5010 日精蝋 2019-10-31 15:00:00
通期連結業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩に関するお知らせ [pdf]
2019 年 10 月 31 日
各 位
会 社 名 日本精蠟株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長
社長執行役員 安藤 司
(コード番号 5010 東証第2部)
問 合 せ 先 取締役
常務執行役員総務部長 常慶直宏
(TEL 03-3538-3061)
通期連結業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩に関するお知らせ
2019 年 2 月 14 日に公表いたしました 2019 年 12 月期通期連結業績予想の修正及び繰延税
金資産の取崩について、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 当期の通期連結業績予想数値の修正(2019 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日)
(金額単位:百万円)
親会社株主に
1 株当り
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
前回発表予想(A) 27,500 400 250 200 10 円 12 銭
今回修正予想(B) 27,500 △610 △710 △760 △38 円 48 銭
増 減 額(B-A) - △1,010 △960 △960 -
増 減 率(%) - - - - -
(ご参考)前期実績
(2018 年 12 月期) 29,599 194 76 83 4 円 55 銭
2. 修正理由
① 2019 年 12 月期通期連結業績予想について
原油相場は、年初の 50 ドル/バレル台前半から4月には 70 ドル/バレルに上昇しまし
たが、6月以降は 60 ドル/バレル前後で推移しました。このような状況の中、期首の
高値在庫や期中に仕入れた高価格原料の影響により製造コストが上昇しました。また、
物流費の上昇により国内での販売コストが増加しました。輸出販売においては、米中
貿易摩擦等による中国国内需要の減退を受けて、海外市場におけるワックス市況価格
が軟化しワックス輸出での採算が大きく悪化しました。下期以降は、原料費の価格ヘ
ッジを実施していますが、第3四半期までの損失を挽回することが困難と判断し、通
期連結業績予想を修正するものであります。
② 繰延税金資産の取崩について
上記の通期連結業績予想の修正を踏まえ、当社における繰延税金資産の回収可能性を
慎重に検討した結果、保守主義の原則に基づき、2019 年 12 月期第3四半期決算にお
いて繰延税金資産を 278 百万円取崩し、同額を法人税等調整額に計上しました。
③ 配当予想について
前回公表の期末配当予想の1株につき5円につきましては、現時点では変更の予定は
ありません。
*上記の通期連結業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作
成したものであり、実際の業績は今後の原油相場、為替相場の動向等さまざまな要因
によって大きく異なる場合があります。
以上