修正いたしました。なお、当該予想に関する詳細は、本日(2019年11月7日)公表の「業績予想の修正に関
するお知らせ」をご参照ください。
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ユシロ化学工業株式会社(5013) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,145 7,134
受取手形及び売掛金 7,196 6,750
商品及び製品 1,817 1,845
原材料及び貯蔵品 2,722 2,549
その他 420 499
貸倒引当金 △23 △23
流動資産合計 19,279 18,756
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,856 4,730
機械装置及び運搬具(純額) 1,363 1,435
工具、器具及び備品(純額) 396 374
土地 5,150 5,151
リース資産(純額) 50 72
建設仮勘定 51 181
有形固定資産合計 11,869 11,944
無形固定資産
のれん 2,421 2,258
顧客関連資産 2,094 1,982
技術資産 704 660
商標権 617 579
その他 565 534
無形固定資産合計 6,403 6,015
投資その他の資産
投資有価証券 10,720 10,300
保険積立金 472 633
長期預金 2 2
繰延税金資産 12 12
その他 220 304
貸倒引当金 △22 △15
投資その他の資産合計 11,406 11,237
固定資産合計 29,678 29,197
資産合計 48,958 47,954
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,351 4,116
短期借入金 2,343 2,363
リース債務 81 35
未払金 839 723
未払消費税等 46 83
未払法人税等 197 224
賞与引当金 396 428
役員賞与引当金 4 2
その他 1,258 1,178
流動負債合計 9,519 9,155
固定負債
長期借入金 4,422 4,064
リース債務 62 78
繰延税金負債 1,487 1,336
役員退職慰労引当金 124 135
退職給付に係る負債 1,180 1,178
長期預り保証金 179 180
資産除去債務 16 16
その他 173 138
固定負債合計 7,646 7,129
負債合計 17,166 16,285
純資産の部
株主資本
資本金 4,249 4,249
資本剰余金 4,014 4,014
利益剰余金 23,275 24,028
自己株式 △426 △426
株主資本合計 31,112 31,865
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,661 1,460
為替換算調整勘定 △2,880 △3,598
退職給付に係る調整累計額 △23 △23
その他の包括利益累計額合計 △1,242 △2,160
非支配株主持分 1,922 1,964
純資産合計 31,791 31,669
負債純資産合計 48,958 47,954
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 16,380 18,783
売上原価 11,437 12,859
売上総利益 4,942 5,923
販売費及び一般管理費 3,952 4,728
営業利益 989 1,195
営業外収益
受取利息 28 25
受取配当金 47 47
為替差益 23 ―
持分法による投資利益 302 274
その他 57 22
営業外収益合計 460 369
営業外費用
支払利息 21 16
為替差損 ― 40
保険解約損 8 ―
その他 5 12
営業外費用合計 35 68
経常利益 1,415 1,496
特別損失
固定資産除売却損 15 ―
特別損失合計 15 ―
税金等調整前四半期純利益 1,399 1,496
法人税等 273 316
四半期純利益 1,125 1,179
非支配株主に帰属する四半期純利益 100 87
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,025 1,092
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 1,125 1,179
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 252 △200
為替換算調整勘定 △588 △390
退職給付に係る調整額 5 0
持分法適用会社に対する持分相当額 △436 △373
その他の包括利益合計 △766 △963
四半期包括利益 358 216
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 344 174
非支配株主に係る四半期包括利益 14 42
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 1,399 1,496
減価償却費 394 502
のれん償却額 5 94
持分法による投資損益(△は益) △302 △274
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 0
賞与引当金の増減額(△は減少) △44 32
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △0 △2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △2 △1
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 12 11
受取利息及び受取配当金 △76 △72
支払利息 21 16
売上債権の増減額(△は増加) △213 380
たな卸資産の増減額(△は増加) △258 81
仕入債務の増減額(△は減少) 467 △223
その他 △39 △492
小計 1,361 1,547
利息及び配当金の受取額 104 106
利息の支払額 △24 △18
法人税等の支払額 △447 △231
営業活動によるキャッシュ・フロー 993 1,403
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △64 △10
定期預金の払戻による収入 397 156
投資有価証券の取得による支出 △4 △6
有形固定資産の取得による支出 △309 △283
有形固定資産の売却による収入 10 0
無形固定資産の取得による支出 △13 △16
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△6,228 ―
る支出
その他 33 △304
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,177 △464
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1 △1
長期借入れによる収入 5,100 100
長期借入金の返済による支出 △123 △438
配当金の支払額 △407 △339
非支配株主への配当金の支払額 △190 ―
自己株式の取得による支出 △0 ―
リース債務の返済による支出 △12 △55
財務活動によるキャッシュ・フロー 4,365 △733
現金及び現金同等物に係る換算差額 △188 △72
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,007 134
現金及び現金同等物の期首残高 8,082 6,947
現金及び現金同等物の四半期末残高 7,074 7,081
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用して
おります。なお、法人税等調整額は法人税等に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
南北 東南アジア (注)2 計上額
日本 中国 合計
アメリカ /インド (注)3
売上高
外部顧客への売上高 8,913 2,884 2,227 2,353 16,380 ― 16,380
セグメント間の内部
529 2 8 40 580 △580 ―
売上高又は振替高
計 9,443 2,887 2,236 2,394 16,960 △580 16,380
セグメント利益 442 110 148 290 991 △1 989
(注) 1 各地域セグメントに属する国
日 本 : 日本
南 北 ア メ リ カ : アメリカ、ブラジル、メキシコ
中 国 : 中国
東南アジア/インド : タイ、マレーシア、インド、インドネシア
2 セグメント利益(営業利益)の調整額△1百万円のうち主なものは、内部損益取引の調整額が0百万円、未
実現損益の消去が3百万円、のれん償却が△5百万円であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4 「四半期連結財務諸表に関する注記事項(企業結合等関係)」に記載の暫定的な会計処理の確定による取得
原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。
2. 報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
QualiChem社を連結子会社としたことに伴い、報告セグメントの資産が増加しております。当該事象による当第2
四半期連結会計期間の資産の増加額は、南北アメリカセグメントにおいて1,934百万円です。
3. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当第2四半期連結会計期間よりQualiChem社の全株式を取得したことに伴いのれんを認識しており、当該事象によ
るのれんの計上額は2,486百万円であります。なお、のれんは報告セグメントに配分しておりません。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
南北 東南アジア (注)2 計上額
日本 中国 合計
アメリカ /インド (注)3
売上高
外部顧客への売上高 8,790 5,620 2,103 2,268 18,783 ― 18,783
セグメント間の内部
436 1 4 33 476 △476 ―
売上高又は振替高
計 9,227 5,621 2,108 2,302 19,259 △476 18,783
セグメント利益 470 514 114 284 1,384 △188 1,195
(注) 1 各地域セグメントに属する国
日 本 : 日本
南 北 ア メ リ カ : アメリカ、ブラジル、メキシコ
中 国 : 中国
東南アジア/インド : タイ、マレーシア、インド、インドネシア
2 セグメント利益(営業利益)の調整額△188百万円のうち主なものは、未実現損益の消去が2百万円、
QualiChem社買収に係るのれん及び無形固定資産の償却費△192百万円であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(企業結合等関係)
(比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
2018年8月31日に行われたQualiChem社との企業結合について前第2四半期連結会計期間において暫定的な会計
処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第2四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報に
おいて取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されており、前第2四半期連結累計期間に暫定的に算定され
たのれんの金額5,138百万円は、取得原価の配分額の確定により2,651百万円減少し、2,486百万円となっておりま
す。のれんの減少は、主に無形固定資産3,481百万円、繰延税金負債940百万円が増加したことによるものです。
なお、前第2四半期連結累計期間における四半期連結損益計算書への影響はありません。
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