2018年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年1月11日
上場会社名 北興化学工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 4992 URL https://www.hokkochem.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)中島 喜勝
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)神原 靖夫 TEL 03-3279-5152
定時株主総会開催予定日 2019年2月26日 配当支払開始予定日 2019年2月27日
有価証券報告書提出予定日 2019年2月26日
決算補足説明資料作成の有無:無
決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2018年11月期の連結業績(2017年12月1日~2018年11月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2018年11月期 41,015 3.0 3,141 37.4 4,081 15.2 2,944 48.0
2017年11月期 39,826 △0.7 2,286 △7.2 3,541 27.5 1,989 1.2
(注)包括利益 2018年11月期 2,604百万円 (△28.5%) 2017年11月期 3,642百万円 (126.0%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2018年11月期 108.69 - 12.8 10.1 7.7
2017年11月期 72.51 - 9.8 8.8 5.7
(参考)持分法投資損益 2018年11月期 -百万円 2017年11月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2018年11月期 40,628 24,179 59.5 892.77
2017年11月期 40,438 21,926 54.2 809.61
(参考)自己資本 2018年11月期 24,179百万円 2017年11月期 21,926百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2018年11月期 3,360 △2,142 △1,391 1,259
2017年11月期 5,161 △1,294 △3,397 1,454
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2017年11月期 - 5.00 - 7.00 12.00 327 16.5 1.6
2018年11月期 - 6.00 - 9.00 15.00 406 13.8 1.8
2019年11月期(予想) - 7.50 - 7.50 15.00 14.8
3.2019年11月期の連結業績予想(2018年12月1日~2019年11月30日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 42,000 2.4 3,000 △4.5 3,900 △4.4 2,750 △6.6 101.54
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2018年11月期 29,985,531株 2017年11月期 29,985,531株
② 期末自己株式数 2018年11月期 2,903,014株 2017年11月期 2,902,596株
③ 期中平均株式数 2018年11月期 27,082,598株 2017年11月期 27,434,679株
(参考)個別業績の概要
2018年11月期の個別業績(2017年12月1日~2018年11月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2018年11月期 39,780 2.4 2,919 28.5 3,875 9.2 2,818 4.9
2017年11月期 38,857 △0.8 2,272 15.2 3,549 49.6 2,686 63.9
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2018年11月期 104.06 -
2017年11月期 97.92 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2018年11月期 40,132 23,322 58.1 861.14
2017年11月期 40,121 21,108 52.6 779.39
(参考)自己資本 2018年11月期 23,322百万円 2017年11月期 21,108百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績予想に関しましては現時点で得られた情報に基づいて算定したものであり、実際の
業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる可能性があります。
北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 5
(5)利益配分に関する基本方針および当期・次期の配当 ……………………………………… 5
2.企業集団の状況 ……………………………………………………………………………………… 6
3.経営方針 ……………………………………………………………………………………………… 7
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 10
5.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 11
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 11
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 13
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………… 13
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………… 14
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 15
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 17
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 18
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 18
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 18
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 19
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 19
6.個別財務諸表 ………………………………………………………………………………………… 20
(1)貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 20
(2)損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 22
(3)株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………… 23
7.その他 ………………………………………………………………………………………………… 25
(1)売上高明細表(個別) ………………………………………………………………………… 25
(2)役員の異動 ……………………………………………………………………………………… 26
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に、雇用・所得環境の改善が続
き、個人消費が持ち直すなど、引き続き緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、今後
の景気の先行きについては、米国の保護主義的な通商政策の動向が世界経済に与える影響や、海
外経済の不確実性等により、依然として留意すべき状況も見られます。
国内農業においては、農業生産額の減少、農業従事者の高齢化、耕作放棄地の増加など依然と
して厳しい状況が続いていますが、こうした課題に対して、政府は「農業競争力強化プログラ
ム」に基づき、農業経営に関する各種構造的な問題の解決と農業の成長産業への転換に向けた
様々な施策を進めているところです。
農薬市場について、国内では農薬需要は頭打ちとなっており、近年では、ほぼ横ばいで推移し
ております。海外においても、ここ数年農薬需要は停滞しておりましたが、市場環境の改善から
需要の回復が見られ、また、世界的な人口の増加や新興国経済の成長に伴う食料需要の増大によ
り、中長期的には拡大傾向で推移することが予想されます。
ファインケミカル業界においては、米中貿易摩擦や不安定な中東情勢による原油価格の上昇と
いったマイナス要因はあるものの、世界経済の拡大を背景に、持続的な成長を続けています。と
りわけ医薬、農薬、IT産業など多様な用途の素材に関連する機能性化学品分野では、高度化す
るスマートフォンや発展が著しいAI、IoT、地球環境に配慮したクリーンエネルギー車(E
V、PHV)で求められる電子材料の急速な開発と需要拡大により、好景気が継続しています。
一方、素材開発における技術競争の激化、中国の環境・安全に対する規制強化、これに伴う資
材価格の高騰、資材の調達不安、さらには国内における生産現場での慢性的な人手不足等の問題
も拡大しています。
このような状況のもと、当社グループは、3ヵ年経営計画「HOKKO Growing Plan 2020」の達成
に向けた取組みを着実に進め、新製品の普及や新規受託品の受注活動に注力してきました。
当連結会計年度における当社グループの売上高は、ファインケミカル事業における電子材料お
よび樹脂分野、農薬事業における水稲育苗箱処理剤などの販売が増加したことから、410億1千5
百万円(前連結会計年度比11億8千9百万円の増加、同3.0%増)となりました。
利益面では、売上高の増加に加え、ファインケミカル事業における高利益品目の販売増や製造
原価の低減などから、営業利益は31億4千1百万円(前連結会計年度比8億5千5百万円の増
加、同37.4%増)となりました。経常利益は、受取配当金の減少などはありましたが、40億8千
1百万円(前連結会計年度比5億4千万円の増加、同15.2%増)となりました。親会社株主に帰
属する当期純利益は、前連結会計年度にあった海外子会社における工場設備の減損損失という特
殊要因が剥落したことから、29億4千4百万円(前連結会計年度比9億5千4百万円の増加、同
48.0%増)となりました。
事業別の状況は以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品の売上高は、国内における水稲育苗箱処理剤などの販売が増加したことから、増収と
なりました。この結果、本セグメントの売上高は277億8百万円(前連結会計年度比4億5千9百
万円の増加、同1.7%増)、営業利益は製造コストの上昇などはありましたが、8億5千5百万円
(前連結会計年度比1千6百万円の増加、同1.9%増)となりました。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の売上高は、電子材料および樹脂分野における販売が好調に推移したこ
とから、増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は132億8千3百万円(前連結会計
年度比7億3千2百万円の増加、同5.8%増)、営業利益は高利益品目の販売増や製造原価の低減
などから、22億7千3百万円(前連結会計年度比8億3千6百万円の増加、同58.2%増)となり
ました。
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債および純資産の状況
当連結会計年度末における資産の残高は406億2千8百万円となり、前連結会計年度比1億9千
万円の増加となりました。これは、有形固定資産の増加が主な要因です。
負債の残高は164億4千9百万円となり、前連結会計年度比20億6千2百万円の減少となりまし
た。これは、支払手形及び買掛金並びに長期借入金の減少が主な要因です。
純資産の残高は241億7千9百万円となり、前連結会計年度比22億5千2百万円の増加となりま
した。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(単位:百万円、単位未満四捨五入)
科 目 前連結会計年度 当連結会計年度
現金及び現金同等物の期首残高 961 1,454
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,161 3,360
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,294 △2,142
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,397 △1,391
現金及び現金同等物に係る換算差額 22 △22
現金及び現金同等物の増減額 493 △195
現金及び現金同等物の期末残高 1,454 1,259
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、33億6千万円の収入超過(前連結会
計年度は51億6千1百万円の収入超過)となりました。これは、主に税金等調整前当期純利益の
増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、21億4千2百万円の支出超過(前連
結会計年度は12億9千4百万円の支出超過)となりました。これは、主に有形固定資産の取得に
よるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、13億9千1百万円の支出超過(前連
結会計年度は33億9千7百万円の支出超過)となりました。これは、主に長期借入金の返済によ
るものです。
(現金及び現金同等物の期末残高)
当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は期首残高より1億9千5百万円減少し、12
億5千9百万円となりました。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年11月期 2017年11月期 2018年11月期
自己資本比率(%) 47.2 54.2 59.5
時価ベースの自己資本比率(%) 25.6 48.1 37.2
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 1.6 0.6 0.6
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 33.5 66.4 59.6
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての
負債を対象としています。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(4)今後の見通し
当社グループは、2018年度を初年度とする3ヵ年経営計画「HOKKO Growing Plan 2020」
(2018/11期~2020/11期)において、基本方針とする「既存事業の収益基盤強化」「事業分野・
領域の拡張」「健全な財務体質の維持」の実現に向けて取組みを強化しています。
〔農薬事業〕
国内販売におきましては、国内農薬市場の縮小傾向の継続に伴う販売競争の激化がさらに進ん
でいくものと予想され、依然として厳しい状況が続くものと考えられます。海外販売におきまし
ては、中長期的には拡大傾向で推移することが予想される農薬市場でのシェア拡大を目指しま
す。
〔ファインケミカル事業〕
品質と価格の両面において顧客の要望が高度化する医薬・農薬分野や、急速に成長しているス
マートフォンや電気自動車向けの電子材料においては、生き残りをかけた開発競争や価格競争が
激しさを増しています。また化学品に対する世界的な規制の強化が進められるなどファインケミ
カル事業を取り巻く環境は、大きな変化が予想されます。
以上のとおり、各報告セグメントの事業環境は今後も厳しい状況が見込まれますが、次期の業
績見通しについては、売上高は420億円、営業利益は30億円、経常利益は39億円、親会社株主に帰
属する当期純利益は27億5千万円としています。
(単位:百万円)
親会社株主に
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
次期 42,000 3,000 3,900 2,750
当期 41,015 3,141 4,081 2,944
増減率(%) 2.4 △4.5 △4.4 △6.6
(5)利益配分に関する基本方針および当期・次期の配当
当社は、株主の皆様への安定的な利益配分の継続を基本方針とし、内部留保の蓄積や成長投資
とのバランスを図りつつ、利益の動向に応じた株主還元の実施を目指しています。
上記の方針並びに当期の業績を踏まえ、期末配当金は1株につき9円を予定しています。な
お、年間配当金につきましては、中間期1株につき6円を配当させていただきましたので、合わ
せて年間15円となる予定です。
また、次期の配当金につきましては、中間配当金を1株につき7.5円、期末配当金を1株につ
き7.5円、合わせて年間15円を予定しています。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
2.企業集団の状況
当社グループは、当社、連結子会社4社(北興産業㈱、美瑛白土工業㈱、ホクコーパツクス㈱、張
家港北興化工有限公司)および非連結子会社1社(HOKKO CHEMICAL AMERICA CORPORATION)により構
成されており、農薬並びにファインケミカル製品の製造・販売を主たる事業として行っています。
当社グループの事業における位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。
(1)農薬事業
農薬につきましては、当社が製造していますが、当社で使用する農薬用白土および農薬原料の一部
は、連結子会社美瑛白土工業㈱が製造しています。
製品の販売につきましては、当社が主として行っていますが、一部の農薬は、連結子会社北興産業
㈱が販売しており、連結子会社美瑛白土工業㈱は、銅基剤、白土およびバルーン等を販売していま
す。
非連結子会社 HOKKO CHEMICAL AMERICA CORPORATION(米国ノースカロライナ州)は、北中南米に
おける農薬市場の調査および当社が販売する農薬製品の普及活動を行っています。
(2)ファインケミカル事業
電子材料原料等のファインケミカル製品につきましては、当社が主として製造していますが、製造
の一部は、連結子会社張家港北興化工有限公司(中国江蘇省)が行っています。
製品の販売につきましては、当社が主として行っていますが、連結子会社北興産業㈱が一部を国内
で販売しており、また、連結子会社張家港北興化工有限公司が一部を中国国内に販売しています。
(事業系統図)
以上に述べた事項を系統図によって示すと次のとおりです。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「社会貢献」「環境」「技術」を経営のキーワードとし、全ての人々の幸せ
のため、食糧の安定供給に寄与する安全で安心な農薬製品および産業活動を幅広く支えるファイ
ンケミカル製品を社会に提供していくことを企業理念としています。
この企業理念のもと、立案した事業計画を着実に実行することにより、持続的かつ安定的な成
長を実現し、国内外の産業の発展と豊かな社会づくりに貢献します。また、取締役会を中心とし
た経営の自己規律のもと、中長期的な企業価値の向上を図るとともに、社会に信頼される企業で
あり続けます。
(2)目標とする経営指標
当社グループでは、成長性の基準として「売上高」と「経常利益」、収益性の基準として「売
上高経常利益率」、安全性の基準として「D/Eレシオ」を重要な経営指標と認識し、目標を設定し
ています。また、「自己資本比率」についても安全性を判断するための参考値として管理してい
ます。
(3)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題
世界的な人口増加や新興国の経済発展に伴う食糧需要の増加などを背景に、海外の農薬市場は
長期的には拡大傾向にあります。一方、国内では、農業従事者の高齢化および後継者不足や耕作
放棄地の増加などの影響により、市場縮小の継続が懸念されます。また、工業製品における製品
ニーズの多様化に伴う多品種少量化の進行や求められる技術の高度化への対応など、当社グルー
プを取り巻く環境は一段と厳しさが増していくと予想されます。
このような状況のもと、当社グループは、長期的な成長のイメージとして、近い将来に目指す
企業規模のターゲットを定め、その実現の第一歩となる3ヵ年経営計画(2018/11期~2020/11
期)「HOKKO Growing Plan 2020」を策定し、目標達成に向けた取組みをスタートしています。
■長期成長イメージ・長期経営戦略
①長期成長イメージ
当社グループが近い将来に目指す企業規模のターゲット
売上高 500億円
経常利益 50億円
②長期経営戦略
[グループ共通]
・海外市場への取組み強化
・競争力向上に資する生産体制への整備推進
(製造コスト低減、付加価値拡大、安定供給強化等につながる体制)
[農薬事業]
・農業の環境変化を見据えた製品開発
・世界の食料安定供給を支える新原体の開発
・変化する農業に寄与する製品サービスの提供
[ファインケミカル事業]
・付加価値の高い製品の受託製造拡大
・有機金属化合物群の拡大と独自新製品の開発
・アライアンス等による新規ビジネスの創出
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
■3ヵ年経営計画 「HOKKO Growing Plan 2020」
[Challenge to Change -未来を切り拓くため、あらゆる変化に挑戦する-]
①基本方針
3ヵ年経営計画では、3つの基本方針を定めています。この方針に沿った戦略を遂行す
ることにより、Next Stageに向けてしっかりと成長軌道を描いていきます。
・既存事業の収益基盤強化
海外市場への取り組み強化や業務プロセスの改革・改善等によって、収益性の向上を
追求していきます。利益率向上と原価低減によって、コアビジネスとコア収益をさらに
強化し、利益成長のドライバーとします。
・事業分野、領域の拡張
既存事業の関連分野やシナジー効果が期待できる分野において、アライアンスやM&
A等も活用して新たな業務への進出、展開を目指します。これにより新たな売上や付加
価値を創出し、当社の成長路線を確実なものとしていきます。
・健全な財務体質の維持
製品開発までに長期間を要する当社の事業特性に鑑み、将来のリスク発現に備えた、
成長を支える安定したフレームとしての健全な財務体質を維持することは不可欠です。
成長投資や株主還元とのバランスを確保しながら、引き続き内部留保の拡充に努めま
す。
②目標とする経営指標
次の経営指標を2020年度までに達成すること、または計画期間中維持することを目標と
します。
判断ポイント 基準とする数値・指標 目標値
売上高 45,000百万円
成長性
経常利益 3,500百万円
収益性 売上高経常利益率 7.8%以上
D/Eレシオ 0.4倍以内
安全性
(参考値:自己資本比率) (50%以上)
上記の基本方針並びに数値目標を実現させるための具体的な事業戦略については次のとお
りです。
[農薬事業]
1.農業の環境変化を見据えた製品開発
・生産者の省力ニーズ、進化する栽培技術・農業機械に対応した製剤の開発のため前年
度に引き続き委託試験を実施し、水田での拡散性、長期保存安定性、製造効率を考慮
した処方の最適化に向けた研究を進めます。
・高付加価値農産物の生産指向に対応し、新規園芸剤の国内外メーカーからの導入を推
進します。
2.世界の食糧安定供給を支える新原体の開発
・作物の安定生産に寄与する新規原体開発をスピードアップするため、酵素試験法を用
いたスクリーニングの省力化および外部機関との連携強化により、シード化合物の増
加を目指します。
・熱帯地域に適合する薬剤開発のため、東南アジアに試験場を設置し、イプフェンカル
バゾン剤の効果・薬害試験を開始します。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
3.海外市場への取組み強化
・アジアの主要水稲栽培国でのイプフェンカルバゾン剤の登録取得推進に向けて、現地
試験等の対応を継続します。また、主要国以外での適用検討を開始します。
・東南アジア地域での主要水稲栽培国での自社開発製品の農薬登録取得促進および販売
体制やマーケティング機能強化を目的とした開発・普及拠点の設置を推進します。
4.変化する農業に寄与する製品・サービスの提供
・農家経営や栽培技術等を総合的に判断し、最適な防除体系を構築していきます。その
一環として、2018年度に営業担当者はGAP指導員の資格を習得しました。
・新しい栽培・防除技術に対応した農薬の施用方法・散布技術を提供するため、将来の
ドローンによる防除を見込んだ現地散布試験の実施を検討します。
5.競争力向上に資する生産体制への整備推進
製造コスト削減のため、設備の自動化・省力化・省人化の見直しを継続検討し、市場
規模の変化に合わせた生産体制を整備します。
[ファインケミカル事業]
1.付加価値の高い製品の受託製造の拡大
・増販する電子材料製品に合わせた設備増強を計画的に実施します。
・顧客が求める高品質な製品の実現に向けて分析機器を拡充し、製造および検査の両面
で高い品質の維持に努めます。
・将来の収益拡大のため受託製造を主とする新工場(合成第9工場)の建設を決定しまし
た。2019年12月完工とその後の安定的な立ち上げのため厳密な進捗管理を行います。
・川下に近い医薬中間体の受託のため、専門チームを組織し、GMP管理の知識の習得と情
報の蓄積を継続し、新規受託案件の獲得に積極的に取り組みます。また、GMPプラント
の構築(自社建設・他社プラントの活用)を継続的に検討します。
2.有機金属化合物群の拡大と独自製品の開発
・自社ノウハウを活用し顧客ニーズに合わせた製品の開発・販売に注力します。
3.海外市場の取組み強化
・海外営業拠点の充実のため、ミュンヘン事務所の増員や新たな事務所の設置を目指
し、語学研修の充実や海外での展示会・学会への積極的な参加など、海外で活躍でき
る人材の育成に注力します。
・積極的に国内外でPR活動を行い、欧米市場でのホスフィンリガンドの需要発掘や製造
受託の獲得を目指します。
4.アライアンス等による新規ビジネスの創出
医薬分野でのビジネス拡大を一つのテーマとして検討は進めていますが、具体的な成
果には至っていません。引き続き、重要なテーマとして取り組みます。
5.競争力向上に資する生産体制への整備推進
製造委託先との連携を密にするとともに、新工場(合成第9工場)稼働に向けた岡山工
場全体の組織再編を行い、安定供給体制を強化します。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
[研究開発]
開発研究所・化成品研究所では、『新技術を開発し続ける~Challenge to Innovation』
をスローガンとし、人材育成、新設備の導入による「研究・開発能力の向上」、工場・関
係部門との連携強化による「研究開発の促進」に取り組みます。
農薬事業については、世界の安定供給を支える「新規農薬原体創製」、「自社原体製
造」、農業の環境変化を見据えた「新製品開発」を推進します。
ファインケミカル事業については、「高付加価値受託製品の開発」、「先端リガンドの
開発」、「微量元素の対応」といった課題に対応するため、これまでの研究開発から創出
した独自の合成技術を生かし、多様化する顧客のニーズに応えます。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性および企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日
本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であ
ります。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
5.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2017年11月30日) (2018年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,454 1,259
受取手形及び売掛金 9,949 10,529
商品及び製品 10,486 9,908
仕掛品 344 354
原材料及び貯蔵品 4,690 4,574
繰延税金資産 250 210
その他 308 336
流動資産合計 27,480 27,170
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,815 3,908
機械装置及び運搬具(純額) 2,071 2,065
土地 985 976
建設仮勘定 28 716
その他(純額) 404 563
有形固定資産合計 7,303 8,228
無形固定資産 471 300
投資その他の資産
投資有価証券 4,948 4,702
長期貸付金 12 11
繰延税金資産 7 6
その他 229 223
貸倒引当金 △12 △12
投資その他の資産合計 5,183 4,930
固定資産合計 12,958 13,457
資産合計 40,438 40,628
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2017年11月30日) (2018年11月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,104 4,920
短期借入金 134 136
1年内返済予定の長期借入金 1,040 984
未払法人税等 468 690
未払消費税等 113 247
未払費用 3,328 3,176
返品調整引当金 44 35
その他 2,015 1,988
流動負債合計 13,247 12,175
固定負債
長期借入金 1,940 950
退職給付に係る負債 2,700 2,869
繰延税金負債 407 251
資産除去債務 3 -
その他 214 205
固定負債合計 5,264 4,274
負債合計 18,511 16,449
純資産の部
株主資本
資本金 3,214 3,214
資本剰余金 2,608 2,608
利益剰余金 14,007 16,598
自己株式 △1,310 △1,310
株主資本合計 18,520 21,111
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,792 2,540
為替換算調整勘定 148 102
退職給付に係る調整累計額 466 426
その他の包括利益累計額合計 3,407 3,068
純資産合計 21,926 24,179
負債純資産合計 40,438 40,628
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
売上高 39,826 41,015
売上原価 29,793 30,111
売上総利益 10,032 10,904
販売費及び一般管理費 7,746 7,763
営業利益 2,286 3,141
営業外収益
受取利息及び配当金 877 528
その他 509 547
営業外収益合計 1,386 1,075
営業外費用
支払利息 70 55
その他 60 79
営業外費用合計 130 134
経常利益 3,541 4,081
特別利益
固定資産処分益 18 12
受取保険金 69 -
特別利益合計 87 12
特別損失
固定資産処分損 90 123
減損損失 649 24
災害による損失 38 24
特別損失合計 778 171
税金等調整前当期純利益 2,851 3,922
法人税、住民税及び事業税 670 964
法人税等調整額 191 14
法人税等合計 861 978
当期純利益 1,989 2,944
親会社株主に帰属する当期純利益 1,989 2,944
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
当期純利益 1,989 2,944
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,058 △252
為替換算調整勘定 60 △46
退職給付に係る調整額 535 △40
その他の包括利益合計 1,653 △339
包括利益 3,642 2,604
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,642 2,604
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2016年12月1日 至 2017年11月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,214 2,608 12,307 △1,006 17,123
当期変動額
剰余金の配当 △289 △289
親会社株主に帰属する当期純利
益
1,989 1,989
自己株式の取得 △303 △303
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
-
当期変動額合計 - - 1,700 △303 1,397
当期末残高 3,214 2,608 14,007 △1,310 18,520
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 1,734 89 △69 1,754 18,877
当期変動額
剰余金の配当 - △289
親会社株主に帰属する当期純利
益
- 1,989
自己株式の取得 - △303
株主資本以外の項目の当期変動
1,058 60 535 1,653 1,653
額(純額)
当期変動額合計 1,058 60 535 1,653 3,050
当期末残高 2,792 148 466 3,407 21,926
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
当連結会計年度(自 2017年12月1日 至 2018年11月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,214 2,608 14,007 △1,310 18,520
当期変動額
剰余金の配当 △352 △352
親会社株主に帰属する当期純利
益
2,944 2,944
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
-
当期変動額合計 - - 2,591 △0 2,591
当期末残高 3,214 2,608 16,598 △1,310 21,111
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 2,792 148 466 3,407 21,926
当期変動額
剰余金の配当 - △352
親会社株主に帰属する当期純利
益
- 2,944
自己株式の取得 - △0
株主資本以外の項目の当期変動
△252 △46 △40 △339 △339
額(純額)
当期変動額合計 △252 △46 △40 △339 2,252
当期末残高 2,540 102 426 3,068 24,179
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,851 3,922
減価償却費 1,505 1,349
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △66 110
返品調整引当金の増減額(△は減少) △35 △27
受取利息及び受取配当金 △877 △528
支払利息 70 55
固定資産処分損益(△は益) 73 111
減損損失 649 24
受取保険金 △69 -
災害損失 38 24
売上債権の増減額(△は増加) 858 △591
たな卸資産の増減額(△は増加) △641 672
仕入債務の増減額(△は減少) 1,053 △1,183
未払消費税等の増減額(△は減少) △320 134
その他 △250 △513
小計 4,839 3,560
利息及び配当金の受取額 877 528
利息の支払額 △78 △56
保険金の受取額 69 -
法人税等の支払額 △547 △694
法人税等の還付額 0 23
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,161 3,360
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 - △117
有形固定資産の取得による支出 △1,160 △1,955
有形固定資産の売却による収入 37 21
無形固定資産の取得による支出 △84 △33
その他 △87 △58
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,294 △2,142
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1,463 -
長期借入金の返済による支出 △1,341 △1,040
自己株式の取得による支出 △303 △0
配当金の支払額 △289 △351
財務活動によるキャッシュ・フロー △3,397 △1,391
現金及び現金同等物に係る換算差額 22 △22
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 493 △195
現金及び現金同等物の期首残高 961 1,454
現金及び現金同等物の期末残高 1,454 1,259
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
a.セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、当社の取締役会が、経営資
源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品別に区分した「農薬事業」「ファインケミカル事業」ごとに国内および海外の包
括的な戦略を考案し、事業活動を展開しております。
したがって当社グループでは、「農薬事業」「ファインケミカル事業」の2つを報告セグメントとして
おります。
「農薬事業」は、農薬製品、農薬原体等を製造・販売しております。「ファインケミカル事業」は、樹
脂添加剤、医農薬中間体、電子材料原料等を製造・販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価格に基づいています。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2016年12月1日 至 2017年11月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結
その他 調整額 財務諸表
ファイン 合計
(注1) (注2) 計上額
農薬事業 ケミカル 計
(注3)
事業
売上高
外部顧客への売上高 27,249 12,551 39,801 25 39,826 - 39,826
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - - 289 289 △289 -
計 27,249 12,551 39,801 314 40,115 △289 39,826
セグメント利益 840 1,437 2,277 10 2,286 - 2,286
セグメント資産 21,643 11,768 33,411 338 33,750 6,688 40,438
その他の項目
減価償却費 688 808 1,496 9 1,505 - 1,505
有形固定資産及び無形固定資産の増加
453 688 1,141 94 1,235 1 1,236
額
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油製品の販売等を含んでおりま
す。
2.セグメント資産の調整額6,688百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産9,353百万円および
セグメント間の債権債務の相殺消去等△2,664百万円が含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
当連結会計年度(自 2017年12月1日 至 2018年11月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結
その他 調整額 財務諸表
ファイン 合計
(注1) (注2) 計上額
農薬事業 ケミカル 計
(注3)
事業
売上高
外部顧客への売上高 27,708 13,283 40,991 24 41,015 - 41,015
セグメント間の内部売上高又は振替高 - - - 370 370 △370 -
計 27,708 13,283 40,991 393 41,384 △370 41,015
セグメント利益 855 2,273 3,129 12 3,141 - 3,141
セグメント資産 21,223 12,812 34,035 439 34,474 6,154 40,628
その他の項目
減価償却費 692 647 1,339 10 1,349 - 1,349
有形固定資産及び無形固定資産の増加
928 1,181 2,109 134 2,243 14 2,257
額
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油製品の販売等を含んでおりま
す。
2.セグメント資産の調整額6,154百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産8,520百万円および
セグメント間の債権債務の相殺消去等△2,367百万円が含まれております。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
1株当たり純資産額 809円61銭 892円77銭
1株当たり当期純利益金額 72円51銭 108円69銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,989 2,944
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
1,989 2,944
(百万円)
期中平均株式数(株) 27,434,679 27,082,598
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
6.個別財務諸表
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2017年11月30日) (2018年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 890 768
受取手形 3,791 3,682
売掛金 6,078 6,516
商品及び製品 10,371 9,754
仕掛品 337 328
原材料及び貯蔵品 4,509 4,397
前払費用 11 19
未収入金 236 257
繰延税金資産 244 204
その他 34 125
流動資産合計 26,502 26,049
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 2,402 2,573
構築物(純額) 789 755
機械及び装置(純額) 1,662 1,688
車両運搬具(純額) 23 26
工具、器具及び備品(純額) 346 481
土地 980 970
建設仮勘定 6 533
有形固定資産合計 6,207 7,027
無形固定資産
ソフトウエア 161 88
ソフトウエア仮勘定 46 5
その他 84 44
無形固定資産合計 291 137
投資その他の資産
投資有価証券 4,938 4,691
関係会社株式 56 56
関係会社出資金 1,800 1,800
長期貸付金 111 161
その他 228 222
貸倒引当金 △12 △12
投資その他の資産合計 7,121 6,919
固定資産合計 13,619 14,083
資産合計 40,121 40,132
- 20 -
北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2017年11月30日) (2018年11月30日)
負債の部
流動負債
支払手形 165 -
買掛金 5,949 4,839
1年内返済予定の長期借入金 1,040 820
未払金 1,789 1,839
未払法人税等 462 681
未払消費税等 108 240
未払費用 3,298 3,145
預り金 725 667
返品調整引当金 44 35
その他 14 11
流動負債合計 13,594 12,277
固定負債
長期借入金 1,770 950
退職給付引当金 3,327 3,434
繰延税金負債 201 63
資産除去債務 3 -
その他 118 87
固定負債合計 5,419 4,533
負債合計 19,012 16,810
純資産の部
株主資本
資本金 3,214 3,214
資本剰余金
資本準備金 2,608 2,608
資本剰余金合計 2,608 2,608
利益剰余金
利益準備金 803 803
その他利益剰余金
固定資産圧縮積立金 140 133
別途積立金 5,680 5,680
繰越利益剰余金 7,180 9,653
利益剰余金合計 13,804 16,270
自己株式 △1,310 △1,310
株主資本合計 18,316 20,782
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 2,792 2,540
評価・換算差額等合計 2,792 2,540
純資産合計 21,108 23,322
負債純資産合計 40,121 40,132
- 21 -
北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2016年12月1日 (自 2017年12月1日
至 2017年11月30日) 至 2018年11月30日)
売上高 38,857 39,780
売上原価 29,247 29,506
売上総利益 9,610 10,274
販売費及び一般管理費 7,338 7,355
営業利益 2,272 2,919
営業外収益
受取利息及び配当金 872 528
その他 517 550
営業外収益合計 1,389 1,078
営業外費用
支払利息 61 44
その他 51 79
営業外費用合計 112 123
経常利益 3,549 3,875
特別利益
固定資産処分益 18 12
受取保険金 69 -
特別利益合計 87 12
特別損失
固定資産処分損 87 85
減損損失 0 1
災害による損失 38 21
特別損失合計 126 107
税引前当期純利益 3,510 3,780
法人税、住民税及び事業税 661 949
法人税等調整額 162 13
法人税等合計 824 962
当期純利益 2,686 2,818
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北興化学工業㈱(4992)2018年11月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2016年12月1日 至 2017年11月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
合計 固定資産圧 繰越利益剰 合計
縮積立金
別途積立金
余金
当期首残高 3,214 2,608 2,608 803 147 5,680 4,776 11,407
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩 - △7 7 -
剰余金の配当 - △289 △289
当期純利益 - 2,686 2,686
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
- -
当期変動額合計 - - - - △7 - 2,404 2,397
当期末残高 3,214 2,608 2,608 803 140 5,680 7,180 13,804
株主資本 評価・換算差額等
その他有価 純資産合計
株主資本合 評価・換算
自己株式
計
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高 △1,006 16,222 1,734 1,734 17,956
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩 - - -
剰余金の配当 △289 - △289
当期純利益 2,686 - 2,686
自己株式の取得 △303 △303 - △303
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
- 1,058 1,058 1,058
当期変動額合計 △303 2,094 1,058 1,058 3,152
当期末残高 △1,310 18,316 2,792 2,792 21,108
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当事業年度(自 2017年12月1日 至 2018年11月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本剰余金 利益剰余金
資本準備金 利益準備金
合計 固定資産圧 繰越利益剰 合計
縮積立金
別途積立金
余金
当期首残高 3,214 2,608 2,608 803 140 5,680 7,180 13,804
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩 - △7 7 -
剰余金の配当 - △352 △352
当期純利益 - 2,818 2,818
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
- -
当期変動額合計 - - - - △7 - 2,473 2,466
当期末残高 3,214 2,608 2,608 803 133 5,680 9,653 16,270
株主資本 評価・換算差額等
その他有価 純資産合計
株主資本合 評価・換算
自己株式
計
証券評価差
差額等合計
額金
当期首残高 △1,310 18,316 2,792 2,792 21,108
当期変動額
固定資産圧縮積立金の取崩 - - -
剰余金の配当 △352 - △352
当期純利益 2,818 - 2,818
自己株式の取得 △0 △0 - △0
株主資本以外の項目の当期変動
額(純額)
- △252 △252 △252
当期変動額合計 △0 2,466 △252 △252 2,214
当期末残高 △1,310 20,782 2,540 2,540 23,322
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7.その他
(1)売上高明細表(個別) (単位:百万円未満四捨五入)
前 期 当 期
期 別 自 2016年12月 1日 自 2017年12月 1日 増 減(△は減)
至 2017年11月30日 至 2018年11月30日
事 業 別
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 増減率
% % %
農 殺 虫 剤 5,329 13.7 5,656 14.2 326 6.1
薬 殺 菌 剤 7,715 19.9 7,364 18.5 △351 △4.5
事 殺虫殺菌剤 5,973 15.4 6,587 16.6 614 10.3
業 除 草 剤 7,718 19.9 7,581 19.1 △137 △1.8
そ の 他 426 1.1 442 1.1 16 3.8
計 27,162 69.9 27,631 69.5 469 1.7
ファインケミカル事業 11,695 30.1 12,149 30.5 454 3.9
合 計 38,857 100.0 39,780 100.0 923 2.4
うち輸出
農 薬 事 業 2,738 7.0 2,706 6.8 △32 △1.2
ファインケミカル事業 2,694 6.9 2,496 6.3 △198 △7.3
計 5,432 14.0 5,203 13.1 △230 △4.2
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(2)役員の異動について (2019年2月26日付予定)
取締役
新任取締役候補
たるみ ひろゆき
取締役(社外取締役) 垂水 裕之 (元 三菱マテリアル株式会社 顧問)
以 上
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