4998 フマキラー 2019-11-14 12:30:00
2020年3月期第2四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出に関するお知らせ [pdf]
2019 年 11 月 14 日
各 位
会 社 名 フマキラー株式会社
代表者名 代表取締役社長 大下 一明
(コード番号 4998 東証第2部)
問合せ先 取締役管理本部長 佐々木 高範
(TEL.0829-55-2112)
2020 年3月期第2四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出に関するお知らせ
当社は、本日、企業内容等の開示に関する内閣府令第 17 条の 15 の2第 1 項に規定する四半期報告書の
提出期限延長に係る承認申請書を関東財務局へ提出することといたしましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。
株主・投資家の皆様をはじめ関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けいたしますことを心より深くお
詫び申し上げます。
記
1.対象となる四半期報告書
2020 年3月期第2四半期報告書(自 2019 年 7 月 1 日 至 2019 年 9 月 30 日)
2.延長前の提出期限
2019 年 11 月 14 日(木曜日)
3.延長が承認された場合の提出期限
2019 年 12 月 13 日(金曜日)
4.提出期限の延長を必要とする理由
2019 年 11 月8日に開示いたしました「当社子会社における不適切な疑いのある支払の判明及び
2020 年3月期第2四半期決算発表の延期に関するお知らせ」に記載のとおり、フマキラー・トータル
システム株式会社(以下 FTS 社という)の主力事業のシロアリ施工事業において、通常はシロアリ施
工業者が工事を実際に行ったことを証明する「施工完了報告書」を FTS 社に発行しますが、2011 年4
月から 2015 年 10 月の期間内に、ある特定のシロアリ施工業者に対して「施工完了報告書」を受領し
ていないにも関わらず、現時点で少なくとも約 33 百万円の支払いがあったことが判明いたしました。
しかし当該支出に関与した FTS 社の取締役は長年にわたり広範な業務を掌握しており、不適切な処
理を容易に行い得る立場にあったことから、判明している事実以外に問題となるような取引や会計処
理がないかを確認するには相応の調査が必要と考えられます。
FTS 社は当社の特定子会社に該当し売上高、損益ともに当社の連結財務諸表に対して相応の規模を
占めることから、全容の解明がなされない状況においては財務諸表の訂正が必要となるような重要な
虚偽表示の可能性があるため、判明している事実以外に問題となるような取引や会計処理がないか必
要な調査を実施することを決定いたしました。
今後、監査役及び内部監査部門並びに財務に精通した社内メンバー(以下調査チームという)を中
心に、本件の全容解明及び原因の究明並びに同種の事案の有無等について調査を行いますが、現状で
は、調査チームにより行われる決算確定に必要な影響額を見積もるべき対象範囲の調査及び原因分析、
再発防止策の検討・提言に加え、並行して行われる有限責任あずさ監査法人による追加的な手続及び
2020 年3月期第2四半期報告書に係るレビュー報告書の受領で約 30 日程度が必要であると見込まれ
ております。従いまして、法定期限である 2019 年 11 月 14 日には間に合わず、やむを得ず第2四半期
の提出期限を 2019 年 12 月 13 日に延長していただくことの承認を申請させていただいた次第です。
5.今後の見通し
今回の提出期限延長に係る申請が承認された場合には、速やかに開示いたします。
以上