5011 ニチレキ 2021-07-21 17:00:00
スマートフォンによる道路点検DXシステム「GLOCAL-EYEZ(グローカルアイズ)」サービス開始のお知らせ [pdf]

                                                  2021年7月21日



  各   位
                              会 社 名   ニチレキ株式会社
                              代表者名    代表取締役社長 小幡             学
                                      (コード番号         5011)
                              問合せ先    広報室長          藤田     道明
                                      (TEL:03-3265-1513)




                  スマートフォンによる道路点検 DX システム
          「GLOCAL-EYEZ(グローカルアイズ)」サービス開始のお知らせ



 この度当社は、東京大学大学院工学系研究科・長山智則准教授の開発した AI による路面評価の基本ロ
ジックと、株式会社スマートシティ技術研究所(本社:東京都足立区、代表取締役社長:薛凱(せつがい)、
以下スマ研)が有する迅速な AI・システム開発技術、そして、当社が長年培ってきた舗装管理、舗装補修
技術を融合したスマートフォンによる道路点検システム「GLOCAL-EYEZ」のサービスを開始いたしますの
で、次ページ以降の通りお知らせします。
 なお、本件が当社の業績に与える影響は当面軽微であると見込んでおります。今後当社業績に影響を与
える規模の売上または支出の発生が見込まれた場合は、速やかに開示いたします。
                                                 2021 年 7 ⽉ 21 ⽇
                                                  ニチレキ株式会社



                          グ ロ ー カ ル ア イ ズ
    スマートフォンによる道路点検システム「GLOCAL-EYEZ」によるインフラ管理の DX に取り組みます
    〜スマートフォンと⾞さえあれば、誰でもどこでも安価に⽇々の管理から修繕⼯事の選定までを⽀援〜




 ニチレキ株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:⼩幡学、以下ニチレキ)は、この度、東
京⼤学⼤学院⼯学系研究科    ⻑⼭智則准教授の開発した AI による路⾯評価の基本ロジックと、株式会社
スマートシティ技術研究所(本社:東京都⾜⽴区、代表取締役社⻑:薛凱(せつがい)、以下スマ研)が有
する迅速な AI・システム開発技術、そして、ニチレキが⻑年培ってきた舗装管理、舗装補修技術を融合し
たスマートフォンによる道路点検システム「GLOCAL-EYEZ」のサービスを開始いたしますのでお知らせ
します。ニチレキは、この「GLOCAL-EYEZ」により、データとデジタル技術を活⽤したインフラの安全・
安⼼の管理の実現に向けた道路点検の DX に取り組んでまいります。




1.「GLOCAL-EYEZ」が求められる背景
 ⾼度経済成⻑期に集中的に整備された道路舗装は、今後⼀⻫に⽼朽化することが懸念されています。平
成 28 年には、国⼟交通省から「舗装点検要領」が通知され、多くの⾃治体では、
                                      「舗装⻑寿命化計画」を
策定し、予防保全型管理に向けた舗装の⻑寿命化に⼀歩を踏み出しています。舗装点検要領において道路
の分類 B とされる幹線道路では、点検結果を基にした計画に基づく修繕が実施されつつあります。しかし、
道路の分類 C、D に該当する幹線道路以外の道路や⽣活道路は、⽇本の舗装道路の約 7 割を占める膨⼤な
延⻑であり、メンテナンスサイクルの第⼀歩となる点検の実施に苦慮しているのが実情です。また、⽳埋
め等の⼩規模補修により、舗装路⾯の安全性や⾛⾏性を維持する「⽇々の管理」が基本であるため、道路
利⽤者や住⺠からの要望に対応した補修、いわゆる事後対策が多いことも課題となっています。今まさに、
道路の分類 C、D に対する安価な点検⼿法と⽇々の管理の効率化が求められています。




2. 「GLOCAL-EYEZ」の概要と特⻑
(1)概要
 「GLOCAL-EYEZ」 安価な点検⼿法と⽇々の管理の効率化を図るため、
              は、                      従来別々に⾏われていた⽇々
の管理によるパトロールと、修繕を⽬的とした点検を⼀体として考え、パトロールで得たデータを点検に、
また、点検で得たデータを⽇々の管理に活⽤できる画期的な仕組みを考案しました。パトロールで得たデ
ータに、路線の基本情報(路線名称や路線延⻑、位置情報など)を付加することで、点検記録様式の帳票
出⼒が可能になります。これらの仕組みは、東京⼤学⻑⼭准教授が構築した AI による路⾯評価⼿法とス
マ研の AI・システム開発⼒に、ニチレキが⻑年培ってきた道路維持管理に係るノウハウを組み合わせるこ
とで初めて実現することができました。
(2)特⻑
 「GLOCAL-EYEZ」の特⻑は以下のとおりです。
   ①    パトロール等の⽇々の管理で得たデータを舗装修繕のための定期点検データに活⽤できます
   ②    スマートフォンを乗⽤⾞に取り付けるだけで誰でもどこでも安価に点検ができます
   ③    点検後、スマートフォンからデータを送信して AI が解析し、点検結果をいち早く確認するこ
        とができます




3. 「GLOCAL-EYEZ」の使⽤⽅法と活⽤場⾯
(1)使⽤⽅法
 「GLOCAL-EYEZ」は、点検の専⽤⾞や専⽤のビデオカメラ等を使わずに、誰もが持っているスマート
フォンで舗装道路を撮影するだけで、舗装路⾯のひび割れの損傷状態などを安価に点検することができま
す。専⽤アプリを⽤いて撮影した動画からアプリ内で画像抽出し、それをそのままクラウド上の AI 解析
サーバに⼿軽にアップロードできます。アップロード後、即座に AI で⾃動解析され、いち早くインター
ネット上で点検結果を確認することができます。解析項⽬は、ひび割れの他に、安全運転に⽀障をきたす
⽳ぼこ、道路利⽤者や住⺠からの苦情のもととなる段差、センターライン等の路⾯標⽰のかすれなどです。


         ①専⽤アプリを起動        ②スマートフォンを設置          ③⾛⾏(点検)




                     「GLOCAL-EYEZ」による点検イメージ
                                                 ④動画→画像抽出




 ⑤インターネットで点検結果確認




                                                  画像データアップロード
                                                     AI 解析




                     「GLOCAL-EYEZ」の点検結果確認画⾯例
(2)活⽤場⾯
 「GLOCAL-EYEZ」の活⽤場⾯は、道路管理者⾃ら、あるいは年間舗装補修委託で⾏われるパトロールや路⾯点検
業務などです。⽇々の管理と修繕を⽬的とした点検を⼀体として考え、複数の事業でデータを最⼤限活⽤することで、点
検費⽤の軽減を図ります。特に、⼩規模補修を「GLOCAL-EYEZ」による客観的な指標に基づけることで、⽇々の管理
の効率化につなげてまいります。さらに、路線情報を付加して定期点検データに変換することで、舗装修繕に向けて必要
な帳票を出⼒し、舗装⻑寿命化計画の策定と効率的な修繕の実施を⽀援します。
 今後とも、他の道路附帯構造物等も解析項⽬として順次追加することで、道路点検・管理業務の DX を図ります。ニ
チレキは、「GLOCAL-EYEZ」により効率的な⽇々の管理から修繕⼯事の選定までを⽀援し、安全・安⼼な道路インフラ
管理に貢献してまいります。




                                    ※舗装点検記録様式の帳票出⼒(オプション料⾦)は近⽇実装予定

              パトロールの⽇常点検データから舗装修繕のための定期点検データへの変換イメージ




4. 本件に関するお問い合わせ先
 ニチレキ株式会社          道路エンジニアリング部   那珂(なか)・硲(はざま)
 TEL:048-961-6321
 https://www.nichireki.co.jp/




                                                               以上