4978 J-リプロセル 2019-05-09 15:00:00
営業外費用(持分法による投資利益の減少)の計上及び2019年3月期通期個別業績予想と前期実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                         2019 年5月9日
 各    位
                                          会 社 名 株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
                                          代表者名 代 表 取 締 役 社 長              横山    周史
                                                                 (コード番号:4978)
                                                  経     営   管    理   部
                                          問合せ先                            吉村 美旋律
                                                  シニアマネージャー
                                                                 (TEL.045-475-3887)

                営業外費用(持分法による投資利益の減少)の計上及び
          2019 年3月期通期個別業績予想と前期実績との差異に関するお知らせ


 当社は、2019 年3月期(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)において、下記の通り営業外費用(持分法に
よる投資利益の減少)を計上する見通しとなりましたので、お知らせいたします。
 また、2019 年3月期個別業績予想を新たに算出いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                                記


1.営業外費用(持分法による投資利益の減少)の計上
  当社の関係会社である株式会社リプロキレートの財政状態及び経営成績を勘案した結果、当社が保有する株
 式会社リプロキレートの株式について、連結決算において、持分法による投資損失 12 百万円を計上すること
 になりました。一方、当社の持分法適用会社である Cell Innovation Partners, L.P.が保有する投資有価証券
 の一部の売却等による持分法による投資利益があり、その結果、2019 年度 3 月期における持分法による投資
 利益は、合計で 80 百万円となりました。



2.通期個別業績の予想について(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
                                                                         (単位:百万円)
                                                                          1 株当たり
                  売上高         営業利益          経常利益            当期純利益         当期純利益
                                                                           (円)
前期(2018 年 3 月期)
                        405     △421           △291             △3,603         △56.87
実績(A)
当期(2019 年 3 月期)
                        491     △343             △191            △213           △3.12
予想(B)
増減額 (B)-(A)             86           78           100            3,390             -
増 減 率(%)              21.4           -             -                 -             -


(1)予想数字の算出理由
  当社グループでは、iPS細胞を事業の中核に据え、事業領域を「研究支援事業」と「メディカル事業」の
 2つに分けて事業を推進しています。「研究支援事業」における売上はiPS細胞受託ビジネスを中心に堅調
 に推移しておりますが、「メディカル事業」においては臨床検査受託サービスによる売上が大幅に増加する
 見込みです。これは、2018年4月1日より当社の臨床検査受託サービスの主力項目である抗HLA抗体の検査
 が全ての臓器移植後において保険収載されたこと等によります。以上により、売上高が前期と比べ大幅に増
 加する見込みです。


  当期純利益が前期と比べて大幅改善した理由につきましては、以下の通り関係会社株式評価損計上額の差
 額によるものです。
  2019年3月期において、上記1.の通り当社の関係会社である株式会社リプロキレートの財政状態及び経営
 成績を勘案した結果「金融商品に関する会計基準」に基づき、当社が保有する株式会社リプロキレートの株
 式について関係会社株式評価損20百万円を計上することとなりました。
  一方で前期においては、当社の連結子会社であるREPROCELL USA Inc.(米国)及びREPROCELL
 Europe Ltd.(英国)の財政状態及び経営成績を勘案した結果「金融商品に関する会計基準」に基づき、当社
 が保有するREPROCELL USA Inc.およびREPROCELL Europe Ltd.の株式について関係会社株式評価損
 3,301百万円を計上いたしました。


  以上により、通期個別業績予想数字を新たに算出いたしました。


※本業績予想につきましては、当社が現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の
様々な要因により予想値と異なる可能性があります。


                                                             以     上