5010 日精蝋 2019-02-14 15:00:00
関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ [pdf]
2019 年2月 14 日
各 位
会 社 名 日本精蝋株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長
社長執行役員 安藤 司
(コード番号 5010 東証第2部)
問 合 せ 先 取締役
執行役員総務部長 土屋 直紀
(TEL 03-3538-3061)
関係会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ
当社は、2018 年 12 月期の個別決算において、関係会社株式評価損を計上しましたので、
お知らせいたします。
記
1. 関係会社株式評価損の内容
当社の連結子会社である Nippon Seiro(Thailand)Co.,Ltd.は、2014 年3月末にゴム
老防用ワックスの製造販売事業の拡大を図る目的にて会社設立後、2015 年8月に工場が
完成し、試運転後の 2016 年1月より稼働を開始し、3年を経過いたしました。
既存取引先様での製品評価、認証に、また新規顧客先への参入に、想定以上の時間を
要したことで、当初の事業計画の進捗が遅れ、当事業年度末において「金融商品に関す
る会計基準」が定める期間にて実質価値が取得原価以上に回復することが厳しいと判断
し、当社の個別決算において同社株式評価損 968 百万円を計上いたしました。
2. 連結業績への影響
本子会社の損益は過年度より連結決算に計上されております。従って、個別決算に
て関係会社株式評価損を計上しておりますが、連結決算においては消去されるため、
連結業績に与える影響はありません。
3. 今後の見通しについて
本子会社は、事業の進捗が2年遅れとなり、上記評価損の計上をやむなく行いまし
たが、2018 年度に初めて単年度黒字となり、2016 年度の稼働から順調に製造・販売量
は増加しております。今後3年間は年 15%程度の増販を想定しており、当社のゴム老防
用ワックス事業のアジア地域での拡販戦略の拠点であり続けると確信しております。
以上